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2026.01.08
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日はイオンで、下着を買って貰った。

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「文明の衝突」を著したサミュエル・ハンチントンについてその正当性を疑う投稿だ。
ジャナン・ガネシュは過去の衝突は必ずしも文明間の衝突ではなく、文明内の衝突が殆どであったと述べているのだ。ハンチントンは2008年に亡くなっているので、それ以前は文明間の衝突であったやに見える。

ロシアのジョージア侵攻がそうした典型であった。米国は当時、すでにイラクとアフガニスタンでの作戦に何年もどっぷりはまっていた。西側諸国とイスラム世界との間で生じたこうした暴力は、かつて世界を複数の文明に分類したそれらの衝突と言う意味でハンチントンが正当であるかに見える。

現在、重大な対立は文明と文明の間ではなく、文明内部で起きている。文明という言葉は今米国では欧州の「文明消滅」について語っている。文明ほど役に立たない時代となったようだ。

ハンチントンが存命だったら、世界を完全に読み違えたとして、フランシス・フクヤマと同様に厳しい批判を受けていただろう。

今起きている紛争の場所はウクライナ戦争に見られるように「東方正教会文明」の内部で起きている。中国本土と台湾の対立も同じ文化圏(中華文明)内の争いだ。

最も多くの死者を出しているスーダンの内戦も、まとまりのある宗教的、あるいは文化的な集団同士の戦いではない。それどころか同内戦の当事者を支援する外国勢力の一方にはアラブ首長国連邦(UAE)が、他方にはエジプトが含まれており、異なる文明圏というより大半が同じイスラム圏の勢力だ。



今日の様々な対立の境界線はそれほど明確ではない。ハンチントンによればイスラム教には「血なまぐさい境界線」があるという。そこがほかの文明と接触した時、争いが始まるというのだ。
過去10年の例を見るとイスラム諸国にとっての標的はほかのイスラム諸国に見える。イランとサウジアラビアの代理戦争、エジプトと湾岸3カ国(サウジ、UAE、バーレーン)による2017〜21年のカタールとの断交、そして12月上旬にイエメンで続く内戦でUAEが支援する反政府組織が、サウジが支援する政府軍との紛争が見られる。

加えるに2011年に始まったシリア内戦と、そのきっかけとなった2010年末に始まった中東の民主化運動「アラブの春」もそうで、「血なまぐさい」衝突は文明間ではなく同じ文明内で起きている。

西側のリベラル派にとり世界で最も憂慮すべき2国間協定は、プーチン率いるロシアと習近平率いる中国の協定だ。これは文明の境界線を越えて結ばれた。

ハンチントンは、文明の重要な構成要素として宗教を重視した。だが欧州連合(EU)は、キリスト教でかつプーチンに友好的な少なくとも1つのEU加盟国とよりも、神道・仏教圏の日本と良好な関係を築く傾向にある。(是にはガネシュに全く同意できない)

北朝鮮と韓国との相克も文明の衝突とは言えず、思想信条、貧富の差がもたらされたものだ。

米政府の立場で言えば欧州は十分に西洋的ではないから、ロシアとサウジと良い関係を築こうとなる。(この件についての論理展開には理解が及ばない)

紛争を理解するには、自分もある程度好戦的なことを知ることだ。銃が好きで好戦的な愛国主義者だったチャーチルや元植民地警察官だったオーウェル等が挙げられる。

ハンチントンはWASP(白人でアングロサクソン系で、プロテスタントのキリスト教徒であること)的な穏健派なので、戦争の未来を予測するには不向きだったのだろう。狂信者たちというのは、最も激しい憎悪を必ずしも敵対する相手に向けるわけではないという点だ。

むしろ疑念を抱く者や背教者、分派論者を攻撃対象にする。自分たちの世界と全く関係ない者は簡単に無視できるが、自分たちの世界から逸脱する者は耐えられないのだ。

この原則を国家レベルに当てはめると、2025年の世界が理解しやすくなる。紛争が起きているのは逸脱が生じた場所だ。すなわち東方正教会圏にありながら西側志向のウクライナ、中国的文化を持ちつつ民主主義を採用する台湾、そしてイスラムの在り方を巡るこっちかあっちかという対立だ。



21世紀がどうなるかを告げる出来事に、2001年9月11日の米同時テロや、その7年後のプーチンによるジョージア(グルジア)侵攻だ。旧ソ連に属したジョージアはその頃、西側に傾きつつあるように見えた。この侵攻は、文明の内部でも紛争は起こり得ること、宗教ですら十分な接着剤としては機能しないことを示した。

ハンチントンが言う「文明の衝突」は必ずしも全体を包括するものでは無く、今回のロシアによるウクライナ侵攻も、ジョージア侵攻と同義のような行動であろう。





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Last updated  2026.01.09 19:36:02
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