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2020.08.29
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のウォーキングは第1757日目で9441歩だった。
買物で近場を回った。ソフトバンクの光回線撤去工事の予定と聞いていたが、勝手にやってくれたのだろうか。

***

昨日安倍首相が退陣を表明した。見たところ、全く生気がないようにも見えたこの頃だったが、政治家連中の煙幕も、今日で終わって、退陣が決まれば、次期総裁、総理はどうなるのかで話は持ちきりになる。

安倍は、第1次の時も病気で退陣を余儀なくされた。「美しい日本」はどこかへ行ってしまい、第2次では見事に復活、アベノミクスがどうのこうのと言う中、殆ど成果無しに超ロングラン(過去の政権で最長)となってしまった。

掲げた憲法改正も盛り上がりに欠け、経済政策は、自らはアベノミクスの成功などと言うものの、客観的には、殆ど誰も評価しないままに終わった。何かを成したかとういえば、私などには何も思い浮かばない。

私の代で是非解決をと意気込んだ北朝鮮の拉致問題も、何1つ進展無しに唯々青いバッジを付け、経済制裁をしただけで終わってしまった。こうしたことから、この首相は、口が先行し、実が伴わない人だという印象を持ったが、果たしてその印象のまま退陣することになった。

2007年9月の第1次政権も今回も持病が災いしてとのことで、そのこと自体は気の毒でもあり、そうした中よく頑張ってきたものだとの思いはある。

然し乍ら、森友問題で、「もし私や妻が売買や認可に関係していたとしたら、首相も議員も辞める」と言った辺りから、風向きがおかしくなったようだ。その時点では本当に詳細を知らなかったとして、事実が判明したときから真っ赤な嘘で誤魔化し続け、疑惑に対しても丁寧に、真摯に説明するとしながら、はぐらかしの一手で逃げまくったことは、記憶に鮮明に残っている。




こうした未来への期待を削ぐかの如く不祥事は相次いだ。
もう既に忘れ去られているものから、今なおふつふつと煮えたぎり、次期首相への申し送り的になったものまで数多ある。(肩書きは辞任時)それとも何もかも辞任で水に流すのか・・・。

2014年、小渕優子経産相、松島みどり法相、2015年西川公也農相、2016年甘利明経済再生相、2017年今村雅弘復興相、稲田明美防衛相、2018年江崎哲麿沖縄相、2019年桜田義孝五輪相、菅原一秀経産相、そして、2020年には、河井克行法相、河井案里、秋元司と言った具合に、自身の長期政権とは真逆に年毎に多数の閣僚が辞任している。(議員は辞めていない者も含む)

その度事に任命責任を痛感し、とこれまた飾り言葉だけを残して自身はのうのうと生き残った。

百歩譲って、それらの人材は、派閥均衡というお飾りであったり、女性登用との飾りであったりと、本人の自覚素養に依るところもあったのだが、森加計問題に入るや、知り合いやお友だち優遇が目に余り、税金を8億円も無駄遣いして、土地を売却して仕舞うなど、国民に実害を及ぼし始めた。

中でも、安倍ほど人事を駆使して周りを従わしめた人もいないのではないか。能力主義や適材適所は空文で、全くのIT音痴をIT担当大臣に据えるなどとの笑えぬ人事(之故でも無いだろうが日本はIT後進国を露呈した)もある中、自分の親しい政治家だけを重用する「お友達人事」を徹底したことで、自分に批判的な政治家を排除していった。

安倍の一番の「お気に入り」とされる稲田朋美などは、防衛大臣時代に虚偽答弁やあれほどの不祥事があったにも関わらず、いまや幹事長代行に抜擢されて復権している。何をか況やだ。

安倍の盟友の甘利明も辞任に追い込まれながら、自民党内で影の財務大臣と呼ばれる重要ポストの党税制調査会長に起用されているのを見ても、そのやり方の恣意的私的行為はこの男の人格を良く表している。

一旦嘘をつけば、その後は雪だるま式に嘘が重なっていく。ことわざに言うようにもはや始末が付かないまでになっていた。普通の首相なら、事ここまで至ってはきっぱりと辞めるだろうと思われたが、しぶとく嘘をつき続け、地位に恋々とした。また、之に忖度した官僚達が、文書の改ざんは愚か必要文書まで廃却するなど、およそ民主主義国家では考えられない行動を採るに至った。

しかもそうした、官僚達は、なぜか次の人事で出世するという不可思議な結果を残したのだ。
追及に対してものらりくらりとご飯論争に徹し、時間稼ぎと、不敵な笑いで誤魔化し続けたのだ。



こうした苦況(の筈)を乗り越えて、すこしは反省するのかと思いきや、我が世の春とばかり、桜を見る会の開催では、公私混同も甚だしく、公費(税金)で、自らの支援者を招いて、本来の国への貢献者を祝す会から逸脱して予算も何も自在に増長せしめてきた。

今辞めるに当たって、彼の心の中にこれらの問題が問題意識として残っているやら、甚だ疑問に思える。ただ、コロナもあって、習近平を国賓で招かなかった(招けなかった)事と、一帯一路に染まらなかったことだけはラッキーだった。

ついこの間、大伯父の佐藤栄作の首相在任記録を更新し、日本で最も長く首相を務めた男として歴史に名を残す事になったが、彼が在任中に成し遂げると大見得を切った、拉致問題を始め、日ロ平和条約(北方領土返還)、憲法改正などは、総てお蔵入りとなって仕舞った。ただただ誇れるのは歴代最長政権と言う空虚なものでしか無い。

地球を俯瞰する外交の名の下、確かに訪れた国の数は多いが、果たして、見るべき外交成果を残したかと改めて見返せば、特筆するようなものは何もなく、ただただ昭恵と海外旅行をした記録だけが残ることになって仕舞ったのだ。

外交の成果の1つとしてあげているトランプと仲良くやって日米同盟を強化して、・・・等とあるが、あれだけトランプの言いなりに高い戦闘機を買わされ、卑屈にも大相撲では観客そこのけでトランプを優遇するなど、そこまで這いつくばらなければいけないものかと嫌気が差したほどだ。



これら外交問題は相手があること故に簡単に進みうるものではないことを理解しているが、ただ安倍の場合は、何事に付けても私が必ずやるのだと、大見得を切ることだ、之を自身への鼓舞とするだけなら良いが、あたかも国民に夢を抱かせながら、全く進展が亡いどころか、動きすらもやる気があるのかどうか疑わしいことだ

控えめに内部で闘志を燃やしていてなどと、言う態度は微塵もなく、なにがしかの期待を国民に残したままの退陣になって仕舞ったのは、残念極わまりがない。最後には反省した言葉を述べているが、最後のような謙虚な気持ちを持ちながら鬼気ある対応を期待したかった。

働き方改革と称するものは、評価する者もあれば、現場の状況を知らない独りよがりだとの批判もある。女性登用については、なかなか人材不足もあってか空振りの状況であり、日本の女性の意識の低さ故か、選ぶ側の意識の遅れか、諸外国の足元にも及ばない有様だ。

このことは、ひとり安倍のせいと攻めるのはすこし酷かも知れないが、今回のコロナ対応に於いては、マスクを始め、之という結果が出せないまま、案外と首相の意向も旧態依然たる官僚(厚労省医系技官達)には通じないものなのだとの印象を深くした。

このまま続けても体が持たないかも知れないことは別としても、何ら有効な手を打ち得ないことは明白だ。コロナが明らかにした政権の問題に、安倍自身は、殆ど何もしておらず、側近の官僚達が、いいようにかき回していて、それをコントロールすることさえ出来なかったというのが真実のようだ。

遅ればせながら今回辞任したことが唯一の善行か。





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Last updated  2020.08.30 08:12:52
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