イギリスのバンド、ピンク・フロイド(Pink Floyd)は、独自の幻想性や抽象性をもったサウンドで大きな影響を与えたプログレッシヴ・ロックの雄。一般的なイメージとしては、そうした“プログレ”イメージが強いかもしれないが、彼らのデビュー作となった1967年の本盤『夜明けの口笛吹き(The Piper at the Gates of Dawn)』は、そうしたイメージからは少し離れている。どちらかと言えば、“プログレ”ではなく“サイケ”、つまりは“サイケデリック・ロック”の作品という方がしっくりくる(実際、発売当時の邦題には『サイケデリックの新鋭』とあったとのこと)。
5. Pow R. Toc H. (パウ・R・トック・H) 6. Take Up Thy Stethoscope And Walk (神経衰弱) 7. Interstellar Overdrive (星空のドライブ) 8. The Gnome (地の精) 9. Chapter 24 (第24章) 10. Scarecrow (黒と緑のかかし) 11. Bike (バイク)