2007/05/21
XML
テーマ: 社交ダンス(9418)
カテゴリ: 競技会関連
長野方面に向かう日曜日の新幹線は混んでいて、次の大宮で自由席はほぼ満席になりました。

大河ドラマ『風林火山』ゆかりの地を訪ねるキャンペーンなんかもやっていて、 新緑のこの季節アウトドアのレジャーもまっさかりです。

私はダッシュのあとの放心状態といった感じで、しばらくボーっとJRのポスターを眺めていました。

長野1

『なんかこれ、わたしたちみたい。』

別荘地として有名な軽井沢の次の駅が佐久平。新幹線で1時間ちょっと、あっという間に到着しました。

ここから小諸ー小淵沢間を走る単線のローカル線に乗り換えるんですが、これが1時間に1本しか無いんですね。

長野2

もしさっきの新幹線に乗れなかったら、乗り継ぎが悪くて大会の受付に間に合わなくなる所でした。

この駅は標高700mの所にあって、空気が冷たいんです。

遠くの山の頂きにはまだ雪が残っています。

長野3




きれいに髪をセットした女性の首筋はビシッと真っ直ぐに伸びて、男性の方は辛子色のジャケットを粋に着こなしておられます。

私なんかまだ髪もまとめてないし朝から猛ダッシュでお疲れモード、多分ダンサーには見えないだろうなあ。

大将の方はと言えば、ホームで爽やかな高原の空気とまぶしい太陽を浴びながら、いまごろひげ剃りなんかしてるし。




やっと電車が来ました。

2両編成なんですが、凄く混んでいて全然座れません。まあ、2駅ですから大したことないんですけどね。

駅に着くと、いかにもダンサーのそのカップルと私達は同じ方向に向かって歩き始めます。

その方達は新潟から来られたとのこと。とっても気さくに声をかけて下さって、これから一日中お世話になります。

無事受付を済ませ、試合開始までまだ時間がありましたので私達は向かい側の回転寿司にお昼を食べに行きました。

こんな山の中でも新鮮な魚介が食べられるんですね。いい時代になったもんです。




午前中のラテンはC級以下なので今日はスタンダードのみで参戦。

私達にしてはこう言ったパターンは非常に珍しいんですがそれには理由があります。



私達は3つの競技団体に所属してそれぞれ級を持っているんですが、この競技団体ではまだスタンダードはB級で、3月の栃木大会では最終予選で落ちてしまったので、このままほっておくとC級に降級のピンチだったんです。

私達の意識の中でスタンダードはなんとなく脇役で、試合を入れないと練習すらしないので強制的に月に一度くらいは試合を入れようというわけです。

さて、回転寿司をたらふく食べて会場に戻ると、ラテンとスタンダードの選手が入り交じって大混雑でした。

怪我で去年一年競技から遠ざかったおられた『あっぷるじゅうすさん』に、今回久しぶりに再会出来るのを楽しみにしていたんです。

一昨年、このブログを通じて初めてお会いした長野の現役スタンダードダンサーです。






人ごみにもまれるように進んで行くと、なんと突然目の前にあっぷるじゅうすさんが!

「あっ、会えた。」

おもわず間抜けな第一声を発してしまいました。

私達と背番号が3番しか違わなくて、つまり1次予選から同じフロアで戦う羽目になってしまっていたんです。

これじゃあ、応援することも踊りを見せてもらうことも出来ません。

ラテンの表彰式が終わり、いよいよ午後のスタンダード競技が始まりました。


(つづく)










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007/05/21 01:23:30 PM
コメント(20) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

StarTrees

StarTrees

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: