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2020.05.10
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のウォーキングは第1670日目で8726歩だった。夕方には、連れ合いと散歩を兼ねてマンボウから生協を回った。

***

免疫力で感染を防ぐという記事があった。新型コロナウイルスに効く免疫は出来るのだろうか。
白血病を克服した友人がいる。免疫力を高めるためといって、京都の酵素浴とやらに繁く通って居た。そのお陰か、再発は免れたようで、何よりだ。

免疫力というのは凄い力がありそうだが、コロナは、この免疫力をかいくぐって人体に侵入してきている。

人間はこうした病原体から体を守るために、免疫という壁で守っているのだが、それには2段階の防御態勢がある。
1つは、「自然免疫」というもので、病原体が入ってきたときに最初に働き始める。自然免疫は血液中に含まれるマクロファージや好中球、樹状細胞などが対応する。「食細胞」と呼ばれ、侵入したウイルスや細菌を食べてしまい、体外に排出する。

新型コロナウイルスでは、この食細胞に当たるのが「BCGワクチン」では無いかと言われている。BCGを接種する国での発症数が少ない故だ。子供の頃にツベルクリンやBCGを打った経験がある気がするが、定かでない。

BCGはウシ型結核菌を用い、毒性を弱めてつくった結核菌に対する免疫をつけるためで、免疫の効果は15年くらい有効だとのことだ。そうなると、受けていたとしても、もはや時効のようだ。


そこで、これらの比較のために、現在の上記各国の発症率(全国民に対して)と死亡率(発症率に対して)を書き出してみると、
日本(0.012%/ 4.0%)、中国(0.006%/5.5%)、韓国(0.021%/2.2%)に対して、米国(0.390%/6.0%)、イタリア(0.359%/13.9%) とそういった傾向が見られなくは無い。因みに途中で中止した国は、フランス(0.271%/14.9%)、スペイン(0.507%/11.1%)と、これも頷ける感じだ。(但し中国の値は一寸眉唾の感がある)

然し乍ら、このことは公式的には認められていない。

ではもう1つの免疫の働きは「獲得免疫」だ。血液に含まれる樹状細胞などが病原体を取り込んで、ペプチド(たんぱく質の断片)に分解。樹状細胞がこのペプチドの存在をヘルパーT細胞に示す。

そして、ヘルパーT細胞は更にその特徴を「キラーT細胞」や「B細胞」と呼ばれる他の免疫細胞に伝える。
この情報を受けて、キラーT細胞は標的の病原体に感染した細胞を攻撃し、B細胞は「免疫グロブリン」と呼ばれる抗体を作り出して病原体の働く気を押さえ込む。
要は異物の存在を感知して警察に知らせ、警察が之を排除するといったイメージだ。

免疫グロブリンには5種類ほどあるようだが、IgMは感染した初期段階で産生される抗体であり、IgGは血中にもっとも多量に存在している抗体だ。
この間テレビで紹介していたのはIgMが検出されれば、今回感染したことになり、IgG検出されれば、以前から抗体を持っていたことになると云った見分けが出来るという。

こうして、6~7割程度の住民が抗体を持つことになれば感染の拡大を防ぐ「集団免疫」を持つことになると云う。

一旦感染して獲得免疫を得られれば、その後数年~数十年間体内に抗体が出来ワクチンも効果的に効くという。ともあれ、ワクチンが出来れば(コロナの場合、まだ正式にはない)之を投与することによって、抗体を作らせて、感染症に対抗すると云う事だ。



それというのも、新型コロナウイルスのリスク(死亡率など)がそれほど高くなければ、ウイルスを野放しにして早々に集団免疫を達成出来ただろうが、実際にそうしたシナリオをとった場合、入院や集中治療を必要とする人が大量に発生し、医療崩壊を起こすことが分かったからだ。

朝令暮改的に戦略を変更したイギリスだが、第2波、第3波の感染を考えると。こうした集団感染を考慮することも、意義のある事だという。

集団免疫とは何かだが、ウイルスはひそかに感染する。変装して宿主の細胞に侵入し、免疫が反応するより早く活動を始める。細胞は、病原体がいることに気が付くと、免疫系に向けて警報を発する。しかし、ウイルスは一足先にスタートしているため、免疫系が追いつく前に増殖し、新しい宿主に感染することができる。

細胞の中でウイルスへの免疫反応が開始されるには24時間程度かかり、本格的な免疫反応が起きるまでには、さらに3日ほどかかることがある。そうすると、わずか8時間程度で自己複製できるインフルエンザのような呼吸器ウイルスにはなかなか対抗できない。

しかし、2度目になると、免疫系もそう簡単にだまされないで、一度侵入者を退治した経験を生かしてその病原体専用の武器を用意しておき、再び現れた際に直ちに対応できるようになる。



再生産数(1人の感染者が新たに感染させる人の数)が平均1人未満になった時点で初めて、その集団は集団免疫を獲得したということになるが、感染が全くなくなるわけではない。拡大を防げられるということだ。

いずれにしても、全人口を感染症にさらして、一定の死者を伴った後に、生存者に集団免疫を獲得させるというのは危険なやり方だ。一般的に集団免疫を目指す場合は、感染ではなくワクチンを使って行われるのが至当だ。そのワクチンが、まだ手探り状態だから、厄介なのだ。当面はレムデシビルやアビガンに期待を寄せることにしよう。





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Last updated  2020.05.11 09:22:24
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