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2020.08.26
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のウォーキングは第1754日目で8109歩だった。
eo光りに変更したことで、NTTから機器の返却キットが送られてきた。電源アダプターと共に返却した。コーナンにも立ち寄った。

***

日経Deep Insightの編集委員松尾博文の寄稿だ。
新型コロナでステイ・ホームが言われていたが、今は慎重を期して「Go to トラベル」だという。
コロナを舐めきっているわけではないだろうが、経済を動かすという名目で、旅行に行けと勧めている。

紹介された寄稿の冒頭には、130年前の1890年、シリア第2の都市アレッポがコレラの流行とバッタの大発生に襲われたと言うところから始まる。
そんな時、オスマン帝国末期に内相を務めたジャーナリスト、アリ・ケマルがアレッポにいて、コレラとバッタを避けて、異常なまでの防御で室内にこもったという話だ。

アレッポでは18世紀以降、少なくともペスト25回、コレラ4回、天然痘2回の流行があり、4回のバッタの大発生にみまわれたとある。ペストではヨーロッパの3分に1が死亡したと言われているので、現在のコロナの比では無かっただろう。



こうした内戦が既に10年も続いているのだ。こうした荒廃の中、さぞコロナ禍は相当だろうと思うが、現在感染者は2217人、死者は89人に留まっているという。どうも近隣諸国に比べて異常なまでに少ないのは何か裏があるのだろうか。正直、シリアという国がコロナに対して万全の備えをしているなどとは到底考えられないのだ。

こうした荒廃しきったアレッポの街では反体制派への支援物資をどの程度の期間、どこからどう運び込むかで、米ロは対立し、国連安保理までが手の出しようがない状態だ。国連はコロナ危機の下で世界中の紛争当事者に停戦を呼びかける決議が採択されるまでに安保理は3カ月を要したという。

最近の国連は、どうも機能していないのではないかと思う。WHOの役割を巡っては、アメリカと中国が対立していることが響いている。コロナ禍でも、国同士の確執は、納まる気配もない。

世界レベルでの感染者急増と死者の増加を以てしても、紛争の一旦休止というのはなかなか難しいようだ。この混乱期でも、あわよくば覇権をと思っているからすごい。

コロナ発生時から世界の動きは方向を定め切れていない。第2次世界大戦後は米国がWHOの設立・運営で主導的役割を果たしてきたが、現在はその米国がWHOを脱退し、中国が之に取って代わろうとしているのだ。でも、中国ではなぁ。

中国はテドロスを取り込んで、発生原因の国の負い目を何とか誤魔化そうとヨーロッパ辺りにマスクや医療機器を送って取り込もうとしている。攻守が逆転したかに見えるが、どうも中国の動きは、相手国を慮ってのことではないようだ。

かつての米国の役割を中国が担おうとしているようだが、とても、公平な目で見ることが出来ない状況だ。素人目にもこうした混沌の世界では、コロナ禍から脱出できるかどうかさえ疑問に思う。

こんな中、更に追い打ちを掛けるように今年はバッタが大量に発生したのだ。もともと2018年にアラビア半島南部で発生したサバクトビバッタが海を渡り、ソマリアやエチオピアで猛威を振るっている。バッタは、世代交代を繰り返しながら20カ国以上に広がり続けている。

1平方kmの群れは1日で3万5000人分の食糧を食べ尽くす。農作物を食い荒らしながら、1日で100km以上、移動する。アフリカでも次第に範囲を広げ、ケニアは過去70年で最悪の事態になった。東はパキスタンを襲い、更にはインドのニューデリーへも迫っているという。

之ばかりではない、違う種が、中央アジアや南米でも猛威を振るっているという。この間テレビで、日本は大丈夫かという話があったが、遠いとは言え、何が起こるか分からないのが現在だ。

国連食糧農業機関(FAO)は東アフリカだけで2000万人が食糧危機にさらされると警告している。そんななかでも、シリアやイエメンなどでは未だに戦闘が続いている。加えて、イスラム過激派が国境を越えて連携して、この騒ぎを助長している。なんだか、イスラム過激派はバッタかという感じだ。



こうした動きを阻害するように、開発現場近くでは過激派組織「イスラム国」(IS)系の集団が活動を活発化して、8月には拠点の港湾都市を制圧した。
多数の住民が家を追われ、当然のことながら開発現場ではコロナの感染も起きている。因みにモザンビークは現在感染者3395人、死者は20人と、比較的少ない。

泣きっ面に蜂ならぬバッタだが、感染症に加えて、自然の異変更には紛争と、休む暇なく襲いかかる。それに乗じてテロ集団が横行するのだから溜まったものでは無い。こうしたことから難民の大量発生や困窮と、負のサイクルは加速するのだ。

こうした時こそ世界が1つにまとまって対応しなければならないのだが、安保理も、WHOも機能せず、米国は自国のコロナと2ヶ月後の選挙に向けてそれどころではないといったありさまだ。対する中国も自国の有利だけを求めて暗躍し、ロシアは世界第4位のコロナ禍で喘ぐ中、野党のリーダーを毒殺しようとする。

一寸戻って、アリ・ケマルの話で、面白いことを知った。ケマルは第1次世界大戦後、オスマン帝国から新生トルコ共和国への移行の混乱のなかで群衆によって殺された。殺されるように仕組まれ私刑にされたのだ。



日本人の感覚なら、こうした事は考えられないかも知れないが、ともかくも破天荒な出現で、イギリスをEUから脱退せしめたのだから、凄い男だ。

そのジョンソンは、皮肉にも、コロナウイルスに自らが感染して、集中治療室に入るまでになったが、運良く、生還した。

彼は、当初集団免疫の獲得を目的とした独自の対応策を採用していたが、最終的に数十万人が死亡する予測だったことから批判を浴び、方針転換を余儀なくされたというのだ。

そのジョンソンが、国民に向けたメッセージで、「コロナ危機で明らかになったことを1つ挙げるなら、社会なるものが確かに存在しているということだと思う」と語ったという。

社会とは人と人との結びつきを指し、その集合体が国家と国際社会だとすれば、コロナ危機が問うているのは、社会が持つ共助の力を再認識し、取り戻すことではないか。それがアフターコロナの国際秩序の出発点になる。

と言う風に、この寄稿を締めくくっている。





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Last updated  2020.08.27 09:23:04
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