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2026.02.07
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日は孫が太郎君を伴ってバッティング練習にやってきた。兄の方は望みのゼミに入れた様で、何よりだ。2人を送りがてら洗剤やワインなどを買に出掛けた。
連れ合いは姉の様子を伺いに電話してくれた。退屈そうな中にもまぁまぁ元気そうだった。

***

通常産出した原油には多くのCO2が含まれている。これを海上でCO2を減じる装置を作ろうというものだ。
三井海洋開発(MODEC)は海上でCO2排出を抑えた原油生産に着手する。MODECは旧三井造船の関連会社だが今や立場は逆転している。MODECはノルウェーと共同開発で海底油田から原油を採取する専用船に高効率な発電設備とCO2回収装置を置く。簡便的に少しでも低炭素化された原油脱炭素燃料を生産する。

データセンター並みに電力消費
「浮体式生産貯蔵積出設備」と呼ばれる原油採取船に、燃料電池やCO2回収設備を搭載する。原油採取船からでるCO2を約8割減らすことを目指す。約15万バレルの原油生産の場合、最大で年約43万トンのCO2を削減できる。

原油採取船は1隻で1日あたり15万~25万バレルの原油を生産する。生産には約9万~10万kwの電力が必要になる。原油からガスや水などの不純物を分離する必要があるためだ。大型データセンター並みの電力を使う。

これまでは原油から分離したガスを燃料に船内のガスタービン発電機で賄っていたがこれを発電効率が高い燃料電池に置き換える。



発電の際に燃料電池から排出されるCO2は回収して海底に埋める。一部の原油採取船には原油に含まれるCO2を海底に埋め戻す機能が元々備わっていて、新たな設備を追加せずにCO2を埋められる。

燃料電池はガスタービン発電機よりもCO2回収装置と相性が良い。ガスタービン発電機の排ガス濃度が5%程度に対し、燃料電池は濃度が30%程度と高く、回収設備でも効率良く回収できる。

ガスタービン発電機は大量の空気を取り込むため、排ガス中のCO2濃度が5%程度にとどまりCO2を回収しにくい。一方、燃料電池は濃度が30%程度と高く、CO2の回収効率は良い。

MODEC(元々は旧三井造船だが)は海底油田から原油を採取するための設備を建造したり貸し出したりしている。着底型や、浮体型も対応できる。

原油から排出されるトータルのCO2量は多く。生産時のCO2を8割削減したとしても、全体でみると3%の削減にとどまる。ただ脱炭素の代替燃料となる水素とCO2からつくる合成燃料の製造コストは依然として高く、原油は当面のエネルギー源として欠かせない。

原油採取船は海底から取り出した大量の原油をそのまま船内にためられるため、輸送用のパイプラインは不要だ。陸から遠く離れた油田や小規模な油田でも効率的に開発できる。南米やアフリカなどで使われることが多く、世界で200隻程度稼働しているとされている。

MODECは今や原油採取船の世界大手だ。低炭素な手法で原油を採取するための船の開発で世界をリードしたいとしている。

生成AIの普及は大幅な電力を必要とする。石油は引き続き重要なエネルギー源になるとみて、低CO2んお原油は需要が多いとみる。

MODECは特にブラジルで多くの原油採取船を貸し出す。ブラジルの海底油田は原油に含まれるCO2が多く、船内の電力使用に伴うCO2も海底に埋められればメリットが大きいとのことだ。

脱炭素の議論の中では「悪者」になる原油。原油採取船で効率良く低炭素原油が生産できれば、安定的な価格とCO2削減が両立できる。持続可能な石油産業の構築へ技術開発を進める。

CO2の削減は期待できるが、システム全体で見たCO2削減量はそれほど大きくはない、さらに画期的な機工が必要になるだろう。





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Last updated  2026.02.08 11:42:18
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