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美しい女とは美しい女に なろう とする女のことである
2006年01月07日
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口ずけて崇め 崇める
2006年01月04日
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ドアをあけて眠りましょうあなたのおばけ恋がそっと 入ってきてくれますように
2006年01月02日
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雨は 今宵も 昔 ながらに 昔 ながらの 唄を うたっているだらだら だらだら しつこい程だ...............
2006年01月01日
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今頃知ったのですが、和泉元彌がプロレスラーになっていた。。。。。。。。。。。。なんでしょう、この切ない気持ちは。。。。別に和泉が好きだった訳では、まったくない。数年前に騒がれていたのはほんのり知っていたが、興味はなかった。数年ぶりにテレビで和泉を観たと思ったら、プロレスラーになっていた。。。。。。。。。。何だろうなこの切なさは....個人的に最近、能とか狂言のことを勉強していたから、イメージを壊されたような気がしてしまうのだろうか。。。いや、それもあるかもしれないが、彼があの容姿、装束で必死に戦っている姿がどうにもこうにもいたたまれない。。。こうしなければ上がってこれないほど、落とされちゃってたのだろうか。こうするしかなかったのだろうか。なんでしょうこの切なさは。。。別に好きでもないのになぜだろう。もしかして私は和泉元彌が実は好きだったのだろうか。何。これは。恋。。。?まあどうでもいいが。勝ってよかったね。私は笑えなかったよ元彌さん。みていられなくてそっとテレビを消した。ポエム調で占めてみました。
2005年12月18日
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リウファン。。。漢字どうやったら変換できるのか。。。今度辞書で調べておきます。本物を初めて観て参りました。石と鉄板。自然と人工。相反するものが対話をしながら佇んでおります。カンバスと壁。壁にかけられるカンバス、乃至、絵画 というモノ。そして絵の具。『モノ派』では、榎倉浩二(誤字あるやも)は、本物を(亡くなったあとの、最近の展示会でですが)みたことがあります。榎倉氏は、『物質』無機質で即物的。そこに ある 物質。物質のある 空間。というような印象でございました。李氏のは、物質が『佇んで』おりました。間 と申しましょうか。。。展示室の 壁 と 石 と 鉄板 によって発生する『空間』そのもの。物質が静かに呼吸しているようでした。私は幼い頃より、家庭環境的に、演劇を作る現場に慣れ親しんでおりましたのでこのような観方になるのやも知れませんが。。。小さなアングラ劇場、そこに一人の役者が佇んでいるだけで発生する 空間そういうものが、生じる瞬間というものが 確かに あるのです。それと同じ様な空間が、李氏の作品なのではないでしょうか。李氏の作品を前にして、まず思い浮かぶのは禅です。座禅を組む人は、石になる そうです。心を無にする。空の境地。 空。 『空』 の 『気』 と申しましょうか。石と鉄板の間の絵の具の置かれていないカンバスのそれを囲む壁との間のそれを観る私との間の 余白。 空 気。静かでありながら、ぴりぴりとした緊張間とともに。そして最後の部屋でわたしたち観るものは壁-この展示室そのもの含めて作品 であったことを確認させられるのです。 李氏は、この美術館の この部屋 で 今 しかこの作品を作ることができない(演劇的な考えでしょうか。。。?)本当に すばらしかった。ところで、前にとりあげました『アリス』のヤン.シュワンクマイエルの展示がやっているそうな。観に行かなければ!!!
2005年10月03日
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『EXODUS』聴きました!(遅)ヒッキーは前から大好きです。そもそも私は音楽に関しては無精で、日本人ミュージシャンだと、ヒッキーか椎名林檎しか熱心に聴きません。あとは、たまたま耳にした曲で、気に入ったのを聴く程度。。。でも音楽は好き。無知の好きです。気に入ればオールマイテイに聴きます。ヒッキーも林檎も、デビューしてだいぶたってからハマったという不届きものです。エキソドスの中で好きなのはdevil insideThe workouttippy toewonder`bout(誤字あるかもしれません)アメリカでの反応はいかがなものだったのでしょうか?気になるところです。でもしらない。好きでも情報はチエックしない。。。日本語の今までの曲に比べて、大人っぽい印象です。わたしの個人的な好みとして、ヒッキーはちゃんと声-歌-を聴かせるほうが良いと思いますがどうでしょう。もちろん、エキソドスは楽曲のクオリテイも高い(多分)ので良なのですが、『誰かの願いが叶うころ(とき??)』『デイープ リバー(だっけ??)』(好きでもタイトルも熱心に覚えない)のように、エコーもきかせない、バックの音も声の邪魔をしない、ヒカルチヤンの歌を、限りなく生に近い感じで聴かせてくれるようなものの方が、良いと思います。ジャズのヨウなものを歌わせたら天下一だろうな。。。楽曲も、もちろん素晴らしいです。でも私はヒッキーの声が聴きたい。。。!今度また日本で出しますね!全米デビューを経て、日本語の歌の方にもなにか変化はあるでしょうか?*イラストはあくまでイメージです。
2005年10月02日
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これを書こうと思った矢先、友達があまり好きではない。。。と言うのを聞いて、ちと悩む。。。たしかに、賛否両論あると思います。私はけっこーすき。。チヨッとパンクっポイ女の子、ローラは恋人マニを救うため、ベルリンの町をひた走る!!全編にわたって流れるテクノ。ちょっとしたことで大きく変わってしまう人生。ローラにほんのちょっと関わった人たちの未来までかわる。この映画では3つのローラの人生がかかれます。二度目は悲劇。三度目は喜劇と言うが。。。はたして。。。?アニメパートが挿入されていたり、TVでニホンのドミノが流れたり。。。赤い髪を靡かせてはしるローラに影響されて、髪を赤くした人、いるだろう。ドイツ語っていいですね。好きです。ドイツ映画って、「カリガリ博士」「ブリキの太鼓」「es」しか見たことがないのですが、結構皆ツボです。*イラストはあくまでイメージです。
2005年09月23日
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私の数少ない友達に...本当に....女優さんがいます。りえさんです。くわしくはHPを見ていただけるとわかりますが、<お気に入りに登録してあります http://www.planms.co.jp/mizuiro/index.htm>今年の彼女はすごいんです。今まで何年も夢を叶えるべく、ずーーーーと足を止めることなくはしりつずケテきたりえさん。精神的にも、肉体的にも、大丈夫かッ!と誰もが心配するほど。。。でも彼女は口にも態度にも出さず、疲れどころか、逆にどんどんきれいになってきました。元々かわいいのにとどまることをしりません。否、苦労が彼女を美しくするのでしょうか?もちろん、美しさを維持することへの彼女の努力もあるのでしょう。今年彼女は長年の夢を...誰もがそんなに早くなしえにであろうと思っていた夢を....一つかなえました。そして、更なる飛躍をとげようとしています。夢はあきらめちやいけない。しかし待ってても来てくれない。動けば必ずチャンスはあるのだ と、りえさんをみていると思うのです。以下はりえさんのHPからの引用です。*許可はもらいました。りえさん、ありがとう。>ずっとPCで文章打ってたら目と肩が疲れた。。。。。でも、さっきやっと完成!!明日は、新しい宣材写真を撮りに行きます。そしたら、HPのトップに載せます。今の写真、もう半年以上前のなので。。。。こないだのラジオ収録は、とても楽しかったです。全然緊張する事もなく、いつもの私で喋れました。妖怪の話も、もちろんしましたよ!鬼太郎も!みなさん、本当に良い方達ばかりで、とてもやりやすかったです。OA日など、詳しい事はまだ分らないので、分り次第報告します。 なんか自分でも信じられないくらいに仕事が色々決まって、びっくりです。友人は、「今まで、人に何と言われようと、たくさん苦労して、一杯努力して、信念を絶対曲げないで色々頑張ってきた事が、やっと形になって現れてきたんだよ。でもここで気をゆるめたら駄目だよ。今まで以上に頑張らないと。せっかくのチャンスなんだから、何事にも慎重に丁寧に取り組みなね。」と言ってくれました。絶対女優になるんだ!と決意して、色々オーデとか受け始めたのが16才の時。。。。アクトに入って。。。。それから今まで。。。。人には殆んど話した事はありませんが、あんな事やこんな事。。。思い出したくもない嫌な事。。。家の事。。。。心ない人の言葉。。。。裏切り。。。たくさんありました。事務所も転々とし、大きい小さい仕事関係なく、色んなオーデを百個近く受け。。。エキストラもたくさんやって。。。。。でも、一度も夢をあきらめようと思った事はありませんでした。だって私から芝居を奪ったら何も残りません。。。実力とかは、全然まだまだですが、情熱だけは強いらしい。。。唯一私が私らしく輝ける場所なんですよ。。。。生きてる感じがするんです。どんな嫌な事とか悩みがあっても、演技をしている時は忘れられます。夢がなかったら、本当につまらない人生だったと思います。夢を見つけられて、本当に幸せだと思います。。。。今は、当時のどんな嫌な事も、笑って話せます。まだ、少し道が見えただけなので、これからどんどん広げていけるように、内面も外見も磨いて頑張っていこうと思います。まだ動きだしたばかりなので何があるかまったく解りません。。。。期待しすぎず、調子に乗らず、何に対しても冷静に行動します!りえさん、がんばって!みなさまも、がんばって!私もがんばります!*イラストはあてになりません。ちょっと小さすぎました。。。りえさんごめん!こんどもっとちゃんとかく!!本物のりえさんはもっとすっと、どえらい美人さんです。*りえさんのHPhttp://www.planms.co.jp/mizuiro/index.htm
2005年09月23日
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ある日のこと、私の姉は一枚のDVDをちらつかせてニヤリと笑った。何のDVDかと思ってみて見ると、『ドラゴンボールZ』と書かれていた。彼女は、私が最近風邪をひいたとき、暇に任せてドラゴンボールのコミックスを全巻読破し、改めて鳥山明の偉大さを痛感していたのを知っていたのだ。自慢のつもりかと思ったが、DVDということはアニメだろう。 別にアニメまではみたくない。大人だもん。ドラゴンボールZ(以下DBZ)は子供の頃アニメでやっていた。もちろん姉と毎週欠かさず見ていた。TVの前で、悟空とフリーザの戦いを必死で応援していたものだ。姉と喧嘩したときは、私がDBZを見ることを阻止され、大泣きしたことを覚えている。あのとき見せてくれなかったくせに、ふん。。。10年以上前のことを執念深くごちゃごちゃ考えている私の代わりに、姉がDVDをプレステ2へセットしてくれた。DVDの中身は、DBZ海外版の特集のヨウなものであった。私の胸には高鳴りと同時に、悔しさがこみ上げてきた。私は、以前日記にもチラと書いたが、日本のアニメが外国語ではどのように吹き替えられているのか、とても興味があるのだ。姉は勝ち誇った笑みを浮かべた。彼女は、私が「紅の豚」や「千と千尋」を仏語で聞いたり、「ラピュタ」や「魔女宅」を英語で聞いたりしていたことも知っていたのだ。ぬうっ!何年経とうと姉は姉かっ!悔しさを噛み締めながらも、私は姉の思惑にまんまとはまりテレビに見入った。。。さて、そのDVDには、日本のDBZアニメを外国語で吹き替えたものが各国約30秒程度ずつ納められていた。スペイン語ではオープニングテーマが。米、中、仏、韓、伊、そしてポルトガル語で、それぞれ違うシーンが吹き替えられていた。まずスペイン語。日本語でもよくわからなかった歌詞だが、どのように翻訳されているのであろう?残念ながら、字幕がついてなかったので解らなかった。。。「チャラーヘッチャラー」は「チャーラーエッシャラー」に聞こえました。米語は前説の吹き替えで、悟空とフリーザの声があまり聞こえず。テンションの高い前説と、日本版とは違うBGMが流れてました。当時流行の電子音のようなテンポはやい軽い音の曲でした。アメリカ人の好みに変えられたのでしょう。悟空が「オーライ フリーザ レッツ ドウ イット!」と言ってました。アメリカ人ですね。ポルトガル、中国。どうも台詞ではない、うなり声や叫び声(台詞の少ないDBではよくある「うぬぬぬ」とか「はっ!」とか)が苦手のようだ。中国は本場じゃないのかっ!?ところで中国版では、中国語で吹き替えられてるのに、中国語で字幕がついてました。なんでやねん と思って中国人の友達に聞いたところ、中国は地方によって言語がまったく違うからではないか とのこと。違和感なく見れたのは、仏、伊、韓国だ。日本に引けを取らない。声もあっていると思う。よかった!ところで悟空の声と言えば野沢さん。野沢さんといえば悟空だ。野沢まさこさんは、主人公孫悟空の幼少から青年時代。その子供の幼少から青年時代。はては悟空の父親まで演じた女性である。たとえこの先DBがリメイクされようとも、悟空の声は野沢さん以外ありえない。野沢さんでなくては悟空でなし というほど、日本人なら当たり前の事実であるが、海外版では、悟空(青年期)はすべて男性が演じていた。考えられる理由は4つ。1、日本版の声は女性が演じていたと知らなかった。2、日本版の声を聞いたが女性だと気がつかなかった。3、悟空(青年期の)を演じられる女性が、外国にはいなかった。4、男を(青年の悟空を)女性が演じるのは、海外の方にはそーとー違和感がある。3と4は有力説です。だとすると、野沢さんはやはり偉大だ。。。クリリンは海外でも女性が演じていたのに。今回、海外版をみて、アニメーションにおける役者さんの力というものがどれだけ大きいか解ったきがします。特に、DBにどれだけすばらしい役者さんが参加され、DBを魅力的にしてきたのか。子供の頃は、当たり前に見ていましたが、そうそうできることではないのだと。海外版の役者さんにおいてもです。日本の素材がいくらよくても、海外版がいい加減に作られていたら、DBがこれだけ世界中から愛されるはずはありません。 外国の方が、DBが好きなんだ と仰ってくれると、とてもうれしくなります。。。。別に私が作った訳じゃないのに。。。私はポテチ食べ散らかしてみていただけだ。。。それは、私が日本人で、私がDBが大好きで、DBが日本の漫画だからでありましょう。だから、海外の方もDBが大好きだと、うれしくなってしまうのであります。
2005年09月21日
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あるシーンは強烈に覚えているのに、タイトルが解らない、ということがある。子供の時に見た映画らしいのだ。夢なのかもしれないけど。とりあえず思いつくだけ書いてみる・・・。気になる順にご紹介。 侍がチャンバラしてる時代の日本。 一人の侍が海に落ちる。ぶくぶく沈んでゆく・・・。 100年くらい後の現代-しかもアメリカらしい- 氷漬けの侍が発見され、解凍さる。 で、目覚めた侍びっくり。 解凍したスタッフの一人のパツキンねえちゃんに心を開いてゆくサムライ・・・。このへんまで・・・多分テレビでみました。サムライ役の人は、ちゃんとした日本人の時代劇俳優をつかってたらしい・・・。金正日が、ゴジラの中に入っていた日本人スタントマンをわざわざ呼んで、怪獣映画を撮ったアレのようなもんか・・・。
2005年09月08日
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お久しぶりです。妖怪大戦争だ!!!!見に行きましたよ。ヒャ~!!出るわデルワ!しょっぱなの くだんろくろ首 大首 姑獲鳥 油すまし のっぺらぼう 塗り壁 いったんもめん 小豆荒い。。。。ギャグが面白い!監督さんも若くていらっしゃるようで、本当に大人から子供まで楽しめるでしょう。こういう映画は、日本の伝統だと思います。以前日記でご紹介した、「ゼイラム」も、妖怪は出てきませんが、日本的な特撮( CGではない!!!)でして、大変よくできています。是非。さて、この映画、小学校低学年を鬼太郎、高学年をぬ~べ~ですごしたわれわれには、たまらないないのであります。今回の栗山千明さん、豊川悦治さんはホンっとうにすてきでした!!!!お二人とも、こういう役やらせたら天下一です。かっこよくて、セクシーでした!!!栗山さんのアギ、トヨエツの加藤の関係も素敵ですし。しかし。。。今こういう映画を見るとき、どうしてもどうやって撮っているかを考えてしまう。。。大人(?)の悲しい性ですね。。。私には、もう妖怪は見えないんでしょう。。。。*イラストはあくまでイメージです。 カッパ、小豆荒いを描いてと言ったあなた。。。 今日はこれが限界でした。。 また改めて。。。。
2005年09月07日
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初日のコケラのとき観ました。私の母がクイーン好きでして、子供のころ母の車でよく移動していたのですが、そのとき決まってクイーンかデビット・ボウイが流れていました・・・。おかげさまでいまだに、好きなのか嫌いなのかもよくわからず、ただ曲はものすごく知っている・・・。好きなのかな・・・?(なに・・・これは恋・・・・?)ミュージカルというよりも、コンサートですね。私はミュージカルを生でみるのもコンサートを生で見るのも初めてでしたが、あんなに盛り上がるものなんですね-。びっくりしました。お祭りって感じで楽しかったです。クイーンを知らない人には少々難解なギャグやら日本人が喜ぶようにいろいろなネタをしこんでくださり、なんだかうれしいですね。アンコールが終わって、幕がしまって、バンドも退場してしまっても拍手が鳴り止まず、とうとう主人公の役者さんがでてきて、アカペラで「WE WILL・・・」をうたってました。しかし・・・クイーンの曲ってライブのためにつくられた感じしますね。観客も参加できますし。本物の時は さぞ盛り上ったんでしょう。ただただ、盛り上がって楽しいですよ。ロングラン上演中です。*イラストは一切関係ありません。
2005年06月14日
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けっこうおもしろかったです。「メメント」「シックスセンス」系の映画です。最初予想してたより良くないなと思ったのですが、メイキングを見て、あんな若い人達で撮っていたのを知りすごいなと思いました。いいですね。映画好きなんですね。どんでんがえしは、私はそういう予想がまつたく出来ないタイプなのでびっくらこきました。よくできてました。・・・こういう犯人・・・アメリカにいそう・・・本とに。ちょっとこわくなりました・・・。*イラストはあくまでイメージです。
2005年06月12日
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お久しぶりです。スキャナーが動く時と動かない時がある・・・。もだめですねこいつ。今日は奇蹟的に動いたのでこのチャンスを逃さず・・・。カンヌ映画祭でグランプリを受賞した作品です。タランティーのの好きそうな映画です・・・。韓国をバカにしてるひと、いくらヨンさまブームがあったとはいえ、まだまだ多いとおもうのです。絶賛された「シュリ」は個人的には昔の日本ドラマみたい・・・という感じだったのですが・・・。考えを改めさせられました。むしろ、日本映画低迷中の昨今・・・これからは韓国かもしれないと、本気でおもえる映画です。韓国の訳者さんは、ハリウッドと同じで上手い役者しか使わないからいい!日本のように、人気取りの俳優で失敗する事がないのです。女の子もかわいいし。好きなシーンはいくつかありますが、一番好きなのは長い廊下を、敵(?)をゆっくり、つぎつぎとのしてゆく主人公を横からゆっくりと、ノンストップで追って行くシーンです。音楽と映像がすごく調和しているとおもいました。ストーリーてきには「レオン」とかに見られる、日本人がだいすきな「少女と中年」の夢を跡形もなくうちくだくような内容で・・・賛否両論あるとおもいますが、私はこの映画に関してはこういう問題提起をしたことで、アリではないかと・・・。主人公、悪役それぞれちゃんと苦悩が描かれていますし・・・。お子さんには絶対見せてはいけませんがおもしろいです。ぜひ。*イラストはあくまでイメージです
2005年06月11日
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前回宮崎駿さんについて書いていたらいろいろ書きたくなったので・・・。 たわごとです。 正直私はアニメをそこまで知っているわけではありません。最近のアニメはまっっっったくしりません。もう観る歳でもありませんし・・・。 ですが、私の世代というのはちょうど「アニメの黄金期」だったとおもいます。宮崎駿が精力的にアニメーションを作っていた時期の世代です。私の世代は子供のとき「ハイジ」を観て「未来少年コナン」をみて「名探偵ホームズ」を見て「ルパン」をみて「ナウシカ」をみて「ラピュタ」をみて「トトロ」をみて・・・(再放送とかビデオだつたかもしれないけど。中には宮崎さんがちょっとしかかかわってないものも・・・)育った世代なのです。よく、テレビで「名作アニメベスト10」なんてやってますが、とりあげられる作品がほとんど私、或いは少し前の世代の作品なのが、それを表しているでしょう。だから、いまごろアカデミー賞受賞云々もいまさら??という感覚の人が多いかとおもわれます。私の子供のころは「漫画を読むとバカになる」「アニメを見るとアホになる」といわれていた世代で、そりゃもう毒以外なにものでもないようなひどい扱いをされていたのです。だから今、巷がアニメをわっしょいしているのを観るとなにをいまさらともいいたくなるのです。最初に日本のアニメに芸術的な評価をしたのは海外でした。外国がいうんならすごいんだべ となるのは日本人の性。おかげさまで日本でも漫画の評価は高くなりました。いまでは、アートシーンでシュールレアリズムのとなりで紹介されているほどです。下品で低俗であつた漫画アニメがアートだなんて!ですが、前回の「ハウル」独断感想文でも言いたい放題ほざきましたが、宮崎駿の時代はもうとっくにおわつてるのかもしれないなぁと思うのです。手塚の時代があり大友の時代があり宮崎の時代があり押井の時代があり庵野の時代がありました。海外での評価が高まって、日本でもわっしょいされ始めたのは大友で少しと、後は押井のあたりなわけです。日本のわっしょいのされ方は、流行と似てるとおもいます。すなわち、テレビ、雑誌等、「一方的に流れてくる情報」を世界のすべてだと思っている「世間」というもののつくつたものでもあるのです。私はここ2.3年、テレビや雑誌等をほとんどみない「情報」というものを遮断するような生活をしておりました。しかし、そのおかげで「テレビの作っている世界」がどれほど小さく矮小であるかをおもいしったのです。欲しい情報は自分で選び取り、自分のあしで直接目にしててにいれました。自分の肉体を動かして多くの人とかかわって生きる現実はとても壮大です。宮崎のすごさは、私の世代では「あたりまえ」なのですがもう「古い」ものの中にはいってしまってもいるのです。ただ、「評価」されるのがあまりにも、あまりにも遅すぎたのです。宮崎を「評価」しているのは、私の世代で大人になった人や「アニメーション」を評価しているひとだとおもいます。そういうかたたちの評価はずっとずっと前からあったのです。だから、「もののけ」のあのヒットはよくわからないものでした。いまさら? と。今回の「ハウル」で評価すべきところは、無駄に宣伝をしなかったことでしょう。ですが、(これはプロデューサーの策略といわれてますが〔笑〕)「声優」に有名人を起用するあたりから、「そうでもしなきゃ客入らない」的な、にほひをかんじないでもない・・・。宮崎さんは「アニメーション史の教科書」には間違いなく載る人でありましょう。文学史でいう「夏目漱石」と同じ位メジャーすぎて入試じゃ出ないくらいに。偉大です。ですが、時代は流れているのです。いまのテレビのアニメーションで何年後かにも、「おたく」と言われる人達以外にも「名作」と言わしめるような作品は新たにはうみだされていません。そのかわり、アートアニメーションとりわけ個人制作のものが評価されています。子供が親の目を盗んでバカなギャグやエッチなネェちゃんを見るためにアニメをみていた時代は終わり、今ではおかあさんといっしょに清く正しいお勉強をするために、夢見過ぎの少年少女或いはもうソンな歳じゃねぇ方々の欲求に答えるためにテレビアニメはあります。べつに今を過小評価しているわけではありません。昔を過大評価していないだけです。おもしろければいいとおもいます。アニメっておもしろいものですもの。昔はよかった などと歳よりくさい評論は無用です。これが自然の流れでしょう。*イラストは本文とはまっったくかんけいありません。
2005年03月25日
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・・・・。恥ずかしかったです・・・。超少女漫画でした。 宮崎さん実はあまり関わっていないようなうわさも耳にしましたが、実際のところはどうなのでしょうか? 今回ばかりはやや辛口でかかせていただきますが、 失敗作だと思われます。 「ハウル」評論に、「自閉症映画」説というのがあってなんでもそれによるとハウルの世界は自閉症の少年の夢なのだそうだ。 だが、実際のところ しるか という感じではないだろうか。 そもそも、そんな評論を介さなければ評価できない「作品」はどうなのだろう。「作品」はそれ自体で「作品」であるべきであって、言い訳はできないものである。 まず、ソフィの心の動きが理解できない。ハウルの城に住むことになるまでの過程も無理やりくさい。 ハウルの心の動きも理解できない。なぜ彼はソフィにひかれたのか?それとも単なるあそびなのか? 最後に「くだらない戦争はやめましょ」ってあんた!いままでしつこくやってたくせにあっさりしすぎでないか?等々・・・。いちばんざんねんなのは、あれだけの世界観があるならば、もつと広げられたはずのところを狭い世界に留めてしまったことだ。「トトロ」も「魔女」も世界やアクションは小さかったのに「世界観」は壮大だった。(上手くいえないが)これは、「もののけ」あたりから感じていたが。宮崎アニメは基本的に「大人も子供も観れるアニメ」である。 そのエンターテイメント性の上に「ナウシカ」から「千尋」までにアプローチしていた年齢というものがあった。だが今回は完全に子供むけ・・・否、子供すらも(悪い言い方をすれば)バカにしている気がする。宮崎さんのやりたかったことは「千尋」で終わってしまったのかもしれない。 あと、これはホントに好き嫌いの問題だけど子供とか下手な役者を声優に使わないでほしい・・・・。せっかく作品世界に入っていきたいのに現実に引き戻されてしまう。損だ。 今回は本当に言いたい放題たわごとをいいました。あくまで個人的意見です。 ジブリの作り手としての技術面はやっぱり評価されるべきであるし、面白いという人も多いわけで、「作品」ってほんとに最終的に好き嫌いだから、周りの意見なんかに影響されずに楽しんで観るのがいちばんです。*イラストは本文とは一切関係ございません。
2005年03月22日
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セリフが美しい映画です。挿入されている詩がたまらなくいいです。 人々のモノローグの独り言も素敵です。 いい映画をみました。モノクロとカラーの使い分けもなかなか絶妙です。ごちゃごちゃ余計な事はいいません。いい映画っす!詩がたまらん詩が。ハリウットが「シティオブエンジェル」という題でリメイクしてます。ニコラス・ケイジもメグ・ライアンも好きな役者ですが、でもやっぱアメリカってどうしてもいい映画をダメにしますね。「shall weダンス?」もアメリカ映画でやる意味が良くわからない・・・。 サエない日本のリーマンがダンスをさえなーくやるからこそあの映画はいいのではなかったろうか?*イラストはあくまでもイメージです。
2005年03月22日
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ドイツ映画です。 最初予告?を見たとき、 学校で少年が叫び、 先生の目がね含むガラスが次々と割れ 先生がoh!my god!状態になっているシーンで ・・・・・・? コメディ? と、ものすごく気になっていたのですが、実際見てみて、やーびっくり。 嫌な言い方すれば グロイ映画でした。 しかし、ヨーロッパ映画のなかではドイツ映画は(得にこのあたりの時代の)゛眠くならないいい映画゛が多い気がします。フランス映画はねむくなるんです・・・。個人的意見。 子供の目からみたら、大人ってセックスのことしか考えていないようにみえるのでしょうか。たしかにそう言う風にみる時期もあったかもしれない。実際多いかもしれない。そういうひとは。 ちなみに、アメリカで公開されたとき、「幼児ポルノだ」と裁判沙汰にまでなったそうな。・・・あの国は・・・。まあ、きびしいですからね。ゆるゆるなのも問題ありだけれど。 好きか嫌いかでいうと、あまり好きではない映画ですが映画としていいか悪いかでみると、いい映画だとおもいます。ところで、サーカスの子供を演じていた(得にリーダー)のは子役なのでしょうか?それともああいう身長の役者さんなのでしょうか?どなたかご存知ないですか?*イラストはあくまでイメージです
2005年03月19日
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いま、「アメリ」の監督とアメリ役の女優さんの新しい映画がやってますね。観たい。 この監督ジャン・ピエール・ジュネの映画は結構すきです。「デリカテッセン」はわりと面白かったです。もうひとつ、SFファンタジーみたいな・・・(タイトルわすれた・・・ロスト・チルドレンだっけ??)は、「青年と少女」ずきにはけっこううれしいはず。さすがフランス。 収集癖が少しでもある人なら、けっこうたまらないものがあります。絶対アメリをみてやり始めたひといるでせう。あるいはけっこうやってる人いるのかしら?でも日本人って失敗写真でもあんまりすてないかもしれない。 なんのお話かわからない方はぜひみてみてください。 子供のころ、兄弟の部屋に忍び込んでアメリと同じ事した人、いるって!私はやった。そして怒られた。 ファッション、インテリアとかもおしゃれでかわいいですし、なによりアメリがかわいい。いわゆる フランス美人 ではないのがいい。彼女はいくつなんだろう?? でも隣に住んでたら、恋人だったらけっこう嫌かも。 とにかくとりあえず、毒っけたっぷり色気たっぷり楽しい映画です。*イラストはあくまでイメージです
2005年03月19日
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みおわって 一言。「アメリ」じゃん?? 2話構成になっていて、最初は金城武が主人公。そこからフェイ・ウォンに主人公は移行します。 このフェイ・ウォンが演じた変な女のこが、アメリとすっごく似ててびっくり。アメリは復讐のために 人の部屋に忍び込んでいたずらをしかけるけど、フェイが演じた女のこは好きな人の部屋に忍び込んで散々くつろいでさらに模様替え?していく。 目的は真逆なのだけれど。 でも侵入するときの ゴム手袋着用とか似てるなあ・・・。 「アメリ」の監督はこの映画を参考にしたのかもしれません。 ストーリーはどっちもおもしろいです。 フェイ・ウォン 好きです。綺麗だし。インタビューを受けているときとかの毅然とした態度とか。すきです。 *イラストはあくまでイメージです
2005年03月18日
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やっと来ました!私が映画にはまるきっかけになった映画です。もう10年くらい前になるんですねこれ・・・・。ひいいいっ! リュック・ベッソン監督 *ジャン・レノ(殺し屋レオン) *ナタリー・ポートマン(レオンに恋する少女、マチルダ。当時13歳) *ゲイリー・オールドマン(マチルダの家族をぶち殺し、 麻薬取締りの警官のくせに薬中のスタン) 見てない方にはとにかく「見て!」としかいえない。 完璧です。 良い役者がいて、良い監督がとって、いい音楽がかかれば 良い映画になるんです。 なんといってもゲイリー・オールドマン!最高です。悪の華です。この映画で彼はどれだけの日本人女性の心をつかんだでのしょう。 かたりつくせない 良い役者です。・・・・なのに、あんまり良い映画にでていない・・・。 個人的妄想として、彼にはシャーロック・ホームズを演じて欲しい。はまり役だ。イギリス人だし。最近は子供向けの映画に積極的なようだし。 是非っ!! リュック・ベッソンはこの映画の前に「ニキータ」という映画をとっていて、そのなかで、ジャン・レノが殺し屋ヴィクトルという脇役を演じています。「ニキータ」のあと、ジャンはヴィクトルのキャラクターに惚れこみ、リュックにヴィクトルのための映画を作って欲しいとお願いしたそうです。それが「レオン」だから、ヴィクトルは、ほとんどまんまレオン。レオンよりも悪っぽいいど。 そしてあっさり死んでしまうけれど。観て下さい。それしか言えません。*イラストはあくまでまでイメージです
2005年03月16日
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私の母が下妻出身で映画化する前から原作を読んでさわいでおり・・・。 私はさっぱり興味なく・・・・。 この間ビデオをみました。 良いっす !!!! 土屋アンナがいいっす!! 以前ご紹介した「バウンスkogals」もそうなのですが、女同士の友情ものは上手につくるととってもいいんです!!! これは久々の当たりでした。テレビ「私立探偵浜マイク」の何話目かになんとなく作りが似てるなあと思ってしらべたらばっちりその監督で、自分の感もまだまだ信用できるなとうれしくなりました。最近、コミックタッチの映画、小説が増えてきましたね。漫画文化の威力はすごいなあ。こういう映画ばっかになったら終わりだけど、こういう映画も日本映画独特のものとして評価されでもいいんじゃないかな。深田ちゃんは、あんなに下手でもあんだけ下手だからゆるされる 得な人です。顔はあんまり印象に残らない顔だけど、かわいいからいいか。この映画で一番評価されたのは土屋アンナちゃんでせう。あんなに綺麗なこなのに・・・。すごかった。「茶の味」にもでていましたねそういえば。 でも・・・やっぱこのノリはある年齢をすぎたひとには通じないんだろうなァ・・・・。あたりまえだけど。若いエネルギーに満ちてていいです。*イラストはあくまでイメージです
2005年03月15日
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おひさしぶりです。 お久しぶりすぎて誰だよってかんじです。 これから新たな気持ちでがんばります。 さて、「ダンサー」ですね。 だいぶ前にかなり話題になりました。 監督はデンマークのカリスマ監督だった ラースファントリアー 主演は世界的音楽家 ビョーク ・・・・・人の死について真剣にかんがえさせられます。 人の死について学ぶための教科書的な映画だと思います。 ラース監督は、ほかにも「イディオッツ」という障害者のための教科書的な映画をとっています。 教科書的な映画としては ありなのではないでしょうか。 にしても、ビョークをこれほどまでに不細工に写す映像作家はいないでしょうな(笑) ビョークとラースは撮影中なんども何度も大喧嘩したらしく、出来あがった映画についても、ビョークはややご不満だったようです。 「2度と映画には出ない」発言は「そんなにいやだったのか」ととるべきか 「映画より音楽を愛している」ととるべきか・・・。 個人的にビョークは大好きです。 とこで、何故この映画、「シンガー・インザ・ダーク」じゃないのでしょうか??? 絶対「ダンサー」っていうより「シンガー」だとおもうのですが・・・・??? *イラストはあくまでイメージです
2005年03月14日
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おひさしぶりです。「ウブメの夏」監督は、以前私の日記でもご紹介した「D坂-」の監督らしいです。実相寺監督らしいです。・・・・・・いやあ、うれしいやら不安やら・・・。 普通の大衆映画監督でなくてちょっとうれしく、「D坂-」路線になるのかとちょっと不安・・・。しかし・・・・・・・・・・なんでまた実相寺監督にしたのでしょう???いや、悪い意味でなくほんとにどこから「実相寺監督にウブメ撮らせよう」という話がきたのか・・・・。だってマイナー監督だと思ってたから。一部のマニアだけに人気があると思ってたから・・・。ホントはどえらい有名なひとなのでしょうか???いや、ホントに悪い意味でなく。奇妙です。「ウプメ」、ちょっとある意味で面白くなるかもしれません。期待します。
2004年09月03日
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かめおかゆみこさんの本が出版されます! (わたくしのフリーページのイラスト 「風の森に哀しみはねむる」 は、かめおかさんの原作です。) *お気に入りにかめおかさんのHPがあります。 僭越ながら、わたくしが「タオ」という名前で 挿絵をかかせいてただきました。 ●『演劇やろうよ!』(青弓社/1890円)● 詳しくは、かめおかさんのHPを御覧ください。 お知らせでした!
2004年08月10日
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イラストは全然関係ありません。イラスト描くひまがなく・・・。ほんとに・・・。 この間テレビでやってましたね。映画が公開された時もビデオがレンタルされたときもちょっとだけ観たいと思っていた映画でした。でもみなかったのはなぜか?話題になりすぎていたから。なんだかシャクで。普通におもしろかったです。ほのぼのしてて。青春映画・・・わりと私は好きなのかもしれません。ダサさがいいです。ほんとにいい意味のダサさが。日本青春映画独特のダサさがいいです。泣かせようとしてないのもいいですね。お涙頂戴は好きじゃないので。(その割によく映画で泣くけれど)ところで、私はツマブキ君の顔をこの映画をみてやっと認識しました。これで人気がでたのか!これがツマブキくんか・・・。ところで、テレビでこの映画が放映されたあと、あのオカマちゃん主演で(名前がわからない・・・)「その後」みたいなミニドラマがやってましたがあれはどうなんでしょうか・・・。そしてドラマでまたウォーターボーイズをやるのもどうなんでしょうか・・・。映画はよかったです。一番よかったのは「カンゾー先生」がオカマをやっていた事。あの人と竹中直人がいなかったら三分の一はつまらなかったかもしれません。
2004年07月29日
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京極堂シリーズが映画化するそうです。嬉しいやらチョット悲しいふくざつなしんきょうですね。嬉しいっていうところは、私がずーっとこの役にはこの役者さん!と望んでいた人があたったことです。私のかつての希望と一致した人*堤真一さん-この人には小説家をやってほしかったのですが 京極堂になってしまいました。まあいいや。*阿部宏さん-この人には絶対探偵をやってほしかったので むちゃくちゃうれしいですっ!!! ガクトがいいなんてふざけたこと言うやつが けっこういたので、あーよかった。・・・・こんだけじゃん。いやいや、このお二人が結構重要だったのですよ。永瀬正敏さんが小説家だってのもいいですね。私的には京極堂を真田広之さん、小説家には堤真一さん とおもっていたので・・・・。まあいい。阿部宏さんが探偵をやればそれでいい。映画はきっとつまらないでしょうが・・・。いいんでないでしょうか。今回はわからない人にはさっぱりわからない内容になってしまいました。申し訳ありません・・・。
2004年07月13日
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まいど。お久しぶりでございます。映画を観る暇も、パソコンに触る暇もない蛙でございます。みなさまマメにのぞいてくださっていて、本当にうれしさと申し訳ない気持ちでいっぱいです。さて、このあいだ、久しぶりに面白い映画をみた と満足した映画を観ました。けっこう話題になっていたようで、でもなかなか手に取れなかった映画だったのですが、やっと見ました。なんで手に取らなかったか。タイトルが印象に全然なかったからです。あんまり印象にのこらないタイトルだと思うのですがもったいないですね・・・。ユアン(イアン?)マクレガー。名前は知っていましたが、じっさいユアンとちゃんと意識して演技しているのをみたのははじめてでした。いやぁ・・・いい!シュールで、ポップで80年代色ぷんぷんしててすごく好みの映画です。ヨーロッパはやっぱりいいですね。俳優さんたちが皆さんよかった!!ヘロインの幻覚ってあんなカンジなんでしょうな。どうなんでしょうな。ところでイギリス映画って、やっぱり同じイギリス映画でも描かれる階級によって発音が全然ちがいますね。「バタフライ・キス」という映画をみたときもすごく訛りが強かったのですがそういう文化面でもいろいろ勉強になります。とりあえずすごく私的に好みの映画です。映画好きは好きな映画でしょう。おすすめです。さて、次はいつパソコンを開けるでしょうか・・・・・・。・・・・・。*イラストはあくまでもイメージです。
2004年07月03日
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おひさしぶりです。最近パソコンすら開けていませんでした・・・。引越しが決まり、家探しやらなにやらでもう ばったばったしております・・・。やーきました。死霊の盆踊りです。イラストをかこうかと思いましたが、かきようがないな・・・ということでおゆるしを・・・。すんごい映画です。いや、なにがって、全部です。どんなに低予算の映画でも、ここまでひどいものを作れません。まず、仮にも映画人ならば自分が許せないはずです。なのにやってるからすごいんです。あの明かにセットなのはまあ良いでしょう。大河ドラマだってそうです。でもあの影はゆるせないでしょうまず。照明 ということですね。昼間に走ってる車のフカンのカット、次の車内のカットでは何故か暗い。え!?昼なの?夜なの??・・・ていうかここはどこなんだ!そんなつっこみは もはや無意味です。ストーリーもへったくれもありません。お化けのカッコした姉ちゃん達がひたすらストリップしつづける。・・・だけです。役者・・・ともいえない役者の演技・・・。私は、英語の演技ででこんなにはっきり へたくそだと解ったのははじめてです。お姉ちゃんたちも美人ならいいけどそうでもない。踊りが上手かったらいいけどそうでもない。っていうかひどい。さらに、私はこの出演者たち、使いまわしているのではないかと疑っている。 エンドクレジットをみると、一応全員違う役者らしいが、信用していいものか・・・。なにせエド・ウットがかんでるんだから。吸血鬼役のおっさんが監督かもしれない。知らないけど。 本当に、私の世代でこの映画を拝めるなんて幸運だったと思います。静岡のすたれたビデオ屋にあったんです。ダビングしようかと思いましたが、見終わるとやはりどーでもよくなって返してしまった・・・。その後、ビデオ屋はつぶれ、2度と拝めなくなってしまった・・・。やはり、ダビングしておくべきでした。おもちの方、いらっしゃいますか?・・・ていうか、何故仕入れたんだビデオ屋!・・・そういう映画です。是で2時間です。寝るかとおもったら、意外と最後まで見れたのがふしぎです。もし見かけたら、みてみてください。世の中にはこーいう映画もあるんだ とびっくらするです。はい。*イラストは本文とは何の関係もございません。
2004年05月22日
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ヴィンセント・ギャロの映画です。ご存知の方多いことでしょう。絶賛されましたからねー。いやいや、良い映画でした。映画を作りたい人にとっても映画を見るのが好きな人にとってもおもしろい映画でしょう。音楽がまずいいです。70、80年代っぽいです。キングクリムゾンの曲とかかかっていたし。クリスティーナ・リッチはこんなに太っちゃったのか・・・とびっくらしました。かわいかったですけれど。あのタップのシーン、いいですねー。スピード写真のシーンでリッチに演技指導するギャロ・・・きっと映画をとるときもこんなカンジなのでしょう。父、母のキャラもいいですね。コミカルで残酷で。ギャロにも武映画などにあるような独特のユーモアがあります。この映画を見て、魅力的なキャラクターは実際いたらぜったい関わりたくない変な奴でなければならない・・・と思いました。ラスト、ホテルへ戻ると彼女のすがたはなく、売店へひき返して「このやろう、さっきのチップかえせ。ばかやろう」・・・・というオチがあるのかとチョット思っていた私・・・。以外に素直なラストでした。でも・・・ギャロはたぶんもうこれを超える映画はつくれないでしょう・・・。*イラストはあくまでイメージです
2004年05月18日
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サイコ・サスペンスとパッケージには書いてありましたがぜんぜんちがいました。 少し怖いかな?というかんじです。 役者さんがとにかくよかったです。アカデミーをとったとおもうのですが・・・。キタノ・ブルーを思い出す全編青い画面で綺麗でした。オーストラリアの映画だったでしょうか?ごめんなさい、わかりません・・・。でも間違いなくアメリカではありません。ロックとクラシック老いと若さの2項対立。主役ふたりの、親子のような同性愛のような関係。ラスト、私ははたして若い女のお金欲しさの演技だったのか、それとも本当に井戸の男をあいしていたのか、ちょっと判断がつかなかったのですが・・・。どっちともとれるのでしょうか??御覧になった方、ぜひどのように解釈していらっしゃるのか教えてください。*イラストはあくまでイメージです。
2004年05月17日
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久しぶりのイラストです。今回は映画事態コミックタッチだったのでコミックタッチで。ジョニー・デップを最初に見たのは「フロム・ヘル」でした。 それまで ただの色男やろ。顔が良いだけで映画に出てるンちゃうかー?なんて思っていました。 申し訳ない!!今は大好きです。こんなに上手いなんて・・・! いやいや、いいですよねジョニー・デップ。クリスティーナ・リッチも大好きです。まず顔がかわいい。さて、ティム・バートン監督の映画です。ティム+デップの映画は個人的には「エド・ウッド」が一番好きです。伝説の至上最低の映画監督をジョニー・デップが好演しています。それについてはまた今度。子供向けの映画ですね。全然怖くないです。ティム・バートンのホラー趣味丸だしという感じのホラーユーモアゴシック映画です。デップのキャラクターが最高に良いです。臆病者で虚栄心が強く、なんとなく暗い。死体をでかい眼鏡でびくつきながら意地張って調べたり、びくびくぎこちなく解剖して血まみれになる。いゃあ、おもしろい。今までの日記にも書きましたが、私は個人的に少々情けないキャラに惹かれるみたいです。大人が見て面白いかどうかはわかりません。私はただただ、デップとリッチが好きなので。*イラストはあくまでイメージです。
2004年05月16日
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いやーどうしたのってくらい話題になりましたね。世間で騒がれるまでまっったく知らなかったのですが。 話題になって、深夜テレビで再放送していたのをみました。映画のほうは、友達にすすめられて見ました。 テレビのほうはいろんな意味でおもしろかったです。そもそも、私は子供のころ、NHKでやっていた「ふしぎの海のナディア」という、庵野監督のアニメを夢中になってみていたのですが、やっぱりすごく面白かったです。 今、30分できちんと見せてくれるアニメーションってわりと少ない気がするので・・・。 テレビの最終回は賛否両論らしいですが、わたしはけっこう好きです。動いてなんぼのアニメで、あの作りであれだけみせてくれるものもないのではないでしょうか。 いったいどれだけの映画、マンガ、はては演劇部の芝居にまで似たような演出のものが出てきたことか・・・。さて、アニメ、映画を通しての感想としては なんだかひたすらペダンチックなアニメ という印象でした。 騒いでたひとってそれにみんなのまれたんじゃないかなぁ・・・。 映画、最終回ともに、「オタクへの警告」みたいなものを感じました。 最終回のなかに出てくる実写の写真、シナリオ。映画の中の実写シーン、とくに印象的だったのは雑踏のなか、遠くにメインの女のこのキャラクターのコスプレ(?)した後姿、そして同じく雑踏のなかにたぶんその女の子キャラクターの声をあてている役者さん3人がいるところ。 あそこで、「これはアニメなんですよ」「現実ではないのですよ」「幻想なのですよ」「めを覚ませいいかげんに!」みたいなものを感じました。見終わった後の、あのなんともいえない味の悪さは、たぶん本来幻想をみせるアニメが現実を映してしまったからかもしれません。 つまり、なんといいますか、人間の汚い現実の部分をみせられた時とにているなぁと。監督がどういう意図をもっていたのかは知るよしもありませんが、なんだか・・・こう・・・現実逃避の手伝いをしてしまったことへの責任というか、オトシマエのようなものを感じました。 まぁ、やはり子供が見るものだなと、おもいました。「他人なんて信じられない」「自分に価値が欲しい」「拒絶がこわい」「所詮他人なんて・・・自分なんて・・・」っていってとじこもるのは子供です。 このアニメの影響で、心理学や哲学にはまってインテリぶってあれこれ言ったりする子供や、私ってこの主人公とおなじだ、僕ってトラウマもってて・・・・・・っていう人増えましたよホントに。 未だに、20超えてもまーだそんなこと言ってる人がいてそろそろいいかげんにしたら?といいたくなります。あと、未だに売れつづけるキャラクター商品。 コンビニでバイトしてるのでたまにエヴァのクオカードとかあったりするのですが、まだ買う奴いるの?と少々呆れ気味。 あの映画を見てもなお目の覚めない人がいる。庵野監督の生んだ 碇シンジ達(主人公の名前)は未だに逃避しているようです。 だから監督は実写の方に移ったのかな?しりませんが。 アニメーションとしては、やはり画期的だったと思います。そういういみで、評価をうけるのは解る気がします。あ、「キューティーハニー」は楽しみです。「ゼイラム」でも書きましたが、あーいう映画は大好きです。*イラストは本文とはなんの関係もございません。
2004年05月15日
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武さんの映画です。 始めて武さんの映画を観たのは「菊次郎の夏」でした。そのころ武さんの評価は日本でももうすでに高かったのですが、私は子供のころ「ソナチネ」(じゃないかも・・・)の暴力シーンを見て以来少々トラウマになりまして、なかなかかりる気になれませんでした。「菊次郎」のときから好きになったのですが最近、「その男」を観まして、「菊次郎」とは違う 好き が芽生えました。 まだ全部の映画を拝見したわけではありませんし、武さんがどのように評価を受けているのかよく知らないのですが。 武さんのあの 繊細な演技が大好きです。しかし、なぜあんなに色っぽいのでしょうね。おじさんなのに。(失礼)ちょっと思ったのは、武さん女性があまり御好きではないのかな?ということでした。生理的にというのではなく、映画を観る限りなんといいますか、違う生き物といいますか・・・尊敬してないというか、怪奇的・・・理解しがたいもの・・・なんつーか、幽霊というか・・・うーんうまく言えませんが・・・ そんな事をちょっと思ってしまいました。「ザトウイチ」はそういう意味でも武さんの以前の映画とは違うのだなとおもったり・・・。欧羅巴で最初に評価されたというのはわかる気がします。(良いものはたいていまず欧羅巴で評価される。哀しいが・・・)「その男」で一番好きなシーンは追いかける犯人を車でひいてしまうところ。笑えないようで笑えるあの独特さが好きです。ああ、センスいいなぁとおもってしまう。あと、ラスト近くのあの冷えた空間に死体が転がっているところ。以前の「骨休め」でも書きましたが、武さんのユーモアはすごく好きです。残酷さと優しさとユーモアが。あと、「空間」ですね。デビットリンチの作品にも似たような 空間 があります。なんといいましょうか・・・。・・・それについてはまた今度。に、しても・・・武映画も評論家に人気ありますな。 武映画、宮崎映画、庵野映画、押井映画等々についてうんちくたれるやつってたいてい何かの評論のうけうりしかしゃべってなかったりしますな。以前、某映画について人と話をしたとき、相手が得意になってしゃべってることと全く同じ評論を読んだのを思い出して あ、そーう。ふーんと、なりましたよ。 そんなことより貴方はどう感じたの?・・・と聞けなかった私は臆病者です。うけうり評論より純粋感想文 のほうがおもしろい と思うのはわたしだけでしょうか?・・・ところで相変わらず 流 さんの日記はおもしろいです。今日も一人で爆笑してます。絶対に電車の中では読めません。あいかわらず家族は夜中に一人で笑ってる私を気味悪がってます(笑) 私も「冬のソナタ」はみてません。「牡丹と薔薇」とどつちがおもしろいでしょうか?
2004年05月14日
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ゴールデンウィークも終り、再び忙しくなってきました。否、私はウイーク中のほうが忙しかった・・・というかもうホントにいろいろとやることがあってちっともゴールデンじゃなく・・・・・・・・(疲) さて、「山の霊力」という本をけっこう前に読みました。今現在、手元にその本がないので著者の御名前が解らないのですが(ごめんなさい) 判明ししだい書き加えます。 この本、知ったのはジツは大学受験のとき国語の問題で出ていたからなのです(笑) 試験そっちのけで「あ、おもしろい」と、夢中で読んでしまいました。(もちろん落ちた) その後、図書館で借りてよみました。やー、ひさびさのヒットでした。私の好きな事ばつかり書いてある。わかりやすく、読みやすい。 一番「このひとの書くもの合うわ」と思ったのは、宮沢賢治について書かれていたからなのですが(笑) 著者もかなり(たぶん)御好きなようで一番印象深かったのは、゛物質的想像力゛について書かれたところでした。 それは、哲学者であり詩人のガストン・パシュラールによると「世界を構成している火、水、空、土などの物質的要素から直接的な刺激を受け、力強いイメージを喚起する想像力」だそうで まさに「心象スケッチ」の宮沢賢治のことじゃん!と思った次の文で、著者も宮沢賢治のことについて書かれていてなんとなく単純に嬉しかったのでした。 とりあえず読みやすかったです。ツボなひとはツボです。私は結構ツボでした。宮沢賢治恐るべし。日本人でよかったなあと思います。・・・疲れてます。次こそは頑張ってイラストを・・・描けるか・・・・・・・。頑張ります。*イラストは本文とはなんの関係もございません。*この日記を書いた3カ月後の補足 当時絶賛しましたが、いま読み返してみるとなんだか保守的・・・おじさんな内容です。「昔はよかった思想」という感じは少々否めないかもしれません。当時の私が保守的だったのか・・・宮沢賢治にうかれていたのか・・・。おもしろいし、読みやすいけれど、とんな本、思想も「うのみ」にしてはいけませんね。
2004年05月10日
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今日バイト先のコンビニでスポーツ新聞を売ったとき、アメリカ兵がイラク人を虐待している写真が目に飛び込んできました。 哀しみとも怒りともなんともいえないとにかく不快な感じが襲ってきました。そして それに連動して「ソドムの市」という映画をおもいだしました。実は私はこの映画は観ていません。母親から話を聞いて(母親はみた)レンタル屋でパッケージを観たけれどまだ借りる気にならない映画なのです。映画を観ていない私でさえ今日の写真をみて その映画を思い出したということはそういう映画なのでしょう。母親の感想は「人間ってここまで鬼畜になれるのかと思って恐ろしかった」というものでした。それは決して映画の中だけではないことなのだと痛感しました。人を大勢で痛めつける人達の笑顔こんなに背筋が寒くなるものは無い。人を痛めつけている人達はその自分自身の姿を見ても、なんとも思わないのだろうか?苦しむ人達の悲痛な顔に母親や父親や子供達や恋人の顔を重ねることはできないのだろうか?*イラストは本文とはなんの関係もありません。
2004年05月06日
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今日は言いたい放題しゃべくっていることを予めお断り致します。すみません。(いつもか・・・) この間、宮崎駿さんの「ナウシカ」から「千と千尋」までを一気に観返してみた。 小さいころから今まで、何度も何度も見てきたが、宮崎さんのアニメは、ずっと観ていないと、あるとき ふっと 観たくなる。(魔女の宅急便のビデオのコメントで、宮崎さんは何度も観て欲しくないとおっしゃっていましたが・・・・すみません・・・。だって観たいんだもん) 「ナウシカ」から「もののけ」までを観ててふと、宮崎さんは、何か にものすごく絶望しているのではないかと 感じた。「ナウシカ」と「もののけ」はテーマは全く同じだと思う。ラストも似てる。 しかし、「もののけ」には、あきらめ というか、絶望感というかがあるきがする。 「ナウシカ」にはあった 何か が無くなっている気がする。あるいは、「ナウシカ」の時は迷っていたゆえに 結論が出せなかったゆえに答えを導く式の段階だった故に「希望」がのこっていたのかもしれない。 だが、「もののけ」は答えを悟ってしまったゆえかなにか なにか 絶望している感じがすごくあるきがする。 もしかしたら、宮崎さんが歳をおとりになったせいか?(失礼)「紅の豚」は子供のころはまったく面白いとおもえなかった。だが、この映画のよさは、ある程度歳をとるとわかる。「宮崎駿さん」のなつかしさというか・・・。ああ、好きなんだろうなこういう世界 というか・・・。 こういう ばかやろう達の愛おしさ!まさに、「かっこいいとは こういうことさ」だ。 「トトロ」は実を言うとばかにしていた。幼児向けじゃんと、思っていた。「トトロ」のよさも、歳をとるとわかるのかも。 昔はすぐ となり にいた愛すべき妖怪 神様達。古い家の薄暗さ。勝手口。夕暮れの寂しさ。朝のさわやかさ。夏の暑さ。昼のまどろみ。迷子になったときのあの不安。暗いバス停でのまち時間。ひょっと道の脇をみると、古い稲荷や神様のほこらがある。手も足も顔も土でよごれて ぱさぱさ した感じ。 ・・・子供のころを思い出す。「ラピュタ」は宮崎さんの宮崎さんによる究極のエンタテイメントだ。宮崎エンタテイメントの究極だろう。(今同じ事2度言った?)「コナン」「ホームズ」「カリオストロ」あの、テレビのころの宮崎さんの色がある。大好き。海外で一番うけそうなのになー。「魔女の宅急便」はこのあいだ英語版を見た。ジジの声がおっさんだったのにおどろいたおどろいた。英語だと性格かわるなぁ。ジジの役者さんすごく上手かったけど。しかし・・・・アメリカ人は静寂を何故あじわえないのか?!効果音とかも加えられて、もはや宮崎アニメとは思えなかった。・・・英語の勉強にはいいんでないか?「千と千尋」を見ていてふと、「原点回帰」というか、「アニメ回帰」のようなものを感じた。 ジブリ流に洗練されているが、どの表現、シーンも「どこかでみたことがある」感じがした。(悪い意味ではけっして無い) 魔法や超能力の描写も 大友の「AKIRA」や昔の魔女っこものではおなじみのものだし。 坊の寝室も「AKIRA」のベビールームを思い出した。 親しみやすい神様たちは「ゲゲゲの鬼太郎」変身、巨大化、アタマがデフォルメされた神々・・・。あげく、湯婆婆の「かめはめは」。 CMで観た時から皆が感じたが、あきらかに「銀河鉄道」。「沼の底」で出迎える足の生えたランプは「美女と野獣」で家具をあれだけ動かしたディズニーの得意技。「トトロ」のまっくろくろすけ。 いろんな所でいろんなものにオマージュがささげられているような気がする。つまり、いままで「アニメーションというリアル」をしてきたジブリが「極めてアニメらしいアニメ」として作ったのがこの映画ではないだろうか。 そんな気がしてならない。だから私はこの「アニメ」がすごく好きだ。私は宮崎アニメを「もののけ」以降以前で勝手に前期と後期にわけている。「ナウシカ」=「もののけ」「トトロ」=「千と千尋」次の「ハウル」は「ラピュタ」だろうか?*イラストは本文とはなんの関係もございません。
2004年05月04日
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私がこの映画にはじめてあったのはほんとうに小さいころで、そのときは暗くてなんだか不思議なアニメという感じでした。是を観て以来、ジョバンニとカムパネルラは私の中でずーーっと 猫の イメージでした。 でも、猫で映画化するのに、反対意見もあったそうな・・・。ものごころついて、もう一度観返してみた時に 撃たれました。 パステル画のような風景は、なんででしょうか、なつかしくてかえりたくなるカンジがいつもします。宮崎駿さんの映画といい、この映画といい「童話」の深さ、難しさををすごく感じます。 私は、コミック原作のアニメーションに嫌気がさしてきたときアニメというジャンルが低俗に思えていた時、この映画をみて、日本のアニメーションの素晴らしさを痛感致しました。(宮崎さんのはまた別。なんでしょうね・・・「なれ」でそのときはあまりそういうことを改めて感じられなかつたのでしょうか・・・)役者さん(声優さんではなく、あえて役者さんと言わせていただきます)が素晴らしかったです。どなたもベテランの方たちばかりなので、当然すぎるのですが、ああ・・・上手いなぁと感激してしまいました。 こういう「古典的」な美しい台詞を読めるか読めないかでけっこう役者さんのよさはわかるものだ、と思いました。 今、新しく出てきている「声優」でこの台詞をきちんと読める人は、はたしてどのくらいいるのでしょう? この映画では、どのキャラクターも原作ほどあからさまに感情を表にださないのですが演出と役者さんの演技のみで ジョバンニの嫉妬カムパネルラの戸惑いがわかります。それはあたりまえすぎるのですが、わたしはなぜこんなに、これだけのことでこころを感じ取れるのだろうと不思議におもっていました。 役者さんの演技も押さえた演技なのに、なぜたった一言でこんなにも感情が感じ取れるのだろうかと。 いやープロだからっていわれりゃそうなんですが・・・。擬人化していたのも、賛否両論ございましょうがよかったと思います。 最近、擬人化のアニメって幼児むけやギャグ以外では全然みかけませんね。昔はけっこうあったと思うのですが。 擬人化した絵が動く 是ぞアニメのもつ利点のひとつだとおもいます。 最近リアルさばかり追求されていて、だったら実写でとれば言いじゃんと思ってしまう・・・・・。 アニメって 「動かないもの」 「絵」 が動いてなんぼだと思うのですが・・・・・。 アニメでやる意義あるのか?これなら実写でやつても効果は同じではないだろうか?ってものが最近多い気がして・・・。(だからってアニメをそのまま実写にしてどうするよってカンジですが最近・・・)この映画は「アニメーション」として「童話」として奥深さをかんじます。童話は本当に奥が深い。大人にむけるものを作るのは子供にむけて作るものよりかはいくらか簡単です。大人にむけるメッセージならば、多少難解だろうと、相手が受け入れられる範囲がひろいし。けっこう身勝手につくってもいいわけです。ですが、子供はそうはいかない。 だから私は、「子供」を忘れず、かつ大人の鑑賞にも堪えうる作品をつくる宮崎さんをこの映画をつくった方たちを尊敬します。もっとこういうのをつくってほしいなぁ・・・。 *イラストはあくまでイメージです。
2004年05月02日
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いい映画でした。久しぶりに日本映画でいい映画をみました。コギャルの援助交際が問題になっていた時期の映画らしいです。 もうすこしドロドロ説教くさい映画かと思ったのですが、まったくちがっていました。援助、ブルセラ、テレクラ等々はもちろん出てくるのですがきわどさは全然ありません。女子高生の「普通」女同士の ベタベタしてない友情怖くて優しい大人たち。 主の女の子3人のキャラクターがよかったですね。特にリサという凛とした女の子が良かったです。重要な脇役で役所広司さん、桃井かおりさんら大物俳優さん達が出演なさっています。とってもやさしい映画です。私は恋愛モノよりも、友情もののほうが好きで、特にこの映画のような、わざとらしくない甘えていない偽善でない友情は大好きです。ほんとうに、やさしさを感じる映画でした。ぜひとも。*イラストはあくまでイメージです。*ちょっと遅いわだいかもしれませんが・・・。 救出された3人に飛行機の運賃もろもろ払えというむちゃくちゃなことを言い出しましたね。心の底から腹が立つ。ああ、日本はもうこんなにだめなのか・・・と悲しくなってくる。そんなにお金が惜しいならば、今すぐ自衛隊を撤退させるべきだ。たいして役にたっているとは思えない自衛隊に私達の税金を使っていて、なにを言い出すのか。無事に帰ってきたとたんに手のひらをかえしおって。だいたいにして、人質無事救出したとたんにほらみろ政府の判断はただしかったのだという態度も腹が立つ。政府はなんにもしていなかっただけだ。人質家族に会おうともせず、情報に踊らされ、おろおろしていただけだろう。人質が開放されたのは、宗教者の呼びかけと、加害者の信仰心だろう。日本人は昔、イラクと同じ状況にあった。アメリカをすんなり受け入れた日本人はまれにみる柔軟性をもっていたのだとおもう。世界のなかで、特殊な人種なのだろう。イラクの人達は 日本は友達だとおもっていたのに なぜアメリカなんかの見方をするのかという気持ちなのだろう。悲しい怒りだ。・・・いきなり申し訳ありませんでした。無知な私が、こんなことをいっても反論はいくらでも出来ましょう。でも、今の私の率直な一感想です。
2004年05月01日
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御久しぶりです。 今回こそご存知の方多いのでは・・・と期待しつつ・・・。ちょっと古いですが。キャストが豪華すぎます。プレイボーイに船越英二さん。 岸恵子さん山本富士子さん宮城まり子さん中村玉緒さん岸田今日子さん・・・・・・・。私が吃驚したのは中村玉緒さんと岸田今日子さんです。若い!美しい!しかも二人の取っ組み合いがみられる。いやぁ、おいしい映画です。昔の映画や文学を読んだり観たりしていて、つくづくおもうのは、日本語って美しい ということです。女にだらしのない男が主人公(?)なのですが、だらしなさに品があります。女と女の戦いも(とっくみあったりしますが)知性と品性と美しさの戦いで、見苦しくない。 この映画に出てくる女性はタイプはばらばらですが、母性とその裏返しの怖さだったり、労働でなく、仕事をしている凛とした美しさだったり、皆、ある種の 女性にしか持ち得ない強さ が在るように感じられます。 最近私は、「仕事」という面なおいて(仕事というほどたいそうなものではないですが。アルバイトとか、まぁ「私が女でも男でも問題ではないはずの場」においてのことで)自分が女であるということに屈辱を感じることが多いのですが・・・。 つまり、「私個人」として接していただきたい所で「女である私」に接せられても困るわい というようなカンジで。 この映画の女性たちのように、凛とした態度をとりたいものです。にしても、最近なにかしらのたびにセクハラだの女性蔑視だのいわれますな。 あからさまに触ってくるのは気持ち悪いし、訴えることができるようになったことはとても、とてもよい事です。助かります。さまざまな場において、女性差別は未だにのこっていると思いますし。「女性はかくあらねばならぬ」的なモノはしばらくあるでしょう。でも「セクハラにしてしまえ」的なものも多いのでは?「セクハラよっ!」とすぐ法律をもちだすのも甘えているのではなかろうか。「セクハラよっ」というひとが、今の男女差別を作っている部分もあるのではなかろうか? 男女平等を唄っていたとて、男性が女性をなぐったり、キツイ仕事をさせたりしたら、「ひどいわっ」って泣けるじゃないですか。 女であることに甘えているくせに、差別だなんだというのははたしてどうだらう。 日本で女はかつて辛い立場にあったというが、それは開国して労働しだしてからでしょう。古い因習にしたがって家庭におさまり、主人に対して従順だったかつての女性は、その呪縛のなかできちんと、幸せに暮らしていただろうし、だいたい男の人は身体動かして身を削って働いて食わしてるんだし、まぁだからってエラソーにしてるのもどうかと思うし・・・。昔から、男には男の 女には女にしかない素質、魅力、辛さ は質が違うだけで平等にあるんだから。だいたい、今はいい意味で女らしい人が減ってきている・・・。(私もその一人か)色気ムンムンとかそういうこっちゃーなくて、・・・品性・・・?男女平等って男みたいになってどうするよ・・・という・・・。男性は男性でこれまただらしない人が多すぎる・・・。「女はでしゃばるな」という人は結構いますが、「俺は男だからやるのだ!」という心持のひとは少なくなっている気がします。要するに、これこそ男も女も関係なく、全体的に人として品性が欠けてきているのか日本人。・・・すみません。カンで書いてます。「女、男」についての話題は、今心境的にこんなことしか書けません・・・。ごめんなさい。もっと勉強致します。あ、映画、御覧になってください。モノクロで映像的な面でもいい映画です。*イラストはあくまでイメージです。
2004年04月29日
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チェコのアニメーションの巨匠、ヤン・シヴァンクマイエルの長編アニメーション映画です。原作はもちろんキャロルの「不思議の国のアリス」。小学校低学年のころ、いとこの家でビデオで見せてもらったのが、最初の出会いでした。(それにしても・・・私は小学生、従妹は赤ん坊、従妹の両親はなぜ是を自宅上映してみせたのか・・・。謎だ。アリスだから子供向けだと思ったのかな?)以来十数年・・・ずーーっともう一度みたいと思っていたのですが、監督も何処の映画かもわからず・・・。最近偶然、某ビデオ屋で再会できたのでした。相当印象が強かったんですね。ほとんど覚えていました。そして子供のころにはまだ解らなかった新たな感動を味わいました。チェコのアニメーションは世界で注目されているらしく、最近結構話題になってますね。 日本のアニメーションは、一般的にはまだ子供向け、オタク向け、マニア向けのようなイメージがあるような気がします。 映画 アニメ とまだ分けて考えられている感じですね。 最近はそうでもないかしら・・・。わりと日本はマンガとアニメが相互関係にあるかんじですね。海外のアニメーションはもう少し 表現の手段のひとつ 的なカンジがします。ある意味、日本ではアニメ というものの地位が確立されているとも云えるのでしょうか?海外の事は詳しく知らないのでどんな地位にあるのかわかりませんが、そんな感じがします。それにしても、最近マンガ、アニメの地位はあがりましたねえ・・・。(一般的にはまだ上記のようだとしても、確実に)宮崎さんがアカデミー賞とったし。 私の世代が子供のころは、宮崎さんら、今は巨匠となられている方々がテレビアニメーションを作っていて、マンガもですが、今名作と呼ばれているアニメが沢山やってましたね。 テレビアニメが一番幸せだった時期なのではないでしょうか。「子供も大人も楽しめるアニメ」がテレビにおいて、かなり充実していた気がします。今はみんな映画の方へ行ってしまったりしましたが、あのころは家族で食卓囲んでチャンネルまわすと、宮崎さんのアニメとかがやってたんだもんなぁ・・・。毎週毎週。 一方で「マンガを読んだら馬鹿になる」と虐げられてもいましたが、その抑圧がかえって豊かなものを生み出していたようにも思えます。 今は教科書にも載ってますしね。文学史の教科書にマンガの紹介もされていたのを見たときは驚いた。 でも、これだけは言いたい。 マンガだけ読んでいたら(ゲームばっかりやってたら)確実に馬鹿になります。 外で遊びなさい、勉強をしなさいアンドさせなさい。後悔するから。ええ。 あんまりマンガをわっしょいするな。マンガは毒だから良いのだ。親が止めたって子供は親の目をうまいこと盗んで毒をなめる。それでいいのだ。 だからこそ、ここまでの文化に成長できたのだとおもう。(文学と同じでしょう。最初は虐げられていて、徐々に旺盛、ちやほやされて、そして現在転落・・・。ほんとに゛文学゛と呼べるだけの代物が今どれほど出てきているというのか・・・)マンガも子供も、甘やかしていたら良いものは出来ない。 無想の世界で生きて、夢幻の人物に恋をし、社会に適応できず、現実の人とつきあえない人間が今どれだけ多いか・・・。幼児が御飯事をする感覚で、生き物を傷つけたり殺したりする人間がどれくらいいるか。これは、私自身そうなりかけていたから、言える。久しぶりに書いたので調子にのってしまった・・・。「アリス」の話を・・・。 アニメといっても、セルアニメーションではありません。実写アニメ といえば良いでしょうか。 とにかく独特の雰囲気があります。シュールでグロテスクで子供がみたら怖いんじゃないでしょうか。 私はこういうシュールさ、グロテスクさがたまらなく好きなのですが・・・。舞踏とか前衛演劇とか鈴木清順映画とかデビット・リンチとか椎名林檎とか・・・・似たような違うような印象が・・・。シュールでグロテスクでエロティックでユーモアがあって・・・。 相変わらずボキャブラリーのない文章です・・・。置いてあるビデオ屋は少ないかもしれませんが、もし見かけたらぜひ観てみてください。*イラストはあくまでイメージです。
2004年04月22日
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以前島田荘司のパスティッシュをご紹介致しましたが今回はシャーロキアンの間で「聖典」とよばれる、いわゆる原作をご紹介。超有名なので、いまさら紹介もなにも・・・てな感じですが、私の周りには読んでいる人まったくといって良いほどいません・・・。知ってても読んでない という人結構多いみたいです。子供むけだと思っているひとも多いですね。確かに「ミステリーの古典」なので、トリックなどは ありえないだろう是 というものがほとんど。しかし、ホームズものの魅力は、ミステリーとしてよりも作品そのもの にあります。フィクションの世界のことを、あれこれとあら捜ししてツッコミをいれるのはヤボってもんでしょう。読んでいてある程度説得力があれば良いのではないでしょうか。だって フィクション ですもの。ホームズの魅力はそこだけではないのですから。なんと云っても、ホームズのキャラクターが最大の魅力でしょう。インテリでポヘミアン的 必要のない知識はさっぱり覚えようとしないが、必要なことに関しては専門家顔負け。論理と理性を重んじ、非科学的なことは信じず、思考の乱れを嫌う。女性嫌いで、恋愛に関して特にシニカルだが、常に騎士道を重んじるので親切。興味のある仕事はただ働き同然でひきうけ、仕事に没頭しているときは飯も食わずにかけまわり、仕事をひとつ終えるとリバウンドで鬱状態になり何日もだらだらすごす。部屋はおかげさまで散らかり放題。 退屈を嫌い、暇な時はコカインを注射する(ちなみにホームズの時代はコカインが危険な薬という認識はなく、禁止されていなかった。ドイル自身や、スティーブンソンなども常用していた)。 誉められたがりやで、時に茶目っ気を発揮したりする子供っぽいところもある。ヴァイオリン、ボクシング、フェンシング、武術の心得あり。・・・・いやあ、書ききれない。長くなってしまった。魅力的なキャラクターは実際いたら絶対関わりたくない というような変人 でなければならない・・・とこれまた勝手に思ってます。ホームズは心霊現象などを鼻で笑うキャラですが、作者のドイルのほうは晩年心霊の世界にのめりこみ、子供のいたずらで撮った妖精の写真を「本物だ」と言って世間をさわがせたこともあるそうです。 ドイルのそのオカルト性がホームズの世界に反映されていて、作品に怪奇性が漂い、それが単なるミステリに留めない魅力をだしているように思われます。 世界中で愛されているホームズですが、作者のドイルはこのホームズが嫌いで、ホームズをもう書きたくないからホームズを一度殺した というのは有名な話。もう本当に魅力をあげろといわれたら書ききれないのですが、要約するとその時代、キャラクター、文章、雰囲気、そして、作者 にあるのでしょう。・・・ホームズの話をするといくらでも出てくるのでこの辺で・・・。*イラストはあくまでイメージです。
2004年04月17日
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イラク人質事件。3人開放されましたね。本当に良かったです。新たに人質となったお二人の一刻も早い無事開放もこころから願います。夏目漱石 芥川龍之介 安部公房 椎名林檎 北野武 カンゾー先生 バッファロー66 高橋留美子 内田春菊 藤崎竜 センス良いなあと感じるものを今浮かんだだけとりあげてみましたました。これらに共通するものはなにか・・・いろいろ考えられるのですがひとつに 独特のユーモアがある ということではないかなぁ と思っています。腹から大笑いするものでなく、下品でもなく(むしろ品の良い)なんとなく シュールといいますか、ブラックといいますかとにかく一種の似たユーモアのセンスがあるように思います。そして、そのユーモアの下に 一種のシニカルさ 絶望感 のようなものを感じます。この方達のユーモアは 「恐怖と笑いは紙一重」という感じの笑いに近いのではないかなァと思います。ホラーはちょっと視点をずらすと滑稽になります。その感じと似ているなあと・・・。実際、高橋先生や内田先生はギャク、ホラーともにとても面白いマンガをかいていますし。そういえばウメズカズオ先生もホラーマンガ家ですがギャグもかいてましたよね。今人気の山崎トオルさんはまさにホラーギャクなるものを描いていますし。才能のある人はユーモアのセンスがある と私は勝手に思っています。ただ笑わせようとして笑わせる「お笑い」とかでなく漱石が芥川に送った激賞ふうにいえば「自然そのままのおかしみがにじみでている」ような・・・・。シュールというかシニカルというか・・・。そんな「笑い」のセンスがあると。*イラストは本文とは何の関係もございません。
2004年04月15日
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江戸川乱歩原作。主演は真田広之さん。嶋田久作さん。監督は、「ウルトラマン」などでのシュールな演出で、一部に熱狂的なファンのいる実相寺昭雄さん。これを見た理由は二つあります。ひとつ、乱歩がすきだから。ふたつ、着物がすきだから。感想は・・・・・・・・・・・・あの「エロス」とうたっていたシーンははたして必要だったのだろうか?・・・低予算ですが、それがシュールでおもしろかったです。「なるほどこの手があったか」と感心いたしました。真田広之さんがとりあえず、とにかく「役者やな」という感じです。低予算映画好き、男性着物フェチ、真田広之ファンにはわりと嬉しい映画でしょう。(・・・私のことです)ストーリーは「D坂の殺人事件」と「心理試験」を足して2で割った感じです。ただ、R指定なのでご注意を。古典探偵小説の映画版はだいたいろくなものがなかったりするなかですが、これは あるいみで 印象にのこった映画です。 低予算 というところを逆にけっこう上手い具合に活かしている映画だと思います。(映画としてどうか というより、作り方としてどうか というところで)またマニアックなものを・・・申し訳ありません。ところで最近新しい事をはじめまして、なかなか忙しくそれはそれでうれしいですが、本当に時間がありません・・・。順調に更新していけるか・・・不安・・・。*イラストはあくまでもイメージです。
2004年04月14日
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鈴木清順監督、松田優作さん主演、泉鏡花原作です。清順映画の名作といえば「ツィゴイネルワイゼン」ですが、個人的な好みとしては、こちらの方が好きです。清順映画、観たひとみた人「わからない」といいます。私もさっぱり解りません。が、好きです。なんとなく前衛演劇っぽくて。台詞が文学的で美しいですし、役者さんも名優ばかり。これは、「理解しよう」「論理的解釈をつけよう」と思ってみてもダメですね。(私的な意見)もちろん、しようと思えばいくらでもできますし、私なんぞよりもっともっと頭の良い方々は理解しているのでしょう。それはそういう方たちにおまかせします。清順映画は絵や音楽と同じ鑑賞法でみるのが私的に一番いいとおもいます。絵や音楽(私のばわい、詩もですが)を鑑賞するとき、論理的解釈など必要ないでしょう。じんわりしみてきて、「いいね」思いますよね。清順映画も同じだとおもっています。「理解しよう」と思ってみても良くわかりません。「受け入れて」観ると「ああ、いいなぁ」と感じます。(あくまで私的な意見です)昨今、某アニメーションブーム以来、難解な作品や、それにフロイトの心理学だ哲学だのなんだので解釈づけるのがはやったような気がしますが、本当にご専門ならべつにいいのですけれど・・・。なんだかなぁ・・・。
2004年04月13日
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前回の「猟奇的な彼女」。ヒットした理由は映画の良さももちろんございましょうが、日本でこんなにウケたのはタイトルにあるのではないか・・・と思っています。「猟奇的」この言葉を選んでタイトルに付けたひとの勝ちでしょう。あとは、字幕の上手さ。私は韓国語がわからないので、原題ではどうなのかはわかりませんが。実際、原題だと全然ヒットしなかったのに、邦題でヒットした という映画は沢山あるようです。私的に、カタカナの五文字以上のタイトルってあまり印象にのこりません。ひらがなや漢字の入っている方がやっぱり印象に残ります。カタカナでもだいたい3.4文字くらいまででしょうか。(シカゴとかゴシカとかサイコとかレオンとか)カタカナだったらシンプル。あとはひらがなのみか、漢字のみか。ひらがなと漢字だったら単語でなく、文章のほうがいいようです。とくに「**の**」とか「**な**」とか(ジブリはすべてに゛の゛を入れてますよね。プロデューサーさんのこだわりらしいです)。私のいままでて、唯一「これつけた人天才!」という映画の邦題があります。それは「死霊の盆踊り」。伝説の超ドC級映画 の。映画自体についてはまた改めてご紹介しますが、とにかくこのタイトルです。私は幸運な事にこの映画をビデオで観る事ができたのですが、観てみてこれ以上この映画にぴったりなタイトルがあるだろうか!と感心してしまいました。「盆踊り」です。「盆踊り」。「死霊のストリップ」「死霊の踊り」「死霊のダンス」「戯れ」などでは、ここまで伝説のC級と語り継がれる事はなかったでしょう。(これよりひどい映画はゴマンとありますし、至上最低の映画監督、エド・ウッドはこういう映画をたーーくさんとってたわけですし。ちなみにこの映画、脚本はそのエド・ウッドらしいです。やはり一枚かんでたか・・・)「盆踊り」を選んでつけた人、誰だかしりませんが、素晴らしい。だって、ビデオ屋でこのタイトル観ても借りる気になんかならないでしょう。この映画を日本へ輸入した人、ビデオ化した人、タイトルをつけた人、それを最初に見る気になったひと。いったい何をもとめてその仕事をしたのか・・・。プロですね!そして、この映画を作ったひと達・・・。謎です・・・・。*イラストは本文とは何の関係もございません。
2004年04月12日
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いままでわりとマニアックなものばかりだったので、今回は有名なものを・・・。御覧になった方、多いのではないでしょうか。韓国映画は「シュリ」も拝見しましたが、昔の日本のテレビドラマのようだなあ・・・という感想でした。それなりに面白かったのですけれど。この「猟奇的・・・」も、やはり作り方は日本のコメディ映画とよく似ているのですが、(ファッションとか日本とおんなじだし)しかし日本の感覚でみていると、こまかいところで文化の違いが解って あ、そうか、韓国映画なんだ と改めて思ったりします。例えば、「彼」が「彼女」のお父さんの前でお酒をのむところ。韓国では、目上の人の前でお酒を飲むなんて生意気なことをするときは隠さなくてはならないらしいですね。電車の中などを軍人が通過するとか(韓国はたしか徴兵制だったとおもいます。ちがったっけ?)いろいろとおもしろい発見があります。それにしても、若い人でも礼儀をちゃんと重んじて守っているのはるのは(この映画を見た限りでは。実際はどうなのでしょう?)いいところだと思います。(儒教でしょうか?よくわからない) 韓国はそういうのがとっても厳しいらしいですね。今の日本の甘やかされた若者(最近は大人もそうですが)は礼儀や品性がなさすぎる・・・なんて、私も人のこといえたもんじゃありませんが・・・。日本人が無宗教といわれているからでしょうか?(日本人が無宗教、無信仰というのは、外国の方からみた意見であって、ちょっと異論があるのですが。信仰心を自覚してもっていなくとも、日本人にはやはり日本人の宗教感があるでしょう。ただ、それが今、特に若い人には道徳や儀礼や礼儀とつながっていないだけで。)日本ももう少し、かつてのようにとは言いませんが、家や父親にたいして畏怖と尊敬の念をもつように厳しくしつけるようにしたほうがいいとおもいます。本当に今、品も礼も義もない連中、多いです。(同年代だからこそ言えます)音楽やファッションとか・・・アメリカの影響でしょうかね。カッコイイと思っているみたい・・・。アメリカ人がやることを日本人が真似しても、ただ意味なくだらしなくて空しいだけだと思うのですが・・・。やりたい人はやればいいんだけど、それで迷惑こうむる人もいるわけでしょう。それはともかく・・・映画です。「彼女」のキャラといい、日本のマンガの笑いと感覚が似ているのかなと少しおもいました。アメリカのお笑いははっきり言って寒いのですが、韓国の笑いと日本の笑いってにてる・・・?「彼」もまたいいですね。カッコ悪くて。(どうやら私は少し情けない男の人に男らしさを感じるらしい・・・。実際にいたら嫌かもしれませんが) 後半から急にせつない路線に入りますね。こうやって切なくきて実はオチがあるんだ・・・と、思っていた私の期待はみごと裏切られたわけです(笑)(そう思ってしまうくらい前半の「彼女」のキャラが強烈だったので・・・。)*イラストはあくまでイメージです。
2004年04月11日
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*日本人人質事件を聞いていつものご紹介の前にちょっとだけ・・・。いろいろと意見はあると思います。「危険なところへ行った本人達の自己責任だ」「今、テロに屈するわけにはいかない」 等等・・・本当にどれもそのとうりであり、そのとうりではないかもしれない。私は正直、難しい事はよくわかりません。ただ、今現在、目隠しをされ、銃をつきつけられ、殺されるかわからない状況にある人達がいる。その状況にあるのが、もし自分ならどうか?目を閉じて、想像するだけで恐ろしい。3人はこの想像の何十倍も恐ろしい状況にある。しかも人質の一人は18歳の青年。私とそう歳の変わらない、いや私よりも年下の青年。今、「なにもしていない」人間が大勢いるなか、彼等は自分の意思で危険を承知でイラクへ行った。自分にできることをしに。(だから、この人達はえらい、みんなイラクへいけ、慈善事業をしろと言っているのではありません)そういう人達が、今まさに恐ろしい現実のまっただなかにいる。いろいろ難しい問題はあろうが、そう考えただけで、私の答えは出る。テレビや活字を通しての情報は、多分多くの人にはリアルに感じられないだろう。テロや戦争、日本で起きた事件、たとえ自分の町で起きた事件でさえ、テレビや活字を通したものは、違う次元の世界のことなのだと感じているだろう。私とてだいたいはそうだ。が、私は父親の死の瞬間を見届けた。そのときから、それまでぼんやりとしていた「死」は身近な恐怖となった。原爆、ミサイルの話題が上るたびに恐ろしくなる。私の家上空はいつも夜、飛行機の通る音がするのだが、もしこの音がミサイルや空襲の音だったらと、いつも考える・・・。(ただの臆病者かもしれないが・・・)電車の人身事故があったとき、知人や身内だったら・・・と、考える。眼をとじて、自分に衝きつけられている銃口を想像すると、たまらなく恐ろしい。今銃口を衝きつけられているのが、自分の家族だったらと考えると、たまらなく恐ろしい。単純な考えのようだが、子供の目から見たことは、一番シンプルで的を得ているものだ。「いのちはたいせつです。わたしはしぬのはいやです。パパや、ママや、おにいちゃんや、おねえちゃんや、おともだちが、しぬのはいやです」と・・・。それを教えているのは大人なのに・・・。 さて、島田荘司さんのシャーロック・ホームズのパスティッシュであります。なにをかくそう、私はこの本でホームズにはまりました。ホームズ自体は、小学生のときの読書感想文でとりあげたくらい、好きは好きだったのですが、高校一年の時にこの本を読み、見事にはまってしまったわけであります。(某有名マンガのせいではありません。あしからず)漱石ももともと好きで、その漱石とホームズが出会っていた!・・・なんて、読まないわけにはいきませんでしょう。実際、漱石は英吉利へ留学しているわけですし、ホームズの住む(といわれている)ベイカー街でシェイクスピアの勉強をしていたわけで、ホームズと漱石は出会っていたはずだ!という設定にも無理はないわけです。(山田風太郎さんも、漱石とホームズは出会っていた形のパスティッシュを書いてます)なにが面白いかって、ミステリーとしてのおもしろさももちろんですが、漱石の書くホームズとワトソンの書くホームズがまっったく違うというところでしょう。(漱石とホームズ(ワトソン)の手記が交互に挿入されていくのです)どのように書かれているかは読んでからのお楽しみ。漱石が倫敦で神経を病み、帰国の日を遅らせた本当の(?)理由。帰国した漱石が「猫」を書くにいたったわけ。そして、ラスト。名場面がいくつもあります。島田荘司さんは、デビュー作「占星術殺人事件」で探偵、御手洗潔にホームズについてさんざんなつっこみをさせていますが(島田さんはシャーロキアンで有名です)、これをよむと、御手洗の変人ぶりと、ホームズの変人ぶりに共通するものを感じます。書き手の楽しさが伝わってきて、ホームズへの思い入れを感じます。これは2時間で読了しました。(静岡のおじさんにかりて、東京への帰りの電車のなかで読みました)。私の中では一番早く読み終わったという記念的作品でもあります。ホームズファンでなくとも、漱石ファンでなくとも、十分楽しめる一冊です。これを読む前に、ホームズの原作を読んでおくと、倍、ホームズを好きになっておくと、数100倍、さらに漱石も好きだと10000倍楽しめましょう。*イラストはあくまでイメージです。
2004年04月10日
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・・・大好きなのです。こういう映画。実は。ゴジラとか日本の特撮は世界でも評価が高いですよね。今はCG全盛ですが、私はCGよりも特撮のほうが好きです。あの日本独特のダサカッコヨさがたまりません。ゼイラムは和風SFアクションです。監督は仮面ライダーなども撮っている雨宮慶太さん。(最近おみかけしませんが・・・どうしたのでしょう?)ちなみにこの方、「タオの月」(わかるひとにしかわからない笑)というこれまた和風SFアクションをとっていらっしゃいまして、こちらには今人気沸騰の阿部宏さんが出演されています。(若いです)ゼイラム、低予算なのですが、そこがまたいいのです。手作り映画って「よし、ここはこういう風にしてやろうぜ」というような、作り手の楽しさが伝わってくる気がして大好きです。(大ヒットしたターミネーター1にもそのにおいが・・・)あと、キャラクター。主人公の女の子はクールでカッコイイですし、それをサポートするコンピューター(声のみ)の性格も良い。そして、ごくフツーのおっさんと兄ちゃん。このおっさんと兄ちゃんがカッコ悪くてカッコイイのです。(意味不明)不死身の戦士ゼイラムのデザインが和風テイストでまたいい。マンガ家の桂正和さんがデザイン等で参加されています。(後々、アニメーションになったときにもキャラクターデザインをされたとか・・・。アニメは拝見しておりませんが)最近の「あずみ」もそうですが、こういう映画、日本独特のものでしょう。日本のマンガ文化的なものでしょうね。下手にハリウットの真似をしてつまらないものを作るよりも、こういう映画を作ったほうが良いとおもうのですが・・・。「五条霊戦記」やリメイク版「魔界転生」ももっと遊んでつくれば面白かったのに・・・。ファイナルファンタジーといい・・・もったいないとおもいます(これは個人的な意見です)なーーんにも考えず、期待もせずに見ることをお勧めします。見終わったあと、あー面白かった!と満腹状態になれること必至です。*イラストはあくまでイメージです。
2004年04月09日
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