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けいじばんZZ


初めておいでいただいた方に。


2004年06月06日
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カテゴリ: 雑学☆趣味
もともと人づきあいが下手で、最近、年と共にますます交友関係もきわめて狭くなってるはるるさんです。笑

相も変わらず、いつもの女子大生と女子高生をクルマに乗せて、日曜日だというのに朝も早くからちょいと人里はなれた人跡未踏?!の地を目指すーー。

その目的は、ここ一週間のあいだ、このあやしい日記で繰り返し呼びかけていたので、ご存知のひともいらっしゃると思いますが・・デザイン科のゆめが美術の課題のオブジェを創るため、その素材にと自分で選んだ『流木探し』の小旅行です。笑
おかげさまで、いくつかの情報をメールなどで寄せていただいたので、はるる独自のデータとつき合わせ、何ヶ所かの有力な候補地をピックアップして地図検索でプリントアウト印刷。


☆大物の流木を拉致しようと奮闘中の乙女たち。

梅雨入り直前の晴天のなか、どこまでも続く麦秋の田園風景をウインドウ全開で、空いている直線道路をすすむ。
ささやかだけれど、クルマのなかでこうして身も心も風にさらしていると、人生のよろこびってヤツを実感できるんです。

いつのまにか空が一段と広くなって、誰もいない石ころだらけの河川敷に到着。
その結果、いちばん最初に向かった鬼怒川中流地域でなんとか探していたブツは、首尾良く手に入れましたので、あとの資料はムダになったけど・・・こーゆー、ムダはうれしいムダだよね。


水に洗われ、太陽にさらされて、すっかり河原で乾燥して軽くなった数メートルの流木を、いくつか回収。
中でもいちばん長い4・5メートルくらいの木は、4WDの屋根の上に括り付け、固定した。
他に、小物(と、言ってもちいさくても40~50センチ)の枝を十数本ほど、後部の荷物スペースに。


☆平成元年の4WDに乗っかった獲物。

思ったよりも時間が予定よりも数時間ほど早めに終了したので、高校の部室付近に直接運んで、お昼前には自由の身。笑
作品テーマは「どうぶつ」で、この流木を使ってゆめは電動ノコギリやら大きなボルト・ナットを使い、数メートルの身長の『きりんさん』を制作するつもり、らしい。



ふたりのお嬢さまたちに、森の中の美術館でのランチをおごってあげることにした。オプションにデザートを付けて。
6月6日の 宇都宮美術館 は、たまたま今日がオープン初日の谷中安規の版画を中心にした企画展がメイン。
わくわくするような、戦前のモダニズムあふれる妖しい小宇宙。



谷中安規、こんな版画家、見たことありますか。


登場するのは、密談する犬族、黄泉の空を飛ぶ母子、笑う鷲、教壇にたつアザラシ、虎にまたがるわらし、魚頭人間、影になった男、怪奇と妖気あふれる逢魔が時の街の中。天から降りる瞑想力はつぎつぎとイメージを紡ぎ出します。

以下。~料治熊太編著より抜粋引用~

●創作版画の生まれるまで
 日本の創作版画が、芸術性を帯びて来たのは、大正の初め、山本鼎(かなえ)がフランスから帰朝して後のことで、彼の滞仏中創った「ブルターニュの小湾」をはじめ幾つかの小品版画がもたらされてからのことであった。
これらの作品は、絵を木版にしたのでなく、版のために絵を借りた木版であった。

 この行き方を踏襲したのが、それから後の恩地孝四郎とか永瀬義郎らの版画である。
そしてその末流に、妖しいまでに、萬花の花を咲かせたのが、わが谷中安規の版画であったといえるのである。



 日本に谷中安規が生まれたことは、ある意味では、写楽、歌磨が生まれたより意義あることであると、私は思っている。なでなら、彼の版画は、今までの伝統を拒否し、あるいは無視して世界に通ずる版画の世界を自らの手でひらいた人だったからである。
先人にない版画の途をひらいた人として谷中安規は、最初のひとであった。日本でただ一人であるばかりでなく、世界でただ一人の版画家であるといってもいい。

 彼の版画は、筆描の絵を木版にしたとか、版画のために、構図を意識して作画したとか、そんなことは、影さえ見せない版画家である。彼は一生涯、白と黒効果以外の版画はつくらなかった。彼の版画の白い部分は、黒い部分のために存在している白で、相関的に白と黒に語りがあった。このごろ流行歌にフイーリングという言葉がはやっているが、谷中安規の版画には、彼の人生のフイーリングが渦巻いている。白と黒の表現以外、ほかの色はよせつけないほど、谷中安規の版画は純粋である。



 彼は50年の歳月をこの世に生きたが、彼がこの世を去った最後の姿は、「餓死」であった。
 餓死して果てたということは、彼がどれほどこの世を純粋に生きたかを示すもので、小生に甘んずる輩のうかがい知ることの出来ない境地である。
9月9日、掘立小屋で栄養失調のため死去。区役所により火葬される。戒名は「救生院法悟栄徳信士」遺骨は数日後村井亮の手で、上中里の城官寺に埋葬される。

(結局、彼の最晩年の姿はアニメ「ほたるの墓」そのもの、だった訳ですね。)



●「白と黒」時代の棟方志功と谷中安規
 谷中安規は、生前、自分の素姓を他人に話したがらなかった。
ただ、朝鮮に自分の父親がおり、母は自分より年下の人で幾人目かの母であるということだけは洩らしていた。自ら風来坊を自称し、堀口大学や佐藤春夫に注目され、内田百聞をして、「風船画伯」の仇名を与えられるほど放浪性をもった画家であった。



 自刻自摺による創作版画という、江戸の浮世絵版画とは全く異なる形で出発した日本近代の木版画は、大正期の『月映』などにおいて、相当の成果をすでに挙げていたが、木版画本来のプリミティヴな持ち味(「プリミティヴ」という言葉の裏には、元来、西洋文化のある種の優越意識が潜んでいるが、ここではあくまで正の価値として)という点で最もすぐれた成果を上げたのは、偶然にも昭和の初めにほぼ同時に登場した、この2人の版画家においてであったように思われる。しかし、従来の版画にはない大画面や、彫り跡の激しさなど、見る者を力で圧倒する棟方と、谷中のやり方はかなりちがっている。
 本の挿絵をはじめ、谷中の版画はすべて小品である。線というより白黒の面の対比で構成された簡潔な画面は、ときにとぼけた味さえ漂わせている。奇矯な行動と極貧の生活ぶりが伝説的に伝えられる谷中であるが、その人生は、孤独ではあっても、悲壮感漂うものではなかったにちがいない。



 彼の一見風変わりな人生は、彼自身の自然な欲求だけから成り立った単純素朴なものであったのではないか。作品の飾り気のない力強さ、プリミティヴな魅力は、まさにその反映であると思われる。一貫した特徴である幻想的な物語性も、象徴主義などの示す韜晦とは全く無縁であり、むしろ自らの抱いたイメージを素直に版木に刻みつけた結果と見るべきであろう。その飾り気のない作品群が、真の生命力にみち、我々がすでに失ってしまった本来の「生」というものへの郷愁を呼び覚ますところに彼の真価は見出されるはず。



★キリンの学名は「Giraffa camelopardali」という。
Giraffaはアラビア語で「足の速い獣」の意味だけど、camelopardaliはラテン語で「ヒョウ柄のラクダ」という意味。
かつてキリンはヒョウとラクダの混血と思われていた。

★北極星のすぐ近くにキリン座という星座がある。





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最終更新日  2004年11月26日 12時12分34秒
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