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2021.04.22
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のウォーキングは第1953日目で9083歩だった。
連れ合いもご近所ウォーキングだった。
2階のベッドを解体し、移動の準備をした。また不要になった布団類の整理をし、ゴミ出しの準備をした。

***

脳科学の解説があった。内田裕也と樹木希林の娘の内田也哉子と最近売り出し中の脳科学者中野信子の対談形式で、標題は「なぜ人は自分より優れた人が不幸になると喜びを感じるのか」ということだ。

確かに人が成功した話を聞いたり身近に感じたりすると、嫉妬心がわき出てくることは否めない。人は人、我は我と割り切るには、間柄が近いとなかなか難しいものがある。然し之については今回は端折られていた。

今回は、「生まれと育ちはどちらが重要なのか」と言うことに言及している。
脳科学者が出した最終結論として、ラットを使った実験によれば、育ててもらった経験によって脳が変化するという。

遺伝だけで総てが決まるわけではないとのことだ。ある意味救いだし、立派な親を持つ子供の場合もそのことだけに甘えていてはいけないと云う事を意味している。



子供を持って、そのことを強く感じるようになったと云う事だ。あまり「血縁」にこだわりたくないと思うらしい。しかし、社会の目はやはり「血縁」にこだわって物事を考える傾向にある。

親子の場合、「血縁」と「育ち」がどのように脳に影響を与えるかと云う事を考えるという。

之に対して、中野信子は、それは非常に重要で、学者の間でも大いに議論を呼ぶ内容だとの注釈の後に、こうした事に関する実験は沢山あるのだという。

そして、ある程度まとまり掛けている結論はあるのだという。
中野が言うには、育ててもらった経験によって、脳そのものが変化するとのことだ。
例えば、ラットのストレス耐性の実験というのがある。高床式の通路を作製して、一部の床を下が見えるように透明にしておく。すると、ラットは透明な床を怖がってそこを渡って、先にある餌を取りに行かないというのだ。

また、反対に、なかには透明な床をあまり怖がらず、ストレスに感じないラットもいる。このラットは、餌の魅力のほうが勝って、透明な床であろうがズンズン餌を取りに行くという。
では、これらラットのストレス耐性の違いはどこから来るのかということだが、調べた実験がある。

ラットは子どもを舐めて(グルーミング)育てるのだが、よくグルーミングをする母親に育てられたラットのほうが、あまりグルーミングしない親に育てられたラットよりストレス耐性が高く、透明な床の先にある餌をよく取りに行く。

そこで、良くグルーミングする母親のストレス耐性が既に高く、遺伝したのか、グルーミングという育て方によるものかが議論になる。

これを調べるために、巣を取り換えた実験がある。良くグルーミングする母親から生まれた子どもを、あまりグルーミングしない母親の巣に移し、逆に、あまりグルーミングしない母親から生まれた子どもよくグルーミングする母親の巣に移すのだ。



こうした結果を検証するためにラットの脳を解剖し、恐怖を感じるとされる海馬と扁桃体を調べると、母親がグルーミングすることで、それらに変化が生じていることが分かった。つまり、接している時間、育ててもらったという経験によって、脳そのものが変化したのだ。即ち、遺伝だけですべて決まるわけではなく、一緒に接している存在もとても大事だという実験なのだ。

勿論余り接触のない父親と子供の場合も、遺伝子によるつながりは当然ある。父親から主に受け継ぐ部分と、母親から主に受け継ぐ部分というのは、遺伝的にある程度偏りがある。

子供の性別に関わりなく、父親からは情動を、また母親からは知性を受け継ぐとされている。情動脳の部分はオス側の遺伝子が発現し、知性を司る大脳新皮質は主にメス側から受け継がれると考えられているのだ。

しかし、DNAを介した遺伝は、ここ数十年の間に生まれたごく新しい考え方であり、何も科学が全てを支配しているわけではないと言う考え方も出来るので、科学的な面や非科学的な面を併せて考えておいた方が良いと云う事になる。

なにやら示唆に富む対談であるが、血縁も勿論大切なことだろうが、日常の接し方で、人間の感性なり、情緒などが形成上の大きな要素である事が分かる。



人の心の動きなど、とても分かるものではないが、上記のように1つのテーマについて述べられてたり、実験された結果から、解説されると納得がいく。

そんな難解な本の中に心理学でよく使う言葉が出てきたので、2,3書き留めておく。(ネットを参照した)

ペルソナ(persona):カール・グスタフ・ユングの概念。ペルソナという言葉は、元来、古典劇において役者が用いた仮面のことであるが、ユングは人間の外的側面をペルソナと呼んだ。

ペルソナとは、自己の外的側面。例えば、周囲に適応するあまり硬い仮面を被ってしまう場合、あるいは逆に仮面を被らないことにより自身や周囲を苦しめる場合などがあるが、これがペルソナである。逆に内界に対する側面は男性の女性的側面をアニマ、女性の男性的側面をアニムスと名付けた。

男性の場合にはペルソナは男らしさで表現される。しかし内的心象はこれとは対照的に女性的である場合があり、これがアニマである。逆に女性の場合ペルソナは女性的な側面で表現される。しかし、その場合逆に内的心象は男性である場合があり、これがアニムスである。ペルソナは夢の中では人格化されず、一般に衣装などの自分の外的側面で表されることが多い。

アニマ(anima):ラテン語で、生命や魂を指す語である。

古代ギリシア語の文献類(アリストテレスの書など)にある「プシュケー」というギリシア語を、中世ヨーロッパなどにおいてラテン語に翻訳する時には「anima」という語があてられた。当時ヨーロッパはキリスト教世界であったので、古代ギリシアの哲学の影響を受けつつも古代ギリシア文献の翻訳・研究などの文脈以外では、animaはキリスト教的な色彩を帯びた用法で使われていることも多い。

その後、近代になってユングが独特の用語として用いることになった。

アニムス(animus):女性の無意識人格の男性的な側面を意味する。

女性の有する未発達のロゴス(裁断の原理)でもあり、異性としての男性に投影される。

アニマと比べて集合的であり、男性が一つのアニマしか持たないのに対し、女性は複数のアニムスを持つとされた。

女性が精神の中に類似の、男性的な属性と潜在力であるアニムスを持つと信じた。





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Last updated  2021.04.25 08:52:41
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