つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

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2009年01月30日
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カテゴリ: アート
今回の東博の浮世絵コーナーに春信と歌麿が
もどってきた。やはりこの二人の作品がないと
浮世絵を見た感じがしない。

春信は「見立半托迦」。美人の持つ茶碗から龍が
飛び出す。多分、暦になっているのだろうと推測
したのだが分からなかった。 とらさんのブログ
拝見して、やはりそうだったかと納得した。

歌麿は嬉しいことに「洗張り」「針仕事」

中央の平面展示台に3枚続きの「針仕事」と
都合6枚、出展されている。今回は女性の
仕事シリーズ。はさみを持つ美女の指先の
細かな表情など、さすが歌麿。

押絵師.jpg

最近、ちょっとお気に入りの菊川英山。
「風流雪ノ遊」の3枚続。英泉らの退廃的な
美人像に移行する少し前のちょっと上品な美人。
歌麿、栄之らの洗練された美人からちょっと
(危ない方向へ)趣が変ったところが好きだ。

風流雪ノ遊.jpg

そして、もうひとりのお気に入り。礒田湖龍斎。
昨年、太田のベルギー展や江戸博のボストン展で

しまったのだ。しかし今回は、美人よりも犬。
「水仙に群狗」の子犬たち、可愛すぎる。

水仙に群狗.jpg

(今回の展示は2/8まで)





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最終更新日  2009年02月01日 19時08分20秒
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