chao★chao

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2025年11月05日
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カテゴリ: 映画は素敵♪

       *釜山国際映画祭向け特別に製作されたポスター    (~​ 映画.com ​)  





<盤上の向日葵>


 あの「弧狼の血」の柚月裕子氏の小説の映画化なので
 どのくらいかハードかと、ちとビクビク観に行く(笑)
 でも、ハードというより、切なく哀愁に満ちたお話でした。
 平日昼間で、観客の年齢層は高かったですが
 かなりお席は埋まってました。



こんなオハナシ
山中で身元不明の白骨死体が発見される。現場では、この世に7組しか現存しない
  稀少な将棋駒が残されていた。駒の持ち主は、将棋界に彗星のごとく現れ時代の寵児
  となった天才棋士・上条桂介 坂口健太郎 であることが判明。さらに操作を進めていくと、
  桂介の過去を知る重要人物えおして、賭け将棋で圧倒的な実力を誇った裏社会の男・
  東明重慶 とうみょうしげよし 渡辺謙 の存在が浮上する。やがて、謎につつまれていた
  桂介の生い立ちが
明らかになる。          



序盤に、 渡辺謙 演ずるところの東明がスクリーンに登場してくる場面。。。
 もう、雰囲気といい、貌といい、なんか凄みがありすぎて、アニメみたい!!!
   って思いましたよぉ。
 それに、もう一人、あの 柄本明 扮する、東北一の賭け将棋師・兼崎元治は、
 まるで、ジブリアニメに登場の、もはや妖怪のようなオーラの爺さまでした!!!
 この二人はもう、特に圧巻で印象的でしたぁ。
 謙さんも柄本さんも、ほんとにウマイなぁ~~~~~~~~!
小日向 さんと 木村多江 さんの夫婦もとってもよかったしぃ。。。
   もう、やっぱり凄い人たちは、役への成り切り方が、はんぱなく凄いんだなあ。

 あ、主役は 坂口健太郎 クンでありまして、
 彼も彼なりに旬だし、上手だったんですよぉ、とってもとっても。
 ただ、妖怪のようなベテラン勢の前で霞む、というよりも、
 彼を置き去りに、妖怪らが勝手に土俵をアッチへ持ってちゃう!(笑)
例えば、東明と兼崎の真剣五番勝負の場面は、
    もう、そこだけ本編から切り取られたような別世界だったしぃ!!!

 これは仕方ない、あと3~40年くらいのうちに
 坂口クンなりに醸成されればよいのじゃない?
謙さんが今の坂口クンの歳のころ (34歳くらいね) 、白血病で一時休業だったけど
 幸いなる回復後、高く固い志を持って人一倍の努力し、今"妖怪"になれたんだし...。
 私もオバケちゃん👻になっても映画館には通うから、ちゃんと観ているよ!


 他の共演者は... 佐々木蔵之介/高杉真宙/音尾琢磨/渡辺いっけい/尾上右近/土屋太鳳...


 原作者の 柚月裕子 さんは、よくこういうお話を紡ぎ出せるものよなあ。。。と
 ただただ、感心してしまいますが、
 これより「孤狼の血」とかそっちのほうを書けることのほうが、もっと凄いです。
 やっぱり上からなにか降りてくるのかなあ。。。

 

   それと、エンディングに流れる、
サザンの「暮れゆく街のふたり」 はお話の哀愁を映して、とてもいいですし、
 口笛バージョンは、劇中、ひまわり畑のシーンで流れて沁みましたぁ。



 予告編 (主題歌「暮れゆく街のふたり」つき特別編)  02'00"

         












 ****************************


 こんどの金曜から公開のも2本観たいのがあるんだなあ。

 忙しいな。。。


















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Last updated  2025年11月05日 08時56分55秒
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