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2026.06.30
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昼食でとんかつを食べ、帰りは連れ合いがコープでかいものをした。

***

「南鳥島と言えばレアアースの話でよく聞くようになった。最近は核のごみの処分地候補としても名前が出ているようだ。どうして南鳥島が注目されているのか。
先ず南鳥島に付いて紹介して貰おう
南鳥島は東京都心から2000km近く離れた、日本で最も東に位置する小さな島だ。上空からみると三角形のかたちをしており陸地の面積は1.5平方km、皇居ほどの大きさだ。
住所は東京都小笠原村だが父島、母島からも約1200km離れている。周囲1000kmに島がなく「絶海の孤島」とも呼ばれっる。
最初の発見には諸説あるが、1860年ごろ、米国人宣教師によって「マーカス島」と命名された。その後、日本人が小笠原から移り住み、1898年に日本の領土になった。
太平洋戦争の敗戦によりいったんは米国の領土になった。その後、1968年、小笠原諸島とともに日本へ返還された。現在、一般の人は住んでおらず、自衛隊や気象庁といった政府関係者が数十人、駐在しているだけだ。

2026年2月、日本の探査船「ちきゅう」が、南鳥島沖の水深約6000mの海底からレアアースが入った泥の試験採掘に成功し、話題になった。陸上自衛隊はミサイル射撃場の整備も計画している。安全保障の戦略的な拠点としてもにわかに注目を集めている。

原発から出る使い終わった核燃料にはウランやプルトニウムといった放射性物質が残っている。日本ではこのウランなどは回収して再利用することになっており、残った廃液が「核のごみ」となる。近づくと即死するような高レベルの放射能を帯びており、万年単位で安全な場所に保管しなければならない。

10年ほど前から地質学者らが南鳥島に着目してきた。南鳥島は「南鳥島海山」の頂の一部が海面上に姿を現したものだ。火山活動は遠い昔に終わっており、今後1000万年の間は安定した状態が続くようだ。地質もとてもシンプルで活断層も存在しない。大きな地震が起きる心配がないといわれている。(言われているだけでは安心は出来ない)
レアアース泥の採掘に影響を与えるのではないかという疑問の声もあるが(私は正に疑問を持っている)、採掘地は沖合かつ水深5000mより深いところなので、核のごみを保管する場所とは遠く離れている。(そう納得しているだけではないか)

南鳥島の登場で核のごみ処分地問題は大きく前進したというわけではなく、最終処分場の選定には国が定めたルールがあり、一連の調査をパスして決定に至るまでには少なくとも20年はかかると想定されている。処分地が決定とまるのは2040〜50年ごろになるとのことだ。
最初が「文献調査」で候補地の地質や断層の活動履歴などを論文や資料で調べる。問題がないと判断すれば次にボーリング調査などを実施する「概要調査」に移る。そして最後が「精密調査」で地下にトンネルなどを掘って詳しく現状をみていく。調査が前に進むたびに地元の同意が必要になる。
南鳥島の場合、文献調査がどのように進むかはわからないが。これまで実施した北海道の寿都町などの3候補地に比べ、孤島である南鳥島の地下構造を詳しく調べた論文やデータがほとんどないからだ。
最終処分の方法としては、廃液をガラスで固め鋼鉄製の分厚い容器に収め、地下300mよりも深いところに埋設する「地層処分」が検討されている。しかし、この方法だとある程度の大きさの地上施設が必要となり、1.5平方キロkmの敷地に収まるかどうか不明だ。
「海底下地層処分」と呼ぶ方式だと実現性があるとの意見が専門家の間にはある。ただ、この方式だと条約によって禁じられている海洋投棄との区別が難しく、太平洋の島しょ国などから反発が出るおそれもある。
では核のごみの最終処分について他国はどんな対処をしているのかについては。
最も進んでいるのがフィンランドだ。世界に先駆けて2026年に「オンカロ」という施設が稼働する見通だ。スウェーデンでも処分場の建設が始まった。一方、米国はユッカマウンテンで決まっていた最終処分が白紙撤回され、その後、滞ったままだ。

フィンランドの地下450mに建設された使用済み核燃料の処分施設「オンカロ」(オルキルオト島、2月)

急ぎすぎるのはよく無いが、国がもっと前面に立って国民の理解を得ながら処分場の選定、整備を進める必要がある。1970年代以降、日本の経済発展を支えてきた原発の後始末を先送りにしたまま、そのツケを未来の世代に押しつけるわけにはいかない。

然し、何のトラブルもなく処分地が決まるとは思えない。付けの先送りは必至だろう。

南鳥島なが最も安定した岩盤であることから候補地に選ばれたようだが、不幸にもレアアースとの関係で面白くない結果になりそうだ。





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Last updated  2026.07.01 11:29:03
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