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2019.01.26
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のセミウォーキングは島本高から東大寺公園に出て、島本駅を通って帰宅した。歩き始めは時折霧雨が降っていたが、やがて良い天気になった。
連れ合いと共に、中学校の土曜学習スクールに参加した。それぞれ思い思いに勉強をしていたが、生徒は私が想像する以上に、様々な環境で生活しているのだと感心させられた。
昼食は松坂屋で天丼を食べた。

***

22日の日ロ首脳会談を終えて、ロシア大統領報道官が日本との平和条約交渉について、「主な課題は、何かを返したりすることではない」と述べ、北方領土問題等は眼中になく、ただ条約(平和)の締結だけが焦点だと日本に釘を刺している。

安倍君一体何を話したんだ。そう言いたくなるような、木で鼻を括った回答ではないか。元々プーチンには北方領土を返す気など無く、いい加減にあしらわれ続けて早25回も会ったのだそうだ。それでやっと得た回答の中身がこういうことなのか・・・。

安倍は「言うだけ番長」の実態を又も証明してしまった。北朝鮮でも私が拉致を解決するなどと息巻いて、何ら結果を残していない。美辞麗句を並べるが実がない。森加計でも「丁寧に誠意を持って説明する」と言いながら、丁寧とか誠実とかの言葉の意味に国語辞書以外の解釈を持ち込んでしまった。

安倍は「ウラジーミル」と親しげな風を装っているがプーチンからは「シンゾー」とは呼んで貰えない。プーチンと確認した「力強く推し進める内容」は4島を返して貰わなくても仕方が無いと云う事だろうか。全くこの男(安倍)の政治は虚飾にまみれたものでしかなかった。単なる海外旅行好きのおじさんではないか。

1956年で共同宣言した内容は、日本が国連に加盟するための方便だという感じになってきている。ソ連は日本が国際連合への加入申請をするのを支持するというだけで、最後に書かれている、「ソ連は,日本の要請にこたえかつ日本の利益を考慮して,歯舞諸島及び色丹島を日本国に引き渡すことに同意する」と言う事まで無かったことにしようとのプーチンの発言だ。



最早日本の国内にもあまり4島返還に固執しないというか、端からそんな話は無いという立場を取る者(鈴木宗男)もいる。之では進捗のしようが無い。ラブロフ外相に至っては、「北方領土」などという言葉は使うなとまで言っているのだ。

確かに、2004年には、プーチンは北方領土のうち歯舞、色丹2島の返還で最終決着を図りたいとあくまで、1956年の日ソ共同宣言順守を思わせる口ぶりであったと報道にあったが、これも虚偽であったのだろうか。プーチンの心変わりなのか。その時日本は、あくまで、国後、択捉両島を含む4島の返還を求めていたはずだ。

安倍が何時も野党からの自分に不利な質問に対して答弁するとき相手の質問に正面から答えず、必ず脇道に議論をそらし、相手を小馬鹿にしてきているが、全く同じ手法なのだろうか。

その後、2010年には、プーチン子飼いのメドベージェフは、南クリール諸島(日本のいう北方四島を指す)は「すべてロシア領だ」と語っている。プーチンは何時も甘い言葉でシンゾーをたぶらかし、真意は取り巻きに言わせているのだろう。

とにかくロシアは、畢竟平和交渉などもどうでも良く、日本はただ投資(経済援助)をするだけで良いのだと、如何にも強気だ。だから日本が、ヨーロッパなどと歩調を合わせて、対ロ制裁を支持しているのが気に入らないのだ。

プーチンは、とにかく、ロシア国内向けと首脳同士の話の内容は全く真逆のようなことを云っているとしか思えない。そうで無ければ、二重人格者である。

更に問題が複雑なのは、地下資源の存在だ。之についてもロシアは、日本に金だけ出させて美味い汁は皆自分が吸うつもりなのだ。そのあからさまな表現(クリール諸島:北方領土を含む千島列島、はロシアの管轄下にあり、我々の領土だ)を使い、日本が来ないなら他に来たがっている国(米、中、韓など)があるよと脅しに近い表現をしている。如何にもロシアらしい。

その後、2013年には、北方領土に関する旧ソ連の内部文書が発見されたようで、それに依れば、一端ロシアが、歯舞、色丹2島の引き渡しで決着をつけようとした動きに出たのは、他の2島(国後、択捉)の帰属が必ずしもロシアにあるとは云えないという文書が見つかったからだ。
曰く、「歯舞、色丹で日本の領有根拠は極めて強く、国後、択捉ではソ連の領有の法律手続きは完了していない」という内容だった。

そこで、ロシア側の外交官をして「うまくいけば両島も日本のものとなる。日本がへたをすれば、ロシアのもので残る」と日本側に漏らしたとのことだ。この時点の交渉が、1つのチャンスであったようだ。然し、日本は強引(拙速に4島に固執か)だったようだ。そこでロシアを怒らせ、この話がもつれ始めた。

4島の問題にはソ連が中立条約を破棄して戦争を始めたことなど、「正義」の側面が密接に絡んでいる。そのため、ロシア側も「もし国際司法裁判所(ICJ)が『法』に加えて『正義』にも基づいて審議すれば、より日本に有利な判決が予想される」と見る向きもあった。


その後の日ロ首脳会談では、一見謙虚に、領土交渉を加速し、経済的な関係を強化したいとの発言と動きがあった。この時に安倍は、プーチンの口車に乗ったのかも知れない。経済関係を主に、日ロの交流を図り始めたのだ。

そして2016年、この時点で、日本も認めて2島の返還に絞り込んだようだ。プーチンの言い分は領土を離れた協力関係の構築が先だというニュアンスだ。そして何より、この領土の問題に日米安保を絡ませないことを条件にした。アメリカとの関係が初めて俎上に上ったようだ。

そこにトランプの出現で、プーチンは、日本とアメリカの関係は、結構緊迫状態にあると見て、再び意を強くしたようだ。
それで、あくまでロシアは日本を利用しようとする立場が復活したようだ。従って、日本が少しでもロシアに譲歩姿勢を見せると逆にロシアはつけ込むという構図は変わらないようだ。

韓国が不可逆的とした調印をいつまでも蒸し返すのと同様、ロシアにとって対日本の切り札をそう易々と同意(返還)する気にはならないのだろう。増してプーチンも国内支持率の低下の折に返還などとは口が裂けても言えないはずだ。


【古今和歌集】

656.うつゝにはさもこそあらめ 夢にさへ人めをもると見るがわびし (こまち)

現実ではしかたがないとしても、夢でさえ人目を気にして姿を現してくれないのはつらいことです

(人目をもる ・・・ 人目を気にして避けるようにしている)





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Last updated  2019.01.28 18:53:16
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