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2020.12.02
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今日のウォーキングは第1833日目で8160歩だった。今日も結果的に終日家に居たので、通常の歩数は追加で1600歩ほど歩いたに過ぎない。

***

4~9月の半期の決算ランキングが新聞に連載された。

冒頭、新コロナウイルスによる経済停滞から回復局面を迎えたとある。経済は、既に回復基調なのか、と全く信じられない気分だ。

確かに株価は2万7000円を伺うところまで上昇基調になっている。之だから経済音痴は、世の中の事が分からないのだ。こうした話と、日々コロナの感染拡大にもめげずにGoToをやり通すことの整合性が自分の頭の中では整理しきれない。

困っているのは、飲食業界と、交通・宿泊関連だけなのだろうか。飲食について言えば、我々も、外食は控えるようになったものの、テイクアウトを多用することになったので差ほど困窮しているとは思えない。

夜の町に代表される飲み屋などが困窮していることは理解できるが、そうしたところにバランス良くお金を配分できないのだろうかなどと考えてしまう。

先ず純利益増加率では、東洋製缶の増益率が20.9倍と断然トップだが、之は前年の多額損失引当金の影響だ。解説は増益率が多い順に総て書かれているわけではなく、先ず味の素(5位)が5.2倍で挙げられ、之はコロナ禍の巣ごもりで、家庭料理の増加が影響している。味の素は子会社の半導体関連の絶縁フィルムも増益に貢献している。

食品では日清食品(39位)が63%増益で、東洋水産(45位)は54%の増益だ。これらは袋麺の売上げ増によるものだ。


巣ごもり特需はゲーム会社にも及ぶ。任天堂(13位)は3.4倍、ソニー(23位)とコーエーテクモ(25位)は2倍だ。ゲームは生産性が無いとまで言いきれないかも知れないが、もっと他にやることは無いのかと思う。

次世代通信規格(5G)関連の半導体もコロナで勢いづいた。イビデン(16位)は3倍だ。逆にコロナによる旅客機減便で、近鉄エクスプレス(12位)は集荷が増えて増益になっているのは、漁夫の利的だ。

解説には触れられていないが、ソフトバンクG(6位)は5.2倍だ。他の通信会社が30位以内に入っていないことから理由はよく分からないのだが、純利益額も約1兆9000億円と断トツであり、何としても通信費を減額して貰わないと間尺に合わない。

次ぎに増収率だが、デジタルトランスフォーメーション(DX)関連で、AIで手書き入力を電子化するAIインサイド(1位)が3.2倍だ。コロナの影響はプラスマイナスゼロだとの評だ。任天堂(2位)が78%、通信設備関連が多いJTOWER(3位)が58%と続く。

食材宅配のオイシックス(4位)は諸にコロナでの効果だ。

逆に減収は、インバウンドを当てにしていた日本空港ビル(1位)-84%、オリエンタルランド(2位)-76%、更に、顧客が大幅減の日本航空(3位)、ANAHD(4位)、帝国ホテル(5位)と続く。鉄道のJR東海(7位)、富士急行(8位)などもコロナの影響で減収している。大略74%~58%減となっている。

フリーキャッシュフロー(FCF)については、私にはあまりよく分からないが、定義はキャッシュフロー(営業CF)から企業が存続し続けるために必要な投資などを除いた、純粋に手元に残るキャッシュのことだとある。

ここでもソフトバンクは1位のFCF増加額1兆9616億円になっている。米通信大手ITモバイルの株の一部を手放したことも原因している。同業のKDDIも巣ごもり効果で、コンテンツ配信などが貢献して増加している。日産やホンダは、販売台数は落ちたが、部品の在庫が大きく減少したことによる。

有利子負債の増加率では、攻めによるものも含まれているので上位即ち良くないというわけでも無さそうだ。
オリエンタルランド(1位)は2.1倍の増加で、之は入場者制限に加えて新たな社債1000億円の発行が響いている。

コナミ(2位)は成長への投資が入っている。ソニー(5位)はソニーフィナンシャルの完全子会社化の借り入れが原因だ。



全体としては有利子負債は減少していて、0.9%の減額だ。調査企業の51%は減額で、増加企業は32%だとのことだ。

株主還元増加額では、ここでもソフトバンクが1位だ。資産売却や自社株買いが入っているので、経済音痴にはよく分からないが、任天堂(3位)は人気ゲーム「あつまれどうぶつの森」の効果が大きい。自社株買いなしで、純粋に還元額が大きい。

ヤマダHD(旧ヤマダ電機)(7位)やヤマトHD(5位)は、コロナを機に自社株買いをしたことによる。各社各様で、一律に表にランキングを付けられても中味は違っている。下期の動きを左右するものでもないようだ。特にヤマトHDは通販の宅配便急増が業績を上げている。これもコロナの副作用というものだ。

最後に地方企業(東京、神奈川、大阪、愛知を除く)の増益率だが、流石に名前を聞いたことの無い企業名が並んでいる。新型コロナウイルスは、日本全国に広がっている関係から、地方企業への影響も大きいようだ。1位はホームセンターのエンチョーだ。増加率(倍)は5.6倍になる。

こうしたホームセンターは、巣ごもりの影響で、どこでも増益が大きいようだ。極端に言えば、コロナで足止めをされる方が儲かるという皮肉な結果になっているのだ。そう言えば、近くのコーナンも客は何時も多い感じだ。



このほかにも上位には食品スーパーのアルビス(10位)やホームセンター綿半HD(11位)が入っている。通販ではないが、セルフレジの増設やチラシ削減など、従来の営業方法から1捻りした、リアル店舗の存在価値の向上を図っている。

中央化学(4位)は巣ごもり向け持ち帰りの容器が急増したことが4.0倍にまで増進させた。

電子ペン大手、ワコム(9位)は2.8倍に上昇している。パソコンに手書き入力できるペンタブレット製品がオンライン教育の増加で、売上を伸ばしているようだ。

日本電子材料(20位)半導体検査に用いる「プローブカード」がこれもテレワークの増加に伴って売上を2.3倍に伸ばしているということだ。

コロナ禍で、経済が回らないと言った悲惨な事態ばかりが強調されるが、利益が増大したり、利益率が上がったりする企業もあるのだ。国が支援する対象を、これらの細かな考察の下に,きめ細かく行っていかないと、真に平等な支援策は得られないかも知れない。

それにしても利益率を20.9倍にまで膨れあがらせた味の素は、不幸を幸運に変えたようで、我が家の冷凍庫にも冷凍餃子や、冷凍焼き飯のパックが入っている。美味しさを向上させていることも見逃せない。





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Last updated  2020.12.03 13:06:26
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