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出がらし紋次郎
牛受精卵移植や家畜改良で畜産農家を指導する立場から一転、牧場で働く管理人の日々思うことなどを書き綴った日記です。
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2007.01.16
カテゴリ： 受精卵と繁殖（生殖）のお話
以前にも書いたと思うんですが、牛は夜にエサを与えると昼間にお産することが多くなります。１１月に夜間のお産でトラブルが続いたことから昼間にお産させるために夜間給餌を始めました。
それから３０頭以上お産してますが、夜間（夜の仕事が終わってから翌朝の搾乳開始まで）にお産した牛が３頭。実に ９０％以上 が昼間（従業員が仕事してる時間帯）にお産をしています。
夜だと人目が届かない、人手が足りない等の理由で難産などがあると子牛だけでなく親牛まで死なせてしまうことがありますが、昼間だとそういう確率も非常に少なくなります。
新年早々生まれた双子の逆子とか６０キロ以上もあるＦ１とか、夜中のお産なら間違いなく子供は死んでましたね。
ゼロっ！
そのうえ 人間も楽っ！
ヤッパこれがいちばんだわ（＾０＾）
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