ニーハオ中国

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2026/06/11
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カテゴリ: 中国観光
最近雨がちな北京ですが、
数日ぶりに晴れたので
自転車こぎこぎ太廟へお出かけ。

太廟は故宮の南東にある
別名「北京市労働人民文化宮」とも呼ばれる場所。
この名前だけ聞くと
労働に関係する近代的な場所なのかなと思いますが、
この名前で市民に一般公開されるようになったのは
中華人民共和国成立後の1950年からで、

一般公開はされていませんでした。
故宮と同時期に建築された皇室の廟だったのですね。

故宮東門から午門までの途中にも太廟の入口がありますが、
故宮付近は人が多く自転車で通行しにくいため、
今回は南池子大街を南へ少し下って太廟の東門から入場。
入場チケットは2元(約46円)と格安ですが、
観光客は少なく、意外な穴場といえます。




ここ東門から入って南へ向かって進み、
前瑠璃門(廟門)を目指します。
太廟の正門です。




これが前瑠璃門(廟門)。









戟門の前には漢白玉でつくられた戟門橋があります。




橋を渡ると、戟門。
細工の見事さに圧倒されます。
さすが皇室御用達ですね。門からして違います。




8段の階段を登って戟門をくぐると、









広いけど、向こうまで歩いていきます。




享殿手前の左右には配殿もあり、
向かって左の配殿では絵画展が催されていました。
(右の配殿はどうなっているか不明。)






享殿。間口11間(約68m)の壮大な御殿です。






享殿の中は鐘の展示が行われているとかで
入場チケットとは別に15元(約350円)のチケット購入が必要。

チケットを購入して中に入ると、
まず巨大な柱たちに支えられた天井の高さにびっくり。
明・清代の歴代皇帝が祖先を祭った場所とのことで、
その荘厳さは半端ないですね。







雰囲気的には奈良の大仏殿にちょっと似ている気もしますが、
使用している材料から細工に至るまで、その凝り具合がすごいです。

柱は全部で68本あり、
すべて幻の木ともいわれる金丝楠の一本物だそう。
高さは最大13mあまり、直径は最大のもので1.2mあり、
ここまで育つには1000年はかかるとも言われているそうです。
噂によると、この柱1本で28億元(約650億円)の価値があるとか!?



この柱のなめらかさ、きめの細かさ。
御殿の中は金丝楠から発せられる木の香りが漂っています。

聞くところによると、
故宮の太和殿の柱は金丝楠ではなく松材なので、
それをしのぐ豪華さなのだとか。

床に敷き詰められたタイルも
製造に何十工程もかかる特別仕様となっており、
これまた噂によると、
2012年にタイル2枚で80万元(約1800万円)という値段で
落札されたことがあるとか。
そんなタイルを土足で直に踏んでいいのでしょうか。。
(踏んだけど笑!)



天井も細かな細工・彩色がなされていますが、
皇帝・皇后の玉座が置かれる中央三間の梁は
純金で装飾が施されていたそう。



天井の中央三間だけ色が違うのが分かります。




これが鐘ですね。




鐘以外にも太廟の歴史についての展示や
詳しい説明がありました。


さて、享殿を出て、さらに奥へ。




途中、皇帝が故宮からこの太廟に来るための通路もありました。




享殿の北側には寝殿(中殿)が、
そのまた北側には祧廟(後殿)があり、
これらはそれぞれ歴代皇帝の位牌が祭られた場所ですが、
現在は絵画展や国家のために働いた人々の功績などを紹介する
展示会場となっていました。
観光時間が少ない人は、享殿だけ見学してもいいと思います。
享殿は15元の別料金を払って見る価値ありです。

祧廟(後殿)の後ろにある西北門から太廟を出ると、
そこはもう故宮東門から続くお堀端となっており、
故宮の入口である午門もすぐそこです。

北京を観光したいけど
故宮みたいな広大な敷地をめぐる時間も体力もないという人は
故宮のすぐそばにある太廟(北京市労働人民文化宮)を
訪れてみてはいかがでしょうか。

人も少なく、静かにゆっくりと
歴代エンペラーの世界に浸れますよ。





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Last updated  2026/06/25 10:27:48 PM
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