2011.02.01
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エジプトのホスニ・ムバラク体制は命運が尽きた。若者の抗議行動に多くの国民が賛同し、「革命」に移行しつつある。（写真： Part 1
Part 2
） 2月1日には100万人以上が抗議行動に参加したとも伝えられている
。
一部の親米派が反政府行動を行ったイランとは違い、ムバラクが政権を維持することは困難だろう。チュニジアに続いてエジプトで独裁体制が揺らぎ、ヨルダンにも影響が及び始めている。
ネオコン（親イスラエル派）のジョン・ボルトン元米国連大使はムバラク体制が倒れたならイランを爆撃すべきだと叫んでいるようだが、そうしたアメリカ／イスラエルの姿勢に対する怒りが「エジプト革命」の原動力になっている。核攻撃でアメリカ政府を脅せても、イスラム諸国の庶民を封じ込めることはできない段階に達している。
泥沼化しているアフガニスタンやイラクでの戦争に苦しんでいるアメリカ政府だが、ここへきて中東を支配してきた構図が崩れ始めている。アメリカの尻馬に乗った日本にとっても深刻な事態だ。小泉純一郎の責任は重い。
一部の親米派が反政府行動を行ったイランとは違い、ムバラクが政権を維持することは困難だろう。チュニジアに続いてエジプトで独裁体制が揺らぎ、ヨルダンにも影響が及び始めている。
ネオコン（親イスラエル派）のジョン・ボルトン元米国連大使はムバラク体制が倒れたならイランを爆撃すべきだと叫んでいるようだが、そうしたアメリカ／イスラエルの姿勢に対する怒りが「エジプト革命」の原動力になっている。核攻撃でアメリカ政府を脅せても、イスラム諸国の庶民を封じ込めることはできない段階に達している。
泥沼化しているアフガニスタンやイラクでの戦争に苦しんでいるアメリカ政府だが、ここへきて中東を支配してきた構図が崩れ始めている。アメリカの尻馬に乗った日本にとっても深刻な事態だ。小泉純一郎の責任は重い。
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最終更新日
2011.02.02 02:38:03
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