音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

2013年02月01日
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 70年代後半のニルス・ロフグレンの曲には、80年代に顕著になるポップ志向とは正反対の、どこかシリアスで暗い陰をたたえた雰囲気のものが案外多くありました。アルバムで言うと、『クライ・タフ』(1976年)や『ニルス』(1979年)なんかにその傾向があるように感じています。そういう系列の演奏から1曲、「フォー・ユア・ラヴ(For Your Love)」を取り上げてみます。76年のライヴの演奏のもの(残念ながら映像は動きません)です。





 ご存知の方も多いかと思いますが、この「フォー・ユア・ラヴ」は、1965年にヤードバーズ(The Yardbirds)がヒットさせた有名曲のリメイクです。当時ヤードバーズにはエリック・クラプトンが在籍していて、ヒット志向を目指すバンドに嫌気がさし、結局彼はバンドを脱退してしまいますが、その象徴としても知られる曲です(結果、ギタリストはジェフ・ベックに交代、クラプトンは ジョン・メイオール率いるブルースブレイカーズ に加入)。ともあれ、ついでですので、元のヤードバーズの演奏もお聴きください。








[収録アルバム]

Nils Lofgren / Cry Tough (1976年)






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Last updated  2013年02月01日 22時09分33秒
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