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2019.01.19
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のセミウォーキングは上牧駅裏から上牧小学校を回って、帰りはシャルマンを通った。
中学校の土曜スクールに参加した。少しずつでも理解してくれている様子を見ると、そのまま順調に学ぶことの楽しさを知って貰いたいという気になる。

***

英誌エコノミストの記事が日経に出ていた。中南米とはさっぱり接触がないので新聞記事などで覗うしかない。1月10日、マドゥロ大統領の2度目の就任式が最高裁判所で行われた。通常就任式は国民議会で行われるが、野党が多数の議会を避け、自らの権力が及ぶ最高裁判所で行ったのだ。

この文章だけでも何か違和感がある。三権分立など実質的には無いようだ。

彼の1期目は悲惨で、世界で恐らく最も失敗している大統領だという。前大統領のチャベスが無茶苦茶かき回してしまった国家の体制をそのまま踏襲しているのだからさもありなんだ。

チャベスは、2013年に死去したがそれまで、反米を貫き、国民には耳優しい政策を財政的な配慮無く行った。政府支出を増やし、民間企業を接収、価格を統制し、政府の借金を拡大させた。さらに自分を政治的に支持していないとの理由から、国営石油会PDVSA社の有能な管理職らを解雇した。とまぁ無茶苦茶だったわけだ。

PDVSAは国家の収入源で、幸運にも石油価格が高止まりしたおかげで何とか無茶な政策を維持できた。彼が死ぬ前までは何とかこの無茶が通っていたのだ。そして、死後の選挙で、マドゥロは自分を貧困層に人気があったチャベスの息子として演出し、疑惑に満ちた大統領選挙で勝利した。

具体的には書かれていないが、おそらく選挙自体は全く出鱈目だったのだろう。


さらに、巨額の財政赤字を埋めるべく紙幣を増刷した。これで、インフレ率は急上昇、昨年には100万%を超えたと推定される。どこかで聞いたような話だ。お金が無くなれば刷れば良い、とは何とも稚拙で短絡的な発想だろうか。

然しそこは、必需品の輸入価格を抑えるという表向きの理由から通貨ボリバルの公式為替レートを人為的に高水準に保ったのだ。なるほど、考えてはいるようだが、そんな勝手が通用するわけはない。実際のレートは暴落し、国内総生産(GDP)はマドゥロ就任以降、半分近くに落ち込んだのだ。

為替操作の恩恵に浴してたの者も居るが、それは皆マドゥロ政権支援者であり、その一部は億万長者となったという。いつの世にも洋の東西を問わず、こうした輩は居るものだ。。

こんな状態で、国の経済が破綻しなかったのは、政府が主に中国やロシアの国営企業に対し、油田やガス田、金鉱を担保として差し出していたからだった。こんな為政者を聞いたことがない、完全に外国に身売りしているのだ。

石油価格が持ち直しても、PDSAは衰退していった。先ず、専門家を排し、子飼いの未経験者をトップに据えるなど、どう見てもやり方が稚拙だ。それでも支持者(貧困層)の人気取りで、国民にガソリンをほぼ無料で提供したり、キューバなど友好国には石油を特恵価格で輸出したりしている。

その結果は自明で、国民は困窮し、給料だけでは生活できず、欠勤してその場を凌ぐ生活となる。そのため、電気や水道の供給も不安定になり、暴力事件は急増、医療制度はすでに崩壊した。

国内では生きていけず、人口の10分の1に相当する300万人が、コロンビアなど近隣国へ移住してしまった。この状態が続けば、さらに500万人以上が国外に去る可能性がある。ここまで見ると、それでもパリのように暴動が起きないのかと一寸首をかしげる。よほど力で押さえつけられているとみられる。

見かねた中南米諸国とカナダの13カ国がつくるリマ・グループは、マドゥロを大統領として認めないとしているが、マドゥロは国内を掌握しており意に介さない。ここで、メキシコに誕生した左派のロペスオブラドール新大統領はリマ・グループの決議に参加せず、又ロシア、トルコ、中国などが支援を申し出ていると云うから、厄介だ。

ロシアは、シリアの卑劣なアサドにもこう言った肩入れをしているが、どうにも納得がいかない。なんらかの下心があるのだろうが、それは一体何なのか。

しかし、ここに来て、ベネズエラには資金が枯渇していて、マドゥロ支持者(チャベス主義者)を満足させることが出来なくなってきているようだ。政敵が正当な手続きで交代すると云うよりは、仲間内から離反者が出ることで、マドゥロが自滅する可能性が最も高いようだ。

なんだか暴力団抗争で、資金源が枯渇しそうな親分からは離れていくと云った構図かも知れない。



650.名取川せゞのむもれ木 顕ればいかにせんとか あひ見そめけん (よみ人しらず)

その河瀬の埋もれ木が露わになるように、二人の間が世間に知れたら一体どうするつもりで、逢い始めたのだろうか

(瀬ぜ ・・・ 河瀬 、むもれ木 ・・・ 土の中に埋もれて炭化した木)





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Last updated  2019.01.20 12:16:10
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