2007/05/20
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テーマ: 社交ダンス(9418)
カテゴリ: 競技会関連
今日は長野に日帰り遠征でした。

毎度の事ですが、すっごく大変な一日だったんです。

そもそもの事の起こりは、『あごが痛い』なんていう意味不明の理由で大将が2日も会社を休んだことにあります。

いつも遠征の時は前もって新幹線のチケットを購入しているのですが、購入係の大将が木曜も金曜も私が仕事から帰ると家にいて『チケット買ってないょ。ダンスの練習行く?』。

さらに、『何か悪い病気かもしれない。』なんて言ってる割には医者にも行かず床屋さんには行って、髪を超短い刈り上げにしてしまいます。

そのせいで朝うまくセットがきまらず、乗る予定だった在来線を逃してしまったんです。

バカタレです。

実は起きるのも遅かったんです。

昨日夜中、ケーブルテレビで『ALWAYS 三丁目の夕日』なんておもしろい映画が始まって、ついつい捕まってしまったのが運の尽きでした。










「あのね、上野で新幹線に乗り換え6分しかないよ。」

切符が買ってあればすんなり走って乗れたんです。

でも上野のみどりの窓口は行列ができていました。

「間に合わないよ。これに乗れないとどのくらいまずいの?」

自動販売機で買おうとしましたが、『窓口に行ってください』の表示。

もう絶対無理だと思った瞬間、前に並んでいた人たちが嘘のようにはけて私たちの順番が来ました。

「次の新幹線で佐久平まで。」

窓口の方はチラッと腕時計に目を落とし、機関銃のような勢いでキーボードを叩き始めました。

あと3分。

上野駅の信越新幹線のホームは一番深いところにあって、なが~~いエスカレータを3本乗り継いで乗り換えるんです。

ただ走るならまだしも、重いゴロゴロカバンを抱えてエスカレータを駆け下りるのは秋吉台商店街の450mダッシュなんかより10倍大変ですよ。





ところがチケットを受け取るや否や、大将がいきなりダッシュ開始。

私は重い鞄がハンデとなって、みるみるうちに差が開いていきます。







なんでいっつもこうなの?



降りても降りてもホームはまだ見えてきません。

とうとう最後のエスカレータにたどり着く前に発車のベルが鳴り始めます。

ちゃ~ん!!!」

ゲッ!

新幹線の扉から半分体出して大将が大声で私を呼んでます。

かっこわるいからやめてよ~。

私がころがるようにエスカレータを駆け下りていくと、すれ違う人たちが『ちゃんだって。』なんて言ってるじゃありませんか。

車掌さんもビックリして顔を出してます。

私が飛び乗った瞬間、後ろでがらがらと扉が閉まり、長野方面に向かう新幹線は静かにホームを離れます。

朝から波乱万丈の長野遠征、はじまりはじまり~。


(つづく)










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Last updated  2007/05/20 11:27:07 PM
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