つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

全て | 徒然 | 読書 | アート |
2009年02月23日
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カテゴリ: アート
横山大観の「瀟湘八景」の後期展示。「江天暮雪」
のきりっとした雪山の表情の峻厳さに身が引き締
まった。「平沙落雁」の雁の群れは何ともかわいらしい。

振り返ると不動明王の絵がある。黒地に金泥で
描かれているので、てっきり川端龍子かと思ったら、
実は観山の「不動尊」だった。

御舟の「鯉魚」。細密な絵を描く御舟らしくない
水墨画だと思った。

二階に上がると、三木翠山の「鏡」が目を引く。

ような趣旨の解説があったが、なるほどそのとおり
だと思った。

橋本関雪の「暖日」は、柔らかい水彩画のような
タッチで描いた白ネコの絵。だいだい色の百合の
花も美しい。

そういえば、先日の美の巨人たちは、伊東深水の
「鏡」であったが、こちらには「小雨」が出展
されている。深水の絵は、輪郭線がかちっとして
いて、どうもお堅い印象があるのだが、この作品は
非常に柔らかい優しい絵となっている。

そして、2階奥には鏑木清方の「七夕」の屏風が

何回か見ているが、私が一番好きなのは、なぜか
女性よりも五色の糸車なのである。





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最終更新日  2009年02月23日 23時15分07秒
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