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2020.04.20
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のウォーキングは雨のため中止した。
連れ合いの三人会もコロナのため、自粛だ。

***

化学大手(三菱ケミ、住化・積水化学)は生物由来の原料を使った「バイオプラスチック」の技術開発を急いでいる。

三菱ケミは、牛乳から食品包装フィルムなどに使う樹脂を生産できる、仏のバイオ系スタートアップ(2014年設立)のラクティプスに数億円を出資した。

ラクティプスは生乳中の8割を占めるたんぱく質成分であるカゼインから樹脂を生産する技術を持ち、生産工場も運営している。樹脂の原料にはバターやチーズを作った後の残留物を使うため、石油由来の樹脂と同等か、もしくは低いコストで生産できる。

この樹脂は、水中に長期間置くと微生物によって分解される生分解性を持ち、環境への負荷が小さい。食品包装フィルム等への適用を考えている。

三菱ケミはラクティプスの樹脂の用途や販路拡大を支援し、数年以内に日本や海外にも工場を新設する計画だ。

積水化学はごみ処理施設で集めた可燃ごみを一酸化炭素と水素に分解した後に、微生物の働きで化学品のエタノールを合成する。



家庭の可燃ごみから基礎化学品を生産するなどと言うのは凄いことだ。こういったプラスチックをバイオプラスチックというのかと改めて知る。プラスチックと言えば、石油から作るものと考えていたが、ごみから出来るのだ。

レジ袋や雑貨、自動車部品まで幅広く使われる「ポリオレフィン」と呼ばれる汎用樹脂は石油由来のエチレンが原料で、二酸化炭素(CO2)など温暖化ガスの元にもなる。また、分解されず、細かく砕かれてマイクロプラスチックとなって、海を汚染し、今世界的に大問題になっている。

こうした使用後は扱いに困り、様々な汚染に繋がっていくプラスチックだが、バイオプラスチックに置き換われば、何と明るい未来は開ける感じだ。従来の合成樹脂は世界の石油消費量の約2割を占めるとされ、温暖化ガスの排出量が多い分野だ。

CO2削減や環境への負荷が小さいという、こうした試みは既に何度も試みられてきた。
1990年代以降はトウモロコシやサトウキビなどを原料にした樹脂が実用化された。しかし、生産コストが高いのと、成形の難しさのため普及せず、2018年で、世界の使用量は211万トンと樹脂全体のたった1%弱にとどまった。

然し、パリ協定やSDG希求に基づく、ESG投資が一般的な投資手法になりつつある現代の世の中では、こうしたバイオプラの引き合いが急激に増えているとのことだ。

いまや、欧州では環境対応が遅い企業は機関投資家が投資対象から外すといった流れもあるようで、こうしたことから、化学各社は何が何でも脱石油に向かわざるを得ない環境になってきている。本来そうあるべきなのだ。

独のBASFは土中で生分解されて堆肥になるフィルムなどにも力を入れている。こうした動きからバイオプラの世界市場は2023年には18年に比べて24%増の261万トンまで拡大見通しだ。それでもまだ少ない。

日本の化学各社はこうした取り組みが比較的遅れがちだったという。
カネカは2019年に、環境に配慮した事業に資金使途を限るグリーンボンド(環境債)を発行して、100%植物製由来の生分解性プラスチックの製造設備や研究開発への投資に充てている。

石油由来のコストと同じかと言えば、現在はそうでも無いようだ。


中国も2020年末までに飲食店でのプラ製ストローの利用を禁じ、バイオプラに置き換える動きだ。結果はどうあれ、やり出したら早い中国の動きに、日本も遅れてはならない。

2020年2月の記事に「ものづくり循環革命」が500兆円市場へというものがあった。
その中で、プラスチックの問題が第1位に取り上げられていた。それは、ファストフードから「永遠の化学物質」(PFAS) が人体に蓄積して健康をむしばむというものだ。

ファストフード店が提供する包装紙だが、耐水性・耐油性に優れ、食品の携帯が容易になるため、この物質が保護剤として添付され、使われている。
このPFASは一般的な家庭用品に大量に使用されていてるフッ素化合物の総称で、近年、欧米で大きな問題になっている。



プラスチックと聞いて、書き出しは海洋に漂い、深海生物にまで影響を及ぼしているマイクロプラスチックのことかと思ったが、そちらも大問題だが、こうしたPFASの問題もあると言うことで、プラスチックにはよくよく注意しなければならないと云う事だ。





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Last updated  2020.04.21 12:01:45
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