法政大にとって、まるで一週間前の立教大戦(1回戦、4月18日)のビデオを
見るような 「悪夢」
の再現だった。
◇法政大vs立教大の関連記事「あま野球日記」バックナンバーより
「大林賢哉、逆転サヨナラ満塁本塁打」
(2009.4.18) →
こちら
へ。
(法大vs早大1回戦)
法大 200 000 000 =2
早大 000 010 001 =2
(法)加賀美-三嶋、(早)斎藤-福井-松下
それは、スコア2-1で法政大が1点リードで迎えた9回裏、早稲田大が攻撃
の時の出来事。二死ながら、エラーで出塁した走者を二塁に置き、早稲田が
同点のチャンス。
カウント2-1から早大の6番、1年生捕手の 杉山翔大
(東総工高)がバットを
フルスイングすると、レフトの左へ強烈なライナーが飛んだ。
◇ 杉山翔大
の関連記事「あま野球日記」バックナンバーより。
「早稲田・杉山翔大ってだれ?」
(2009.4.5) →
こちら
へ。
この試合の途中からレフトのポジションについた法大・ 喜多薫
(4年、伝習館高)
が懸命に左翼線に向かって走る。そして思い切りジャンプをして、懸命に差し出
したグラブのわずか先を打球は越えていきバウンドしてフェンスへ達した。二塁
走者が悠々と生還し、土壇場で早大は同点に追いついた。
この時、法大の投手は好投を続けていた 加賀美希昇
(3年、桐蔭学園高)。
一週間前、立教大1回戦でもスコア2-1と1点リードしながら、9回裏二死で
走者を二塁に置き、立大・ 大林賢哉
(2年、大垣日大高)に代打逆転サヨナラ
本塁打を浴びたのも、同じ加賀美だった。
加賀美、決して内容は悪くなかった。というか、従来の速球でグイグイ押すのでは
ない。緩い変化球を主体に、たまに140km台の速球を放る「ニュー加賀美」の投球術
を駆使。早大打線を翻弄し続けたが、最後の9回にとうとう捕まってしまった。
法大の打線は早大の先発・斎藤佑樹から初回に2点を奪うなど、何度もチャンスを
つかみながら、追加点を挙げることができなかったことが悔やまれる。
◇ 加賀美希昇
の関連記事「あま野球日記」バックナンバーより。
「加賀美希昇、サヨナラ本塁打を浴びた理由?」
(2009.4.19) →
こちら
へ。
◇ 斎藤佑樹
の関連記事「あま野球日記」バックナンバーより。
「斎藤佑樹、対戦校別データほか」 (2009.4.25) →
こちら
へ。
(加賀美希昇の今日の成績)
8回2/3、128球、被安打4、奪三振7、与四死球1、自責点1。
(斎藤佑樹の今日の成績)
5回、74球、被安打6、奪三振3、与四死球1、自責点2。
※斎藤、今日は通算6敗目を喫しそうだった。だが9回に杉山の同点打で「敗戦投手」は帳消しに。
【東京六大学2025秋】小早川毅彦氏の始球… 2025.09.28
【東京六大学2025秋】開幕カード。慶應、7… 2025.09.14
【東京六大学2025春】東京大学vs.横浜高校… 2025.03.08
PR
Keyword Search
Calendar
Comments