「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。」とは川端康成ですが、「苦境の長いトンネルを抜けると楽天国だった。心の底がすっきりした。」とはわたしの心境です。
本を読んでも感想を書きたくなくて書きたくなくてめんどくさくて「やめちまおう」となんどもなんども思っていたこの夏でした。それにしてはいやいやながらアップしていますが…いくつかは…(笑)
「心が折れる」という言葉が格闘技にはあるそうですね(「日経プラスワン」のコラムより)張り詰めていた精神力がプツンととぎれる状態だそうです。糸が切れるように脱力してしまう試合に使うそう。ちょっと違うかもしれませんがお相撲さんの引退時にも「気力体力の衰え」ということを言いますね。
その精神力が切れそうだったのです。いちどトイレでぼんやりして「死のうかなー」なんて思っている自分にぶったまげましたから。もちろん老化現象、老人性うつ状態(おおげさ)でしょう。自分でわかりました。
悩みなんてたとえあったとしたって、わたしのなどたいしたことではありません。第一、前向きに生きることが好きな性格です。だからつまり老化現象。いやですねー。でもなってしまったのだから仕方がありません。
それがどうも治ったようなのです。
薬となってくれたものはいろいろでしょう。でも一番の薬はやっぱりブログ。何を書いたからとか、どのコメントが嬉しくそれがきっかけなったとか決められませんが、急にさわやかになってやる気が起きてブログをやりたくなってきたのですよ。
風太郎の真摯な日記にも触発されました。
来年の手帳の売り出しが始まり、大型日記手帳が人気とか。それもブログで書きなれた日記が紙の日記に記録を、と拍車をかけたらしいです。
じゃぁ、わたしはブログ日記に精を出せばいいのだわ、と単純な心の変化でもございました。
こころのことはそんな簡単なことではないでしょうね。だからわたしのは単に落ち込んだだけだったのでしょうか。ちょっと恥ずかしい、でも、ほっとしました。
暑いですと言っていいやら 2025年08月25日
日々のうつろい 2025年02月27日
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