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2020.08.25
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のウォーキングは第1753日目で8274歩だった。
コーナンにテイクアウトで出掛けてついでにスコップや箒などを買って帰った。ステイホームで、家事をする機会が多くなった。

***

ナショナル ジオグラフィックにスミロドンの話があった。氷河時代のネコ科の動物で、約1万2000年前まで続いた最終氷期辺りまで北米にも生息していた。絶滅したサーベルタイガーの仲間だが、現代のトラより大きかった。

驚くほど力強いその四肢で獲物を押さえ付け、20cm近くある歯を腹部や喉元に突き刺し、ラクダやウマのような大きな獲物を仕留めていいたようだ。

ところがこうした「剣歯」をもつ最古の動物は草食だったという。どういうことか。

スミロドンの意味は「ナイフの歯」で、サーベルのような歯を獲物に突き刺して失血死させていたようだ。

サーベルのような歯をもつ獣はスミロドンだけではなかった。例えば、外見はスミロドンと似ているティラコスミルスという有袋類も、長い牙をもっていた。しかし、ティラコスミルスは捕食者ではなく、カンガルーやウォンバットのような有袋類で、捕食者というよりスカベンジャー(腐肉食者)に近く、ハイエナのように誰かが襲った動物の食べ残しなどを後で、食べていたようだ。

長い剣歯で死骸を切り裂き、残りものにありついていたようだという。柔らかい臓器のみを好んで食べる肉食であった。


剣歯と言うのは、切れ味を鋭くするため、のこぎりの歯のようにギザギザしている場合もあるが、必ずしもそうとは限らず、長くて平らな犬歯と言うのもある。

人間にも名残はあるが、キツネザルからヒヒ、チンパンジーなど、多くの霊長類が長い犬歯をもっている。これらの犬歯は、実際は円すい状で、スミロドンのように細長く平らではない。

これらの霊長類の頭蓋骨を見るとサーベル状の歯と呼びたくなるかもしれない。しかし、霊長類が大きく口を開けたときに見える歯がいくら印象的であっても、本物の剣歯とは言えない。

世界最古の犬歯を持つ動物はブラジルで化石が発見された約2億6000年前のティアラユーデンス・エクセントリクスという。哺乳類の祖先にあたる単弓類に属していて、大きさは中型犬くらい、外見はブタとカメを掛け合わせたような姿だったという。何とも奇妙な動物だ。

上顎に生えた長く平らな2本の歯は、史上初の剣歯だった。剣歯以外の歯は植物を食べるためのものだ。では、なぜ草食動物に剣歯があったかといえば、同種のライバル同士の威嚇や攻撃に使ったとみられる。

スミロドンは間違いなく肉食動物だで、しかも現在の虎やヒョウに似て猛獣のようだ。

スミロドンをはじめとするサーベルタイガーは、喉元などの柔らかい部位にかみつき、獲物に致命傷を負わせていたと云う事が分かったのだ。こうしたスミロドンの頭蓋骨には、長い歯が突き刺さったような傷痕が残る化石がある。これは頂点捕食者同士が剣歯を武器に戦ったことを示唆している。

こうした説明から、猛獣が剣歯を持つことは納得出来るが、草食動物にもあったというのがなかなか腑に落ちない。

2億7000万年から2億5200万年前に生息していたゴルゴノプスはサーベル状の犬歯をもっていた。イヌのような概観だが、一部の種は、体重がおとなのホッキョクグマほどになった。これも、肉食動物で、犬歯は獲物の毛皮を突き破ることができた。

こうした剣歯を持つ動物はペルム紀以降、化石記録に繰り返し登場している。
こうした剣歯とまではいえないが、長い犬歯をもつ動物は多くいたようで、ティアラユーデンスや現代のジャコウジカのような草食動物のも、こうした犬歯は見られ、求愛行動や仲間同士の決闘などに長い犬歯を使用してきたようだ。



しかし、剣歯をもつ恐竜は存在しなかった。ティラノサウルスの幼体は牙のような歯をもつことがあったが、スミロドンなどの剣歯とは全く異なるものだ。

5600万年前の草食動物ウインタテリウムはサイに似た哺乳類で、頭部に3対の短い角が生えている。彼らには剣歯があり、求愛や闘争に使っていたと考えられている。
現在のサイもカバも同じような牙を持ってはいるが、いずれも草食動物であった。6600万年前に非鳥類型恐竜が絶滅するまで、哺乳類が剣歯を獲得した例は確認されていない。

ゴルゴノプスの時代以降、剣歯を有しても、どれも草食であった。
このまま、剣歯を持つ動物は絶滅するかと思われたが、やがて2億年経過して、再び剣歯を持つ肉食動物が表れたのだ。



その後、剣歯をもつ肉食動物は消え去った。(と記事には書いてある。然しライオンや虎などは剣歯を持つ肉食獣ではないのだろうか。)現在、最も立派な犬歯をもつのは草食動物と雑食動物だ、と言いきっている。

しかし、長い犬歯の長い歴史は、鋭い牙をもつ生き物が再び現れることを暗示している。これら最後の説明文は、理解しがたいところがあるが、剣歯というのは犬歯ではなく、大型の、サーベルタイガーなどが持つ歯のことだろう。

イボイノシシや、バビルサなどは牙を持っているが草食であり、なかなか複雑だ。

サーベルタイガーの一種スミロドン・ファタリス(Smilodon fatalis)は、1万年ほど前に絶滅したが、その化石化したスミロドンがこれまでに3000体以上採集されている。

大量の歯の分析から、このスミロドンは体重270kg、犬歯の長さ18cmにもなり、広い草原でバイソンやウマを追いかけていたと考えていた。ところが、この猛獣は森で暮らし、バクやシカのような草食動物を餌としていたという事が明らかになったのだ。

小型の捕食者は今日まで生き残っているが、サーベルタイガーやダイアウルフ(大型のイヌ科動物)、アメリカライオン(ホラアナライオンの仲間)などの大型の捕食者たちが1万~1万2000年前に、絶滅してしまった。

なぜ絶滅してしまったのか、それはこうした大型捕食者に見合った大型の獲物がいなくなったことによる。環境に体を適用させることが出来なかった故だ。

一方、コヨーテは大型草食動物の絶滅後、体が20%小型化し、歯の形も現実の変化に合わせるなど、「ライフスタイル」を大きく変えたことがわかっている。 こうして対象の獲物も、根本から変え、腐肉や植物をあさることで、絶滅を免れたのだ。

生き延びるためには体を環境に合わせて変化させていくことも又必要であるというわけだ。

更新世(260万~1万年前)まで生息していた大型の肉食動物、ネコ科のサーベルタイガーとイヌ科のダイアウルフなどは、丁度環境に適合していたのであろう。





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Last updated  2020.08.26 10:24:54
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