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酒にすがりついてしまった夜を、日の出が砕く。砂浜に残った足跡を、寄せて引く波が消し引いていくように…。体の爪の先、隅々にまで届くような感覚に戸惑い、苛つく…。破調の美…。そんな良いもの?ではない。…答えに窮する。酒が足りないのか、知恵が足りないのか。小さな雪玉は転がって大きくなりましたが、白さは失せました。そして、暑さにやられてしまいました。老先生に水分摂取に対しての注意を受けているが、アルコールは水分に分類されるのか?持病を患って以来、アルコールはともかく、水分代謝が悪くなってることに関しては、自覚している。自律神経のバランスが崩れているからだ。夏に身をまかせて、秋が来るのを待つしかないのかな。…とは言え、…7月11日、参議院選挙投票日だったから覚えているのだが、目覚まし時計のアラーム音で目が覚めた、と思った。時計を見ると4時。夕方では無いし、時計のアラーム音でも無かったのだ。そもそもその日はアラーム設定していなかった。アラーム音かと思ったのは、セミの声だったのだ。しかも、ひぐらし。夏真っ盛りなのか、秋なのか、もう、四季なんてわけわからなくなってる。四季というより、こうなると方程式か?。算数苦手な私には、正答がわからない。数式も、常識も。今日このブログを書き始めてから、蚊に5箇所やられたから、夏なのでしょうか。いつものごとく飼育しているスズムシは早熟とは言え、音痴は始まってるから、夏なのでしょうか。高校野球の予選は始まってるから夏なのでしょうか。なにより私はなんてバカなのでしょう…。変化にうまくついていけない。5月末に、「ポニョの海」で後輩MとIと釣りをした。たかが半日だったが、ものすごく日焼けしてしまった。そして2ヶ月経った今、私の愚痴とは関係無く、焼けた肌は再生している。朝顔に水やりして、スイカを囓って、私の「夏の宿題」に挑んでみる。ラジオ体操に参加するほどの体力は無いけれど。「解」は、汎用性大量生産型平凡市民の私だから、Xのままでも仕方ないが、なんとか探って悪あがきしてみようかと思うのだ。「解」は、ボトルの底にあるように思うから…。
2010年07月30日
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穏やかで暖かく静かな夜に癒しと眠気を求めている。ウイスキーを少し呑りながら…。胃の用心をしてるので、酒は控えめのこの頃。世の中楽しすぎて、おちおち眠っていられない。世の中悲惨すぎて、ずっと目を開けていられない。窓を開けて、ほんわりしてそうな早春の香りで気分転換をしてみたいが、昨日から花粉がヒドイので躊躇している。BGMは「JAPAN」。毒にも薬にもならず、箸にも棒にもかからず…なんにも考えず…と、思っているからだろうか、面倒なことに日々忙殺されてしまう現実の過ち。「ココ」にいる意味なんてとてもうまく言えないから足掻き、深甚する…無力ゆえの逃避…。そんな日々の繰り返しは、いつからかもう喜劇になってしまってる。…しかもこの喜劇の「オチ」は決まっていない。ただ「今」と「未来」を結ぶものをツマミに…目覚まし時計のアラームのセットをしながら、排他的自衛地帯の中で、ウイスキーを追加する愚かさ。「どうせ俺ら笑われ者だろ?。若ぇ頃は大人に笑われて、今、ガキに笑われて…。今さらカッコつけてどーすんだ。やらなきゃ収まんねーよ」、とは映画「少年メリケンサック」のなかでのセリフ。…身に染みたセリフ。「そんなことは出来て当たり前」、「そんなことは出来なくて当たり前」、そんなことはわかっていたハズ。大人になっても奇蹟は起こる(起こせる)と思ってはいるが、私はなにかしら特別な奇跡を求めているわけではない。ただただ、今、今日という平凡でささいな日常に感謝。そして多くの人に謝罪と賞賛をする日々。見通しがきくように眼鏡を新調し、また、うまく歩めるようにスニーカーを新調してみたので、さて「今」と「未来」を結ぶものをあらためて探しに行こうと思ってる…、千鳥足ながら…。だけど…今日はもう少しだけ呑って、眠ったほうが良さそうです、おやすみなさい…----遅ればせながら皆様にとっても今年一年佳き年でありますよう…そして昔から仲良くしていただいてる方には、今後も仲良くしていただければ幸いです。
2010年02月09日
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晩夏とも初秋ともつかない時期は正直言って体調的にキツイ…。今日にしても涼しいのやら寒いのやらよくわからないが、それでも、風にはほんのり秋めいた匂いを感じる。二日酔いになるほど酒を呑ることがあまりない…軟弱になった。二日酔いとまでいかないまでも、飲んだ次の朝は、冷たい物が欲しくなるので、冷蔵庫には好みのソフトドリンクを数種類用意してある。あとは、冷凍庫にかき氷系とシャーベット系。…その日1日を棒に振る覚悟があれば、迎え酒でビール(苦笑)。以前、仕事で縁のあった某所のインド料理の店。そこのチャイが二日酔いにはピッタリのものだった。自分でチャイを作るのは面倒だし、また気軽に手に入らないのが悲しい。なので、チャイな気分の時はロイヤルミルクティーを代用している。自販機でチャイが買えますように…ドラゴンボールを7つ集めたらお願いしようと思う。花瓶に花は無い。…が、道ばたで見つけた猫じゃらしが数本ある。我が家のネコ君は、どんなオモチャより、猫じゃらしがお気に入りのようだ。花瓶に花を求めるより、どこぞ(出来れば地酒の美味しいところ)に旅に出てのんびりと花を愛でたい…。背中が痛むから…。
2008年09月18日
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“?"と思うしかない映像と、「attack」という単語だけかろうじて理解できた寝起きのテレビ放送。その後、ホテルのボーイ氏との話しや、旅行会社のカウンターからの連絡で、理解できた、…いや理解などできない情勢。いわゆる9.11の当時は、海外の某島で呆けていた。なにも考えないおバカな旅のハズが、頭の中には答えの出ない問いばかり…。地平線に悩み、青い空の白い雲の中に迷う。混乱…。笑えやしない…。願いをこめて、想いをこめて、祈りをこめて…。私には私に出来ることしか出来ないし、もっと正直に言うと、私に出来るであろうことすら出来ていない。酒を呑るか、頭痛や目眩を抑えるタマを齧っている。…1人で元気に暮らしてるおばあちゃんの年齢すら忘れてしまってる。終わったあとに…、…終わったあとでしか気づけないらしい。泣けやしない…。不条理な自分の中を、素直でお調子者な自分が慰めてる。笑えやしない…。ある種、笑えない自分を笑うのは悪趣味と思う。先輩や悪友や後輩に面倒をかけ、甘えるのは弱さ。希望と失望、絶望の隙間であがく…。行きつ戻りつ、道草の私。…でも笑いながら進んでみる。
2008年09月11日
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雨の後、道路の水たまりはゆるい陽射しにゆっくりと温められて水蒸気となってたちのぼっていく。夏なのか、秋なのかよくわからないけれど、花粉にやられ始めてる。キツイ毎日はため息と一緒にかたずける…。本当にケリをつけたいものは、もうすでにモノクロームなのに…。深い根っこ、薄っぺらな態度…。ラクになりたくて、ひとつ妥協し、ひとつ許す。「今日はどういったご用ですか?」銀行の警備員氏に怪しまれる(アナタ見る目あるネ)。「昨日の矢野のホームラン凄かったねぇ」たこ焼き屋のおばちゃんが嬉しそうに話す。「梨買わない?」強面のお兄さんに声をかけられる。もう秋なのかなぁ…。「ヒマだから遊べョ」とネコ君が背中を叩いてくる。「よぉ、行くか?」と先輩からのお酒の誘い。「…」よくわからないままのメールにため息(私が悪いのか)。あぁ、もう気分は秋模様…。そして私も相殺戦。居場所はプラスマイナスゼロ。この時期いつも気になるのは、お隣さんの柿の実。実は大きくなっているように思うが、まだまだ青いネ。柿が少しずつ色づく頃、本当に秋を感じるわけで…。育ち盛りの月を眺めがら、軽くウイスキー。涼風に身をまかせ、名もわからぬ虫の音がBGM…。
2008年09月10日
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紅梅の蕾が膨らんでいく様を日々眺めていた。今はもうほぼ満開状態なのだが、植物は蕾の期間も美しいことに気づかされた。温かい鼓動のようなものが伝わってくる。頭痛だ、目眩だ、と痛みに負けて蕾の期間はほとんど酒を呑っていないのが残念。情けないことだ…。持病の痛み以外に去年は「ギックリ腰」、「親不知」もあったワケで。親不知は抜かずに完治したが、ただでさえ牙を失っているのに、歯まで失っては(苦笑)…。紅梅を眺めつつ、またもや立春朝搾りで軽く呑み直し。それにしても、旨い。紅梅にも立春朝搾りにもまた来年楽しませてもらおう。…その前に今日の無事、明日の無事、ですな(笑)。なにも考えていないのだけれど…。Seize the day.小玉ユキ短編集『マンゴーの涙』に癒される。BGMは阿部芙蓉美。心地良い空間、心地酔いさすらい感…。私の中にまだある(あった)蕾を実感させてくれる。呼び寄せてくれ、引き戻してくれる…。…ならば、誤魔化さずに育ててみようか。無理に言葉にして、語句を乱用しなくとも、肥料は北風と太陽と、少々の酒でいいのだから…。酒と蕾の日々じゃ、また叱られるかな…。
2008年02月07日
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雪見酒。…なんとか体が、寒さ、気候の変化に耐えて慣れてくれた(ここ数日、頭痛でもがいておりました)。立春の日に届いていた日本酒(立春朝搾り)をやっと呑る、幸せ。微妙なズレはいつもの悲しい性。ハラハラ舞う雪に生の哀歓を覚えつつ、映画『夜叉』を思い出す。高倉健には、日本海と日本海の雪が似合う。BGMは徳永英明。「VOCALIST」シリーズいいよ、と友人に勧められて以来、酒の相手に徒然と…。私自身の中で忘れていた楽曲を彼が甦らせてくれて、尚かつ、セツナサをほじくってくれる…。アルバムのこの先、酔いどれとしては『ブルー・ライト・ヨコハマ』、『雨の御堂筋』をカバーしてほしい…。本心から遠ざからぬよう、自身でもセツナイところをほじくるのもまた悲しい性。「どんなに意地になっても、人はたった独りでは生きていけない。だが人の夢や志は誰にも身代わりしてもらうわけにはいかない。他者と共に営む生活と、孤立無援の思惟との交差の仕方、定め方、それが思想というものの原点である。さて歩まねばならぬ」とは、高橋和巳の箴言。酒とともに、諸先輩、悪友の言葉が腑に沁みていく…。私は、しっかり「交差」出来ているのだろうか?。…子どもの主張、大人の妥協。…「定め方」、原点は忘れてはいない、忘れられない。「VOCALIST 3」に収録されている『迷い道』をなん度も聴く。ふんわりとした酔い心地、それを上手い具合に弄んでくれる…。「♪1つ曲がり角、1つ間違えて迷い道くねくね」。呑んで、削いで、止まらないルーレットであるとしても、ここにある生はイカサマバクチでは無い真実。…それで良いように思うが許されないのかも知れない…。雪は雨になったようだ。そして、積もった雪はゆるやかに自ら大地へと溶けて、また空に戻っていくのだろう…それは理屈では無い。ピュアでドラマティックな雪が癒してくれた…、さて迷路を千鳥足で歩まねば…。
2008年02月06日
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ヒリヒリした感じに、ある唄を思い出す。…が、曲名が出てこない。少しイライラしそうになったところに出てきた。…より子。の「それでいいのですか?」。スッキリしました。月別カレンダーはあと3枚…。朝顔はまだ成長している。甲子園球場のツタみたいになることはないだろうけど、それにしても、逞しさを感じる。…「赤星ラーメン」は旨かったな。この夏の高校野球のキャッチフレーズは「甲子園に、恋をした。」だった。高校野球に関する事件はあれど、球児の甲子園に対する思い、野球に対する思いは純粋だろう思っている。たまにはTさんと一緒にキャッチボールでもやりたいな、と思ったが、腰が不安だ(苦笑)。せっかく思いついたことだし、グローブを磨いておくか。ドラフトの指名に備えて(笑)。純粋とは無縁な生活…。せめて、月を眺めて酒を呑ろうかと思っても、ここのところ曇りばかりなのは、私の頭の上、身の上だけですか?(笑えません)。月や花や雪など、単純に美しいと感じるが、それ以外になにかしらチクチクした感じも覚える。先日、N君の個展にお邪魔したときも似た感じがあった。「自然を翻訳すると、みんな人間に化けてしまうから面白い。崇高だとか、偉大だとか、勇壮だとか。」とは夏目漱石の『三四郎』のなかのセリフ。…私の場合、翻訳すると畏怖、情慮、感謝となるのかな。…そういうことなのだろうけど、今は深く考えない。今日も月にフラレてしまったので、花瓶のオンシジュームを愛でながら、アイドリングがてら呑る。花言葉は「一緒に踊って」。そうだネ…アイドリングとはいわず、今日はずっと君と呑りますか。そういえばN君の個展で、『舞踏』という題名の作品があった…。
2007年09月29日
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「痛み」に気力を削がれてしまう…。それにしても…私には縁が無いものと思っていた「ギックリ腰」。さらに…今度は「親不知」らしい。ここのところ、たまに歯が痛むことがあったのだがガマンしていた。…が、いよいよ、10年ぶり以上ご無沙汰の歯医者へ行ってみたものの、親不知とは予想もしなかった…。基本的に無謀で、無防備なのだから、なんでもありは自業自得と思っているが、少し考えなくてはいけないのだろう。さて…次はなにがやって来るのだろう?。万馬券なら…気力体力強化合宿でもしますかね。まず北の方へ行って、紅葉とともに移動しながら帰ってくるのも良いな(笑)。一条ゆかりの『有閑倶楽部』には楽しませてもらってきた。ドラマ化されるからというワケでも無いが、あらためて読み直してみるか、と書棚を漁ってみたが、山下和美の『天才柳沢教授の生活』が目につき、そちらを手にしてみた。これもドラマ化されたっけ。…柳沢教授は、I氏を思い出させてくれる。元気かなぁ。山下和美と、パンクバンド「JET BOYS」のボーカル、オノチンが親交があるからであろう、登場人物のTシャツが「ギターウルフ」だの「MAD3」だのになっているのは、今さらながら良い(笑)。…ギターウルフの新譜『MARS TWIST』は、いろいろ思い出させてくれて沁みてしまった。この秋は、書棚の整理がてらアレコレ読んでみるかな…。酒の一気呑みなぞ、とんとご無沙汰だが、吉田秋生を一気読みをしてみようか。『ラヴァーズ・キス』を読んだら鎌倉に行きたくなるだろうな。…『海街Diary』も鎌倉だ。ふとしたことでよみがえったいろんな記憶に、少しせつなくさせられた。まだまだ修行が足りない。「♪道はときには曲りもするが 曲げちゃならない人の道 どこへゆくのかどこへゆくのか銭形平次 なんだ神田の明神下で 胸に思案の胸に思案の 月を見る」。月は雲の向こうに少しだけ…。
2007年09月25日
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数日前に、腰を痛めてしまった。湿布と鎮痛剤で痛みを誤魔化している。またやっかいなモノを抱えてしまったワケで…。夏前から近所で工事が続いている。晩夏の頃に、ふと気づいたのが、工事のために金木犀も伐られてしまったこと。窓を開けると、適度な風に乗ってくる金木犀の香りがもう楽しめなくなるのは寂しい。…少し悩んだのだけれども、鉢植えの金木犀を購入してみた。届いてから、所定の場所へ移動させようとしていていたときに「ギックリ」と腰を痛めたのだ。情けない…。秋の代償は大きいゾ(苦笑)。…あとなん日かは酒を控えるか、と思っていたが、旧友Fと贔屓のバーにお邪魔した。大きな花瓶には実のついた栗の枝があった。古い話しだが先月誕生日だったので、Fがごちそうしてくれた。申し訳なくもありがたいことである。腰には24時間違和感を覚えるが、24時間痛むことが無いのがせめてもの救い。その痛みにしても、日々小さくなってきてるようには思うが、まだ多少の不便はある。原因?となった金木犀はいつ咲くのかわからないが、今後、酒を楽しませてほしいものだ。そして「酔うてこほろぎと寝てゐたよ」は山頭火だが、私の場合はスズムシか…。日々だらしない私ではあるが、今年の秋は、なぜかしら大切に過ごさないといけない気がしている…。
2007年09月14日
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今日も夜風が涼しくて心地良い…。ここのところ体力も回復しつつあるようで、よく眠れている。スズムシの音色の心地良さもあるのだろうけど…。音痴なのもいるようで、それまた楽しいが、ボリュームを下げようと、ついリモコンを探してしまった電脳生活の自分が悲しい。ひさしぶりにウイスキー。子どもたちの喚声とセミの鳴き声で夏を感じていた頃、友人Yが教えてくれた焼酎にハマってしまい、以来ずっとそればかり呑っていた。なぜかバーにはあまり足が向かないので、酒場では日本酒が多かった。酒の呑りかたが変わったワケでも、好みが変わったワケでもない…と思う。変わったのは、ヘアースタイルくらいのもの。ただ気分屋に拍車がかかってしまっただけ。その分、迷惑をかけることが増えたやも知れぬ…反省。つっかかるコトはさすがにこれでも少なくなったが(苦笑)、その代わりと言ってはなんだが、ひっかかることが多くなった気がする。私自身やっと社会性に目覚めたのか、それとも世界がおかしいのかよくわからんが…。所詮は、井の中の蛙、バケツの中のメダカ…。苛立つのは、自身の不甲斐なさ…。順調であろうと、逆境であろうと、ヒビ割れる部分は同じ。特に意図するわけでもなく、上手い具合にウイスキーはソコに沁み込んでくれる…。酔いどれているからこそ、先輩、友人の優しい眼差しと叱咤激励が思い出され、頭を振りながら噛みしめてみる。「虫歯は治せよ、苦しいときに歯を食いしばれないから」。…最近、歯が痛む。そしてココロが痛む…。好奇心だけはあるので、小さい秋を見つけるのは得意だと思っていたが、小さい秋に気づけないことに気づいた41の初秋。
2007年09月03日
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体調が悪いのはよくあることなのだが、それにしても、この時期は過ごしにくい…。アユで軽く冷酒を呑れば気分も上向くだろうけども(単純なものだ/苦笑)。いや、単純なのだけれども。思いがけず、某所でウグイスの鳴き声が聞けたときや、ぼ~っと歩いていてツバメにぶつかりそうになっただけで(ツバメもぼ~っとしてたのでは?、と思ったが)、気分も機嫌も良くなったりするのだから(笑)。私はアユ釣りはやらないが、アユ釣り界の神様、村田満さんのファンである。この先、村田さんのようなジイ様(失礼!)になれれば嬉しく思う。池のほとりの小料理屋。先日は、連れて行ってくれた友人Hと共に楽しく過ごした。水面に揺れる月なぞひさしぶりに見た。李白の「月下独酌」の世界も好きであるが、月が似合う友人Hとの世界も好きだ。池のほとりの小料理屋では、アユもメニューになるだろう、きっと…。いずれにしろ、また友人Hと共にお邪魔したい。過ごしにくい時期ではあるが、この時期を嫌いにならないのは、アユのこともあるが、ホタルに出会えることも理由。昆虫と言えば、飼育しているスズムシが孵化し始め出した。…私自身もなん度かカラを破っているだろうが、カラは幾重にもあるようだ。ムリに破ろうとは思わないが、このままでいようとも思わない。そうそう女神の後ろ髪はモノにできないだろうし、悪あがきをするのは、ある種、特技になってしまっているのだが(苦笑)。ここのところ、酒のBGMは浜田麻里の「Antique」。「♪今は生きてるその証が欲しい 明日が見えなくても」。複雑なリアルに翻弄されてばかりじゃ、ネ。海にでも行こうか?…。
2007年06月03日
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微熱と倦怠感…。「♪こぬか雨降る 御堂筋~」なんて天気で体調を崩したのかも知れぬ。体も酒もすっかり軟弱になってしまって、二日酔いとは無縁の生活である。ために、二日酔いのお助けツールであるところの「ガリガリ君」をあまり口にしていない。もっとも、ここのところ呑んだあとは、「飲むヨーグルト」を口にすることが多くなっているのだが…。そういえば、初夏の頃に「ガリガリ君」の入浴剤が発売されるようで、興味津々である(笑)。もうひとつ、初夏に楽しみにしているのはデヴィッド・ヘルフゴットの来日。…初夏にしろ、晩春にしろ、梅雨にしろ、私には四季がよくわからなくなってしまった。1年12ヶ月を、花札の絵柄通りにイメージするのはもうムリか…。気持ちはヘルフゴット。彼の半生を描いた『shine(シャイン)』をあらためてDVDで観る。初めて観たときは、なんとなく、ヘッセの「車輪の下」を思い出したように思う。映像的には今回も、散乱した楽譜と一緒にヘルフゴットがプールに浮いてるシーンが印象的だった。微熱のためか、もう梅雨になるのだろうか?…蒸し暑い。バーボンをロックで呑る。そして、ひさしぶりに某メーカーのチョコレートをかじる。花瓶のスターチスは鮮やかで華やか…。「僕は生きている。そして、人生は続いていく。そうだろ?。永遠に…。いや、永遠には続かない、だけど、途中で捨てないで生きていく。それが人生だろ?。」とは、さきの『shine(シャイン)』のなかでのヘルフゴットのセリフ。スズムシの卵をもらったので、飼育し始めている。
2007年05月03日
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花の種を3種類いただく。いただいたのは良いが、蒔く場所が無いんですけど…。とりあえず植木鉢が1つ空いていたので、1種類だけ蒔いてみる。そもそも植物生産者ではないので、そんなにいっぱい管理できませんよ、と(苦笑)。あぁ、どうせなら庭付きの一戸建てを下さいな、と不埒なコトを思ってみたり。花見では日本酒を味わいたいので、それまでは日本酒を封印してみる。なので、ウイスキー。たまに「初好き」と誤変換されるのだが、この時期はそれも春らしくて良いかな、と思っている。BGMは、松田聖子のトリュビート。あまり、トリュビートは聴かないし(実際、私の手元にあるのはJAPANのトリュビートくらい)、松田聖子にも特に思い入れは無いのだが、Cocco、小島麻由美が参加しているので、気になった。遠い昔、悪友Mたちと麻雀を打つ場所の1つに、K君の部屋があった。K君は、松田聖子のファンのようで、BGMは松田聖子が多かった。ために、麻雀の勝ち負けはともかく(笑)、当時の松田聖子の楽曲が、記憶の片隅に多少は残っている。K君のご両親は教師だったので、K君が良さそうな感じの時は「親が泣いてるぞ」とか言って、麻雀を揺さぶったりしたものだ。「親が泣いてる」のは、皆、同じなのだが(笑えません)。そんなことも思い出しながら、ウイスキーを緩く呑っている。さて、松田聖子トリュビート&カバーアルバム『Jewel Songs』。Coccoが唄う「渚のバルコニー」は、とてもキレイで心地良い。小島麻由美は「SWEET MEMORIES」を唄っている。本来ならば、調べたり、確認するのだが、記憶違いであるなら、このまま記憶違いでいるほうが、私の精神衛生上、良さそうなので、記憶のまま書くが、「SWEET MEMORIES」は、宮本輝の「青が散る」がドラマ化された際に、使われていたように思う。小島麻由美が唄う「SWEET MEMORIES」は、彼女の持ち味であろうジャジーさが良い意味で楽曲と気だるく合っていて、私の余計な力は抜けて、今の緩いウイスキーを、さらに旨くしてくれる。詩を改めて噛みしめていると、力が抜けた分、涙腺も緩みそうになるが、首が180度回らないように、私も過去を振り返りきることは出来ないし、また、過去に浸るつもりも無い。家老か大老、いや過労か大労か…。疲れてはいるが、ゴールデンウィークまでは、騙し騙し踏ん張るツモリ。でも、途中1度くらいは、逃げるかな(笑)。疲れていそうなので、料理をして、気分転換を…。いや、なんだって良いのだ。あまりムズカシイことを考えず、過程を楽しめることであれば、プラモデルとかでも。出来上がったものはカレー。味は、腕下主丞にあたっていただかないとイケナイけれど(笑)。「♪懐かしい痛みだわ」。…癒えないキズ、やっとカサブタになったキズ。現在進行形のキズもあるが、なにもかも、いつかは甘い記憶になれば、良いかな。…蒔いた種は、西洋セキチク。花言葉は「熱烈なる愛」。そんな花言葉すらも、懐かしい痛み、甘い記憶。
2007年03月15日
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ここのところ、ガラにも無く、酒場では極めてマジメに会話しているので、酒を単純に味わえていないかも…。いたって、場は楽しいのだけれど。したがって、ある種シラフの日々(苦笑)。マジメな会話の内容は…春のG1ついて…では無い。競馬ついでに、「モチ」という名の馬に惹かれている。アナウンサーが「モチはまだ粘っている」とか、「モチは伸びない」とかマジメに絶叫するので、和んでいます。…馬券的にはよくわからないけれども、ワイドや、3連単の3着狙いなら良いかも、と思っている。酒を味わえていない、と言っても、体力的に、精神的に、酒がマズイ、と言うことではない。…しかし、もしもそうなったら、とりあえず一考すべきでしょうな(苦笑)。ありがたいことに、友人Pから「お漬物」や、頭が上がらない方から「たこわさび」をいただきまして、1人、自室ではずっと吟醸酒を呑っている。「酒のおつまみで、なにが一番好きか?」と問われることがあるが、即答できかねる。「おつまみとしての雰囲気、環境」かな…。う~ん、ムズカシイ。酒、友、音楽、これだけで充分過ぎるかな。日本酒を呑るのであれば、アンキモやカラスミも好きです(笑)。偶然、ムッシュT先輩(先日のT師匠ではない)と接触した。ムッシュT先輩は、仕事で1年のほとんどを海外某国にて生息されているため、なかなかお会いできない。「はぐれメタル」のようなお方である。マイクを握れば「マダム・エマニエル」をフランス語で唄われる方でもある。「みさわ君、シングルモルトのいいのがあるからさ、おいで」ということで、近々お邪魔する予定♪(笑)。夜な夜なマントを翻して、なにかを求めるドラキュラのように…。…あ、でも、私はニンニク好きです。…鎧は着てませんが。ドラキュラな気分の夜は、フリージャズに舞いたい。それは、下弦の月の日ならなお良い…。
2007年03月07日
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薄く青い空がもの悲しい…。私が空を気にし始めたような、その昔は、もっと「青」が濃いように感じた。「濃く青い空」のなかに、ひこうき雲の白さを見つけただけで、自身が幸運を持っている気がして喜んだものだ。しかし、この20年くらいは、飛行機の離発着場とそれなりに近い所に住んでいることもあるのだろうが、ひこうき雲と出会ってもなにを感じるワケでもない…。…それにしても、薄く青い空。そのうち海と湖も、眺めていて、違いがわからなくなるのだろうか…。なによりの原因は…、私自身が色褪せているのかもしれないナ…。わかりやすいリアルは、時に残酷だ。…リアルに振り回され、打ちのめされて、「正解」とやらを瞬間、瞬間で模索する。裏通りで、酔ったフリをしたり、酔われたフリをされる日々は、もういらないから…。足し算、引き算…、私の“口座”は滲んでしまって、よくわからないものになっている。ひまわりは、正面からひまわり自体を眺めるのも良いが、ひまわりの後ろから、ひまわり越しに空を眺めるのも美しい…。…去年の夏、初めてそれに気づいた。憂いや悲しみが、どうぞ青い空にしっくりと吸い込まれますように…。…吸い込んでくれているからこそ、薄く青い空になるのであれば仕方がないだろうし、申し訳ないし、なにより感謝しなければ、と思う。ちょいと張り込んで吟醸酒を呑りながら、吉田拓郎に身を委ねてみる…。「♪ひまわり 夕立 セミの声」。…外道であるところのT師匠と呑りたくなってきた。
2007年02月26日
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ひさしぶりにスピリッツを呑る。ホントにひさしぶり、だ。遠い昔はまるで受けつけなかったのに、いつの間にやら大丈夫になっている。カクテルにしても“ウォッカアイスバーグ”は、よくオーダーする一品となっているワケで…。…うまく言葉にできない想いがあると、足りない言葉の隙間を、酒で埋めてみる。意味を持つこと、なにも意味を持たないこと…。散乱している深い引き出しの奥底が、気にならなくなっている。…それでいいのかなぁ。乾いてきたのかネ…。ピーターパンでも、シンデレラでも、ピエロでも、ましてやロミオでもない。…いや、もしくは、それぞれ、どれでもかまわないのかもしれない。BGMはバッハ「ゴールドベルク変奏曲」。これまたひさしぶり。グレン・グールドには癒される…。花瓶、お茶を入れるボトル、グラス。…今年になって不注意で割ったモノたち、多すぎます、ネ(苦笑)。それにしても、花瓶は、思い入れがあるだけに特にショックだった。…「さよなら」はいつも唐突だ。私にしても、うまく「さよなら」なんて言えない。感情を鈍くして横道にそれるだけ。今でも耳朶に残るネコ君の寝息…。…ハハハ、全然乾いてないじゃないか。朽ち果てる時期と場所を間違えないようにしなければ…。なにより、戦う時期と場所を忘れないようにしなければ…。「人生は一箱のマッチに似ている。重大に扱うのはばかばかしい。しかし、重大に扱わなければ危険である」とは芥川龍之介の言。私の愛用のライターは、随分とくすんでしまっている…。磨きますかね、そろそろ、いろいろと。今日の空は、とても青かった…。
2007年02月05日
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寒気が厳しくなっているせいか、疲労を溜め込んだ背中が痛む…。背中が煤けてしまうよりは、まだマシか…と、慰めつつ、ハリ治療へ出向く。頭痛の気配もあるワケで…。治療院ではいつものごとく、諸注意を受け、私と同レベルのオヤジギャグにウケル。水のないプールの底で、枯葉が風に踊らされている。あることないことせつないことが思い出され、打ち消すためにあることないことを夢想する…。電源であろうものは1つ。豆電球であろうものを、並列につなごうが、直列につなごうが、間違ってはなかろうと思う。電源であろうものをパワーアップするのも、豆電球であろうものを増やすのも良かろうと思う。…こんな日は、一升瓶に湯飲み茶碗。一升瓶から、酒を茶碗に注ぐのは面倒だが、嫌いではない。BGMは、窓を閉めていてもかすかに聞こえてくる「街」の音でいい。…一献風月の域にはなかなか到達できない。曇天で見えなくとも、雲の先には月がある。…道理としてはわかる。どこかでオチをつけるのは、自分。どこかのツケを払うのも、自分。「苦悩を突き抜け歓喜へ至る」とのベートーヴェンの言には、素直に感謝している。
2006年12月12日
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星がよく見える。加湿器から吹き出る蒸気を、ネコ君が不思議そうにながめている。ミストサウナのつもりか。そこそこ体調も良いので、なるべく忘年会には参加させていただいる。自宅ではあまりビールを呑らないが、宴での楽しさをゆっくりクールダウンさせたくて、冷蔵庫を漁ってみた。この時期は空気が乾燥しているせいか、寒くともビールが美味い。最近お気に入りのつまみは、あさりの干物?のようなもの。例によって、いただきものなのだが、これがものすごい逸品。そろそろ無くなるので、またいただきたいものだ(笑)。私は試してないが、ゴハンと炊き込んだり、スパゲティボンゴレにしても良い感じらしい。販売会社のホームページにアクセスしてみると、これまた私好みのつまみが、たくさんあった。ぶらり旅する機会ができたらば、名古屋~桑名を目指すことにしますか。話は前後するが、宴の席で、「今年読んだ本の中でなにが良かった?」との話題になった。私は、川端裕人著『川の名前』(ハヤカワ文庫/700円)と答えた。文庫出版されたのは今夏なのだが、やはり、夏に静かな田舎でヒグラシの声をBGMにして、ビールを呑りながら読むと良いかもしれない。…読書しなくとも、その環境だけでもイイナァ。そして、深く暮れてきたら、ホタルに出会って…なんて、毛布にくるまりながら書くことではないな(笑)。ともかく、ゲームの「ぼくのなつやすみ」がお好きな向きには、オススメできる、1冊かなと思う。今年は「五輪書」に関するものをたくさん読んだ。べつにオリンピックがあったからではない。詳しい理由は、いまは書かないが、宮本武蔵に興味があると言うよりも、葉隠れの精神に興味があるので、そちらから広がったのだ。生きること、死ぬこと。文明、文化が発祥した地、廃墟。天高くそびえるビル、ダムの底に沈む村。「流転」という一言では軽い。私はゆっくり呑っていたい…。時計をひっくり返して、精一杯のワルアガキ…。でも、朝起こしてネ。
2006年12月07日
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この頃の雨はきっと、冬を呼ぶのだろう。雨の夜は、日本酒を少し…。少し…か?。思うところもあり、ひさしぶりに「徒然草」をつまみにして…。音が欲しくなってきたので、これまたひさしぶりにSWANKYSをBGMに…。スプリットしている思考…。どうにもできない時間の経過…。本当に時間というものは一定の速度なのだろうか…。イライラしているのか、ヒザが16ビートを刻む…別名「貧乏ゆすり」、はぁ…。息切れしながらも疾走していくWATCHのヴォーカルに、酔いをまかせていると心地良くなってくる…。「マニアックになろーゼ!」。…9月の渋谷でのイベントに行けなかったことを、あらためて後悔する。「私たちの生き方には二通りしかない。奇跡など全く起こらないかのように生きるか、すべてが奇跡であるかのように生きるかである」 とはアインシュタインの言葉。…う~ん。長い夜になりそうな予感…。BGMをチェンジする…。過去に浸っているワケではないし、浸るほどのシロモノでもない…、ただ、返し縫いのように、呑っているだけだ…。「♪壁を乗り越え見えた幸せは 一体本物なのか?まぼろしか?」。ZETTの「We Don't Know」が好きだ。…長い夜にしてはイケナイから。…このまま、やさしく眠ろう。…眠りの波形は大きくジグザグ、そして、無意識の夢はただひたすらにディグダグ。-----いつもお返事遅れてますです、ゴメンナサイ…。
2006年11月20日
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とても気持ちの良い秋晴れなのに、風が強すぎて…。ウルルンな目をこすり、多めにポケットティッシュを持って、某ギャラリーでの友人の個展へ。…一気に花粉症が悪化しましたゾ、と言っても友人に罪があるわけではない。ギャラリーから、そう遠くない贔屓のバーは定休日。日曜日の銀座で、酒を呑ることは、私にとってはムズカシイ。くさめ、くさめと連発をしてることもあるので、おとなしく帰り道。ポケーっと歩く…。べつになに考えて歩いていたわけでも無いが、ふと、あらぬことを思いついた。…そして、それとはなんの関係も無く、なんとはなくメロディーを詰まった鼻でフンフンするものの、歌詞が思いだせない曲に、少しイライラ(笑)。Nickey & The WarriorsをBGMに、久しぶりのウイスキー。好きな歌なのに、歌詞が思いだせなかった「I Wanna Be Yourself」に、あらためてキモチを預けてみる。「♪I Wanna Be Yourself~、I Wanna Be Yourself~」。…いいなぁ。いろんな懸案事項の、半分くらいがど~でもよくなってくる(笑)。またTさんや、Cさんと呑りたいナ。「歩」を分解すると「止」と「少」。ならば、少しくらい止まってもいいじゃん、また歩けば、さ(大きな声では言えないけれど)…。酒に酔っては、千鳥足。…そして、「人生」はたぶんシラフだろうに、…それなのに、それもまた千鳥足。…ススキを買って帰るのを忘れた。
2006年11月12日
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北の方では、そろそろ雪がちらつくのだろうか…。…朝、目覚めると、窓を開けて深呼吸する事が多い。空気の冷たさが、今の体調には合ってるようだ。冷たさついでに、そのうち滝にでもうたれてみるか…というような根性は無い。銀色の月を眺めながら、軽く冷酒を呑る。ここのところ、月も星もとてもキレイだ。問題は私の視力…。いつものことながら、この時期はデヴィッド・シルヴィアンを聴きたくなる。…が、落葉の頃が一番良いように思うので、今はまだ聴かない…。周りは落葉どころか、紅葉すらまだ遠い感じだ。私の周りだけ、冬は遅いのかもしれない。夏はリグレット、秋は再生、そして冬はほんの少しのガマン…、清少納言はわかってくれるだろうか?。吾亦紅も良いのだが、ススキを手に入れてくるかな…。今は、花瓶にワックスフラワーが、ガサッと…。そして、BGMは54 Nude Honeys。私の夢想は、現実へ不揃いながらも編み込み、私の現実は、今再び夢の中へフィードバックしてみる。そして、客観の私は、主観の私をおもしろがっている…。なにもかも、わかりやすくできると良いのに…ネ。ススキは一輪でもいいかな。秋は一凛でいい…。-----お返事遅れてますね、ゴメンナサイ…。
2006年11月09日
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21世紀になってからは、キツイ時を車の中で一緒に過ごしたThee Michelle Gun Elephantの「世界の終わり」。誤解されることも増え、迷惑をかけることも増やしてしまった…。笑いながら、泣いたこともあった。「♪ちょっと緩やかに だいぶ柔らかに かなり確実に 違ってゆくだろ」。…理不尽に対しては、相変わらずうまく対処できずにいる。…恩返しも出来ないままでいる。「♪崩れていくのがわかってたんだろ どこか変だなと思ってたんだろ」。激しい思い、願いだからこそ、穏やかに祈ってみるのだ…。やれやれ…。「大人」になることは、ココロにとどめ置くことが増えるコトなのか?。…そして、私は揺れ動きながら、うつろいながらも40歳になりましたゾ。なにも達成できて無いが、だからと言ってなにも諦めてない。激しい思い、願いも、穏やかに祈り叶えていくのだ…。世の流れ、人の流れのなかで…。叶えていくのだ…。叶うから。
2006年08月22日
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酒を呑る機会と、酒の量を減らしているためか、雑多なことを考えてしまう時間がますます増えてしまった(笑)。酒の理由は、頭痛ではない。そろそろ梅雨も明けるのだろう、痛まなくなった(次の頭痛は夏の終わりころかな/苦笑)。理由については、なん人かには話したが、そのうち書くこともあると思う。そんな私の酒の状態には関係無いであろうが、お気に入りのお店が駐車場になってしまった…。思いもよらなかったことだ…。だからこそ、出会いは大事にしたい…。梅雨(もしくは雨の日)の過ごし方で1つ発見したことがある。先日、雨のなか、後輩N君の個展にお邪魔した。作品が持つ雰囲気もあるのだろうが、窓の外の雨とマッチしていて気持ち良かった。作品によっては、湿度など気を遣うのだろうが、ただのシロウト観覧者としては、雨の画廊も良いもんだ、と思ったしだい。…オマケとして、画廊の近くのコンビニエンス・ストアの軒下で、ツバメの巣とヒナを見た。さてと(と、言っても小枝師匠ではない)…、漫画「のだめカンタービレ」に登場する「もぎぎ」は、茂木大輔氏だと今さらながら知った。10数年前に氏のエッセイ集「オーケストラは素敵だ」をたまたま読み、文筆家?としての茂木大輔のファンになった。今、あらためて氏のエッセイ集を読み返してみると、「のだめ」と似たニオイがするように思った。…今日は、おでんと冷酒が良いのだが、おとなしくゲータレードを飲んでいる。スポーツドリンクの中では1番好きかも知れない。残念ながら、国内では1種類しか手に入らない?みたいだけれど…。欠点は見方を変えると長所にできるが、欠点をごまかそうとすると、また他に欠点が生ずるように思う…。友人Sが、野原にただ1本咲いているひまわりの写真を送ってくれた。その意図を自分なりに理解した。我が家のひまわりは、開花にはまだ時間がかかりそうだが、天空目指して引力と格闘している。
2006年07月27日
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螺旋状の階段とはいえ、規則的だったハズの日常という名のステップ。燃した手紙の灰を集め、消したメールを震える指先で探す…。太陽が沈んでから探す未来。夜が明けてから探すやすらぎ。ネオンの灯りは化けの皮を剥がされ、少し落とした涙の雫がメイクの上を這う。眠れない夜の不安を忘れるために飲んだアルコールは、嘔吐となって現実に戻す。いつの間にか覚えたタバコ。モノトーンな煙と派手なスカルプ…。今日も降り始めた雨…。カラダよりココロを濡らしてほしい…。…叫びたいまま叫べなかった感傷は、血となって滲む。ミュールを脱ぎ捨て…。裸足で歩く…。今日から、今からは…。懐かしいピュアな頃のぬくもり探す。ぬくもりは、ゆっくり、ゆっくりなにもかも融かし、ココロを潤す。同じ色には戻せないけれど、これが今の私の愛おしい色。私は好きだ…、今のあなたの色も。
2006年07月24日
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暑さのせいか、少しバテている…。うなぎを食しに行く。おつりにもらった5000円札の新渡戸稲造が、マギー司郎に見えた。う~む、やはりバテているな。…頭痛の気配がある。…そろそろ梅雨明けするのかも。漬け物と、そばぼうろが届いていた。あのお方は、私の好きなモノをよく覚えてくださっている。ありがたいことだ。好意を無にしてはイケナイ。なので冷酒を呑る。冷酒には金箔が入っている。明かりを消してみて、金箔がキラキラすればいいのに、と思った。…でも、そんな酒は怖くて呑れませんけども。呑れば、私の目の前がキラキラしてしまうだろう。それにしても…暑い。しばらくはウナギとオリオンビールで過ごしたい。しかし、贔屓のウナギ屋にはオリオンビールが無い。また贔屓の沖縄料理屋にはウナギの白焼きが無い。沖縄県にあるウナギ屋へ行けばいいだけのことだろうが、そんな素晴らしい生活が出来るワケもなく(笑)。体力的にも疲れやすいとき。また、何気なく、ため息が出ているのかも。ならば、少し休むのも悪くないと思う。…怜悧なフリをする、負けん気の強いアナタ。「芸術の美しさ」は、特別なモノではなくて、日常生活の過程、日常生活そのものだって同じく美しいのだろうと思う。酒をこぼしながら呑って、グダグダ、ドロドロになっている私が言えることではないが…。…だけど、固まって生きるのも疲れるワケで。酒で全てを忘れようなんてムシがいいワケで。ウソでも良いなら、なんでも言って差し上げましょう…カナシイコトダケド。…近所の柿の木は、青い実をつけていた。うん?これはリンゴか。しかも完熟してやがる。
2006年07月16日
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上手に付き合えてるのかどうか疑問であるが、1人で酒を呑っていると、自身のニュートラルであろう状態になっていくような気がする。「気がする」ということがミソなのですが(笑)。ちなみに、今日の気分はハイ…のようだ。なので、鎮める酒になっているように思う。「フーコー振り子の法則」みたいなものか…、よくわからんが…。多くの明日が過ぎて、多くの昨日が目の前にある。なにかをどうにかしようとして、酒を呑るワケでは無い。つまみのBGMにしても、動静、いずれにしても気分だ…、所詮気分…。夏生まれのせいか、単純に夏は好き…。だけども、夏生まれだからこそ、夏の思い出は、苦楽ともに多い。…映画「天空の城ラピュタ」など、想い出の最たるものだ。映画を観たあと、本屋で雑誌「スタジオヴォイス」を購入したことまで記憶に残ってしまっている。毎年毎年、夏にひまわりを咲かせるのは、無意識に「思い出」を昇華させようとしているのかも。…それにしても、あくまで1つの理由にしかならないけれど。もしかしたら、もう、咲かなくてもいいのかも…ネ。夏、1日だけでいいから、できれば私の誕生日に雪が降ってほしい…。相変わらず、体の芯が熱い。放熱したいし、今日のところはいろいろな想い出を消したいし、安バーボンを呑りながら、BGMはイギー・ポップ。ベースラインが好きな楽曲だけを少し。バクが夢を食べるなら、ボクは想い出を食べよう。過去はマボロシ…、淡いホタルの光…。夏はこれから始まるのに、いつも終わりだけ色づけやがる…。「終わり」が「始まり」であるなら、…あえて常夏の島へと旅をして、1つ「ケリ」をつけてみようと思う。
2006年07月10日
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雨音をBGMにウイスキーを呑る。雨音を聞いているのは好きだ。激しい音も、やさしい音も。しかし…、この時期は蒸し暑い。体の表面は冷えてるのに、体の芯は熱い。自律神経のバランスがおかしいせいもあるのだろうけど。クーラーを利用すると、ますます体の表面と芯の温度差が開くような感じがする。芯の熱を放熱させるためには、クーラーをストップし、究極のクールビズ「素っ裸」になる。もしくは、軽くシャワーを浴びて、ベビーパウダーをはたき、浴衣で過ごす。その場合、キレイなオネエサンに、団扇でそよそよと風を送っていただけるとありがたい。…結局、浴衣を着て、頭にはタオルハチマキ。団扇は自身で(笑)。宴会でよく見かけるオッサンの姿そのもの。…ついでだから書いておくが、鍼の先生に「腸が弱ってるから」とハラマキをススメられ、純粋な患者である私は、その言いつけをしっかり守っている。どんどん「テツ(チエちゃんのおとうはん)化」しているが、狙っているワケでもなく、こだわりもない。季節の変化を感じながら、流されているようで、流されていない上手な季節とのつきあい方。武道の達人が、紙一重で体をさばく姿。…憧れる。ある種、勝負事の心構えにも通ずるようなことは、簡単なものではない。「鷹村さん…、強いって…、一体どんな気持ちですか?」と漫画「はじめの一歩」のなかで、主人公幕之内一歩が、ジムの先輩鷹村に問うたシーンを思い出した。
2006年07月05日
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ホタルを見に行った。川のせせらぎと、淡い光に癒された。乱舞…にはほど遠いが、充分満足できた。ありがたい?ことにおみやげもいただいた。帰宅して気づいたのだが、足が痛む…。足のくすり指と小指の間が痛む…。見に行った場所にはマムシもいるようだが、マムシではなく、虫にやられたようだ。…遠慮深い虫だ。もっと美味しいであろう箇所があるだろうに…。治療しにくい箇所だから困る、というのが本音だが。もっとも、治療というほどのことはしてはいない。単に、しみる消毒液を快感を覚えながら吹きかけ、軟膏を塗布しただけだ。念のためにアルコール消毒を、と思い、ウイスキーを呑る。きっとこれで大丈夫…のハズ。私はボーッとホタルに現を抜かしていたが、ホタル的には命がけの行為なのだと思うとせつなくなってしまう。その代償、お礼というわけでも無いが、河川の浄化になにかしら協力しようと思う。大人になってからは…、いや最近は、「夏」という季節に「せつなさ」を感じてしまう。自身が夏生まれで、夏になると1つ歳を重ねるせいもあるのかもしれないけれど。いわゆるリゾート的な海外の地を旅する予定もあるのだが、浴衣を着て、セミの声を聞いて、蚊取り線香の匂いを嗅いで、団扇をパタパタしながら、温泉地でのんびりするのが良い。夏の旅は、それが理想。あぁ、あと、スイカと冷酒と花火を忘れてはいけない(笑)。…山陰が良いかな。そして射的場で腕を磨いて(もし、ゴルゴも射的場で腕を磨いていたら、笑ってしまうな)、「時間」というものを撃ち抜いてみようか。パスポートを更新しないといけないようだ。それにしても…10年前の顔は若い(笑)。「美しく歳を重ねる」みたいなことを言っていたのは、宮本輝の「青が散る」だったろうか…。ハッキリ、スッキリしないので読み返してみます。線香花火に火を点けて、消えるまでにどれくらいの時間がかかるのか計ったことはないが、たとえ一瞬だとしても、やさしい火花の中に、やさしくない自身の生き様を思う…。
2006年06月29日
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水が溢れそうなグラスをそっと運ぶように扱ってほしい退屈にケリをいれながら快感に飢えている私を…どうか脳が揺れるようにどうかココロがシビレルように魔法の杖をふりかざして呪文を唱えてるの…水が溢れそうなグラスの水滴をそっと指先でなぞるように触れてほしい坂道で転んで擦りむけた膝の傷…まだ痛むから脳は揺れるの?ココロはシビレルの?星で未来を占ってみるのテーブルのカードは散乱したままだから水が溢れそうなグラスはネェ、水は砂漠の真ん中に注いで…水が溢れそうなグラスはネェ、水は海に還して…それから…グラスは壊して…
2006年06月28日
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梅雨が梅雨として安定したのだろうか、片頭痛が治まった…ような気がする。日照時間が少ないようで心配だったのだが、ひまわりはしなやかに芽を出している。夏…。夏は好き…という気分でいたが、もしかしたら、そうでは無いのかもしれないと、ふと、そう思ってしまった。…単に、子どもの頃の「夏休み~!」というワクワク感が、今も残っているだけなのだと知った(笑)。あぁ、でも夏野菜は間違い無く好きだ。しかし、徐々に、なにが夏に採れて、冬に採れるのかわからなくなりつつある。魚なども同様。情けない…。混沌は自業自得の、日常チャメシゴト。そのうち、片頭痛など、自身の体調の善し悪しでしか、「季節」がわからなくなるのかもしれない。…もしかしたら昼夜も。「ガリガリ君(ソーダ味)」を購入できる店が増えてきた。ありがたいことだ。やはり、夏なのであろう(笑)。ボーッと海に漂いながら、ガリガリしたい。…旅に出るかナ。「片雲の風にさそはれて、漂泊の思ひやまず」との芭蕉の境地にはほど遠いが。風が無い、酸素が足りない。ボンベを背負う力は無いので、窓を開けて、仕方なく重い空気を呼び込む。軽い空気が恋しい湿度の高い夜。2本目をガリガリする。
2006年06月26日
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酒を呑る量、機会を控えたとして、なにがどうなるワケでもない。頭が痛むときは、痛む。ならば、呑りたければ、呑ればいいのだ。…と、強がってみても、悶絶するのはイヤなので、根性無しの酒呑みギャンブラーは、そういう勝負はケンするのである。その反動かどうかは、わからないが、塩っぱいモノが欲しくなっている。具体的には、バターピーナッツ、ポテトチップス、煎餅、といったところ。…しかし、それらを口にすると、ウイスキーを呑りたくなるんだよなぁ(苦笑)。コマッタモノダ…。しかも、ポテトチップスはS社の某1種類だけしか食べない、煎餅はH屋がいい、とワガママを炸裂させている。ために、選択は結局バターピーナッツになる。昨日もボリボリ…。その前もボリボリ…。お友達はウイスキーではなく、アイスシナモンカプチーノ。これは、これでいいのだけれど。…ワールドカップ。「ワールド」と言えば、私としては、タイガーマスクの「覆面ワールドリーグ」が印象深い。そう言えば、最近、たまたま行ったマッサージ店に、天才・佐山聡氏(初代タイガーマスク)のサインがあった。「キザ兄ちゃん」みたいに、恩あるところにお返しをしたいが、私はアダで返してばかり…。ハダで返しても良いのだが、マニアックな方にしか喜ばれないだろう。「♪フェアプレーで切り抜けて 男の根性見せてやれ!」。…フェアプレーも、根性も、私には、随分と縁遠いものになってしまっている…。…ホタルを見にいこうか?。「なにか」を思い出すかも知れないから。今もあの幻想的だった池や小川はあるのだろうか…。
2006年06月13日
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この時期に呑るビールは好きだ。気をつけないと、後でイヤな汗をかいてしまうけれど…。そんなに多く存じているわけじゃないが、お気に入りのビアガーデンが2カ所ある。雨に降られると困るが、私的には、スーツを着用していなければ、少々の雨くらい平気である。頭痛の波はまだ消えない。ために、お酒のお誘いをうけても、申し訳無いことであるが、お断りするしかない…。頭痛が治まれば、ビアガーデンに行きたいところだ。キレイなお姉さんに誘われたとしても…、いや、そういうことはまず無いので、考える意味は無いですな(笑)。仕方なく、1人でビールを軽く呑る。…やっぱり美味い。BGMはファントム・ギフト。ファントム・ギフトは、ライヴハウスで、ビールを呑りながら聴きたいバンドの1つだ。完全なものはムリとしても、また1夜だけでも再結成してほしいと勝手に願っている。気持ち良くなってきたので、ギターを持ち出して…というのも良いのだが、ドラムスティックを持ち出す。便利なんですよ、足ツボを刺激するのに。ふだんは、足ツボを刺激してもそんなに痛まないのだが、頭痛時は、ものすごく痛む箇所がある。関係性はよくわからないのだが、なにかあるのだろう、きっと…。スリ傷、キリ傷、そういう時は、しみる消毒液を使用するのが好きだ。涙を流すつもりはないが、ココロと言うか、ウラの顔が重い時は、泣きそうになる音楽を聴きながら、酒を呑って、ギリギリで涙をこらえるのが好きだ。そして、そこからまたスタート。私にはムズカシイことはわからない。…だけど「♪地球はまわる 君をのせて」。そして、酔っぱらって、私の目はまわる。しかし、相変わらず、クビはまわらない。…足の裏の痛みは、癒えていく。それにしても、ウラの処理はキツイ。
2006年06月08日
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必要にせまられていたままの、本のかたづけをやっと始めた。気分転換もかねて…。奥の方に眠っていたブコウスキーに惑わされ、つい読み始める。ブコウスキーの作品はどれも私には魅力的な内容だが、とりわけ「ポスト・オフィス」がお気に入り。…イカンイカン、かたづけを終わらせてしまわないと。…再びかたづけはじめる。…今度はヒューズに惑わされる。が、かたづけ続ける。いろいろ惑わされながらも、どうにかこうにか、なんとかかんとかしてみた。まぁ、最終的には、引っ越しするしかないのだから(苦笑)。もしくは、体1つで生きていく強さと、潔さを持つことだろうか…。な~んてことほざいておきながら、サボテンを購入する。食虫植物も欲しいのだが、かみさんがイヤがるので、仕方なく(今回は)諦める。ブコウスキーを読んでいると、酒を呑りたくなってしまう。いや、むしろ、酒を呑りながら、読むのが正解なのかもしれない。が、今日は、呑らないつもりなので、ヒューズにチェンジする。ヒューズの「助言」という詩が好きだ。今再び噛みしめるように読む。…口の中とココロがシビレたので、ちっとばかし、舌にウイスキーをたらした。
2006年06月04日
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うどんをいただいた。うどんは好きなのだが、食す機会が少ないので、ありがたいことだ。めんつゆもセットされている。たぬきうどん、讃岐うどん、手抜きうどんいろいろ良いが、この時期はざるうどんが好き。天ぷらがあれば、なお良いのだが。まずは、ざるうどんで…。つゆも美味いが、麺がスゴク良い。私は、自身の好みはあるが、グルメでは無いので、細かいことはわからないが、きっと小麦が良いのだろうと思う。せっかくだから、近所の居酒屋から、天ぷら盛り合わせを持ち帰って来ようと思った。…が、ここのところ本格的に頭痛が重い。例によって群発頭痛。肉を食すことはそもそも減らし始めているが、油系も、この状態だと受けつけないかもしれない。頭痛にやられると、思春期のダイエット少女のような食生活になる(苦笑)。中森明菜は「♪黄昏れ時は 少女を大人に変える」と唄っていたが、「頭痛時は おっさんの食生活を少女のそれに変える(字余り)」。ずっとざるうどんを食すのが良かろうて。大葉を買ってきてもらおう。いつものように、大根おろしを食べる機会と量を増やし、酒を呑る機会と量を減らしていかねば。頭痛と天候の因果関係は良くわからないが、本格的に梅雨入りするのだろう。…頭痛の神様、毎回思うのですが、そんなことは、頭を痛ませていただかなくてもわかりますヨ。雨降りはそれほどキライじゃないけれど、頭が痛むのにはマイッテシマイマス…。作業もまるで進まないし…。じれったい、じれったい…。
2006年06月03日
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久しぶりにラジオをいじる。チューナーに記憶させてあるはずの放送局が、ぶっ飛んでいた…。仕方無く、また記憶させる作業に。FMアンテナをケーブルテレビに接続しているため、微妙に周波数が違っているので、めんどくさい作業。近所で赤のアジサイを発見した。雨に濡れている様に、みずみずしい生命力を感じ、しばし立ち止まる。ピンクや青のアジサイはよく見かけるが、赤を見かけたのは初めてだと思う。フラワーショップへ行く。まだまだ「青」に魅了されているので、青のスターチスを購入する。野草っぽさがいい感じだ。「青」に飽きたら、赤のアジサイを手に入れようと思うが、まだまだ「青」に飽きる気配はない。たいしてなにを考える訳でもなく、FMラジオから流れる曲をBGMにして、スターチスを愛でながら、久しぶりにバーボンを呑る。肉を食べる機会を減らしていこうと思っているのだが、キッチンからの鶏を焼くニオイに反応してしまっているのだから、いい加減な決意である。若さにまかせてフライドチキンとバーボンの毎日だった頃が、懐かしい。“おじさん”としては、カラスミかアンキモに冷酒、ってな感じですな。できれば、浴衣を羽織って、頭にはタオルを巻いて、って温泉旅館のノリだ(苦笑)。温泉も正月以来ご無沙汰だ。旅で思い出したが、お盆休みの頃に親族でボルネオに行こうと言い出している。親族には文句を言わない(言えない/苦笑)私であるが、さすがに、異を唱えたい。それに、お盆は、京都の墓にネコ君の遺骨を納めたいし。う~~~ん…。調和する、調和させることはムズカシイ…。スターチスの花言葉は「永遠に変わらない」。永遠に変わらないものを見つけたり、手に出来たならば大切にしたい。永遠に変わらないもの…、今、1つだけわかっているのは、情けないことであるが、私自身のいい加減さ、である(変えていかないと)。…チューニングが多少ズレていても、なにごとも無いようにFMラジオは流れている。
2006年05月27日
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窓を少し開ける。ネコがもぐり込んでこれるくらいの何センチ…。窓からの涼しい風にふかれながら、頭、いや、目の奥の方に熱さがあるのを感じる。酒に酔っているワケではない…。酔うワケがない。今日はまるで呑ってないのだから。レモネードが好き。だけども、気に入ったモノとなかなか出会えない。レモネードや、似たようなモノを見つけると購入してみるが、どうもイマイチ…。結局、今日もいつものようにレモンを齧る。ヴィタミンを欲しているのか、酸味を欲しているのかワカラナイけれど…。ただ、レモンの酸っぱさは、身体を浄化してくれるような気がする。気分の問題だろうけど…。カーテンが揺れる度に、風を探そうと目を向ける。風鈴でもあるといいのだけれど、残念ながら、この部屋に風鈴は似合わない。レモンをストップして、ボトルに手をのばす。ツマミ、BGMは無い。頭の中で「ブルーライト・ヨコハマ」を流すだけ…。「♪足音だけがついてくるのよ ヨコハマ ブルーライト・ヨコハマ」。足音なんて、もうついてこない。時々、音の無い風がそよぐだけ…。酔えない夜は、18の記憶の扉が開いてしまう…。
2006年05月21日
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青い花を愛でる時間が増えている。私の身の上(大げさだが)で、青色に限らず、花を愛でる時間が増えるのは、必然と言えば必然で、自然な流れと言えば自然な流れ…。トルコキキョウと、ブルーファンタジアがいい。アジサイの青も好きである、ホントはね…。アジサイは、雨に濡れていてほしい。ために、アジサイは、室内の花瓶には似合わないと思っている。雨上がりの朝に、アジサイを眺めながら、酒を呑るのもいい…。ブルーファンタジアは、眺めていてまるで飽きない。そして酒もススム。花言葉が「永久不変」と言うのは、この花にあっているような気がする。…いずれキレイな青色も褪せてしまうのだろうが、今は考えない。さて、酒がススムのはいいが、私の体力は「永久不変」では無いので、酔いはジワジワと浸透してくる。BGMを今日はイマイチ思いつかないのが残念…。ボトルが空に近づいて、張りつめていたものが溶けていく頃なら、「ブルーライト・ヨコハマ」を聴いてみたい…。
2006年05月17日
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悪寒と体中の痛み…。あぁ、ついに呪われてしまったか…。おそるおそる体温計を使用する。久しぶりにみる数値…。別の体温計でもう1度検温。ははは、やはり同じく39度。体はアルコールよりもローヤルゼリーを欲している…。体の痛みに耐えつつ、ヒーヒー言いながら、近所のクリニックへ行く。「♪安静にして下さいね」。…一番聞きたくなかった言葉を優しくかけられた。最近、遊んでなかったから、調子を崩したのだろう…。それもこれも…、いや、言うまいて。食欲もあまりないので、ここぞという時にお世話になる、某ドリンクを大量に購入。…そして、やっと今日、2日ぶりになんとか復活。食欲も呑欲も出てきた。ウナギの白焼きと、キモ焼きをつまみに冷酒を軽く呑る。…がんじがらめは自業自得。桜はいい感じになっている。Nアニキのお宅にお邪魔して、桜をつまみに呑りたくなってきた。だけども、忙しい方だから、どうなるものやら…。Sは手配してくれているのだろうか。あらためて体調を試す。ボーボンの封を切る。BGMはジョニー・サンダース。今宵は「Born To Lose」がしみる…。体調は良い…んだよね?。普段通りにできてるのか…。普段通りでありたいからこそ、自分を広く深くしていきたいと願う。BGMをニルヴァーナにチェンジ…。もう少しだけ呑って眠ろう…。そういえば、カート・コバーンの訃報は、花見に遅れて来たヤツから聞いた…。よけいなことを思い出してしまった。「♪We'll shave what's lost and what we grew」。…そうだと思う。涅槃の境地など、私にはほど遠い。…酒をグラスに注ぎそこねて、こぼしてしまった。あぁ、また怒られるぞ(苦笑)…。
2006年03月30日
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I'm tired …高校生の時、英会話の授業で頭に残ったフレーズ。アメリカからいらっしゃった男性の先生に教わった。先生の名前も顔も忘れたが、このフレーズだけは覚えてる。…この先生の後にいらっしゃったのは、プリンスの「パープルレイン」が好きなマリリンという名の女性の先生。マリリンは覚えている(笑)。I'm tired …たま~にお邪魔する渋谷のバーで、イギリス人のバーマンに愚痴る私のフレーズ。「夜の親善大使」失格。BGMは小島麻由美。ウッドベースも心地良い。ナッツをかじりながらウイスキーを呑る。背中の痛みが和らいでいく…。「♪あなたの顔 あなたの腕 そのままで そのままでいて」今日はベース音に包まれたい気分…。フレットレスベースで、ポリスの「メッセージ・イン・ア・ボトル」を弾いてくれたHさん。ドアーズの「ロードハウス・ブルース」も弾いてくれた。気持ち良かった。その時に利用したスタジオはいつの間にやら、オシャレなチャイニーズレストランに変わった。私の酒のBGMもいつの間にやらドアーズ。だけど、頭の中では「♪それだから みんなの幸せ 祈るのさ」と「みなしごのバラード」。ボーッと呑っている。ある種、良いことかも…。I'm tired …改めてBGMを小島麻由美に。カーテンと窓を開けて、早春の風を呼び込む…。顔を出して深呼吸…。曇っていて、空に月も星も見えないけれど、信号の赤が鮮やか。小さな交差点に車は無い。静寂…。野良猫もいない。I'm tired …明日は久しぶりに、じいちゃんの形見の茶碗で一服しよう。
2006年03月20日
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鼻がムズムズ…。花粉のせいだろう。雨が降ってるというのに、マッタク…。「たこわさび」を頂戴した。ありがたい。早速日本酒で…と思ったが、日本酒が無い…。おかしい…。どうやら、料理に使われたようだ…。日本酒を、いつもと違う場所にうっかり保管した私が愚かだった。くだらないことでかみさんとケンカしたくないので(と、言っても、ケンカの原因なんていつもくだらないことなのだが/笑)、おとなしくウイスキーを呑る。う~ん、ウイスキーとたこわさびは、なかなか合うじゃないか。強烈な気体が鼻腔の中で暴れるが(苦笑)。花粉症が治るかも…。深呼吸…、いい感じ。毒を以て毒を制す(ちと違うか)。私の背中から「怒りのオーラ」がすっかり消えたのであろう、ネコ君が近寄って来た。はい、もうご機嫌ですよ♪。冷静になると、冷蔵庫にビールがあったのを思い出した。ビールとたこわさびの組み合わせも好きだ。明日の日本酒と、BGMのケン・タカクラのために、たこわさびはこの辺で…。これから久しぶりの、ウイスキー&ビールチェイサー。数10分間の中にはもちろん、一瞬の中にも喜怒哀楽があって…。「ノーテンキ」も「痛み」も刹那の底に沈んではくれない。「こんなものさ…」な~んて思う中に、意外と真実があったりするのかも…。「世間は 空しきものと あらむとぞ この照る月は 満ち闕けしける」(作者未詳)。
2006年02月28日
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2月が早くも終わる。たいてい、この時期は桃の花に癒されている。花瓶の桃の花は、ほぼ満開状態。こうなると、やはり野の中の桃を愛でたくなるわけで…。一升瓶抱えて…、と毎年言ってますね(笑)。ハートが冷たいことは自覚しているが、最近は頭も冷たい…。MAD3の「London Dungeon」を酒のBGMにすることが多い。今日もまた…。そして、ゆっくり、ゆっくりとウイスキーをノドの奥へと流し込む。…ふと、昔見たテレビを思い出す。…「ボーイズ・ビー・アンヴィシャス」を「ボーイズ・ビー・シドヴィシャス」としていた。笑うよりも感心した。エディのギターは、頭をアツクさせてくれる…。思いはうつろい、漂う…。形を変えながらも、息づいている。…長いつきあいだ。やっかいなことではあるが、ある種、感謝もしている。桃の花びらがグラスの中に…。日本酒にしておけば、杯と桃の花びらで絵になって良かったかな。そうなれば「姐さん、三味を…」とお願いしたいところ。そして、幇間は私自身…。乾いた風が吹く、風流には無縁な夜。この後の酒のBGMはいつものピアノ曲…。…大丈夫、いつか優しくなれるから。
2006年02月27日
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風の強い日が続く。花粉はそれなりに大丈夫なのだが、ココロが煽られてクシャミする。「寒い夜だから」に断続的ではあるがハマッたまま…。あえて振り切ろうとも思わないが、面倒くさくなってきたので、久しぶりにジョージ・ウィンストンをBGMにウイスキーを呑る。メロディに酔いながら、運指に漂いながら、力を抜いていく…。揺られながら呑っていたら、残念ながらボトルが空になってしまった…。そもそもそんなに残っていなかったのだから仕方ないか。正月用に、と買ったままの、金箔入りの日本酒に着手する。立春だから、ちょうどいいか。…理由はどうでも、なんでもいいか(苦笑)。どうせならば、茶碗で呑ろうと思い、ずっとご無沙汰だった、じいちゃんの形見の抹茶茶碗を引っ張り出す。じいちゃんは、酒が好きだったから本望でしょう。「どうせならば」ついでに、様式美を重んじる私としては(笑)、BGMを「唐獅子牡丹」にして、浴衣に着替えて呑ろうと思ったのだが、かみさんに怒られるので止めました…。酔ってオカシクなってますね。…はい、酔わなくともオカシイのは自覚してますヨ。ちょっとしたことがあった。ホントはね…、ちょっとしたどころではないのだけど…。全て己の細腕に抱えて生きていく。呑るごとに身に染みる諸行無常、あるいは「生」の重み。酒の味は、なんとかそれなりにわかるようになりましたが、酒を呑る意味は、まだ私にはわかりません、ゴメンナサイ。
2006年02月05日
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花瓶のスイートピーとフリージアは今も美しいまま。スイートピー(ピンク)の花言葉、「優美」。フリージア(黄)の花言葉、「純潔」。およそ、私には程遠い言葉。花瓶の上高くから、ウイスキーを垂らしてみたくなる…。花たちに癒されるのは、事実。解放されていくような気分。それを押さえつけるようにウイスキーを呑る。…不健康。「優美」も「純潔」も、そして苦手なロマンチックも、せつなさも、格好悪さも受け入れながら呑る。…自業自得。苦い酒を経験してこそ、1人前に近づけるように思うのは、自己弁護か。コワレタブレーキ、完全とはいえないものの、随分直ったように思ったのだが…。潤滑油も多すぎるようだ。「強いね」と言われ「酒のこと?」とうそぶき、「弱いね」と言われ「まぁ、こんなものですよ」と苦笑いする。今日もいい天気だった。北から冷たく強い風が吹いていたが。カラフルな花は似合わないようだから、ここはやはり落ち着くであろう桃の木の下へと、一升瓶を抱えて呑りに行こう思う。…今はただ、北風が止んで、桃の花が開花するまで、ウイスキーを呑りながらゆっくりと待つだけだ。…なにも心配はいらない。私はいつもと変わらず呑っているだけだから。もし心配ならば、一緒に桃の木の下で、桃の薫りに包まれながら呑りますか?。
2006年01月29日
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ここのところ、ネコ君がクシャミを連発している。ネコも花粉になるのかな?と思ったが、原因がわからないので、ペットクリニックへ連れて行く。老齢なので、ついでとばかりに諸々の検査もお願いする。クシャミの原因は空気の乾燥によるものらしい。…ネコ君よ、スマンカッタ。加湿器を買ってあげないと。私的には、空気が乾燥しているな、って感じる時はビールで凌いでいるが、ネコ君はそうもいかない。諸々の検査の結果は、異状無し。年齢のわりにはスゴク元気、とのこと。…安心。ただ、年齢を重ねるにつれ、内臓の機能が弱るということなので、内臓に負担をかけないエサに変えることにした。私の内臓も弱りつつあるようで…。酒の量を減らして「ウメ昆布茶」、「飲むヨーグルト」の量を増やすかな。それにしても、それにしても…。相手がヒトであれ、ネコであれラポールとかラポートとか言われるものが大切だと痛感した。そして思い出すは「言葉というのは、心の思いを響かせて声に表すもの」との賢人の箴言。ココロから反省の「ニャ~」。…ネコ君よ、スマンカッタ。
2006年01月28日
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しっかりと前は見えている。だけど、見失わないようにしないとネ。…帰り道なんて、ずいぶん忘れたし、帰らないのだから。当たり前のように寒い…。暖まるためにはウイスキー?、熱燗?、いやいやウメ昆布茶である。そして、その後にウイスキー。これが最近のパターン。…やはり菜の花が欲しい。フラワーショップで訊ねてみる。…寒い日が続いたので、桃の花と同じ頃に店頭に並ぶそうだ。早咲きの菜の花は、そろそろのようだが。せっかくなのでスイートピーとフリージアをいただいた。カラフルなものはあまり得意では無いのだが、「気分」がそうさせた。スイートピーとフリージア、花瓶に挿して眺めていると、これが以外と和むし、いいつまみになった。「気分」に逆らわない、あるがまま、思うがままを受け入れてみる…。スノッブな私は仙人になぞなれないし、そもそも、負け惜しみではないがなりたいとも思わない。はまったままの「寒い夜だから…」。「♪きっと君のこと 大切に感じる」。…君のことも、自分のことも大切に思える自分でいたい。ついでに…。「♪もし とても傷ついた羽癒す 役目をあなたが今でも持ってくれたなら」。「フレミング左の手」の法則は教わったが、「癒しの手の法則」は教わっていない。己の軌跡が、ある種、法則になるのかな、とも思う。軌跡の確認の意味もこめて、来週は西へ飛ぶ…。
2006年01月24日
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今年になってから、早くも2回目の腸炎に襲われる…(苦笑)。原因は、酒…ではなく、花粉と思われる。困ったものだ。鍼の先生には、腸が弱ってるようだよ、とは言われていたが。正月とは言え、そんなに酒は呑ってない、ハズだ。先日、旧友M氏と痛飲した以外は、チビチビとしか呑ってない。蛇足だが、M氏と呑った時に食べた、ラムの串焼きは美味かったっちゃ。自室にいる時間より、トイレにいる時間の方が長い…。ひと山、ふた山越えて、落ち着いてきたのだが(もうひと山あるかも)。ガマンしたり、自力で乗り越えてはいるが、そろそろ限界かなぁ…。悪友Mが、前厄だから伊勢神宮にでも行かないか?と誘ってくれる。厄なんて忘れていた。厄払いはともかく、伊勢神宮には、歴史的興味があるので、1度行ってみたいとは思っているのだが。はてさて、厄年にやられるのか、躍動していけるのか…。波瀾万丈のニオイがする。…癒されそうな気がして、菜の花が欲しかったのだが、無かったようで、チューリップを買ってもらった。
2006年01月14日
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昨年の11月くらいから、時々頭の中をある曲が過ぎる。それは、10年くらい前の曲だったと思う。当時は確かに流行った曲だし、カラオケに行けば、必ず誰かが唄っていた。…しかし、私的にそんなに気にはしていなかったハズ。なのに、なぜか今頃になって思い出した。思い出した、というのか、私の胸の奥の柔らかいモノに、そっと触れてくるような感覚、というのか…。とにかく、フッとした瞬間に頭の中を過ぎるのだ。悲しいワケでもなく、楽しいワケでもなく…。その曲を、改めてちゃんと聴いてみよう、とは思ったが、私の手元には無い。結局、CDを買う訳でも無く、レンタルする訳でも無く、慌ただしく日々は過ぎた…。年末に友人たちとカラオケに行った。ついでとばかり、歌の上手いNに、その曲をリクエストして唄ってもらった。おかげで、曲の全貌をしっかりと思い出せた。ありがとう、N。…そして、じわじわと、その曲の背景が沁みて来た。「カラオケに行けば、必ず誰かが唄っていた…」、と前述したが、その「誰か」の中にはIが含まれている。出身地が近いということもあり、歳は違っていたが、Iとはなんとなく気が合った。悪友Mから、正月に大規模な同窓会があると聞いたのは11月だった。正月にやるの?、とは思ったが(苦笑)。旅に出ようと思っていたし、実際、旅に出てしまったので、同窓会への参加は、見あわせた。意識的にも、無意識的にも、昔の自分へ思いを馳せたのは事実。…自分自身の中の作用、途中経過は、自分でもあまりよくわからないが、結局…、結局いろんなことが相まって、その曲が頭を過ぎるようになったのだろう、と酔った頭で考えた。ある種、私の原点でもあるのだから…。「♪今日出会ったよ 懐かしい私と 遠い思い出と近い現実」寒い夜だから…。-----あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
2006年01月06日
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冷たい風に煽られる。泳ぎそうになる体勢を整えながら、それでも星を眺めていた。酒場に足を向けようと思ったのだが、思い悩んでしまった…。今日は、刺激とも安らぎとも無縁でいたくなった。「このまま」でいよう、と思った。引き返す道、無意味にのびた髪を、なでつける埃まみれの風が鬱陶しい…。よくわからない、「このまま」…。ムリヤリ文字にするならば、「淡々」。ただ「淡々」。自室で、ウイスキーを呑り始める。部屋の温度調節がうまくできない…。優しいあなただからこそ、幸せになってほしい…。地下室とはいえ、太陽も月も見える。相変わらず、風がつきまとう…。悪いけれど今日はつき合えない。ゆっくり呑ませてほしい…。BGMは階段に響く靴音…。
2005年12月26日
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背中合わせに、弱い雨音・・・。音もなくなり、なんとなく雪の気配を背中に感じた。しかし、きっと気のせいだろうから、ウイスキーを軽く呑って、体を温めることにした。朝、カーテンを開けて、視界に白い季節が広がっていたなら・・・。慌ててベランダの、空きボトルを整理しないとイケナイ・・・。義父母がアジアへと旅立った。帰国する頃には、今度は私が旅に出る(予定)。国内の場合はいつも行き当たりばったりの私の旅。しかし、さすがに、この時期は不安なので、お気に入りの宿に問い合わせてみる。・・・不安的中、どこも埋まっていた(泣)。う~ん・・・。ナメテタナァ・・・。野宿か・・・。もう10年くらい野宿なぞしてないからなぁ・・・。数パーセントの可能性に賭けて、キャンセル待ちをお願いする・・・。電飾のツリーやサンタクロース、街の喧噪から離れてみようと思う。白い雪が、白いままに見える地で、己の穢れを浄化・・・。しかし、またすぐに穢れるのはわかっていますけどネ(苦笑)。-----R、結婚おめでとう。お幸せに・・・。
2005年12月17日
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