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2018.08.28
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のウォーキングは高浜堤から上牧堤を超え、久しぶりに鵜殿まで行き、鵜殿で折りかえした。帰りはシャルマンを通ったが、1万歩を超えていた。

***

世界のLNGの需要が急増している。なかでも中国の輸入量が急増している。2025年には日本を抜いて世界1となりそうな勢いだ。中国は環境対策で、石炭・重油をLNGへの転換を進めているためだ。何しろ、方針が決まったら、遮二無二突き進む国だけに、世界の需要が、供給量を上回る事態になることも懸念されている。

之を踏まえて、日本は今後どのように立ち向かっていくべきかが問われている。
オーストラリアの北部ダーウィンに国際石油開発帝石が主導し、フランスのトタルも参画するする「イクシス」プラントがあり、建設が急ピッチに進められている。4兆円を掛けた一大プロジェクトで、プラントの敷地面積は東京ディズニーランドの7個分に相当する。

年産890万トン(以前は840万トンと云われていたが)で、その7割が日本に向けて出荷される。日本が主導するLNGプロジェクトは世界に多くあるが、日本に於けるLNGの需要は頭打ちになってきている。人口減少と、省エネが進んだことによる。

それとは対照的に、中国のLNG消費は急増しており、輸入量もこの所うなぎ登りになっている。之までは、計画的に消費国との契約で生産されていたLNGだが、中国がスポットとして市場に出回っているLNGを買いあさり(爆買い)、市場は混乱を来すと共に、2022年には、世界の需要量が、供給量を上回る可能性が高まっているとのことだ。世界的趨勢としては、温暖化ガスの排出が少ないLNGがエネルギーの主役になるとのことが予測されている。

1年前前では、需給が逆転するのは2023年とみられていたが、1年早まったようだ。このようにLNGが逼迫してくると、長期契約の価格にも影響を及ぼしてくる。日本のガス・電力会社が資源国との長期契約も2019年から2024年にかけて暫時契約期限が終了する。その量は約3000万トンと日本の年間輸入量の約4割にもなる。

カタールからの輸入量は総量600万トンで、その契約も2021年には期限を迎える。カタールにしろオーストラリアやインドネシアなどにしろ、日本の需要に支えられて、開発した経緯もあり、日本が最大の顧客になってはいるが、今後中国の需要量が増大すれば、日本を今まで通り丁重に扱ってくれる保証はない。


原発をエネルギー基本計画通り再稼働するなら、不要(浮いてくる)LNG量は年3500万トンにもなる。
今後は、LNGを再販売することも考えられているようだ。今までは、中東産のLNGで、再販が禁止されているものが主だったが、今後は、そういった規制の掛からないLNGを手がけ、再販にも取り組もうとの方向になっている。

アメリカにシェールガスが出て。最近アメリカからの輸入も始まった。今後20年間に亘って、シェールガスを年間最大140万トン購入する契約も結ばれた。加えて、メキシコからの購入も始まる見通しだ。ガスの転売先は、ヨーロッパや、中国、韓国になるだろう。

アメリカからのシェールガス購入は、一石四鳥にもなる。調達の多様化が1つであり、原油価格の動静に引きずられない契約となること、更に、規制のない、転売可能なガスであること、そして、トランプが、問題視している7兆円に及ぶ対日赤字を削減できるとトランプにアピールできることの4つである。

日本は又、之まで培ってきた、LNGの規制と、政策のノウハウを教える教育を対アジア9カ国を対象に行うことも考えている。
又、海外にLNG基地を受け入れる基地を設けるインフラの輸出をも目論んでいる。対象国としては、フィリピンやベトナム、インドネシアさらにはオーストラリアなどが挙げられている。

丁度1年前の記事に次のような内容があった。アジアの新興国による液化天然ガス(LNG)の購入が拡大し、2030年の世界需要は4億7900万トンと、2016年より約9割増える見通しだ。日本や韓国に加え、経済成長が続く中国やインド、東南アジア諸国が新たに買い手として台頭するためだ。LNGの受け入れ基地の建設計画が相次ぎ、日本のプラントメーカーなどには商機が広がる。

日本の需要減衰に反比例するかのごとく、中国やインドでの需要が増し、2030年には世界全体の24%を占めるというし、東南アジアでも経済成長でガスの輸入を増やす国が増えるという見通しだ。。

個々に見ていくと、バングラデシュ国営のペトロバングラは2018年から15年間にわたり、カタールから年250万トンのLNGを購入する見込みだが、同国には陸上のLNG受け入れ基地がない。ここに、船にタンクや気化設備を搭載した「FSRU」(浮体式LNG貯蔵再ガス化設備)を利用する計画がある。東京ガスが、ペトロバングラからこのLNG受け入れ基地の調査事業を受注している。

フィリピンではガス火力発電所とLNG受け入れ基地をセットで建設する構想があり、ここにも東京ガスは参入をうかがっている。

プラント大手の日揮は、インドネシアのボジョネガラで受け入れ基地の設計や建設工事の受注に向けて商談中だ。タンクを手がけるIHIも東南アジアを中心に受注活動を展開している。



イタリア炭化水素公社(ENI)などがモザンビークの洋上LNGプラントの投資を決定し、英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルが主導するカナダ西部のLNG事業も2018年にも投資が決まるとの予測もある。

アジアを中心に需要が伸び続けるため、2025年からは供給能力が不足するとの見方もあるが、需給バランスが改善しなければLNG販売が低迷する可能性もある。

思い起こせば、2013年にアルジェリアで人質事件が起こり、南東部のイナメナスで天然ガス関連施設が襲撃された。日本人10人を含む40人以上の人質が死亡した事件だが、そんなアルジェリアで、日揮がガス生産設備を1200億円で受注している。

世界は、LNGの生産に向けて、大車輪の動きをしている。日本も、今後LNGに対して、自国のエネルギー政策をはっきりさせると共に、対外的な動きに対しても十分に目配りをしなければならないことになる。

【古今和歌集】



かがり火の水に映る影のようになったこの身はわびしく、その火が流れに映って燃えるように、泣きながらも心の中で思いが燃えています

(かがり火 ・・・ 夜の警備や魚を採る時のために焚く火 )





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Last updated  2018.08.30 12:34:36
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