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去年のクリスマスに、友人の奥様がクリスマスリースを作って持ってきてくださった。ユーカリでまとめられたそれを、「ユーカリは、肺を綺麗にしてくれるから」とのこと。私の体のことを気遣ってくれてのグリーンのプレゼントに、大感激した。今でもリビングに飾っている。彼女は第2子を出産後、日比谷花壇アカデミーで数年かけてインストラクターの資格を習得。その後第3子を出産。3番目の男の子が1歳半になるところ。昨年末お会いした時に、「子どもが3人で、ばたばたと忙しい毎日だけど、花を扱っていると癒される。インストラクターの資格を生かすべく、これからぼちぼち活動しようと思ってます」とのことだった。早速それを聞いた日に、その場で「私を生徒にしてください!」と申し込み。ナマケモノ目ナマケモノ科ナマケモノの私にしては、素早い行動。そうしてアタック開始後、今日、第1回目のレッスンにこぎつけた。「第1回目は、応用が利くビーダーマイヤーを作りましょうね」と言われていた。何も知らない私は、「ビーダーマイヤー」というお花があると思っていたら、これまた勘違い。ドイツのビーダーマイヤーという人が考案した花束の作り方のことだった。現在では、殆どの花屋さんで取り入れられている技法で、私もよく目にしていた。1本1本の花をらせん状に組み込んでいって、最終的にブーケのような形に仕上げたら完成。今日使った花は、スプレーカネンション10本に、ミモザ・レモンリーフ・スプレーグラスを少々。先生いわく、「ビーダーマイヤーは難しいから、本当はアレンジメントの総仕上げにするんだけど、覚えたら応用が利くし便利よ。花を生活に生かして欲しいの。初めてにしては、上手!」完全に、舞い上がってしまった。でも、初めてにしては、上手!と、自我自賛。 早速帰宅後、リビングのテーブルに飾りました。花を飾ると、自然とテーブルの上も片付けたくなるから、不思議。
2007.01.30
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自分を無にしていたい時=現実逃避ともいう。そんな時は、時間が許す限り、あほみたいにぼーっとテレビを見たり、本を読んだり、ネットサーフィンしたりする時もある。私だって、24時間マクロビオティックのこととか、食事療法のこととか、がんのこととか考えているわけじゃない。基本的に、性格はお笑い系ですしね。というわけで、今日はネットサーフィンの日。さっきまでぐずっていた娘が昼寝に突入したので、ゆっくりと。前から気になっていたマクロビオティック関係の資料や、レシピや、音楽関係のブログをぼちぼち見ていましたが、中でも特に面白かったのは「真鍋かをりのここだけの話」http://manabekawori.cocolog-nifty.com/blog/ 前の記事まで引っ張り出して読んでいますが、パソコンの前で思わず「ぶふふっ」と笑ってしまうくらい、かなり面白い。どうしてあんなに綺麗なのに、自分のことを「オイラ」って呼ぶのかわかりませんが、とにかく彼女の文章を読んで、ちょっと元気が出てきました。それを読みながら、あることを思い出しました。 最初の告知を受けた25歳の時、立ち直れないくらいに落ち込んでいた私を見るに見かねて、旦那がパソコンをプレゼントしてくれた。それから7年。そのパソコンは容量も小さくて、調子が悪くなってしまったので現在は使わなくなりましたが。治療中、仕事も休んで家に引きこもっている間、パソコンのお陰で治療法の情報も得たし、同じ病気の友達もできて情報交換などをすることもできました。苦しんでいるのは自分だけではないということが分かった時、どれだけ救われたことでしょうか。そう考えると、パソコンから随分と助けられてきたものです。使わなくなったけど、捨てることはできません。技術は発達し、パソコンはなくてはならない時代。できる限り、電気の波に当たるのは避けたいところですけれど、そんな背景もあって、私にとってパソコンは必要な道具。時には耳と目を塞ぎたくなるような情報も入ってきますが、そんな時は見て見ぬふり。前向きな使い方をしたいものです。
2007.01.27
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今日、3ヶ月ぶりに受けた検査の結果が出た。肝臓は、4センチ大の腫瘍が2センチに。肺は、2センチ強の腫瘍がほぼ異形細胞化していた。骨はほぼ現状維持。とても喜ばしいことなのに、全然心が晴れない。ぶすぶすとくすぶっているわけは、わかっている。この4ヶ月。食事、気功、酵素、酵素風呂、温熱治療と必死にやってきた。けれど、病院でそんなことを言っても、通用しないのだ。腫瘍マーカーが下がってきているのも、肝機能が正常値に戻ったのも、画像でくっきりと結果が出たのも、全ては抗がん剤の効果だけだと思われている。今回こうして結果が出たからには、私も、抗がん剤の効果を受け入れるしかない。主治医は、「今回これだけ効いたのだから、これから更に4クール続けたらもっと良くなる」と。「若いから、副作用にも耐えられる間はやったほうがいい」と。旦那もそれに賛同している。 6年前、術後の抗がん剤で廃人のようになり、死ぬ目にあった私は、「今度抗がん剤をしなさいと言われたら、 死んだほうがまし」と本気で思っていた。その時と今の違いは、結婚して、子どもがいるということ。もし、まだ独身だったら、絶対に拒否するだろう。でも、大の大人で、一人で生きていける夫はともかく、子どもは別だ。4歳の彼女が自立できるまで、私はどんな形であれ、生きていなくてはいけない。全身の毛がなくなり、体や手足はむくみ、顔もむくむ。まつげや眉毛がなくなった顔は、とても醜い。体重は増える。いくら病気が良くなるとはいえ、女性である限り、これは耐えがたい屈辱。免疫も下がる。外に出る気力も奪われる。 神様から、娘の命と自分の命と両てんびんにかけられて、「さて、どっち?」と尋ねられているみたいな気分。娘がもちろん大事なんだけど、その娘を守るためには、自分の命を守ることが先決。母親がいなくなった小さな子どもの将来は、やはり、気にかかる。こうして、年に数回、究極の選択を目の前に突きつけられながらも、前向きに治療に取り組むには、もう少し時間がかかりそうだ。
2007.01.26
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会いたい人って、たくさんいるもの。私を支えてくれる身近な人はもちろんだけれど。中には、会いたくてもなかなか会えない人だっている。久司道夫さん、矢野顕子さん、上大岡トメさん・・・。挙げればきりがない。でも、今一番注目していて、会ってみたい人は、タカコ・ナカムラ。ホールフードの第一人者だ。今日、ナカムラさんの本を見た。前書きを読んだだけなのに、私は今年、この人に会って生き方を見習うことになるだろう。なぜかわからないけど、そんな予感がするのだ。2年ほど前から、私は会うべき人に、絶好のタイミングで会えるようになってきた。誰かの言葉に「人は、必要な時に、必要な人に会えるようになっているものだ」というのがあった。今は本当に、そう思う。
2007.01.11
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年末年始、暴飲暴食をした胃袋を癒すために、7日は、七草粥を食すのが日本の習わし。 せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ。便利なことに、今は七草のセットが売っている。私としては、七草摘みに行きたいところだけど、今年は便利なパックに頼ることにした。ごめんなさい。今年の七草粥には、玄米餅と黒豆入り玄米ご飯を入れた。ちょっと大きめに切った七草と一緒に、食す。体の中からぽかぽかと温まる美味しい食べ物。7日だけじゃ勿体無い気がする。近いうちに、また作ってみようかな。
2007.01.07
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今までは、栄養面の指導をしてくれていた先生の考えに沿って、毎朝、ご飯とみそ汁と小魚(焼き魚)と納豆と海苔と漬物等、純和食を摂っていた。N先生によれば、「朝しっかりと和食で栄養を取っておきさえすれば、たとえ昼夜がいい加減な食事になっても栄養のバランスを保つことができる」とのことだった。その通りで、大抵昼ごはんは一人で取ることが多いので、いい加減になってしまうことも多かった。けれど、朝食をしっかり取っているので、昼は軽く食べても問題はない。しかし、がん歴6年目ともなれば、様々な免疫療法をしている人との出会いもあり、様々な食事療法を自分で学ぶことも多くなってくる。そんな中、昨年秋、肝臓の腫瘍が大きくなってきたことと抗がん剤治療に伴って、食欲が減退するというピンチにも見舞われた。何しろ、口腔内に始まり、食道、胃、腸全てがただれているため、液体以外の物を受け付けないという状態が10日間も続いた。断食療法を自然に行っていた状態だった。朝だけではなく、昼も夜もまともに食事ができない事態発生。 そのタイミングに合わせるようにして、これまで指導をしてくれていた先生が都合により指導を続けるのが難しい状態になった。でも、不思議なことに、新たな出会いがすぐに見つかった。その先生は、どちらかというと「朝だけ断食」で有名な石原結寛先生の考えに近い人だった。「朝は腸のお掃除の時間」とのこと。ピンチはチャンス。朝はイマイチ食欲の出ないツレと話し合った結果、しばらく一緒にその方法を続けてみようということになった。腎臓にトラブルを抱えているツレにとっては、良い話。 というわけで、昨年末から、朝食は梅醤番茶と生姜入りの酵素ドリンクを飲んでいる。 以来、抗がん剤を投与しているというのにも関わらず、便秘にならない(抗がん剤は、便秘になりやすい作用あり)。毎朝便意で目が覚めるという快調ぶり。 飲み物だけだというのに、昼までしっかり持つし、腸がスッキリするのを実感できている。「朝はお掃除の時間」の実体験。 どのくらい効果があるのかは体験中だけど、体の反応としては良さを実感。数ヶ月、続けていくことにした。その代わり、昼と夜はしっかりと栄養を取ることにしている。 *梅醤番茶・・・手当て法において、万能薬と言われる飲み物。梅干しのクエン酸が血液を綺麗にし、醤油の酵素が内臓を活性化する。特に内臓の強化、下痢、胃腸の不調に効く。作り方:1.湯のみに種を取った梅干しを一つ入れ、箸で良く練りつぶす。2.醤油を小さじ一杯強入れ、生姜を1・2滴分垂らしてさらに良く練る。3.それに、熱く煮出した三年番茶を注いでいただく。☆手当て法では陽性の飲み物なので、空腹の時に飲むようにする。☆せっかくの手当てが無駄にならないよう、梅干しも醤油も添加物の入っていない本物を選ぶようにする。☆試したいけど面倒くさい人には、自然食品の店で「梅醤エキス」が販売されている。エキスに番茶を注ぐだけで、出来上がる。常備薬として置いておくとよい。
2007.01.07
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福岡市の中心部天神は、昨日早朝から初売りが始まっている。生まれてこのかた、福袋を買ったことのない私には、何が入っているかわからないものに、1万円以上支払うことなど到底理解できない話だけど、福袋好きの人にとってはそれが楽しみというから、人の好みとはわからないもの。よって、初売りにも行かず、正月を理由に午前中は遅寝してしまっている・・・。特に遠出はしないのだけれど、両方の実家に顔を出し、おせちをいただく。必ず正月はどちらかの実家で過ごしているので、嫁に行ってから6年目というのに、まともにおせちを作ったことがないのだ。病が落ち着いてから、マクロのおせちをぼちぼち学ぶとしよう。雑煮だけは作ってみたけれど、旦那の評価は厳しい。「味が薄い」とひと言。 出汁が命のこの手の料理は、実は一番難しいのかも。
2007.01.03
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