音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

2009年09月06日
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テーマ: 洋楽(3310)
"イーグルスの声"が歌うビートルズのB面ナンバー


 「イエス・イット・イズ(Yes It Is)」は、ビートルズのシングル「涙の乗車券(Ticket To Ride)」のB面に収録された曲で、現在はビートルズ解散後に出たコンピレーションアルバムのいくつかに収録されている。今回紹介するのは、ドン・ヘンリーがカヴァーしたヴァージョンである。
 収録されているのは、以前、ラヴモンガーズについて書いた時に取り上げたアルバム『ブリッジ・スクール・コンサート・ライブ(The Bridge School Concerts Vol. One)』。このアルバムはニール・ヤング夫妻の呼びかけで大物アーティストが養護学校のベネフィットコンサートを開催し、そのライヴ音源集として1997年にリリースされたもの。企画ものゆえ、アルバムの統一感も何もあったものではない。けれど、参加アーティストの豪華さ、各曲の出来のよさから、ぜひとも一聴に値するライヴ・アルバムである。
 その中で、ドン・ヘンリーはJ・D・サウザー(コーラス)、ダニー・クーチ(ギター)、ティモシー・シュミット(ベース、イーグルスのメンバー)を従えて、このビートルズ・ナンバーを聴かせてくれる。ご存知のように、ドン・ヘンリーは、"イーグルスの声"として知られ(ただしイーグルスは皆がヴォーカルを取るバンド)、あの「ホテル・カリフォルニア」の声の主である。
 ふつうビートルズのカヴァーを聴くと、"やっぱり原曲の方がいいや"となりがちだけれど、このヴァージョンはそうは思わない。ジョン・レノンが歌う「イエス・イット・イズ」も、ドン・ヘンリーが歌う「イエス・イット・イズ」も、どちらも時折、CD棚から引っ張り出して聴きたくなる。こうやって、ドン・ヘンリーのヴァージョンも聴きたいと思う理由は、原曲がいいからなのか、はたまたドン・ヘンリーの魅力的ヴォーカルのせいだろうか。きっと両方なのだろう。さらに筆者の個人的思い入れとしては、学生時代にビートルズ・カヴァーを演奏した時のレパートリーの一つだったという理由もある。


[収録アルバム]
Various(ニール・ヤング、ベック、パール・ジャム、デヴィッド・ボウイ他) / The Bridge School Concerts Vol. One (1997年)






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Last updated  2009年09月06日 10時50分18秒
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