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2020.12.03
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のウォーキングは第1834日目で8409歩だった。
午後、連れ合いもご近所さんと恒例の週1ウォーキングに出掛けた。

***

コロナが叫ばれている中、ウイルスに対するワクチン研究も進んでいるようだ。時間が掛かるとは理解できるものの、出来たという段階が、中国やロシアなどによっては真っ当な手順を踏む前に適用を始めているとも聞くし、効果や安全性が、時に無視されている感じで、少々不安になる。

最近になって次々とワクチンの開発成功が伝えられている。開発されたワクチンはいずれも、mRNAワクチンと呼ばれる新しいタイプのようだ。

先ずmRNAとは何かだが、生命の設計図であるDNAに刻まれた遺伝子情報をコピー(転写)した物質とある。こうした情報を伝えるという意味からmRNA(メッセンジャー)の文字が付いている。

mRNAの伝える情報を以て体の各タンパク質が形成されることになる。遺伝子情報の配列が分かれば、mRNAは人工的に作り出すことは可能だ。こうした性質を利用して、様々な病気に対する医薬品を作る試みが成されている。腎臓がんや心臓に血液が充分に行き渡らない病気などが対象になっている。感染症のワクチンもこうした中の1つとして開発が進められてきた。

以前ウィキペディアで調べたことがあったが、あまりに専門的すぎて、全く飲み込めなかった。
日経に、わかりやすく(と思える)説明を転記したのだが、さらに之までのワクチン(不活性ワクチンと呼ばれる)との違いを表にしてあったので、之もまとめて記する。



また、強みとしてあげられているの点は、mRNAは開発スピードが速く、ウイルスを使用しないぶんだけ生産速度も速くなる。不活性ワクチンは投与実績があるので安全性が確立している。

反対に弱みとしては、mRNAは投与実績が無く安全性は未知数だし、低温での保管が必要となり、輸送や保管に新たな設備が必要になる。一方の不活性ワクチンの方は量産に時間が掛かるしウイルスの培養では厳重な設備が必要であるとなっている。

米ファイザーとモデルナはいずれもコロナに対して90%を越える有効性(モデルナは94.5%)を持つ高い有効性を示したと発表した。ファイザーは9日の発表で11月中にも米食品医薬品局(FDA)に承認を申請するとされていた。

いずれも、従来型の不活性ワクチンではなくmRNA型のワクチンだ。こうしたmRNAワクチンの構想は1990年に初めて報告された。

それ以前は直接DNAを投与してみたが、すぐ壊れてしまうので、RNAを入れる研究が試みられた。そこでDNAとRNAの違いだが、核形成の構成要素が少し違うと云う事で、詳しくは略だ。説明では、DNAは主に遺伝情報の蓄積や保存の役割を担うのに対し、RNAはその情報をもとに、タンパク質の合成に関わるなど、動的な役割を担っているとのことだ。分かったような分からないようなまま読み進むと、

医薬品としてRNAが使えると注目されたのは2010年代だ。ここまででも構想から20年は掛かっている。昨年、インフルエンザ、ジカ熱、エイズウイルスに対し治験が行われたが、新型コロナウイルスへは初めての試みだ。そういう意味では、技術が進み、機が熟した感がある。

1つにmRNAが壊れにくくなるように油のカプセルで包み込む技術が出来たからだ。アイデアが出て30年という時間が経過している。

前記のようにmRNAはRNAの配列さえ分かれば開発のスピードが速いと云う事だ。
モデルナの場合、新型コロナウイルスの配列が判明して2日で、ワクチン用のRNAの配列を決定している。その44日後には、治験を行い、ワクチンとして出荷している。拙速気味な感もある。

なんだか、之までの30年に比べてあまりに早い対応なので、素人的には、良いのかなぁと思うほどだ。従来の不活性型ワクチンがウイルスの培養に時間が掛かるのに対してmRNAワクチンは量産も早いが、如何せん実用化の実績が無いために安全性の問題が残るというものだ。

要するに、副反応が、どうした形で、どのように起こるかが分からないと言うことだ。季節性のインフルエンザに比べて、投与部位の腫れ、痛み、発熱などが高めだとの見方もある。


また、有効性に対しても、懸念があるという。ファイザーのワクチンは使用の数日前まで超低温保存(ー70℃)をしなければならないと言うことだ。モデルナの場合も、30日を超える保管には冷凍庫が必要だとのことだ(―20℃で最大6カ月保管可)。両社ともに製造過程が違うために温度差こそ異なるが、低温を必要とすることに変わりは無いようだ。

薬剤として完成域に達するにはもう1工夫を要するとのことだ。之を年間数億人に投与するための設備はまだ無いし、その経験も無い。急ピッチで工場(設備)建設が行われているものの安全面での品質管理が伴うかとの懸念もある。この点が、これからの課題だとのことだが、では今の状態で投与を勧められると、躊躇する声が聞こえてくる。私なども、コロナが重症化して、選択肢が狭まった段階なら、治療薬として、こうした段階のものでも受けるかも知れないが、ワクチンという予防を期しての投与には逡巡する方が大きい。

更に有効性に関しても、疑問があるという。ファイザーも、モデルナも、高い有効性を喧伝しているが、効果を評価した期間は2回目の接種から1~2週間と極めて短い期間のようだ。専門家の間では、この程度の短期間での評価は正確とは言い難く、更なる検証が必要としている。

あのWHO(私はすぐに中国に肩入れしたテドロスを思い浮かべて、既に不信感を持っているが)も、有効性は少なくとも70%であろうとの見解を出しているとのことだ。有効性がただ低いだけなら良いが、副反応には何も言及していないし、まだまだ、全幅の信頼を置くことは出来ないというのが私の判断だ。

自宅で逼塞を余儀なくされている友人と話したときも、その友人も同意見であり、「俺は打たない」と言っていた。加藤官房長官も、週刊誌の見出しでは打たないと表明していたことを記憶するが、一見明るいニュースとして捉えていたものの、未だ全幅の信頼には足りないようだ。



ファイザーはFDAの承認が得られれば、年内に世界で最大5000万回分(2500万人分に相当)、2021年末までには最大13億回分のワクチンを製造する計画だという。日本は同社から1億2000万回分のワクチンの供給を受けることで基本合意している。

モデルナも同様に12月にはFDAに緊急承認を申請するとしていた。

中国やロシアはすでに特例的に一部ワクチンに対して使用許可や緊急承認という形で実用化を進めているというが、更に拙速だという感じだ。ブラジルは中国製ワクチンのモルモットにはならないと治験を止めている。何か、深刻な出来事(死亡例)が起こったとしてしている。

更にここに来て英アストラゼネカもワクチン開発に成功したと発表した。アストラゼネカのワクチンは高齢者にも強い免疫反応(70%の効果)をもたらすという。年内にも当局に申請して早期の実用化を目指すとのことだ。同社の発表では、アストラゼネカのワクチンは通常の冷蔵庫で対応できる上、高齢者や基礎疾患がある人にも、深刻な副反応などはなかったという。事実ならば、朗報に思える。

しかし、アストラゼネカのワクチンは「ウイルスベクターワクチン」と呼ばれるタイプで、新型コロナの遺伝子情報を持った別のウイルスを投与する。実用化が最も早い部類とされてきたが、9月に副反応の疑いが出て、治験を一時中断し、10月に再開すると云う事があった。

12月に入ってからの記事では、ファイザーに続いて、モデルナのワクチンもFDAの承認が得られる見通しだとのことだ。

日本では改正予防接種法が成立し、コロナワクチンの接種は無料になるとのことだ。厚労省は2020年度内の接種開始を目指しているとのことだ。日本はファイザー、アストラゼネカ、モデルナの3社から計1億4500万人分を購入する予定だという。
しかし、日本人への有効性や安全性を確認する治験はまだ終わっていない。東京都では3000人に抗体検査に参加する人を募集しているとか。

さて今後どうなるのだろうか。





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Last updated  2020.12.04 09:55:03
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