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2020.01.09
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のウォーキングは第1572日目で回 8642歩だった。
七草の会の新年会をバードツリーで行った。久しぶりに結成時のフルメンバーが集合した。アキレス腱を断絶して、ゴルフが出来なくなって、暫く来られていなかった長老も夫婦で参加され、賑やかだった。1人はこの後直ぐに東京に出張するとのことで、30分ほど居て、早々に出発した以外は、皆ゆっくりと食事と話を楽しんだ。

高層団地の中、既存の池を利用した公園内に建つレストランは、予約客も含めて大盛況の呈である。しゃれた名前の付いた前菜が出され、説明されたが、誰1人覚えている者はいなかった。
ともあれ、場所が良い割には、それほど良い味でもないというのが感想だ。

友人が、エージシュートを1000回以上やったという83歳になる男性の新聞記事を切り抜いてきて回覧していたが、なんとまぁ、世の中には大した人が居るものだと思った。

食事を終えて、残った9人はそのまま近くのホテルの4階にあるカラオケスタジオで、カラオケを楽しんだ。ホテルは、例の千里山で拳銃を奪った男が事前に泊まっていたというホテルだ。

1時間半ほどのあいだに、9人がそれぞれ4曲ずつ歌って、お開きになった。初めて精密採点を表示しながら楽しんだが、評価のコメントに出てくる言葉に、皆結構頷いていた。

***

人工で細胞が作り出せるかという話題が、日経に取り上げられていた。合成生物学という新分野だという。生物を人工的に作り出そうという研究は20世紀半ばに始まり、無機物から有機物を作り細胞のような粒の中に閉じ込める段階までは進んでいるという。しかしそこからどのように生命へと変化するのかについては、あまり進展していない。



横須賀市にある海洋研究開発機構の車研究員は「たんぱく質を作る人工細胞」を作ったという。まず脂質の膜でできた直径100~200nm(n:ナノで10億分の1)の微小なカプセルに、細胞のエネルギー源である「アデノシン三リン酸(ATP)」を作る酵素や、ATP合成に必要な水素イオンを運ぶ分子を組み込む。

その微小なカプセルを直径10~20μm(μ:マイクロで100万分の1)の脂質膜の粒の中に入れ、外から光を当てると酵素などが働いてATPを作り、そのエネルギーを使い緑色に光るたんぱく質ができた。このたんぱく質は光合成をする人工細胞で、「人工光合成(aPS)細胞」と名付けた。また、人工細胞でATP合成酵素を作ることにも成功した。

米国のクレイグ・ベンター博士らの研究チームはヒトゲノム(人間の全遺伝情報)を解読し、細菌の遺伝子を人工合成し、別の細菌に移植して自己増殖させることに成功した。

どのようにして生命が誕生したのかについては、誰しも興味を持つところだろう。そういった興味を解明するために、合成生物学は出来たとも云えそうだ。
生命を持った生き物=生物は、何をもって定義するかだが、人工細胞分野の研究者では少なくとも1.境界「自分と外界との境目をもつ」2.代謝「外部から物質を取り込んで利用する」3.複製「細胞分裂で増える」の3つの条件は必要だと考えている。

そういった意味では、ベンダー博士らの手法は細菌の一部を再利用しているため、厳密には人工細胞とはいえない。人工物だけでどこまで生命に迫れるのかについて、様々な試みがなされている。

東京大学の豊田太郎准教授は慶応義塾大学の伴野太祐専任講師らと協力し、水の中に2種類の油を混ぜた液体と洗剤の主成分である界面活性剤を加え、アメーバのように変形しながら水中を動き、分裂する物体を作った。
生物は油脂でできた動いて分裂する細胞に似た物体に、DNAやたんぱく質が取り込まれた結果生命になったという仮説の元に実験で検証していこうとするものだ。

東北大学の野村慎一郎准教授も脂質の粒の中に短いDNAを2本入れて、アメーバのように動く大きさ約20μmの人工細胞を作った。生命の誕生と進化の謎を解明しようと試みている。

東京大学の田端和仁准教授は、小さな穴が多数開いた基板に細胞膜の一部を取り払った大腸菌を入れることで、たんぱく質を合成した。それが細胞分裂も起こして大腸菌が増殖できたという。
最初の生命は熱水が噴き出す海底で、岩肌に開いた無数の穴の中で生まれたという説を裏付けるものだと考えられる。こうした裏付けが実験などで明らかになれば、生命の誕生の元が見えることになり、宇宙の誕生(無機)から生命の誕生(有機)というあいだの変遷が分かることになるのだ。



人工的に出来た細胞(生命誕生)をどのように使っていくのかについては、別途、倫理的な問題などが出てくるだろう。

人工細胞とは少しそれるが、2019年12月に、海洋研究開発機構などの研究チームが、深海で採取した泥を使って、「真核生物」の祖先に当たるとみられる微生物の培養に世界で初めて成功したと発表された。単純な生物が複雑な生物へとどのように進化してきたかという謎を解き明かしたいというのも生物に関するあくなき知識欲というところだ。





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Last updated  2020.01.10 11:21:12
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