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2020.04.19
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のウォーキングは第1650日目で8977歩だった。JR山崎駅の表示板には、滋賀辺りで列車と乗客の接触事故があったとかでダイアは大幅に遅れているようだった。

連れ合いは向かいの理髪店に出掛けた。大丈夫かな。
新型コロナによって日本国内では感染者が既に1万人を越えたという。然し、検査数が少ないので、実数は更に多いのではないかと見られている。感染経路不明者が増えた。何処に潜んでいるかも分からずに退治しようとしている様子と通勤時の人出は何やらアンバランスだ。

***

何かの拍子に野田春彦先生の論文(1984年)に出くわした。コロナであれこれ検索していたときだ。もう100歳が近いと思われる。そんな先生の話だから、長命に預かれるかも知れない。
読んでみた。

「生命現象を物質界の中の現象として見る立場はむしろ不確定になってしまった」初めから何やら難しげな言葉がならぶ。

現時点では、生命が生まれるための条件はこの地球にそろっている。45億年前に地球が誕生してその殆どの期間同じ状態が続いた。
約10億年が経過し、30 数億年の昔、生命が発生し、それから今まで生命の歴史は連続しているように見える。



生物は炭素の化合物で、液体の水が必要だ。一般的にはヒトに快適なところがすべての生物にも適当であろうと考えるわけだ。

ところがこう考えない人もいる。水が存在していなくても生物は存在すると考える人たちだ。この人達から見れば、炭素化合物であり水に頼る生物しか考えられない人々を「炭水尊重論者」と呼ぶという。

こうした人たちは、プラズマになっている太陽の表面にも、零下100℃ の木星大気の中にも生物はいるかも知れないというのだ。之に対して、炭水尊重論者は、それなら1匹つれて来て見せてから大きいことを言えと反論しているようだ。

例えノーベル賞学者が「生命現象は複雑だから、その機能を担当するものとして高分子が必要であり、高分子を作れるものとしては炭素だけしか知られていない」といったとしても、それが事実とは限らないのだ。

このほかにも違う意見はいくらもある。生命は何かという定義がはっきりしないからだが、この論議は極めて難しい。深みにはまると哲学的なものも含まれそうで、うわべを辿ってみると、

「生物(生命と考える)は、自己を維持するための代謝、自己増殖としての成長、同型のものを再生産する複製、外界への反応性と適応性などの特質をあわせもつ物質複合体あるいは個体の状態」だとのことだ。更に難しくなる。

では、新型コロナウイルスは生命なのだろうか、今日では生物と無生物の境界領域に存在するものと考えられている。ウイルスは単独では自己複製できないが、生きている細胞の中では複製できる。などと云ったことが書かれている。

余り深みに入ると抜けられなくなりそうで話を戻すと、地球上の生物に限るなら、この増殖と代謝は重要なアイテムだ。代謝はほとんどの生物が常時実行していて、これが途切れたときに死(生命が終わる)となる。

ここで奥田は、代謝によって部分品をいつも更新することは、不安定な材料を使っているからにすぎず、これを生命の定義に入れるのは筋違いだという。ゆえに、増殖することだけで生物として必要かつ十分な条件と考えた。

それには反論も有り、繁殖力のない、ロバとウマの雑種のラバやライオンとトラの雑種ライガーなどは無生物となるのかと言う事だが、それは的を外れているという。定義とする性質が大体備っていても故障することはあり得る(何事にも例外ありと云うことか)というのだ。なんだかこうなると禅問答のようにも見えてしまう。子供のできない夫婦でもロボットでなく人間であるという例え話は納得できるような気もするが。

もう時間もなくなってきたので、ハエの生死を取り上げると、ハエをハエたたきでたたくと、動いたり飛んだりしなくなる。ハエとしては意識がはっきりしていても、脚も羽も動かせないで転っていると、死んだと判定される。



単細胞生物は可逆的に生かしたり殺したりできる。極低温まで冷やしその後、解凍ができる。液体窒素の温度ではあらゆる生理的活動は止まっているから、細胞物質は生きているときと同じなまま活動をしない。つまり死んでいるということか。

しかし、これを解凍して生かすことができるのだ。こうした凍結・解凍は、動物組織の培養細胞では上手にやらないと失敗してしまうが、ウイルスと細菌ではほとんど失敗なく可逆的に行える。

凍結・解凍の操作で細胞が死ぬというのは、細胞内の氷の結晶の成長が関係していると言われるが詳しいことは分かっていない。

まだまだ話は続きそうだが、ウイルスの生命を絶つには、どうしたら良いのか、宿主がいないと増殖できないウイルスは、新型コロナの他にも数限りなく存在するのだろう。人類はこのウイルスの生命を根絶できないと云う事から、手を変え品を変えて今後も襲われ続けることになるのだろうか。





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Last updated  2020.04.20 07:29:53
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