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2019.04.23
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のセミウォーキングは西国街道を梶原高架下迄歩き、帰りは楠薫堂を通り、予約シートに名前を書いて帰った。
今日は血液検査で、空腹のまま楠薫堂に出掛けた。友人がわざわざ新玉ねぎを収穫したと云って届けてくれた。ありがたい事だ。
連れ合いは、久しぶりにマンモ検査を受けるというので、京都の児玉クリニックに送迎した。心配したが杞憂の問題なしで気が楽になった。
夕方には、先日カラオケ店が水浸しになった事が気になると云って、連れ合い1人出掛けていった。

***

何かと燻っていたロシア疑惑は「推定無罪」ということで、決着したようだ。
しかしながら、トランプの司法妨害は限りなく「灰色」ということだ。一国のしかも民主主義の大国が、かつての敵国と共謀して自らの大統領選を戦ったと云う事は、後にも先にも聞いた事が無い話だ。

モラー特別検察官が作成した、448ページに及ぶロシア疑惑捜査に関する最終報告書の全文が公表された結果だ(但し、個人のプライバシーや継続中の捜査に関わる部分は黒塗りされていた)。結論はロシア疑惑に関しては、調査の結果、トランプ大統領の陣営が選挙干渉活動でロシア側との間に接触も共謀もなかったとし、大統領はシロと判定した。

之を受け、トランプはツイッターで「共謀も司法妨害もなかった。左翼民主党よ、ゲーム・オーバーだ」と勝利宣言し、無罪を一般大衆向けにことさらアピールしていた。


司法が無罪としたからには無罪なのだが、司法妨害については、大統領が違法行為を犯したかどうかを立証するには証拠不十分との結論に達したという、婉曲的な言い回しだ。まるで、安倍晋三が、森・加計問題で追及された時の事を思い出した。傍目には十分クロなのだが、今一歩確たるものが示せないと云う事だが、本当なのだろうか。

司法妨害疑惑についての、トランプサイドの言い分は、就任したときから前例のない事態に直面していて、そんな中、自分自身が捜査対象とされ、さらにメディアからも絶え間ない悪意の推測報道が流されていたので、不満が、怒りになり爆破したとの事だ。それはあたかも、大統領の職責を覆そうとしていると信じるまでになったといっている。

十分に民主主義が行き渡っている日米両国でも為政者トップを糾弾する事には歯がゆいくらいに慎重だという印象を受ける。この点では韓国ははっきりしているようだが、韓国と比べるには少し土俵が違うようでもある。

トランプによる司法妨害はなんと10件の事例があったようだ。民主党や主要メディアは今後、この10件を一つひとつ精査するだろう。モラーの議会証言も求められるとしている。それも想定内のように書かれている。今後は、民主党が過半数を握る下院に依って追及される事になる。様々な委員会が、この解明に向けて動き出した。トランプの長男ジュニアや娘婿のジャレッド・クシュナーらも証人喚問に呼ばれる事になる。

こう言った事件の解明は、最早司法の域を越え、政治問題になっていて、トランプを糾弾したいなら、次の大統領選で民主党が勝利しなければ決着は付かないだろうという。このままでは、互いに相手を誹謗するだけで終わってしまうのだ。

民主党は、2020年(次の大統領選)までにできるだけトランプに徹底的にダメージを与えることを意図している。トランプにはロシア疑惑以外にも脱税疑惑、公選法違反、親族による権力乱用容疑など疑惑のオンパレードだ。
日本でも疑惑の総合商社と揶揄された人も居たが、トランプはそれ以上の問題を抱えているように思える。

トランプへの疑惑は、1)マイケル・フリン大統領補佐官が駐米ロシア大使と会い、対ロシア経済制裁について協議した事を知っていたのか、2)ヒラリー・クリントン等が、民主党の内部文書を「ウィキリークス」が流したことをトランプがいつ知ったのか、3)「ウィキリークス」はこの内部文書をどうやって入手したのか、それをトランプは知っていたのか、について未だ解決していない。

最後のウィキリークスの件はロシア側が「ウィキリークス」に流したのか。それとも「ウィキリークス」発行人のジュリアン・アサンジが独自に入手したのかと言う事になるが、アサンジが逮捕された今このことは明らかにされようとしている。

こう言った流れの中、今回の見解が出される前には、流石のトランプも「私は終わった」と思っていたようで、ツイッターでもそう書いている。

ウィキリークスによる情報は2016年の米大統領選にロシア政府が全面的かつ組織的に介入した詳細を明らかにした。その中には、ヒラリー・クリントンに「泥を塗る」数千通のメールが含まれていたという。


トランプはこう言ったロシアの筋とはビジネスで繋がっていた。このように、トランプの選挙陣営とロシア政府の間には多くのつながりがあったのだ。トランプ・ジュニアは選挙期間中に電子メールで直接ウィキリークスとやりとりをしていた事も明らかになっている。

疑惑を調査中のコミーFBI前長官はトランプによって解任されている。解任の理由についても、ただ捜査が行きすぎであったと言うだけで、詳細を明らかにしていない。ただ、解任した翌日にトランプはロシア高官に「ロシアのせいでひどいプレッシャーを受けていた」が、コミーを解任したことで取り除かれたと話し、自分とロシアの関係は作り話だとも云っている。

とにかく、登場する人物は多彩だが、トランプは自分を裁く人を任命する権限を持っていたわけで、少しでも自分が不利になるようであればとにかく理由を付けて解任(コミーはそれに当たる)し、当たり障りなく事が進むと判断したら、それで良いとしていたようだ。

モラーをも解任したいとの意向だったが、ニクソンのウォーターゲート事件を引き合いにモラーの解任は良い結果を生まないと拒否され、断念したようだ。

モラーは、トランプ本人を証人喚問する権限がありながら、理由を付けて、召喚を見送った。

さらに、現職大統領は原則として起訴できないことも結論見送りの一因とみられる。

何やら韓国大統領のケースを思い浮かべるが、トランプも勝ち続ければ、逃げ切れるのだろうか。
モラーの調査報告書を発表したバー司法長官だが、モラーが完全に云いたい事を遮っているようにも思える。議会からの証人喚問についてモラーが応じる事を妨げないとはしているが、この先どのように展開するかはまだ不透明の感がある。

ともかくも、モラーの報告を見る限り、トランプの指示が司法妨害と紙一重であることは疑う余地が無いようだ。

ウィキリークスのアサンジがイギリスで逮捕された。2010年にアサンジや他のウィキリークス職員が流した2016年の大統領選でトランプの選挙陣営の元幹部と接触し、ライバル候補のクリントン元国務長官に不利な情報を流出すると事前に伝えたとされる件については、まだ追及されておらず、火種は残っている。

【古今和歌集】

734.いにしへになほ立ちかへる心かな 恋しきことにもの忘れせで (つらゆき)

戻れないとはわかっていても、それでもなお、昔に立ち返ってしまう私の気持ちだ。恋しいかったことは物忘れしないで

(いにしへ ・・・ 昔)





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Last updated  2019.04.29 17:22:38
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