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またまたご無沙汰してしまいましたm(__)m受験勉強に際して主に国語読解で気づいたことを書きとめておく目的でブログを再スタートしたつもりだったのですが、反抗期なのか親の介入を段々嫌がるようになってきたため、学習の内容自体は、最後は塾に丸投げしてしまいました。でもそれがよかったみたい。親の言うことは聞かないけれど塾の先生は信頼している、というよい精神状態で受験に臨め、無事、第一志望にご縁を頂きました受験校については本人の希望が一番でしたが、国語の出題傾向も本人に合っていたと思います。要は、苦手な出題傾向(長文記述とか、難解な物語文とか)の学校を避けることができたということです以前、敬語が苦手と書きましたが。終わった後、入試問題の話をしていたところ「この文章は○か×かっていう問題が出てね、私には役不足ですがお引き受けしますって!(大爆笑)」と言っていたので、以前は「枯れ木も山の賑わいですからぜひご参加くださいのなにが失礼なんだ!」と言い張っていたことを思えば、それなりに成長したのかもしれません(笑)
2016.01.27
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【楽天ブックスならいつでも送料無料】ちゃんと話すための敬語の本 [ 橋本治 ]てっちゃんは敬語が苦手です。敬語に限らず、一事が万事、納得しないことを行うのが苦手ですその頃はかなり辛くて日記を書けなかったのですが、3年位前、担任の先生と合わなかったことがありました。普通の子(とあえて書く)は納得できなくても先生の指示に従うと思うのですが、てっちゃんは従えなかった。といっても、本人的には反抗するつもりなんて全然なくて、例えば素朴な疑問として「なんで先生に敬語を使うの?」と聞いた時に、その先生に「あたりまえでしょ!」と怒られて、どうしていいかわからなくなってしまった。そんな状態になっていたのだと思います。もちろん、発達障害の特性は入学前から学校にはお伝えして(&家庭内外でのSSTも続けて)いたのですが、低学年の時の先生とはうまくいってしまっていたので、学校側は、このような状況が起こりうると私がお伝えしていたことをうまく認識して下さっていなかったようです。やっと今になってあの時は大変だったなぁ。。。と振り返る余裕が出来ましたリンクの本は(も)テキストで抜粋されていたのがきっかけで購入しました。てっちゃんの尽きることのない「どうして?」には特性上できるだけきちんと向き合ってあげなくちゃいけないなとは思って日々過ごしている私ですが、時々「だーっめんどくさーーーい」となってしまうことは、今でもよくあります。その中のひとつが、敬語。そして、この本では、てっちゃんがずっと前から繰り返していた疑問を一度は受け止めてくれて、その上でどうしたらいいかを提示してくれているように思いました。期待以上(?)の内容に、びっくり。まずは、古来の「尊敬語」「謙譲語」が時代に合わなくなって来た、という背景から、いくつかの例を挙げて説明されていました。てっちゃん(が私よりも先に読みました)が夜中に読みながらげらげら笑っていたので、なにがそんなに?と思ったら「正しく敬語を使ったら、先生に呼ばれて職員室に入る時に『お召しによりまして参上仕りましてございます』だって~」で、じゃぁ今の時代にどうして敬語が必要なのか、ということを、筆者はすごく簡単に書くと「相手との距離感」を示すためと書いてあります。すごく腑に落ちました!!てっちゃんに「先生は偉いから」敬語を使うのは当たり前だというのがピンと来なくても「先生とは友達(対等の関係)ではなく、勉強を教えてもらうという間柄であることを私はちゃんとわかっていますよ」ということを示すために使うものだと思えば腑に落ちるようです。あ、あとこの本でてっちゃんが最も納得した部分は「だから先生には、尊敬語とか謙譲語とかを過剰に使うのではなくて、基本的には丁寧語を使えばいいんじゃないか。」とわかったこと、だそうです#それを聞いて私も目うろこでした。てっちゃんが苦手なのは「尊敬語」「謙譲語」(=上下関係の認識)であって「丁寧語」ではなかったんだと。
2015.06.02
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またまたご無沙汰していますm(__)m栗原類くんのニュースに思わず涙してしまいました(TT)以下、色々検索しすぎてもはや正確に引用元がわからず、私のフィルターがかかってしまうかもしれないですが。8歳の時にADDと診断された類くんは、お母様から「類もニモと同じ」というような形で告知を受け「ハンデがあっても、やれば出来る」そんな勇気を与えてくれるファインディング・ニモが大好きな映画になったそうです。ネガティブキャラと言われている類くんが実はポジティブだった、という風に書かれたりもしているけど、早期発見・早期療育がこうやって実を結んだ具体的な話って、まだまだ聞く機会が少ないじゃない?とにかく、すっごーーーーーく勇気づけられました【楽天ブックスならいつでも送料無料】友だち幻想 [ 菅野仁 ]書きたい日々雑感はたくさんあるのですが、このブログの本来の目的(国語に関するあれこれ)に戻そうと思いますm(__)mリンクした本からの抜粋がテキストで取り上げられていました。幼稚園に子供を送って行くお母さんがその後なんとなく残って話をする。その場にいないと、なんとなく不安になる。学校でも、いつも一緒で仲良くていいねって言われるけど、一緒にいないとスケープゴートにされるかもしれないという不安があるから。などなど・・・本当に自分で選んでそうしているというよりもノリが悪いとか浮いているとか言われることが怖くてつい周りに合わせてしまうことを同調圧力と言って、私たちの身の回りには、さまざまな種類の同調圧力が張り巡らされている。最近のてっちゃんは、読解について、自分にはよくわからないけれどそういう考えかたもあるんだな、と社会通念(←という言葉を使ったのは本人です!笑)を学ぶ機会と位置付けているようです。例えば、同調圧力に関してどう思うか?と聞いた時の最初のてっちゃんの反応は、「私は、みんなと同じじゃないといけないとか全然思わないんだよね」「それに、同じじゃないからってなんで仲間外れにするかわからない」「かげ口を言うっていうのもわからない。」らしいな~~~。#この間、個別の国語の先生には、国語のあまりのできなさ加減を「てっちゃんのそういうピュアな部分はなくして欲しくないですね」と言われました(苦笑)でも、自分はこうだと主張するだけでなく「でも、そういう人がいるってこともわかったから」と文章を受け入れるようにもなってきました。更には「私はかげ口は言わないけど本人の前で思ったことを言っちゃって怒らせるんだよ。だから幼稚だって言われるんだよね」と自分を顧みる機会にもなっているみたいですあーそれにしても。入試まであと8か月弱になってしまいました。本人には熱望校がありますが、こんなんで入試に間に合うのか。。。なんとか間に合うといいのだけど。
2015.05.28
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またまた間が空いてしまいましたm(__)m先日、公開テスト(月1回の模試)の解き直しを一緒に行いました。今回のお話は、本はすでに絶版のようなので、リンクはなしです。「調律師のるみ子さん」(いしいしんじ『雪屋のロッスさん』より)事故で、手指を失って調律師になったるみ子さん。事故にさえあわなければ、音楽をうまく弾けただろうに、その悔しさからか、音をはずして、調律する。そんな時、ある老人と出会って・・・・自分を取り戻していく姿がよかった。 今回「自分を取り戻す」きっかけを問う問題が出ました。ざっくり書くと、「手指を失った10年前の事故で助けた少女がリハビリを頑張ってケーキ職人になった(だったかな?)そのお礼が届き、手紙を読み、指を失う前のピアノが好きだったころの気持ちを思い出した。」 というような流れだったのですが。息子の答えは、「ケーキ(お礼の手紙に沿えられていたケーキ)がおいしかったから」そう来たか・・・そこで、塾にお迎えに行った帰りに、変えてもストーリーが変わらないところは本筋ではない(=今回の場合、きっかけではない)ゲームをしてみました たとえば「画家になったから絵が送られてきた」でもいいよね。たとえば「ダンプの運転手になったからダンプの写真が送られてきた」それじゃ嬉しくないかもー!じゃぁ「金箔職人になったから金箔入りの日本酒が送られてきた」それでもOKじゃない? と、最近、成績で一喜一憂していたところ、久しぶりにげらげら笑いながら帰ることが出来たのはよかったけど。息子のあまりにもの読解力のなさは、間に合うのか依然として超不安です(涙)
2015.03.20
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【楽天ブックスならいつでも送料無料】機関車先生 [ 伊集院静 ]気が付くと、あっという間に1ヶ月たっていました。せめて月に1回くらいは更新したい・・・と焦って書いています今年から国語だけ個別指導塾に行き始めました。一斉指示が通りにくいという特性を持っている息子、集団授業に行っていた頃は「どこが宿題なのか」をよく聞き逃して帰って来ていました。発達に凹凸があるって本当に難しいです。学校で理解者となって下さっている専科の先生から「全体的にゆっくりの子だったらもっと過ごしやすいと思うんです」と言われたこともあるように、上記のような時に、そういう子だといくら説明しても「授業に真剣に臨んでいなかったから聞きもらした」つまり気持ちの持ちようで聞きもらしはなくなる、とみなされてしまうのです。本人には、つらい思いをさせてしまったと思います。だけど、発達障害児だって発達障害児なりに成長する訳で、他の子とまったく同じには出来なくても、多少なりとも一斉指示を聞く訓練になれば、と思っていたんですよねぇ・・・これも結果論で、後悔先には立たないですが前置きが長くなりました。この本は、個別指導塾のテキストに載っていた小説です。先生が単行本を貸してくれました・・・感動~だけど。そうだこの本を今月中にアップしよう、と思ってまだ最初の何ページかだけ読んだ時点で検索をしてしまったのは、よくなかったかもー。坂口憲二さんで実写化されてるんだってあああっ、ここから先は、坂口憲二さんでお送りされちゃいそう白紙のままで読みたかったかもしれないです・・・
2015.01.30
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前の日記で予告(?)した「イヤな気持ちになった」時の話はもう少し寝かせてからにしようと思い直しました。ネガティブなことって、勢いで書いてしまうと後で後悔しがちです・・・よね?【楽天ブックスならいつでも送料無料】絶対泣かない [ 山本文緒 ]様々な職業の女性達が主人公の短編集。その中から、先日受けた模試で出題されたのは「話を聞かせて」という短編。主人公のお仕事は、ワインメーカの営業部員です。いつ営業に行ってもそっけない、とある酒屋の店主。自腹で野球のチケットを買って行ったり、様々な営業努力をしているけれど、関係は改善しない。そのことを恋人に「いつ行っても今忙しいっていうの。お店は暇そうなのに。」と愚痴ったら「いつも同じ時間(14時)に行ってるの?本当にその時間は忙しいのかもよ?」と指摘を受け、違う時間にトライしてみることに。(ここからが抜粋された部分のあらすじ)そうしたら今回は対応が違った。ワインが売れたのでと追加発注もしてくれた!びっくりして「もしかして、今まで忙しい時間に伺っていましたか?」と尋ねてみると、なんと、アメリカに住んでいる病気の娘さんの所に看病に行っている奥様から電話がかかってくることになっている時間が14時なんだ、という返事。(ここまでが抜粋された部分のあらすじ)自分はいままで自分の都合を押し付けることが多く、相手の話を聞かなかったなぁ・・・と反省し、恋人に対しても接し方を改めて行こう・・・と実践していい雰囲気になったところで、話はおしまい。さっくり書くと、こんな感じかな?(あらすじにしては長すぎるかも>じぶん)この模試の解き直しを、今通っている個別の先生にお願いしたところ、まったくわかってないみたいだけど男の子なんてそんなもんだよね、という発言が出た、というのが、前回の日記。でもね、家に帰ってこの話をしていたら、息子はそもそも「営業」とは何かわかっていなかったことが発覚そして個別では、営業とは何かがわからないまま(先生が当たり前のこととして言わなかったのか、言ったけれど息子が理解しなかったのかは不明)帰宅したという。うーん、うーん。物語文で登場人物の設定(と関係)がわからなかったら読めないような気がするんですけどーーー
2014.12.24
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またまたご無沙汰してしまいましたm(__)mこの日記を再開した時は、息子の国語学習状況について、もっと頻繁にメモっておく予定だったのです。だけど、状況が色々と変わってきてしまって。詳細は書いたら知り合いにはわかってしまいそうなので割愛せざるを得ないのですが今後の方向性に対する自分自身の気持ちも、ブレていたりします。少数派の子供への対応って、難しいですね。と今更ですがより一層痛感しています。いまいまの方針としては、国語の読解については外注(←個別や家庭教師という意味)を併用していこうと考えていて、実際に何度かお願いもしはじめました。だけど、息子の特性に合っているのかと考え始めると、いまいち不安が残っています。具体的に書くと「男の子ってこんなものですよね~。時間はかかるかもしれないですが経験を積み重ねて行きたいと思います。」というところ。息子は誰が見ても間違いなく変わった子だと思うのですが、その息子のことを「男の子にありがち」と寛容に受けとめて下さって「まずは(読解で)本人の思い込み=間違った解釈を聞いて受け止めています。まずそれを行わないと、私がいくらここはこう解釈すべきだと言っても聞き入れるだけの余裕(とかすきまとか言っていた)が出来ないので、必要になってくる(過程な)んですよね。」と辛抱強く接して下さっているのは、さすがだなぁと思ったのです。だけど、最終的に「ここをこう解釈する」というのを「積み重ねれば」出来るようになるのか、というところで、もしかしたら息子の場合は結局出来るようにならないんじゃないだろうかと思ったというか、フツーこう思うよねっていうのを息子がピンとくる日はないという前提での学習を行うためにはもう少し発達障害ということに踏み込んだコツが必要なんじゃないかと思ったというか。#そう思って発達障害専門の個別にも相談に行ったらイヤな気持ちになった、という話は、次に書こうと思っています。ただ言えるのは、息子が「合う」レンジは非常に狭いと思われるので、ベストでなくベターを探していかなくちゃいけないのかもしれないです。なので、当面は現状のまま、もう少し様子を見て行こうかと思っています。
2014.12.22
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連休の最終日に、四谷大塚の無料テストを受けてきました。このテストは学年があがると四谷系列以外の中学受験塾に通っている子供達は受けなくなってくると言われていて、実際、てっちゃんの通っている塾は四谷系列ではないので受験者はほとんどいなかったそうです。(でもなぜか試験会場にはなっています。)だから偏差値が出てもいまいち母集団がよくわからずその結果をみてもどうなんだ?っていうのはあるのですが実はてっちゃん、過去に1度だけ決勝大会に参加させて頂いたことがあって、その時の決勝大会がとても楽しかったらしく、また行きたい!んだそうです。だけど、その1回はどうやらビギナーズラック?たまたま?だったみたいで、その後はずっとご縁がなく今に至ります。このテストは6年生までありますが、来年信頼性の低いテストを受ける余裕があるとは思えず、今回は、実質最後のテストだったわけです。が。「出来た!今回は全部問題用紙に書き込んできたから採点して!!」と自信満々で持って来た問題用紙を採点してみたところ、国語がまったくもってボロボロな残念な結果でしたこんな成績でおこがましかった。。。ごめんなさいm(__)m ←誰に言っているんだろうここまでは、前置き。ブログにはずっと読解が出来ませんという話を書いていたのですが、実は知識も出来ていないことがわかったので、知識ならセンスがなくてもなんとか今後伸ばせるのではと期待を込めて、今回のとほほな間違いを、一部記しておきます。慣用句から(1)相手は弱いに決まってると___をくくったのが敗因だ。(2)彼と___を交えて話し合ったので、うまくおさまった。(3)きのう、道で電信柱にぶつかって___から火が出たよ。最後の(3)を文章をよく読まないで「顔」と答えたのはひっかけで出題者の意図したとおり・・・なのかな?でも(1)も(2)も聞いたことがなかった!というのは、びっくり。うーん、慣用句ってマンガとかも含めてそれなりに触れているとは思っていたんだけど、それだと網羅しきれないのかな。読書量が少ないっていうのは今更だし、今後の対策としては、どうすればいいんだろうな
2014.11.04
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間が空いてしまいました。読解について気づいたことをどんどんメモする予定が、諸事情により、読解の学習が中断してしまっています。という訳で、リアルタイムではなくて振り返って思い出しながら少し書いてみようかと思います一緒に勉強を始めた頃のテキストは、段落ごとに要約と気持ちをセットで穴埋めするような形式になっていました。これがなかなか・・・この頃は同世代の子供が主人公の物語が多かったような気がするのですが、例えば、大雨の下校中に捨て猫をみつけて家に連れ帰って世話をしたいけどお母さんに怒られるから泣く泣くそのまま帰宅する、というような場面での気持ちで、模範解答には「未練」とか「後ろ髪をひかれる」とか書いてあるのに、てっちゃんは「あきらめる」ときっぱり。だって(結局は)連れて帰ってないじゃない?という訳です。うーん。てっちゃんに模範解答で納得してもらうのは、難しかったなぁぁぁぁ。今でもですがあと、物語文の場合、実は大雨っていうのも気持ちを表していたりしますよね。そういう手法(なの?)ってよく出てきて、例えば、おばあさんが夕日に照らされて卒業アルバムを眺めるとか、日没で晩年を表していたりする訳で。そういう説明を折に触れて話していたら、ある日。「あのさ、物語文って、場面が都合良く気持ちを表してるんだね」・・・・・・・・・逆でしょーが。そういう風に作者が描いてるんでしょうが読解のセンスのなさに、思わず笑ってしまいました他にも苦笑することが色々あったような・・・思い出したらまた書かせてくださいねm(__)m
2014.10.29
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ちょっとご無沙汰してしまいましたm(__)mその間も国語の読解ネタは次々とあって書きとめるのが追いつかず思い切って過ぎたことはバッサリ諦めて、昨日取り組んだ宿題のことを書こうと思います。 【楽天ブックスならいつでも送料無料】夜中の薔薇 [ 向田邦子 ]価格:504円(税込、送料込)向田邦子さん。飛行機事故で亡くなってからもう30年以上たつんですね。改めて、びっくり。当時、この本は読んだ記憶があるのですが、覚えていたのは題名だけ。そうそう『野中の薔薇』って『夜中の薔薇』に聞こえるよね~。『うさぎ追いし』も『うさぎ美味し』に聞こえるしね~。なんて突っ込んだ記憶はあるのに、内容はすっかり忘れていました今回の読解では、このエッセイ集の中から『言葉は恐ろしい』が取り上げられていました。筆者は小さい頃から『口に毒がある』と言われてきて、注意しているつもりなのに大人になってもついまた不注意から失敗をしてしまう、気をつけなくちゃいけないな、って・・・SSTですねこういうことって上から目線で教えても反発してしまってなかなか心に染み入らないもの。だけど、当事者として同じ目線で「また失敗しちゃった~気をつけなくちゃいけないのに」と書いてあるので、素直にそうだなぁってうなづいてもらえたような気がします。宿題は、まず、筆者が失敗してしまった体験を3つ箇条書きでまとめました。随筆文の基本、具体例とそれに対する所見を対にする練習です。1つめ。小さい頃、父に連れられて行った上司の家で「どうしてこの家の床の間には掛軸がないの?」と聞いて父を困らせた体験。てっちゃん「父を困らせた」が出てきませんでした。「父に恥をかかせた」って・・・これは私の責任かも。てっちゃんの同様の失敗をつい「恥ずかしい」って言っちゃうからなー。「上司に対してなんとフォローしていいか困った」だね。2つめ。宴会の帰りに酔っぱらってタクシーの中で同僚を「いなかっぺ」とからかったことで田舎出身のタクシーの運転手を怒らせた体験。てっちゃん、運転手に怒られた筆者達が料金を払うのを忘れてタクシーから逃げ出して運転手に追いかけられた、というところをどうしても失敗談として入れたくて枠に収まらずに困っていました。筆者がこの例から伝えたかったことはなにか?追いかけられたことではなくて筆者の発言に対して運転手が怒ったことだよね?と説明。3つめ。高卒の同僚をはげますつもりで「高学歴でもうだつが上がらない人がいる」と言ったことが他の高学歴の人を傷つけた体験。てっちゃん、まずは「うだつ」を図解してくれましたその後「そうだねぇ。高学歴でも〇〇みたいに給料安い人もいるしねぇ・・・」もうその話はいいから本当に毎度毎度のことなんだけど、てっちゃんは「テーマに対して絞る」というところが非常に苦手です。脱線している部分にやたら食いついたりこだわったり、で、宿題がいつまでたっても終わらないです・・・
2014.10.08
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【楽天ブックスならいつでも送料無料】岳物語(続) [ 椎名誠 ]価格:504円(税込、送料込)椎名家の長男、岳くんの成長を描いた物語。こちらも、夏期講習中の長文読解で(一部が)出てきた本です。読解は、同世代(小学校高学年くらい)の主人公が描かれているものを取り上げることが多いみたいですが、今回もしかりで、思春期(?)の岳くんが心身ともに成長する様子が描かれている部分が扱われていました。でもてっちゃんいわく「主人公(←視点という意味だと思う)が子供じゃなくてお父さんだからよくわからなかった」そうで、えーーー主人公が同世代でも読み取れて=共感出来てないじゃんいつも、と思わず突っ込みを入れそうになってしまったよこの本は私は以前から持っていて、今回まだ改めて読み直しはしていないのだけれど、個人的にはもっと小さい頃(保育園時代~)の「続」でない方の「岳物語」の方が面白かったかな?で。以下、今回テキストでこの物語が取り上げられている意図からちょっと脱線した話になりそうですが。。。文中に、岳少年が「明日また着替えるのが面倒だし、お風呂の後には洗いたての服を着た方が気持ちがいいから」と次の日の服を着て寝る、という件があって、てっちゃんはそれに感銘(!)を受けた模様。さっそく次の日から実行に移すようになって今に至ります。身に着けるものについては、こだわりなんだか感覚過敏なんだか区別がつかない「好み」を持っているてっちゃん。靴下が嫌いでサンダルを好んだり、長袖が嫌いで半袖+上着(肌にまとわりつかない)を好んだり。。。それでも構わない時は本人の好きに任せているのですが、通塾はかかとの安定していない靴はNGだったり、等、色々制約がある時に、困ります。感覚過敏の傾向があるのは間違いなくて、雨で靴下が濡れているのが気になって授業が聞けなかった、ということは実際にあるみたいだけど、でもそれも興味のある科目かそうでない科目かにもよったりするみたいなので、わがままとの区別がつきにくく、絶対NGのことでない「マナー」という領域になって来た場合、どこまでOKでどこからNGにするべきか、相変わらず悩みが尽きない我が家です。数年前にブログを書いていた頃とあんまり変わってないね~
2014.09.25
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はじめてリンクを使ってみます。うまく出来るかな?【楽天ブックスならいつでも送料無料】15歳の日本語上達法 [ 金田一秀穂 ]価格:1,080円(税込、送料込)夏期講習中の長文読解で(一部が)出てきた本です。ちょうど本人の興味と一致する部分があったので、購入して、読んで(&読ませて)みることにしましたテキストで取り上げられていた部分は「お刺身って聞くとおいしそうだけど、死んだ魚って聞くとおいしそうですか?」というあたりで、塾から帰ってきた直後にはげらげら笑いながらその話をしてくれたてっちゃんだったのだけど、1ヶ月ちょっと経った今回、この日記を書くにあたって改めて「この本の内容覚えてる~?」と聞いたら「言葉は情報を交換するだけじゃなくて会話を楽しんだりもする。言っていることと言いたいことが違うこともある。例えば『あついですね』って言われたら『そうですね~』って返事するんじゃなくて窓を開けて風を入れ替えるとかしなくちゃいけない時もある。とかそんなことが書いてあったよ。」と、ちょっと違う部分が心に残っていたようです。うーん、納得。というのが。てっちゃんの特性として「文字通りに言葉を受け取る」というものがあって。※本の中には「授業中に携帯を見ている生徒を注意する時に『それはなんだ?』っていう表現を使うけど『携帯です』という答えは期待していませんよね?」なんていう例も出てくるのだけど、てっちゃんならいいそうだ学校であったことを書くのはどうしようと思っていたのだけど、ちょっとだけ。。。1学期に「今日、新しく同じクラスになった〇〇くんに『好きなTVは何?』って聞かれたから『東芝だよ』って答えたら笑われた~」とちょっとしょげて帰って来たことがありました。本人にとってよっぽどインパクトがあったみたいで、宿題の日記にも書いていたという日々が療育だ~
2014.09.22
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国語の読解が苦手なてっちゃん。最近、どんどんたまってしまって追いついていないのですが、授業だけでは意味を取り違えたままになってしまう可能性も多々あるため、出来るだけ一緒に復習したいと思っています今回は、井上靖が中学に入学した時のことを書いた自叙伝から。家が貧しかったので大きめの帽子と靴を買って入学式に臨んだ作者。帽子が目立ったため整列の際に教師から『帽子』と呼ばれ最初は恥ずかしく思うが、次に靴が大きすぎないかたずねられた時には母の苦労を思って靴には問題ないと必死に答え、まわりに笑われても胸を張っていた。という内容。問:どうして笑い声が起こったか?息子の答え:「私」が教師に列の後ろに移動させられたこと。問:笑い声が起こった時の「私」の気持ちを答えなさい。息子の答え:帽子が頭に合わなかったため、列の後ろにさげられてはずかしい気持ち。先生から部分点は頂けていましたが、うーん、なんかニュアンスがだいぶ違うような気がするんだけど?どうしてなんだろう??と息子と話してみたところ。なななんと、「帽子が大きかったから(実際より)背が高いと思われて後ろに下げられた」と解釈していたことがわかりました烏帽子かよっそうじゃなくて、背の順に並び直す時に、大きい子を大きい側に呼ぶために、帽子が目立ったから「おーい、そこの帽子の子」って意味で「帽子」って呼んだんだよ。と説明して、一件落着です
2014.09.17
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国語の前に。。。最近、というかずっと、痛感していること。得意なことは、いつの間にか勝手に伸びて行く苦手なことは、いくら働きかけても伸びて行かない我が家は、今でも療育を続けています。その一方で、周囲にカミングアウトして、少しでも理解して頂けるよう、働きかけています。それでも、勉強よりしつけでしょ、って思われているのでは、と、ドキドキしながら生活していますこの間、マンションのエレベータで赤ちゃん連れの親子と一緒になりました。てっちゃん、にこにこしながら「こんにちは。かわいいですね」「ありがとう」「赤ちゃんのうちはみんなかわいいんですよね」ぎゃーっあわてて「ごめんなさい、いつも私がこの子に言ってるから~」「あのね、赤ちゃんの時にかわいかったけど今は・・・ってのは〇〇だけだから~~」でも、よかったです、私のいるところで。その場で、いまのやりとりはどこがいけなかったのか、どのように言い換えたらいいか、説明が出来たから。こうやってひとつひとつの積み重ねだね
2014.09.16
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すっかりご無沙汰してしまいましたm(__)m以前、こちらで発達凹凸の息子について日記を書いていたのですが、ある時読み直して「ぼかして書いていても、見る人が見たら誰かわかるだろうなぁ」と不安になって、ブログをリセットすることに。それから何年たったんだろう・・・息子てっちゃんも小学5年生になりました。PDD-NOS(特定不能の広汎性発達障害)で自閉っぽいところも注意欠陥っぽいところも両方併せ持っているため、相変らず、山あり谷ありの毎日を送っています。ただ、今回はてっちゃんを色々な方面からみた日記を書くのはやめておこうと思っています。全貌が出揃ってしまうと、また心配になってしまうかもしれないので続くかどうかはわからないのですが、今考えていること。現在、てっちゃんは中学受験に向けて通塾をしていますが、国語が極端に苦手です。特に物語文の読解で笑ってしまうような発言や回答をすることが多くて、そのわかってなさ加減をメモって置けば精神面での成長記録になるかな?と思い立ちました。相変らずかなり幼稚ですが、少しづつ、成長しますように・・・
2014.09.12
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