《櫻井ジャーナル》

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2011.10.06
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カテゴリ: カテゴリ未分類
NATO軍(英仏米軍)による空爆で少なからぬリビア市民が殺されているとする情報 アムネスティ・インターナショナルが要求 している。また、 反ムアンマル・アル・カダフィ軍は肌の色が濃いという理由だけでアフリカ中南部出身と思われる人びとを拘束、一部は処刑しているとする話に関してはヒューマン・ライツ・ウォッチが批判している 。反カダフィ軍に連れ去られて行方不明になった人の多くは労働者だという。いわば、「民族浄化」が行われているのである。

 アフガニスタンでの戦闘でもそうだが、NATO軍には市民の犠牲をなくそうという意志は感じられない。そうした姿勢が パキスタンやアフガニスタンで「反西側感情」を強めることになっている

 イラクでも多くの市民がアメリカ軍を中心とする占領軍に殺されている。ここでも占領軍は市民の犠牲者について語ろうとしていないが、最も信頼できる調査、つまりアメリカのジョン・ホプキンズ大学とイラクのアル・ムスタンシリヤ大学の研究者が統計学的な手法を用いて行った推計では、2006年7月の時点で65万人以上のイラク人が殺害されている。現時点では、100万人を上回っている可能性がある。

 また、イギリスのORB(オピニオン・リサーチ・ビジネス)がまとめたリポートによると、2003年3月19日から2007年夏までの間に、戦争を直接・間接の原因とする死者は100万人に達すると見積もっている。

 イラクでは劣化ウラン弾による被害も深刻化しているが、リビアでも劣化ウラン弾が使われている。今後、イラクと同じように被害が出てくる可能性があるだろう。





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最終更新日  2011.10.07 01:01:38


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