チャスミンの花

いま思い出しても泣けてくる あの子は私の子どもだった。 もうすぐ あの子がいなくなって2年たつ あの子は特別な子だった てか、どの子も特別なんだけどね。 ワガママでぇ～ あまえっこでぇ～ 猫仲間には好かれてたけど ときどき凶悪な顔してた。 どんなに どんなに愛していたか づっとづっと いっしょにいたかった。 そう 茶すけ君 大好きだったよ づっとづっと大好きだから 茶すけがいなくなって 心にぽっかり穴があいたよ 猫形の穴がね。 いまその 猫形の穴をうめてくれてるのは ブルータスかな これはこれで ちがう味の猫でね。 家を探すとき 猫が飼える家を探したもんだよ。ブルータスのために でも 結果自分の為になってたのよ。 生きた精神安定剤かな。私の心をみたしてくれるのは 猫と酒とカラオケとリラックマかな～ ときどき友達。 アタシには 可愛がり癖がある なにかを愛して可愛がってないと 心が呼吸困難になりそうなのよ。 ありしころの 茶すけ君 そうそう 今日その 茶すけくんの骨を 花壇に埋めました。 花壇に勝手に生えてた ハゴロモジャスミン這いずって生えてたので ツルもののようなので 支柱を立てて 支えたり 絡めたりして立体的にしたり。 土もホームセンターで買ってきて それなりに手入れして 茶すけの骨を埋めたのさ。 だから ここのジャスミンは 茶スミンなのだ。 ここで 土に帰るのじゃ。 私の離婚協議書 スゴいよ～ 一方的に夫が書いたんだろね。夫の人柄が偲ばれる。 協議書って 事実とちがうこと書いてOKなんだ～ って思ったものよ。 もう 結婚しないからいいけど これ 事実を知ってる子どもが見たらどう思うんだろ。 もし 子どもが 私の戸籍を見るとしたら アタシが死んだときかな？ うちは そんな人と結婚してたんだな。 あれ 夫の最後のイジメだね。 もう 私の人生にかかわることないんだ～。