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発病後に始めたこのブログ。
当初はこの病気と病気になった私という人間のことを知ってもらいたいという一心から、ただその強い想いだけで書き始めた。
どこにもぶつけることのできない怒り、そして自分の生い立ちと難病の狭間でほとばしる思いのたけを。
時は経ち、
26
歳で発病した私は
41
歳になった。
今や、生きることが義務であるのと同じように、書くことも義務である。
以前のように、誰かに自分のことを知ってもらいたいというような感情は今や皆無。
とうの昔にどこかへ消え去ってしまっている。
もはやそうではなかった。
ただ淡々とこの身体で過ごす何気ない平凡な日々の中で感じた些細なことを文字にするだけ。
食べるように寝るように書く。
時代を追ってもいないし、いえ、むしろ反しているし、飾ることもないし、面白味もまったくない。
それで良いし、それが私の性格をよく表している良さだと思っている。
書いていると私は心が満たされスッとする。
今日も日課を無事に終えられたなと思う。
いつだったか、いつまで書き続けるんだろうと漠然と考えあぐねてしまったこともあったが、日々命が脈脈と続いているのであれば、書くことはなくならない。
じゃあ、なぜ自分だけのものとして留めておかずこうして公開しているのかと問われると、それは少々解答に窮する。
なぜだろう。
読んでもらう為にはある程度文体を整えなければならないし、前後の組み立てや、もちろん筋が通っていなければちんぷんかんぷんになる。
おそらく、その過程を日々楽しみつつ、頭の中を整理整頓しているのだろう。
そうすることで、より自分の考えていることが鮮明になるし、ここに記録として残すことで将来の自分への布石を打っているのだと思う。
この度ブログを開設して
5000
日を迎えた。
結局はブログを書くことは自分の為であり、誰かの為なんかではなかった。
だから、たとえ読んでくれる人がいなくなっても私は書く。
いえ、書いてなきゃいられない。
書くことは辞められないし、書いていないと自分を保つことができないのであった。
このブログを読んでくださっている方は、おそらく昔から読んでくださっている方だと思います。
やっぱり同じ病気の方が多いのかしらん。
来る日も来る日もこんなお粗末なブログにお付き合いくださってありがとう。
いつかどこかで会えたらいいですね。
ところで、なんと今日は両親の結婚記念日です。
こんなことってあるでしょうか。
偶然が織り成した奇跡です。
私はつくづく守られてるなって思います。
0歳26歳41歳?歳 2022/12/31
古きに還る 2022/12/30
〆ました。 2022/12/28