幕張本郷の小さなフレンチレストラン　　　サンク・オ・ピエのオーナーシェフ、中村雅信の日記ページ

ワインとチーズ

今日もワインを飲みながらチーズを食べている。当然日常飲んで食べているのは安いワインとチーズなのだが、たまにちょいと気張って高いワインに美味しいチーズを合わせみたくなる。ロックフォール（三大ブルーチーズの一つ、フランス産）とソーテルヌ（ボルドーの貴腐ワイン）とか、バッチリ食べ頃のスティルトン（三大ブルーのイギリス産）とヴィンテージポルトとか、甘いワインと特別のチーズの組み合わせは、かなりしびれる物だが、、、この季節のご馳走チーズバシュランモンドールは絶品中の絶品なのだ。このチーズの凄いところは、チーズがたいして好きでない人から、かなりマニアックなチーズをさんざん食べてきた人もうならせるチーズなのだ。　チーズフォンデュを食べた事があります？トロリと糸を引くチーズをパンにからめて食べるでしょ？（あの料理は、スイスが本場でグリュイェールチーズとエメンタールチーズを合わせてスイス特産のシャスラ種で作った白ワインを使うのが本式なのだが、、、。）　皆さんご存知のカマンベールを数倍の大きさにして、皮をかなり厚くしてさらに少し褐色になった感じのチーズが木枠のケースに入っているのです。その皮の上部をナイフで切って皮をはがすと中身はまるでチーズフォンデュのようにトロトロに柔らかい。合わせるワインは、ブルゴーニュの赤ワインがさいこうだが、白でも楽しめる。フランス産は小型の物で一個￥4000～￥5000くらいだろうか。スイス産のものもクリーミーさではフランス産に負けないくらいで美味しいのだがやはりフランス産が美味い。数年前まではめったに手に入らない貴重なチーズだった。インターネットで買えるなんて良い時代ですね。このチーズの写真をクリックで￥2700でオーダーできますよ。