2017/08/17
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テーマ: 社交ダンス(9447)
カテゴリ: アニメのはなし
幼い頃のトラウマはその後の人生に深く影響します。

高所恐怖症の人、水が苦手な人、閉所恐怖症の人、いろいろいらっしゃると思います。

私は 雪が苦手 です。





この物語の主人公は、喋るとお腹が痛くなるというトラウマで苦しんでいます。

7月末にテレビ放映されたアニメ、録画して遅ればせながら見ました。

実写版も話題になっていますね。





地域ふれあい交流会というイベントの実行委員になった4人が、活動を通して心を開いていく話です。

まず一番大きな変化を見せたのが主人公の成瀬。高2女子です。

彼女は子どもの頃、山の上のお城(実はラブホ)から出てくる父親と浮気相手を目撃して、それを舞踏会から帰る王子様とお姫様と勘違い。





大喜びで母親に話したのがきっかけで両親は離婚してしまいます。

『お前がおしゃべりなせいだ。』

去っていく父親に言われたことで、話すことがトラウマになってしまいます。

その象徴として登場するのが意地悪な卵の妖精です。





成瀬が再び言葉を取り戻すきっかけとなった坂上は、やはり両親の離婚を経験していて大好きだった音楽から遠ざかっていました。

中学時代から坂上とゆるく付き合っていた仁藤はクラスの女子の中心的存在でしたが、坂上が成瀬に対して優しいのに微妙な嫉妬を覚えています。

田崎は野球部のエースでしたが怪我で戦列を離れ、甲子園への道も絶たれてふてくされています。地域ふれあい交流会でミュージカルをやることにも最初は非協力的でしたが、上演時のピンチには采配を振るうまでに成長します。


​ ​


この話を見てて、鮮明に蘇ってきた過去の思い出がありました。

地域交流会ほどの大きなイベントではありませんが、私も高校時代に自作のミュージカルを上演したことがあるんです。

手法も同じで、すでにある映画音楽に自作の歌詞を乗せるというもの。

しかも話も若干似てて、大好きな人の命と引き換えに悪魔との契約で声を失った主人公が愛を歌い上げて死ぬという涙無くしては見られない悲劇なんです。

実際のところ、その主人公を演じた人が死にきれずに大爆笑のコメディになっちゃったんですけどね。

その主人公を演じたのは私だったというホロ苦い思い出。


​ ​ ​ ​


『心が叫びたがってるんだ。』は、長井龍雪監督によるアニメ映画です。

劇中に出てくるお寺に四国八十八箇所巡りでおなじみの小坊主さんの看板が出てきたのでてっきり四国の話かと勘違いしてましたが、舞台は埼玉県秩父市なんだそうですね。

このアニメのヒットで秩父三十四箇所の方もお参りする若者が増えたんじゃないでしょうか。





公式サイトは こちら です。







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Last updated  2019/02/19 06:09:41 PM
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