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2019.01.15
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点迄の往復だ。早い時間から歩き始めるのだが、堤で出会う人はほぼ毎日10人は下らない。

連れ合いは、胃腸の検診で高槻のすぎ内科に出掛けた。待ち時間が長く、2時間近く掛かったろうか、問題は無いとのことで安心した。

***

今年を以て平成は終わる。そんな節目の年なので、様々な特集が組まれている。日経では平成の終わりにと銘打った特集が6人によって語られていた。

気にとまったことを羅列しておく。2002年~2017年の間のサンプリングで見ると、人口は減少し続けた。世界で人口が減少したのは、日本の外、ギリシャとロシアぐらいのものだ。2002年から既に人口減少に対して声高に言及していて、なお結果が出せないのだ。少子化対策大臣など作っても何の意味も無かったわけだ。本気度はあるのか。

GDPの成長率も15%と低く、日本より低い国はイタリアとギリシャくらいのものだ。国際社会の中でこれらの国の成長率は際だって低いのだ。

消費者物価についても同様で、僅か3%の上昇でしかない。これは桁違いに低い数字だ。逆にインフレ圧力が強かったのはロシア、ベトナム、インドとインドネシアだ。
現在は物価上昇率を3%目標に呻吟しているわけで、物価は上がらないものという気持ちが定着してしまっている。給料が上がらねば手も足も出ない。

デモクラシーの浸透と技術革新という視点では、デモクラシーは「自由と平等」を唱っているものの、現実には「専制と不平等」を生み出す危険があるという。現在社会は正にその危険の真っ只中だ。多数の支配に名を借りて、ポピュリズムが正当化され、蔓延して、それが利己的な行動になっている。



人口減少に伴い、市場縮小、海外展開が必然になった。エレクトロニクスが発展し、ITが世の中を席巻して、GAFAと言われるプラットフォーマーが世界を席巻するまでになった。そこで有効なのはビッグデータだ。この点では日本が劣ると云う事にはならない。
平成の間には、給与は殆ど増加していない。消費に金が回らない構造だ。然し後半になって、物価はやや上昇基調になってきたかに見える。

人手不足による安易な外国人労働者への依存が見られる。この機に入管法を拙速に改定して、場当たり的に対処しようとしているが、難民問題やEUにおける移民問題など精緻な問題分析無しに闇雲に開放することは将来に禍根を残すことになる気がする。

中国の台頭が著しい。購買力平価では既にGDPは世界1になっている。中国が最大の貿易国相手とする国は53か国に及ぶが、アメリカが最大の相手国とするのは37カ国しかない。僅かに軍事費は、まだアメリカの方が勝っている。然しアメリカが自国主義に縮小すれば、たちまち世界は中国のものになりかねない。

中国はこれからも、世界の顰蹙をも恐れず独自路線を突っ走るだろう。米中の貿易戦争がどう転ぶかによってはうかうかとしていられないかも知れない。世界の常識であった、経済の進展は必ず民主化に向かうとの認識は、中国ではものの見事に外れ、強権、専制下であっても経済的に(格差や搾取は度外視して)発展することを証明してしまったのだ。

アメリカにとっての相手は中国であり、日本は如何様になっても追従するだろうと高をくくっている。むやみにへつらうばかりではなく、毅然として独自の意見を述べることが出来るようにならなければ、日本は置いてきぼりになるだろう。

製造業についてみれば、中国の発展の礎は労働コストの異常な低さであった。中国に生産拠点をシフトし、そこで技術的なノウハウをぶちまけ、あるいは盗まれ、今や抜き差しならぬ状態にまで組み込まれてしまった。

デジタル化が到来して、産業構造は変化し、ベースとなる価値基準も変わる中、日本とドイツは、製造業の存在感はなお大きなものがある。然し、中国も労働力無制限供給が限界に達し「ルイスの転換点」となった今、製造業の拠点は、ベトナムやタイに向かい始めている。

願わくは、少子化労働力不足を製造拠点の里帰り的な施策で復活できないものだろうかと思う。そのためには、卓抜した技術の優位性とか品質の揺るぎなき信頼性を回復しなければならない。
平成の最後の頃にぼろぼろと出てきた製造業の汚点は、全て洗い流して初心に立ち返る時である。

女性活用の強化は喫緊の課題だ。女性が子供を産みたくなると云った特典を準備することも考えなければならない。産めば産むほど潤うと云った政策だ。現在の対策は、後手であり、産んだ子供を育てる段階で早くも心配が山積と云う時に、誰が子供を産むだろうか。少子化の問題と女性の登用こそが題目の働き方改革を真にもたらすように思う。然し、豊田真由子、上西百合子、今井絵理子等は論外としても、小渕優子に始まる自立性の欠如、稲田朋美の無能さ、山尾志桜里、片山さつきが見せたような、傲慢さと醜さが、女性の代表であるなら、世界に呉して行くにはまだまだの感がある。



少子高齢化は誰しもが上げる点だ。雇用制度の異常さは日本だけの特徴だろう。平成初期には80%が正規雇用であったのだが、現在は約60%に低下していて、40%は非正規雇用であったりパートタイムなのだ。将来に希望が持てない証なのか、政府はこう言った状況を注視すべきだ。

女性の高等教育(大学進学)が急速に伸びていることは、注目に値する。今後は、こう言った下支えが、どのような形で顕在化していくかが注目されることになる。

【古今和歌集】

646.かきくらす心のやみにまどひにき ゆめうつゝとは世人さだめよ (なりひらの朝臣)

思い乱れるその心の闇に私も迷ってしまい、分かりません。夢だったのか現実だったのか世の人に決めさせましょう






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Last updated  2019.01.16 11:39:39
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