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2021.02.08
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のウォーキングは第1892日目で8700歩だった。今日は曇で、時々頬に冷たいものを感じた。夕方には連れ合いと、島本駅西側の開発区画を見て回った。1部まだ栽培区画が残っているが、やがてそれも無くなることだろう。

***

ナショナル ジオグラフィックによると、スピノサウルスの狩りは鳥のサギのようだったという新説が発表されたようだ。スピノサウルスと言えば、水中をゆったりと泳ぐ巨大な恐竜との印象だが、一寸異論が出てきたようだ。
新たな化石を再評価した結果の論文発表だ。

この論文によれば、スピノサウルスはサギのように水辺を歩く捕食者だったという。
ネットに掲載された写真も、今までになくひ弱そうな姿で、なにやら水面でくちばしを水中に突っ込む姿が載せられていた。

9500万年以上前にアフリカ北部の河川に生息していたとされるスピノサウルスは、大型の肉食恐竜とされていたが、科学界では長年にわたり議論が続いているとのことだ。知りうる想像図ではもうすこし背中のひれが大きく、どう猛な感じを受けていたが、見方によっては一寸太めの鳥と言われても納得するくらいだ。

別途出土された骨格を見ても、どう猛さの方が勝っている。体長約15~17mはある「川のモンスター」だとの解釈を私も信じていた。うろこに覆われた獣脚類で、背中に高さ2m弱の帆のような突起を持つ。

しかし、今回の論文では、スピノサウルスは現代のコウノトリやサギのように、水辺で獲物を待ち、水に頭を突っ込んで捕食していたという異なる見解を示している。



こうした知見が出されていたので、素人は素直に今までのスピノサウルスを支持してきたのだ。同時に掲載されているのはタンザニアで撮影したクラハシコウで、実はスピノサウルスもこうした鳥類に似ていたというのだ。
そう言われても俄に納得するわけにはいかない。新しい見方が出来ると言うだけで、専門家の意見はまだ分かれているのだから。

スピノサウルスは魚を食べる種も含めた仲間の中で最も水に近い恐竜であるには違いないが、半水生の生物と水生生物には明確な境界線がないので、どちらとも断定できないという。

泳ぎは巧かったが、ホッキョクグマより勝っていても、アシカほどではないという。ナショナル ジオグラフィックに同時に載せられた想像図のスピノサウルスの遊泳動画は、結構自在に泳いでいる。確かに図体が大きいからアシカほどではないにしろ水鳥ではないだろうと更に読み進む。

一方では、スピノサウルスが泳ぎながら狩りをするのに魚のような敏しょう性は必ずしも必要では無かったという。周りを泳ぎ回る魚が沢山いれば、そのことは納得できる。
例えに巨大なシーラカンスを引用して、差ほど敏捷でなくても良かったと説明している。要するに捕食にたる程度の敏捷さで十分だというのだ。

何故このような新説が出るのか、また、実際科学者の意見が異なるのかは、僅かに発見された化石から解釈するしかないからだ。これは宇宙の話などでも同じだが、友人が口癖のように誰もそのものを見たわけでは無いのだからと言うわけだ。

スピノサウルスが最初に定義されたのは1900年代初頭に発見されたエジプトの化石によるが、その化石は、第2次世界大戦中、ドイツ、ミュンヘンの爆撃で破壊されてしまったということだ。我々が紹介されている化石や想像図は、一体何なのかと疑ってしまう。

とにかく、スピノサウルスは恐竜の基準からすると奇妙な存在だとのことだ。それでも2014年まではスピノサウルス科は主に魚を食べる恐竜で、おそらく海岸や川岸に暮らし、浅瀬で捕食していたという考えは古生物学者たちにおおむね受け入れられていた。

現物が泳いでいる姿を誰も見たことが無いので、当然のことながら異論も出てくるのだ。科学とは実に厄介なもので、様々な角度から検討すると、如何にも違った結論も得られると言うことを暗示している。

同時にスピノサウルスの尾椎から突き出た長いとげ状の骨の写真が掲載されていた。説明によると、生前は、この突起が尾の表面積を大きくし、オールのような形にしていたとのことだ。この説明に違和感はない。



後に、2020年4月になって、これら化石の中に奇妙な形をした極めて柔軟な尾があることが追加で発表された。これは、水中で前進するためのパドルだったというのだ。

別の実験ではスピノサウルスの尾の輪郭は、現代のワニほどではないものの、近縁種の尾に比べると水中で効率的に推力を生み出すことが分かった。さらに2020年9月には、別の論文で、モロッコの古代の河川堆積物から不釣り合いなほど多数のスピノサウルスの歯が見つかった。

ここら辺りから、議論は分かれてきた。スピノサウルスは、水中を泳いでいたのか、歩いていたのかだ。化石の各々の部位を精査して、その特性を考察しようとしている。

先ず首だが、S字を描く長い首は、水面を泳いでいるか、サギのように浅瀬に立っているとき、獲物を上から待ち伏せるのに適している。もし首がアシカのように太ければ、水中で積極的に獲物を追い掛ける捕食者に近いと云える。

また、スピノサウルスの目と鼻孔は頭蓋骨の頂点にないため、呼吸したり見たりするには、頭の大部分を水から出しておく必要があったと見られる。ここで、鼻孔が鼻のはるか後方にあるため、鼻先を水に入れたまま楽に呼吸できたとみる。(現在の想像図ではこうした傾向は見られないのだが)この特徴は浅瀬で獲物を待ち伏せるのに最適である。



尾は別の目的ではなかったか、現代のトカゲの仲間であるグリーンバシリスクをはじめ、パドルのような高さのある尾が社会的、性的な機能を担う例もある。

スピノサウルスの化石(歯)は日本でも、2019年に和歌山県湯浅町の海岸で見つかっている。化石は長さ約14mm、最大幅約7mmで、根元から先端にかけて徐々に細くなっている。歯は欠けており、当初は長さ3cm程度だった可能性があるという。しかし、体長は3~5mと小型で、推定年代は約1億3000万年前の白亜紀前期だ。

また、福井県の勝山でも歯の化石が18点発見されている。魚などを食べていた恐竜スピノサウルス科のものだったと発表されている。
恐竜は日本でもそれほど遠い存在ではない。





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Last updated  2021.02.09 16:53:33
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