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2018.04.25
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日は雨のためウォーキングは中止した。

***

日経のやさしい経済学のミニ講義だ。読んでみたが、なかなか理解するのは難しい。
敢えて中身を抽出して、書いてみるが、整理しきれるかどうかは分からない。難しいところは飛ばしていくわけだ。

安全保障とゲーム理論とは全く無関係のように思うのだがと、読み始めると、先ずゲーム理論とは何かにぶつかる。之をまともに追求していくと、全く闇の中に入っていくので、端折って考えることにする。こういう読み方をするので、本質が分からないのかも知れないが、仕方が無い。

単純に、ゲーム理論とは、「ゲームを行う場合、相手の手の打ち方を読んで、できるだけ自分の得点を高くし、失点を少なくするにはどうするか、という方策を求める数学理論」ということで理解し、前に進む。戦争をゲームに置き換えるのは不謹慎と云う事になるが、理論的には、同様の考えが成り立つというものらしい。

戦争にはコストがかかり、そのコストを如何に軽減するかという考えが、ゲーム理論を適用させることになるようだ。核の抑止力についてもこう言った理論で説明が付くようだ。

先ず戦争は何故起きるかだ。極めて常識的に考えれば、戦争を望む者は居ないと考えられるのだが、国際紛争の発展したものが戦争だと考えるなら、日本が現在抱える領土問題なども戦争の種として考えられる。「戦争論」を著したクラウゼヴィッツが云うには「戦争は他の手段による政治の延長」だとしている。

国際紛争は、外交交渉(政治)で解決すべき所だが、出来ない場合は戦争で解決するという選択肢もある。この両者は共にコストが掛かるが、戦争となるとその比は遙かに大きく、通常なら誰も戦争を選ぶことは無い。



ここで、「パレート最適」という言葉が出てくる。様々に解説されているが、次の説明が良く腑に落ちる。

「ある状態からだれかの便益を増やそうとすると他のだれかの便益が犠牲になるようなとき(つまり最大限の便益が達成されているとき)、この状態をパレート最適という」だ。

通常は資源配分の効率性を表す時に使われるようで、言葉を換えれば、「資源配分において、いずれの効用も下げずにいずれかの効用を高めることは出来ない状態であり、効用の最大化が図れている状態である」といえる。

この意味では、現状より更にコストが掛かる戦争はパレート非最適だと言える。

では何故過去に戦争が繰り返し起こったのか。それは、政治指導者が何らかの理由で、パレート最適な平和を選び損ねたからだと云う事だ。なんだか抽象的でよく分からない。

常に平和であるという事(平和解)は理論上ありうるのだが、それが実行可能かどうかは別問題だというのだ。その原因の1つが情報の問題だという。情報不足である時、要するに戦争に掛かるコストを先見できない時に実現が危ぶまれるというのだ。

言葉を換えれば、相手の軍事力を知らなければ(情報不備)、戦争による利得が、掛けたコストよりも大きいことを理解出来ないという場合が起こりうるというのだ。実際にそのようなことはあるのだろうか。実際には、軍事力も戦争のコストも機密情報なので、確実にどれ程になるかとは言えず、掛けたリスクがより大きなリターンになって返ってくるかどうかは分からないと言うことだ。(リスクとリターンのトレードオフの関係)

トレードオフが伴う国際紛争は、戦争が起こる確率が常に正であることから、平和解があるにもかかわらず、実現できない要因だと云う事で、これは情報の失敗と言えるのだ。(一寸難解だ)

こう言った情報不足を克服しようとする動きが、軍事力や政治意思を相手国に伝える試みとなって出てくるのだ。北朝鮮の核・ミサイルの開発や、中国が台湾にミサイルを発射した台湾海峡危機等がその例だ。正確な情報は見えない(見せない)もののやる気はあるぞと言う意思表示だ。(即ち抑止力を顕在化させることだ)

コミットメント理論というのがあるようで、合意可能な平和解を達成するためには、その平和解が将来に亘って履行し続けられるコミットメントが無ければ、外交交渉による解決は困難となり、強制力の無い安全保障の問題では履行は難しいとされる。

先制攻撃については略す。



アメリカの保護主義と、中国の覇権主義が交錯するポイントだ。そのような事態になった時、中国がアメリカをそれ以上脅かさないといった保証は得られないのだ。

日米は同盟を結んでいるが、同盟関係を維持するには大きなコストが掛かっている。にもかかわらず、同盟が無い場合よりもある場合の方が、武力攻撃を受ける可能性が大だとの多くの研究結果があるという。これまでも、同盟はコストに見合う効果が見当たらないにもかかわらず、最も安易な安全保障政策と考えられているというのだ。(同盟の謎)これは一寸注目すべきポイントだと思った。

一般には、同盟は危機発生に対する一般的な抑止効果があるものの、そういったことをも厭わない相当の覚悟を持った挑戦国はこの抑止を突き破って武力衝突の危機を招くというのだ。何やら当たり前のことのようだが、要は、同盟には生半可なものは返って効果が無く、相当なコストが掛かることを認識しなければならないと云う事だ。

その他にも様々な事例を引用して説明が加えられているが、米軍の駐留という日本が払うコストが大きい故に之まで安全が保障されてきたのだと結論づけているようだが、何やら腑に落ちない感じもした。

とにかく難解な講義であることは間違い無い。



418.かりくらし 織女(たなばたつめ)にやどからん あまのかはらに我はきにけり
(在原なりひらの朝臣)

一日中狩をして、今夜は織女星のところに泊まろう。せっかく天の川に私は来たのだから





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Last updated  2018.04.26 16:50:28
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