1970年代に女性ポップ・シンガーとして広い人気と名声を博したリンダ・ロンシュタット(Linda Ronstadt)。80年代に入り、彼女は新たなチャレンジを試みる。ジャズ・スタンダード曲への挑戦(三部作)、メキシカン・スタンダード(スペイン語曲)のアルバムの発表、さらには、エミルー・ハリスにドリー・パートンというカントリーの大物との共演盤といった新しいことに取り組んだ。そういう時期を経て、7年ぶりにポップ畑への回帰となったのが、この『クライ・ライク・ア・レインストーム(Cry Like A Rainstorm-Howl Like A Wind)』というアルバムだった。
1. Still Within the Sound of My Voice 2. Cry Like a Rainstorm
4. I Need You 5. Don't Know Much 6. Adios 7. Trouble Again 8. I Keep it Hid 9. So Right, So Wrong 10. Shattered 11. When Something Is Wrong with My Baby 12. Goodbye My Friend