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2021.02.03
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のウォーキングは第1887日目で8548歩だった。
午後は連れ合いが、ご近所さんとウォーキングに出かけた。
庭の清掃をした。施肥と防虫剤を撒くことにしたが、それだけには留まらず、水鉢の撤去なども行った。

***

CO2を大気から直接回収するDAC(direct air capture)と言う方法が紹介されていた。いっぱんにDACと言えば、オーディオ関係かODA関係を指すことが多いようだが、ここでは、直接空気回収とのことで、吸着剤等を用いて大気中のCO2を直接吸収することにより、大気中のCO2を減少させる技術をさす。

ネットによると、人工樹木に吸着剤を塗布して、樹木以上にCO2を吸収させる方法などが提言されている。回収したCO2はコンクリート養生に用いたり、炭酸塩鉱物化させて再利用したりするなどの研究が行われている。

DACの設備製造、導入、運用時に必要なCO2を大幅に上回るCO2の吸収が必要とされる。まだまだコストが高く実用化には問題があり、BECCS(回収・貯留:CCS付きバイオマス発電)に対する期待が高い。大気中のCO2を除去・減少させる技術をネガティブエミッション(負の排出)或いはCDRと呼び、研究が進んでいるが、その一つである。

カーボンゼロが叫ばれ出したので、こうした環境用語は、これから頻繁に登場してくることだろう。日本も、遅ればせながら、2050年に脱炭素を宣言しているので、こうした技術は期待されるところだ。実際の数値で言えば、CO2を2018年の10・6億トンから実質ゼロにするという野心的な目標なのだ。

日本は、脱炭素宣言はしたものの、産業構造のパラダイムシフトを伴うような大胆な施策を導入した経験はなく、カーボンゼロは非常に困難な取り組みといえる。こうした中、DACは期待に応えそうだと云う事だ。



大気中のCO2の平均濃度は約410PPMとなっていて産業革命前に比べると5割増加している。新しくCO2を排出することを止めたとしても現在大気中にあるCO2を回収しなければ温暖化は止まらない。

神戸学院大学は、このDACに、CO2を効率よく回収するためにアミンを使った材料を利用する。アミンはアンモニアの仲間で、もともとCO2を吸収する能力があるが同時に水分も取り込むので、この点を改良している。企業と5年後にプラントを作り実用化を目指している。

別に、CO2だけを通す膜で回収する取り組みもある。九州大学で開発した高分子の薄い膜は、大気の8割を占める窒素に比べてCO2を10倍以上よく通す。この膜を通して回収する技術の実用化を遅くとも2029年までに行おうというものだ。

更に、金沢大学と地球環境産業技術研究機構(RITE)も多数の微小な穴が開いたシリカなどにアミンを加えた材料で実現を狙っている。

既に海外ではカナダやスイス、米国でスタートアップが実用化を進め、商用機も稼働している。カナダのカーボン・エンジニアリングは強いアルカリ性の水酸化カリウムの吸収液などでCO2を取り込み、900℃に熱して回収する方法を採る。同社はビル・ゲイツ氏の支援も受けている。

スイスのクライムワークスは固体の吸収剤でCO2を集めた後に加熱して取り出す。いずれも取り出しの際に高温が必要で、地熱発電所やゴミ焼却施設など大量の熱を利用できる場所でないと設置が難しい。

之に対して、日本勢が進める技術は低温でCO2を回収・分離し施設も小さくてすむ。設置場所を選ばず、装置を増やせば大量のCO2を得られる。

問題になるのはコストで、欧米各社は1トン当たりの回収費を600ドル(約6万2千円)と見積もっている。実用化のめどは、コストを100ドル(約1万400円)以下に抑えることだ。神戸学院大などはより安い価格を目指している。

1トンのCO2を吸収するのに、DACによれば、2030年に150ユーロ(約1万9千円)、2040年には100ユーロ(約1万3千円)を下回るという試算もある。こうした目標で装置を作ることが考えられている。

仮にDACのコストが1トン当たり100ドル程度になれば、日本が毎年排出するCO2の1割にあたる1億トンを1兆円で減らせる。太陽光発電などの再生可能エネルギーの買い取りにかかる賦課金が3兆円規模だと考えると、DACは十分に採用できることになると見られている。

こうした脱酸素の手法は再生可能エネルギーに偏るだけではなく、あらゆる工夫を通じて達成するようになる。カーボンプライシングなどといった、CO2に価格をつけ、排出量取引や炭素税などの手法を通じて排出削減を誘導する方法なども行われようとしている。

ややもすると環境という問題は、出来ればと言ったニュアンスが多いが、法律で規定してしまえば、否応なく、利害を超えたものになるという。

いずれにせよ、地球の温暖化を止めなければ、人類が破滅することになるわけで、もはや躊躇する時間は無いと言う事だ。





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Last updated  2021.02.04 13:25:06
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