2011/09/11
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テーマ: 社交ダンス(9412)
カテゴリ: 競技会関連
リメンバー東京体育館。

去年の大会での苦い思い出 は、この一年忘れたことはありませんでした。

私達にとって世界選手権への切符を手に入れるための、今年最後の戦いです。

三笠宮2011

第31回三笠宮杯全日本ダンススポーツ選手権。


このメインイベントの他に、全日本ジュブナイル(11歳以下)、全日本ジュニア(12~15歳)、全日本ミドルシニア(45歳以上)のラテン・スタンダードそれぞれの日本代表選考がありました。

年に一度の祭典ですのでプログラムも立派で、スタンドも3階席の方まで観客で溢れていました。

競技の他にも子供達のチームマッチや観客参加型のダンスタイム、ジャズダンスの素晴らしいパフォーマンスなどアトラクションも盛りだくさん。

広いフロアを照らすライト、巨大スクリーンに映し出される競技の模様、電光掲示板には競技名と選手達のラインナップが表示されています。

この様子は明日と明後日のどこかの番組でTV放映されるとアナウンスされてました。





参加組数は18組。

まさに少数精鋭で、いつもA級戦やグランプリで顔を合わせるメンバーばっかりでした。

日本はシニア層にダンス人口が多いですから、ここでのトップクラスは世界でもかなり上を狙える実力の持ち主たちなんです。

予選はサンバ、チャチャ、ルンバの3種目、しかもハーフコートで、なんか脇役感がありましたが、準決勝からはフルコートになり、世界戦を見据えた5種目競技になりました。

曲が普段より長くて、シニアにはかなりキツかったと思います。

でも、出場されてる選手の多くが10ダンサーでスタミナには自信のある方ばかりですからね。うちもやっと今年 10ダンサーの仲間入り できたし。



この大切な試合の1週間前と2週間前、サンバとチャチャのレッスンでルーチンの部分変更があったんです。

社会人ダンサーにとって短い期間にマスターするのは凄く大変で、踊り込み練習集中も何度もうっかり昔のルーチンに戻ったりして随分もめました。

また去年の二の舞を踏むんじゃないだろうか...。

試合が近付くにつれて不安はつのり、ピリピリした中で私はよく マンデラ氏が大統領就任演説で引用した詩


恐ろしいのは我々の力不足ではない
恐ろしいのは我々の計り知れぬ力だ
我々は自問する
美しく才能あふれるものに自分はなれるのかと
だが誰もがそうなりうるのだ

自分を輝かせるとき
我々は無意識に他人をも輝かせる


本番で間違えこそしませんでしたがやはり思いっきり踊れたかと言うと、そうでもなかったかもしれません。でもいいんです。

決勝に残れましたから。

そして再び日本代表に返り咲きました。



三笠宮の準決勝メンバーとその他競技の各決勝メンバーが出そろった午後3時半ごろ、グランドセレモニーがありました。

今日2011年9月11日は、東日本大震災から6ヶ月、そしてアメリカの同時多発テロから10年という節目の日。

セレモニーの前に全員で黙祷しました。

そしてプラカードを先頭に入場行進。国歌斉唱、国旗掲揚。

初めての体験でしたのでワクワクしました。



決勝では会場にいらした知り合いの方々に応援して頂き、多くのお力を頂きました。

結果4位。

被災地茨城の『れんこんトリオ』全員が入賞というのも素晴らしいことです。

残念ながらメダルは逃しましたが、また来年の目標も出来ました。

ブログを通じていつも応援して下さる皆さん、ありがとうございました。








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Last updated  2011/09/12 12:34:16 PM
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