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2020.08.30
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今日のウォーキングは第1758日目で8933歩だった。今日は終日家にいた。

***

生物の痕跡を求めて、火星へ探査機が打ち上げられた。地球温暖化と異常気象で、ただでさえも住みにくくなった地球だが、広く宇宙に目を向けて、人類が移住することが出来る星がどこかにないものだろうかという期待は、誰しもが抱くところでは無かろうか。
人が住めるという前に、生命が存在するかどうかが当面の調査対象になっている。

以前から宇宙に於いて生命がすめる条件と言う事が考えられてきた。太陽系の中では、木星の衛星エウロパ、土星の衛星エンケラドゥスなどには水(海)の存在なども確認されている。

こうした惑星の海には、地球と同じように、熱水が噴き出す孔が存在する深海がある。そこから噴き出す熱水を利用してエネルギーを作り出す微生物が生息していることは知られている。こうした熱水吹き出し孔がエウロパやエンケラドゥスにもありそうだと考えられているのだ。

太陽系の外の惑星(系外惑星)にはこうした水を有する惑星が存在しないのだろうか。2017年に太陽系の外にある恒星、トラピスト-1の周りに、地球とほぼ同じサイズの惑星が7つ発見されたと報告された。

トラピスト-1は地球からおよそ39光年離れていて、それらの内3つの惑星は「ハビタブル・ゾーン」の中にあるとされた。ハビタブル・ゾーンとは、宇宙の中で生命が誕生するのに適した環境となる天文学上の領域のことだ。もちろん我が地球は太陽系の中ではハビタブル・ゾーンの中に入っている。

トラピスト-1で見つかった全ての惑星はトラピスト-1の温度がおよそ2300℃と、太陽の温度、約5500℃と比べてかなり低い故に、太陽系の水星よりも内側に存在している。こうしたハビタブル・ゾーンの中にある系外惑星は50個を数えるという。



また、トラピスト-1のような赤くて暗い恒星の場合、中心の恒星のフレアが長期間活発であったとみられ、、そのせいで周囲の惑星の水はどんどん放出され、これら惑星は干からびている可能性がある。
之は生命の存在上は不利なのだが、トラピスト-1の場合は、赤くて暗く、温度の低いことから、太陽に比べて恒星の寿命が長いことになる。

このため、生命が進化する上では適していると云える。太陽と地球ができたのは今からおよそ46億年前で、その後、細菌のようなシンプルな生命体はおよそ38億年前には誕生したと考えられている。しかし、複雑なからだのしくみを持つ多細胞生物が生まれたのは、ほんの6億年前と、地球の誕生から実に40億年もかかっている。

このことから、トラピスト-1は多細胞生物にとっては進化しやすい環境にあると云える。

また、生命が生存可能な星はある程度大きいこと、又磁場を有していることなどが必要になる。軽い惑星だと、重力が十分でなく、大気を引き止めておくことができないし、磁場がなければ、中心の恒星が起こす風に抗しきれず表面の大気が剥がれることになるからだ。

このように、惑星が軽くて小さいと冷えやすく、惑星内部の対流が止まることで、磁場がなくなって、大気がたくさんはぎ取られてしまうということになるのだ。現に、地球のおよそ半分の大きさの火星は、地球と比べると0.6%の大気しかない事が分かっていておよそ40億年前に磁場がなくなったことが原因と考えられている。

地球温暖化が問題となっている温室効果ガス(二酸化炭素など)だが、これが全くなくなってしまうと、地球の温度は保温されることがなくむき出しになるので、地球の平均気温は、単純計算ではマイナス18℃になっていたと推測されるのだ。

何でもそうだが、頃合いというのが大切なことで、ありすぎてもなくても、生命にとっては好ましくないと云う事になる。

トラピスト-1の周りの惑星については、一番近いbとcの大気が、木星のような水素ガス主体の大気ではない、ということが分かっているだけで、詳しいことはまだよくわかっていない。

宇宙で次々と見つかっている太陽系以外の惑星にもそのような温室効果ガスが存在するかどうかが分かれば良いのだが、現状では、大気の成分が調べられている系外惑星は限られている。

その他にも、生命誕生や維持のための要素は数多く存在しているので、一般的にハビタブル・ゾーンにある惑星と言っても一概に生物がいるかいないかは簡単には云えないと云う事だ。



系外惑星が最初に発見されて22年、観測の技術が発達していくのにともなって、太陽系にはないさまざまな姿の惑星が発見されてきた。恒星のすぐ近くを周る木星サイズの惑星「ホット・ジュピター」、地球よりも重い岩石惑星「スーパー・アース」、楕円の軌道で恒星に極端に近づいたり遠ざかったりを繰り返す「エキセントリック・プラネット」などなど、たくさんあるとのことだ。

太陽よりも小さな主星(赤色矮星)の周りを回る、地球の8倍程度の大きさと見られる系外惑星(K2-18b)の大気に水蒸気が含まれている事が発見されている。この星もまたハビタブル・ゾーン内を周回していることが分かっている。

K2-18bは太陽系から111光年ほど先にある系外惑星であり、海王星のような氷の巨大惑星か、水素を豊富に含む厚い大気に覆われた岩石惑星であろうと考えられていて、地球とそれほど似ていない。

大気中に水を確認できた系外惑星は、現時点(2019年)ではK2-18bだけだ。又、この星では雨が降る可能性も指摘されている。このようなことから、この惑星には生命がいる可能性が高いと見られているのだ。初めて系外惑星が発見された1992年以来、最も有力な生命が存在しうる惑星ということになる。

このように、太陽系以外で地球と似た惑星が続々と見つかり、生命が存在するのではないかと期待が高まっている。



太陽をはじめ恒星は強い放射線や紫外線などを出している。中でも大規模な爆発である「フレア」を起こすと強力な放射線などを発生する。太陽に最も近い恒星「プロキシマ・ケンタウリ」のハビタブル・ゾーンで見つかっている惑星では、大気が地球の10分の1で地磁気もないと仮定すると、約10シーベルトと人間が一度に浴びれば死ぬ危険がある放射線が降り注いでいる。

「トラピスト-1」のハビタブル・ゾーンにある3つの惑星についても、高い放射線が予想されるものの、地球と同じように厚い大気や強い地磁気があれば、惑星表面に届く放射線は大幅に減少するので生命の維持には問題ないと云える。

ハビタブル・ゾーンに入る地球に似た太陽系外惑星は現在100個程度ある。米航空宇宙局(NASA)が2018年にケプラーに続く観測衛星「TESS」を打ちあげるなど探索は盛んで、数は増えそうだとの見通しだ。





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Last updated  2020.08.31 09:24:30
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