7'scarlet 0
幻奏喫茶アンシャンテ 0
泡沫のユークロニア 0
終遠のヴィルシュ-ErroR:salvation- 攻略 6
ときめきメモリアル Girl's Side 4th Heart 12
Collar×Malice 0
キューピット・パラサイト 0
蛇香のライラ~Trap of MUSK~ 0
天獄ストラグル 0
オランピアソワレ 0
ニル・アドミラリの天秤 色ドリ撫子 0
レンドフルール 0
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主に購入を迷われている方向けのネタバレなし感想です。7の体験版もプレイしたのですが、時代背景とヒロインがシリーズ初・黒龍の神子という点に惹かれて6を購入しました。結論から申し上げると、大変おすすめなので以下とても長いです!笑【世界観】ごく普通の女子高生だったヒロインは、祖母の見舞いに訪れた病院の屋上で不思議な声に誘われ、大正時代に似た異世界へ時空移動をしてしまう。帝都東京…新たな文化や思想と、古き伝承が共に息づく街では近年、怨霊と呼ばれる異形の存在が蔓延っていた。帝国軍は、対怨霊討伐組織『精鋭分隊』を組織し、日々治安を守らせていたが、帝都の乱れは悪化する一方。巷では終末の予言を怖れる声も増える中、遂に龍神のお告げが下り、神子が召喚される事になった。帝国軍が執り行った儀式により、召喚された存在こそがヒロイン、高塚梓(デフォルトネーム)。しかし異世界に降り立ち間もなく、ヒロインは謎の青年ダリウスに帝都の西『蠱惑の森』へとさらわれる。青年は自らを鬼の一族の長だと名乗り、ヒロインを自らの邸にかくまった。帝国軍と鬼の一族。二つの立場。その抗争にヒロインは巻き込まれていく…という事で、今作の舞台は大正です。具体的には大正12年の初夏〜秋にかけて物語が展開していきます。【キャラクター、グラフィック】・キャラデザ、グラフィック遙かシリーズでお馴染みの水野十子さん。スチル原画も担当されており、どのスチルも崩れはなくキャラの個性や魅力がしっかり伝わってくるものばかりでした。立ち絵はポーズや表情が豊富で個別ルート内でしか見られないものもあり、絆を深めていく実感が湧きました。一対一で会話している時はアップになったり、カットインの演出も印象に残っています。目パチ口パクあり。 遙かシリーズの既プレイタイトルは3のみですが、今作は見た目で興味の持てないキャラがいなかったですし、サブキャラも含めて全員魅力的に感じました。・ヒロインデフォ名、呼びあり、CVは戦闘中の掛け声のみあり、CVと顔グラはON/OFF選べます。年齢は16歳、ウェーブのかかった赤髪ボブに蝶の髪飾りが印象的。作品のメインBGMもタイトルは『黒蝶』。扱う武器やCVの甲斐あってか、プレイ前はカッコいい寄りのイメージでした。プレイしてみると、性格はクセのない素直な女の子。神子としての強さや勇ましさも感じますが、等身大の16歳らしさもあり。今作は寒くない程度のギャグシーンがチラホラあって、モノローグ=心の中のツッコミが現代の普通の女の子っぽくて面白かったです。笑また、選択肢にそぐわない行動をする事がほとんど無いので、その辺りのストレスが無かったのも好印象でした。ほとんどのタイトルでヒロインの顔グラやボイスはオフにしてしまうのですが、遙かは何故だか平気です。それだけヒロインも各ナンバリングの魅力の一つという事かなと思います。・その他UIなど蝶のモチーフ、帝都の背景、様々な場面で出てくる影絵が作品の雰囲気に合っていてとても素敵でした。【シナリオ、糖度】攻略対象は8人おり、加えてノーマルEDと大団円EDがあります。遙かは3以来という方が割といらっしゃるのではないかな?と思い書いてみますが、3のように周回で辿る運命をどんどん変えていくシステムとは全く違い、大筋のストーリーは同じです。その中でキャラの個別イベントや戦闘をこなしていき、結末が変わります。 序章、一〜五章、終章の計七章で展開。三章の途中でルート選択があり、以降はルートに入ったキャラの恋愛イベントしか発生不可になり、終章のみ完全個別。つまるところ序章〜五章はほぼ共通と言って差し支えなく、攻略キャラとのイベントの進み具合や、ルートによって差分が発生します。その為、3のイメージでいると金太郎飴に感じるかもしれません。しかし、同じイベントでも同行者によって台詞差分があったり、攻略しているキャラの立場によって同じ出来事も違った目線で見られますので、そこまで苦痛に感じなかったのと何より育成要素があるので、共通セーブは作らず毎回はじめからプレイしていました・遙かシリーズの伝統シリーズに明るい方なら、『黒龍の神子が主人公という事は、八葉はどうなるの?』とか、『血縁者or幼馴染や、一緒に時空移動する攻略キャラはいるの?』という疑問がまず浮かぶかもしれません。ぼかしますが、今作もちゃんと『遙か』です。・糖度清いイメージの強いネオロマ、今作のレーディングはC。ですが、武器マークなので不要不急な微エロの心配はほぼありません。一部リップ音のあるイベントや、札育成のご褒美ボイスはありますが、過激な性描写が苦手な方も安心してプレイできます。キャラによって甘さの差はあるものの、さすが息の長いシリーズだけあって、どのキャラのシナリオにも乙女的な萌えのツボがしっかり詰まっていました。ヒロインとの絆の深め方や結末は十人十色ですので、誰かしら沼れるキャラが見つかると思います。おまけのスチルコメント& 札入手履歴の音声は必聴ものです。【攻略】攻略制限は特にありませんが、大団円EDのみ、8人全員+ノーマルED全てを迎えないと大団円行きの選択肢が出ない仕様になっている模様です。・攻略推奨順私は虎→有馬→ルード→秋兵→コハク→ノーマル→九段→村雨→ダリウス→大団円の順で攻略しました。大筋のストーリーが一本道なので1周目が一番面白いと知り、初見の印象で最も気になった虎から攻略。九段、村雨、ダリウスは後半を推奨されている攻略サイト様が多かったので後半に。また、軍サイドと鬼サイドは交互の方がダレにくいと思い、そのようにプレイしました。前述の通り1周目が一番楽しめたので、気になるキャラが後半推奨でも凸して問題ないとは思いますが、強いて言うならば鬼サイドの誰かから始めるのがよろしいかと思います。・後半推奨の3人について※微バレ?九段は星の一族ですので、対になる白龍の神子、千代にも焦点が当たる点。村雨は、8人の中で唯一軍にも鬼の邸にも身を置いていない点。ダリウスは、序章の語りが彼から始まるメインヒーロー的位置付けや、今作のヒロインが黒龍の神子である点。この辺りの掘り下げや活かし方が他5人のシナリオと異なるので、後半を推してる方が多いのかなと思います。ダリウスは前半でも良かったかもしれませんが、推奨通りプレイして綺麗にまとまったと感じました。・おすすめ攻略順まとめ鬼サイド(ルードor虎orコハク)↓軍サイド(有馬or秋兵)↓以下、鬼と軍を交互↓九段の前にノーマル↓九段or村雨↓ダリウス↓大団円・攻略法などまず、誕生日によってヒロインの五行が決定しますが初回設定のおすすめは『水』です。勿論ご自分の誕生日でも構いませんが、手持ちの札が少なくシステムに不慣れな初見プレイでも後半戦が比較的楽になります。恋愛の進行は人物情報をチェックし、同行者指定や日時限定もあるのでこまめな確認と、どの場面でも使えるクイックセーブは随時行っておくのがおすすめ。選択肢は未読埋めを兼ねてクイックセーブ&ロードを駆使して一番絆の上がるものを選んでもいいのですが(具体的な数値は会話ログで確認可)同行して戦闘ノルマをこなし、着実にイベントを進めていけば必要最低限の数値は稼げると思います。比較的分かりやすいのでご心配ないとは思いますが、お馴染みの『恋愛失敗』選択肢も分かりやすいとはいえ多々ありますので、選択肢が出たらとりあえずクイックセーブが安全です。イベントの同行者差分や選択肢は回顧録から回収可能なので、本編攻略中に無理してセーブ&ロードしまくらなくても後からじっくり読めます。なので、恋愛失敗にさえならなければ心のままに選ぶのも一興。特に初見プレイ時はその方が楽しいですよね。【システム】・基本システム諸々充実していて申し分ありません。クイックセーブ枠が14個もあるので、直近以前の選択肢や日時に戻りたい時便利でした。通常のセーブはルート選択場面と、個別ルート中キャラのフェイス付きセーブデータが残したかったのでそれ位しか使いませんでした。削除や場所の入れ替えでセーブデータを整理できるのも便利。・戦闘、育成要素ストーリーだけサクサク進めたい方には一度勝利した戦闘を飛ばせる戦闘スキップ機能もあります。私は戦闘も育成要素も楽しみたかったので、序盤の強制戦闘にしか使いませんでした。既読スキップやオート戦闘をオンにすると戦闘開始・勝利後の台詞以外は全てカットされます。キャラ同士の掛け合い、特殊札特有の台詞、庇ってくれた時、絆の高低差分、回復、瀕死、死亡(?)etc戦闘中にも特有の台詞が多々あるので、周回を重ねると毎回はしんどいですが、イベント戦闘は既読スキップを切るという及第点で進めました。豆辞典に載る単語を言う場合もあり…やり込み派の方は戦闘中既読スキップは切り、オートにせず戦ってみると良さそうです。敵の強さ…1周目はエンディングまで『弱い』でクリア。以降は札の育成具合に合わせて調整しながら進め、3〜4周目辺りから『強い』でプレイしていました。手に入る陰の気や経験値、絆の上昇価が大きいなど、敵を強く設定するメリットが多い為です。同行者の属性によって劣勢と感じた時などは、戦闘中でもやり直しボタンを押せば敵の強さを変えられるので、ゲームオーバーにならずに済みます。キャラがやられてしまうと、勝利しても経験値や絆が入手できず勿体ないので、3人とも生還で勝利できるように微調整していました。引き継ぎ…1周目をクリアしてはじめからを選ぶと、ヒロインの札は全五行を貰えます。ヒロイン・攻略キャラ札のレベルと陰の気は引き継ぎが可能で、エンディングを迎えたキャラは次周はじめからを選ぶと特殊札が入手できます。共通セーブからクリアした場合も、次にはじめからを選んだ時にまとめて手に入る仕様のようです怨霊札集め…周回していると弱い怨霊札は自然に溜まっていきますが、コンプとなるとなかなか骨が折れます。特定のイベントや場所にしか現れない怨霊が厄介。お目当ての札がある時は、戦闘やり直しを駆使して集めるのが良いと思います。【BGMなど】メインテーマの黒蝶がとても気に入っていますが、他に特筆するとすれば、過剰に大正浪漫を意識し過ぎていないのが良い塩梅でした。EDのキャラソンは…そうですね、スタッフロールが短めなので難しいでしょうが、個別歌唱パートがあったら更に良かったかも。ネオロマは個人のキャラソンが出るから仕方ないかな?そもそもがファンタジーですし大正(仮)ではありますが、キャラデザはともかく、時代考証の甘さを感じずにプレイできたのも良かったです。【総評】黒龍の神子ヒロインや札での戦闘システムなど、新しい挑戦的要素もありながらネオロマ・遙かというブランドイメージを裏切らない良作。丸々10周はじめからプレイして、80時間以上楽しめました。Switch版はFDもセットなのでお買い得と思います。遙かシリーズが初めて、という方にも勿論おすすめできます。攻略キャラがほとんど年上なので、大人、年上キャラが好きな方。眼鏡キャラ不在は惜しいですが、鉄板の属性は概ね揃ってると思います。大正モノ(軍服、ハイカラなど)が好きな方。育成や作業が好きな方。遙かシリーズプレイ経験ありなら、鬼の一族キャラや敵役が好きだった方は特におすすめ。キャラ(札)を育て、五行を考えながら戦ったり、協力技を出したり、庇われたりすると、あ〜これこれ、と遙からしさを味わいながらも新しい要素を楽しめると思います。お気に入りは虎と村雨。どちらもなかなかの年齢差。虎は『こんな粗暴なキャラが遙かに…?!』と驚いて、初めに攻略したらすっかりハマってしまいました。村雨はもう言う事なしの歳の差枠(倍以上!)で、終始大人の余裕と、その反面諸々葛藤する姿にやられっぱなしでした。とはいえ、今作はサブキャラも含めてみんな愛しいです。何なら憑闇や四神も。笑FDはキャラによって評判がマチマチなので、あくまでもオマケとして楽しめたらいいなと。新キャラに眼鏡いるけど、攻略対象になってないのがな…勿論フルプライスの価値ありですが、パケ版は高騰しているのでDL版がいいと思います。時々セールで半額になったりするので、この内容が5000円以下は凄い。個別感想はネタバレありですが、頭に発売前公式が発表した各ルートのテーマを載せてあります。その次に、私が思ったキャラの属性やシナリオのテーマを3行でまとめ、その下からつらつらと感想を書いてありますので、気になる方はよろしければ薄目で開いていただき、何かしらのご参考になれば幸いです。
2022.10.06
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ネタバレありですのでご注意ください。駒野千代(CV:高橋美佳子)年齢:17歳身長:158cm白龍の神子 【6周目】ノーマルED んんん…八葉揃わないどころか、有馬、秋兵、九段しか連れて行けないの?泣 でも、九段攻略前に見ておくといいよっていうのは理解した。 これでおばあちゃんと千代がもう大体繋がりましたね。 個別イベントがないので、ひたすら戦って札育てまくってました。笑乙女ゲームとは。 【10周目】大団円ED 『響け、地の声』を梓が詠唱した時はうおー!ってなったなー。笑 一瞬、梓が悪者にされてちょっとだけ胸糞だけど一瞬だから許す。 八人の名もなき勇士、っていうのもまた挑戦的な…遙かだし、四神従えてても玉に選ばれてなければ八葉とは言えないのか。 エンディングは、これもう普通はおまけのコンプスチルとして出てくるやつでしょう。笑蛇野郎やっつけた後は既におまけエピローグだね。 そしてここでも何故か、村雨と梓がくっ付きそうになると真っ先に有馬が『…朝?』って言うのは何なの。面白いからいいけど。笑 キャラ札のレベルは全員カンストしちゃったんですが、戦闘中まだまだ白文字が出るのでひたすら戦ってました。乙女ゲームとh ここまでクリアして、札入手履歴のボイスと各々プロローグを再生。札のボイスは甘いの多くて良かった。召喚前夜もいいね。こういうの。キャラの解像度が上がるものは何でも大歓迎。 バンカラ男子会は選択肢の意味がほぼ無いのでクイックセーブ&ロード効かないのが地味なストレスだったかもしれない。虎がバット折るのは必然過ぎて笑うし、特殊能力持ってる勢は反則が過ぎて笑ったし。しかし、15歳と35歳を同じフィールドにあげるのは鬼畜すぎて。笑 大団円〜男子会では友部が出張ってますが、FDでもいい味出してくれるといいな。リアタイしてないから昇格ないのはわかってるので。 目標未達成BAD、豆辞典、怨霊札コンプには至りませんでしたが、秋の夜長を彩ってくれた遙か6、とても楽しかった。蝶モチーフグッズでも探しに出掛けよう。ありがとうございました。
2022.10.05
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ネタバレありですのでご注意ください。里谷村雨(CV:安元洋貴)年齢:35歳身長:178cm誕生日:4/23血液型:B小説家兼情報屋 公式・大人ゆえの複雑さ、ずるさ 3行で・年齢差・革命・あのとき実は… 【8周目】 大詰めとなって参りました。虎の次に気になってたキャラだけど、村雨に限ってはとにかく後半推奨を推す声が多いのなんの。イベント進めちゃうと楽しみが減るから基本一途プレイに徹してきたので、やっとお近付きになれると思うと嬉しかった。1周目でデモの先陣切ってた時は度肝抜かれましたが、やっとその裏側を知る事もできるだろうし。前周で旧知の九段が問い詰めても語ってはくれませんでしたからね… 単に中立・社会派だから、鬼とも軍とも違った視点でものを見ているというだけでなかったのは流石に予想できず。スチル3枚目のイベントで早々に『ん?』ってなるんですけど、発売前に予想してた方は本当に凄いと思います。その後、『バスの停留所』を聞き返されなかった事で確信。ところで今作は街鉄って文言を出さないの、大人の事情? となれば、自ルート外ではどうしてそれを明かす事がなかったのかめちゃくちゃ気になる。高校生、バイト、とか。今まで巡ってきた世界線で諸々全部しらばっくれてたのかよ!ってなりました。笑 滅多な事では絆が下がらないのもニクイ。アイスコーヒー出されて『ホットがよかった』なんて言っても下がらないし。 現代人の大人、ましてや元新聞記者なら尚更、帝都の現状を憂うのは必然的に思えた。神子として召喚された梓を不憫なガキと言い、保護者目線で気遣ってくれるのも納得。 それだけに、なかなか女性としては見てもらえないんだろうなぁとは…ハイカラヤを訪ねる度に、周りから既に浅からぬ仲だと誤解され。モボのナンパから助けてくれた時はさらっとお手つき宣言。公認にでもしておいた方が好都合と言われるんだけど。その気があったらこうは振る舞えないだろうし、部屋にも上げないよね… 梓はともかく画面のこっち側の私は既にしっかり惚れてますので、とても焦ったい。 変化が訪れたのは肩揉みのイベントかな?じじい扱いには笑ったけど、やっと赤面いただきました!でも、まだまだ一筋縄ではいかなそう… そういえば。今作各々の象徴的な食べ物や飲み物はともかく、相手から貰ったアイテムが空気化しちゃってて勿体無い気がする。ルードとダリウス以外、殆どそうだったような?秋兵のキャンドルホルダーとか、何なら有馬の勲章もエンディングスチルで梓がちゃっかり身に付けてる描写があったりしたら良かったのに。好きな人から貰った物って、食べ終わったお菓子の空き箱みたいな物だとしても捨てられないし、大事にしちゃうものじゃないですか… 脱線した。花火大会の夜、事故c(他社)に動揺する様子もなく、すくえなかった金魚の代わりに風鈴をくれる。村雨らしいセレクトで凄く素敵なのに、以降出てこない。手帳拾ったりがあるから仕方ないか… と、ルート確定直後に年の差キャラの鉄板イベントきますね。過去の女性とか、あんたのそれは気の迷いだ的なやつ。現実で年上側になってみると、うん、わかるよ。わかるけども。 ここから先はしばらく色ボケしてる場合じゃねぇ展開で、デモ後はお尋ね者になってしまうから常に人目を忍んでの密会状態。自ルートでしか現代人だと明かさない理由が『無事だと分かればそれでよかった』ってのには拍子抜けしたかなー。笑一緒に時空移動してきた理由もね。こうなれば運命的ではあるけど、知ってしまった以上、ルート外は本当にそれでいいんか?と思う。 思うけどやっぱり、当人は現代に一切未練ないみたいだし。翳りのない恋を〜の言葉にも沿うわけだし、例えば対の九段ルートであっさり見送ってくれたのもそういう事なのかな。8/7以前だと、不憫なガキは脱しても小説のネタ止まりか… 終盤は梓も村雨の思想に結構影響されてて、大筋の出来事はそこまで変わらないんだけどやや異色展開。九段の転送布陣は急拵えだったし、あの状況じゃあダリウスの空間移動程容易くはいかないだろう。 奇しくも麻布記念病院で倒れているところを市民に発見され、八葉が集まるまで眠っているように黒龍から命じられる梓。件の『お手つき』発言がロングパスでざわつきを生むのが面白かった。笑(面白いだけじゃなく、スチルも会話も今ルート1、2を争うくらい好きなシーンだけどね) 有馬『は?』秋兵『なんですって?』ダリウス『それは初耳だ』虎『あの物書き、涼しい顔してやりやがる』 からのダリウス。『野暮は承知だけれど、お目当ての娘を取り逃した蛇が嫉妬に狂っているようだよ』うん…お館様はそうではないと? てか、フラグバキバキの精鋭分隊2人まで呆気に取られてるのは何故なんだ。笑 蛇野郎討伐後もそうですね。全員フラグバキバキなはずなのに、してやられた感出してくる。九段に至っては、初恋もまだなのに男が廃るとかどの口が言う。笑 村雨に関してはエンディングの公開プロポーズやキススチルよりも、近付いていく過程、前半〜中盤イベントの方がツボだった。密室だったり、梓は意識してても村雨が村雨らしく飄々としてたからかな?代筆シーンはいわば朗読で、どれも耳が幸せ。著書一冊朗読音源とかめちゃくちゃ需要ありそうなんですが、さすがにもう展開ないだろうなぁ… たぶん私は小説家・里谷村雨が好きだから、『梓』を最後に筆を置いてしまう事で最萌交代に至らなかったのかも。僅差だけどね。エンディング後は若くして政治家の妻だから大変そう。 有馬EDみたいに自衛団唯一の女性隊員は似合ってたけど、婦人活動とかする梓はちょっと想像しづらい。家庭に入るのか、否か。FDは大団円後だしどうなるんだろう。 とはいえキャラデザもハイカラで大満足です。影響されやすいからこういう配色のファッションしてみたくなっちゃった。さて…早くお館様を迎えに行かなければ(こわい)。ありがとうございました。
2022.10.04
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ネタバレありですのでご注意ください。萩尾九段(CV:四反田マイケル)年齢:19歳身長:185cm誕生日:3/18血液型:O星の一族の青年 公式・羽化する恋 3行で・天然、可愛い・星の一族としての使命・初恋 【7周目】 ノーマルEDを経ての後半戦に突入。これまでの周回で彼は間違いなく癒し系だよねっていうのは感じてました。札が便利だから()三章以降毎回連れ回してると、フラグは折れてるのに絆ガンガン上がって、戦闘勝利時の赤面と台詞が可愛いなーとか。話し方が古風でルート外では激情的にならないので、攻略するまでとても19歳には思えなかったです。 これまで軍サイドは王道、鬼サイドはドラマチックというのが今作の盤石に思えましたが、玄武2人は終盤の展開に結構ハラハラさせられました。 序盤は微笑ましいシーンの連続で、千代とも絡みが多くて楽しかったな。後述の女子トークとか。今作は八葉に知己がいないから余計に、ルート外でも九段と千代の存在は神子として考えると心強かった。 人相書の画伯っぷりに誰も突っ込めないの笑うし、梓も『絵はともかく、折り紙はとても上手だ』って。笑寝ても覚めても甘党、日比谷公園で太鼓の代役を頼むと本人はノリノリなんだけど、どう叩いたらバスドラがポクポク鳴るんだ。 ノーマルED通ってもう大体察しはついてるから、千代が2人を早くくっつけたがるのも分かる。しかし、いくら九段がついてはいけない嘘をついたとはいえ、星の一族にビンタする神子は斬新。 ほんわかしてる九段だけど、使命の為に生きてきた強い意志で、門前払いを食らっても粘り勝ちで精鋭分隊を組織するに至り、花火大会ではしっかり酔っ払いから守ってくれる。可愛いし面白いし癒される人だけど、男として見られるかな…っていうのは杞憂でしたね。 どんな人がタイプなの?みたいな女子トークの場面で、とりあえず上から全部選んでみたら反応が面白すぎた。笑有馬→自分の髪型が男らしくないかと気にする秋兵→まともにショック受けてる村雨→『村雨!?』 この後攻略しましたが、村雨と梓がくっ付くと他の7人総員でしてやられた的な反応するんだよな。笑まあ、詳しくは村雨記事で…村雨といば同行イベントで、九段が梓に『懐いてる』っていう表現が的確過ぎた。笑 千代の想い人が見舞いに訪れ、梓への恋心を自覚するに至ってもタイミング悪く進さん出てきちゃう。夜会のドレスを試着した時は、物書きの村雨と自分の語彙力を比べて悔しがってるし。夜会当日も結界と見回りで参加はできず、中で有馬や秋兵にチヤホヤされてたらヤダって拗ねちゃう。 微笑ましい限りなのはここまでで、夜会以降明らかに様子がおかしくなる九段。低い声、結構萌えたとはいえ不穏of不穏。 朔日、四神の詠唱シーンは今ルートだけだし盛り上がるところなのに、有馬とルード以外オリジナリティに溢れ過ぎてて笑っちゃったよどうしてくれる。 しかしお父上、邪神の鱗まで手に入れてたとは…秋兵攻略済みだから心の闇は分かるけどさぁ。いくらなんでもわかりやすく悪役で強欲過ぎ。 そして、その呪縛から逃れる為に力を使い果たし、星の一族としての能力を失う九段。彼はお役目的に帝都残留と予想してたので、そうきたかー!となりました。 黒龍さんがせっかちなのはもう重々分かったのでいいです(投げやり)。 ある意味では真相エンディングですよね。梓もさすがに察してるのに、2人の思惑を尊重するのが大人だなぁ。 初見プレイ時からこれまでの周回でも、おばあちゃんがやたらと全て分かってる口ぶりなので、若い頃神子だったのかな?と思ってはいた。もしくは星の一族側とか。だけど、同じ時空で対として存在してたのはなかなか凄い設定だ… キャラデザも相まってか、全体的にスチルが美麗でした。勿論、現代的な短髪や洋装姿にも興味あるけど、現代でも九段らしいビジュアルで終わってくれて良かった。梓が九段に合わせて、映画を活動写真って言うのもなんか良い。ありのままの九段でも充分ロマンチストっていうモノローグも。 ただ一対の男女となった2人の未来に幸あれ。ありがとうございました。
2022.10.03
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ネタバレありですのでご注意ください。本条政虎(CV:竹本英史)年齢:29歳身長:190cm誕生日:190cm血液型:B鬼と人間のハーフ 公式・愛と金 ※裏テーマあり3行で・ギャップ萌え、高糖度・ヒーロー・強者は弱者を守る為に在れ 【1周目】 結構色んなところで目にした感想…初めのうちは梓と一緒に『最低!』って思っちゃうくらい粗暴なお人。遙かにもこんなキャラいるのか〜という位、初登場シーンからして好戦的オスみMAXで衝撃的でした。 それが絆を深めていくうちに、いつの間にかみんな『虎の女』になってしまうと。笑私も実際プレイしてみて、彼はほんとーに罪作りな男だなぁと感じました。 鬼と人間のハーフという設定、声、キャラデザの時点でほぼ好き確定してたんですが。アームカバー代わりorはだけた胸元に墨があったら更に良かったなってのは、流石にネオロマではナシか。 清く正しい遙かで、序盤からまさかのヒロイン肌色スチル事件…!虎の言う通り、異性しかいない邸で生活してるのに鍵掛けないのが悪いんだけどね。 虎は一貫して筋を通す漢。梓が世間知らずの箱入りお嬢ちゃんで、何にでも首を突っ込むなっていうのはその通りだし、煮え切らない選択肢はことごとく絆が下がる。笑 多額のお金が必要な理由や、鬼と人間のハーフという設定が徐々に虎という人物の深掘りに意味を成していくのが良くできてましたね。それを知るのにも毎度毎度やたら色っぽく煽られちゃうんだけど。 梓も自力でお金を稼いで、虎に落とし前付けようとする(物騒)姿勢がカッコいい。でも、ハイカラヤでのバイト代は件の労働者男性にあげてしまって。いくら身投げを止める為とはいえ、どんだけお人好し。その代わりの工具セットと、味見()で見事完済。もう1周目から良い意味で異色過ぎて…いわば体で払ったって事ですよ…焦る。 のちのち村雨がニ推しになったので、虎ルートはそういう意味でも美味しかった。村雨の出番がそこそこ多いし重要だからね。 虎ルートの鍵になる食べ物は卵焼き。眠れない夜の台所。梓が料理番組みたいに実況しながら調理するシーンの、『おい、かしこまれや』には笑った。 仲良くなり始めて、名前を聞かれた時めちゃくちゃキュンときたよ〜。ガタガタうるせえ女→箱入りお嬢ちゃん→俺の女→梓の過程がとても丁寧でした。 ネオロマでこんな微エロっぽい展開あるんだと思ったけど、虎のキャラ造作と恋愛過程がしっかりしてるから、不要不急のエロに感じなかったのは流石です。何より、ルート入ると見られる優しい笑顔の立ち絵にはドキッとしました。 筋を通す事で少しずつ虎に認められていく梓だけど、またしても無謀な人助けに走ってしまい、その結果が朝チュンat旅館(?!)って…いやー、久しぶりの遙かは衝撃ばかりです。他社だったら間違いなく事後ry さらにその結果、試用期間とはいえエンディング前にお付き合いをする事に。梓も16歳なりに、虎が女としての自分を求めている事を察して『嫌じゃないけど…』っていうモノローグにも驚きました。 終盤の展開は熱くてドラマチック。蛇野郎に単身立ち向かって負傷した虎を55針縫った医師が、父親と因縁の人物だったり。黄泉に飲まれてしまった梓を救いに、一抹の迷いもなく単身突っ込んで行く虎だったり。どちらの場面でもあのクールなルードが、虎を仲間として大切に思っているのが伝わってきてホロリときました。 虎は恒例のお持ち帰りエンドですが、整備士としてきちんと生計も立てられているしおばあちゃんにケジメとして梓を嫁に貰うと宣言しちゃったり。 モダンガールをナンパするような虎だけど、梓の気持ちが一致するまで待つ、って心から愛してなきゃ無理よ普通。何回か味見こそされましたが、睡眠欲にも食欲にも忠実な虎が、そこだけはキッチリ我慢するところがカッコ良すぎて。 1周目から最萌ほぼ確。声優さんも虎のキャラ作りには大変苦労なさったそうです。なんか、最初から最後まで色々凄かった。でも虎だから許せちゃう。寧ろ好き。死ぬまで連んで、その後は俺より長く生きろよっていうのが、一回り年上であり、天涯孤独である虎渾身のプロポーズ。好き過ぎて憎たらしくなるくらい心を奪われました。 そして、次周が有馬隊長だったので、あまりの温度差に風邪をひきそうになると…というか浸透圧で瀕死。ありがとうございました。
2022.10.02
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ネタバレありですのでご注意ください。ルードハーネ(CV:立花慎之介)年齢:15歳身長:163cm誕生日:9/11血液型:A鬼の一族の世話役 公式・可能性の種 3行で・年下のツンデレ・従者・人間との和解、自立 【3周目】 召喚された梓を見てがっかりされた時は『おい』って思わなくもなかった。※がっかりした理由は回顧録のプロローグで補完私的に第一印象はお互い悪かった、という事になる。 だけど、思いのほか和らぐのが早かったし、能面のような冷たい少年ではなくて。誰よりも人間味が強く(鬼だけど)とても素敵な子だと思いました。 基本的には、ダリウスに救われたから彼を慕う者としてとても従順。必要とあれば女装も厭わない。博識で常に冷静沈着かと思えば、仲間の命が危ぶまれたり、慕う相手が侮辱されれば激情的にもなる。他ルートでも輝いてるっていうのが良い。何より、梓に対する思いが高まれば真っ直ぐにぶつけてくるのが嬉しい誤算でした。 デレはともかく、比較的早い段階で赤面立ち絵が見られて、可愛いな〜の一言。 軟禁中の平行線はもどかしいばかりでしたが、ルードがダリウスを慕う理由を聞けば納得しかできない。今ですら15歳の少年なのに、当時の年齢でどれだけの重圧に耐えていたんだろう。 ダリウス邸を出てからが本領発揮で、度々梓を連れ戻そうと隙を見て会いに来ます。徐々にそれが従者としての使命から別のものに変わっていく過程では、独断で秋兵に接触したり無茶もしてしまう。 だけど、この頃にはもう、せっかく共に過ごす時間を諍いで壊したくないとか、寄り添いたい、抱きしめたいってはっきり口にしてるんですよね…驚く。それもう告ってry ルードの運命を分つのは凌雲閣での出来事。友部と共闘し、村野さんと出会った事で、あれ程忌み嫌っていた帝国軍側にも善い人がいる、というのを知ってしまった。ダリウスもルードが自分の手を離れていくのを薄々感じ取ってたり。 料理人不在のダリウス邸は夕食・おにぎりって哀愁漂い過ぎでしょう。笑あんな豪華な邸のディナーがおにぎり… この一夜でルードは空間移動が苦手で、今まで梓に呼ばれた時は走ったり走ったりしてたのも判明して、愛しい限りです。 夜会では、ダリウスに嫉妬する自分に気付くルードもなんだけど…虎の反応が面白過ぎて肝心の会話が右から左に流れちゃうよ。笑 村野さんの私塾を見学し、ダリウスにもし自分がここから巣立ったらどう思うかと訊ねるルード。前周が有馬だったので、大丈夫かしらと思いつつ読み進めたら、表面上は穏やかですね、お館様。内心はどうなんだろうか… 帝都に蔓延る諸悪の根源を断ちたいという目的は一致しているはずなのに、袂を分つしかなかった2人。まだ真実を知らない軍サイドと、知っている鬼サイド。朔日は刻々と近づいていき、遂にその日を迎える。 出口目前で有馬、秋兵、梓とそれぞれが連れていた者を残して凌雲閣は崩れてしまい、瓦礫の下敷きに。とっとと蛇野郎を追うというダリウスに従わず、ルード、虎、コハクが瓦礫を掻き分け始め、九段、そして村野さんの鶴の一声で街の人々や軍人も協力して彼らを救い出すシーンは山場でしたね。胸熱。大体片付いてから現れる村雨…らしくて良いけどさ。 しかしまぁ、結界の中にいた有馬と秋兵その他諸々は梓のついでだと言われた時の2人の反応ときたら…笑 あとはもう怒涛の猛アピールが必死で可愛くてしょうがなかった。蛇野郎倒した途端に帰還させようとする黒龍さん、何というかこう、常々せっかちだよね?笑 エンディングでは、虎とコハクもダリウス邸を出るのがほんのり寂しかったな。鬼サイドを攻略してる時は特に、彼らと過ごした日々に思い入れがありますからね…ここでも虎の『女連れで親離れ』に笑うしかなかった。 エンディングで年少組の教壇に立つルード、まさかの公開キススチルでした。もはやそれ、隠す気あるんだかないんだか。 村野さんの所はあくまで私塾だから、ルードが教えたり、梓が保育士(?)的なポジションにいても全然おかしくはないけれど。これから公的に教師になるなら、やっぱり学校通ったり試験とかあるのかなー。 そして、当時はこれくらいの年齢で最初で最後の相手と出会い結ばれて生涯を終えた人も少なくなかったんだろうと思いを馳せます。だから、梓16歳、ルード15歳でお互い運命の人でも何ら違和感はないですね。梓は元現代人だけどさ。私も転生したい…すみません。自重できんかった。 ルードのシナリオは恋愛の甘さよりも、彼の視野が広がって成長して自立して、そこに梓が寄り添っている尊さがあり長らく歩み寄れなかった鬼と人間の関係が変わっていく希望の光が見えて、暖かい気持ちになれました。ありがとうございました。
2022.10.01
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ネタバレありですのでご注意ください。片霧秋兵(CV:岡本信彦)年齢:26歳身長:183cm誕生日:10/5血液型:O帝国軍精鋭分隊副隊長 公式・家と恋 3行で・優男、紳士・盛大な親子喧嘩・すごくわかりやすくモテているby梓 【4周目】 8人の中でも当たりが柔らかく、優男や紳士を通り越してキザな台詞オンパレードなのに違和感なく似合ってしまう秋兵さん。時折呆れ気味の有馬にたしなめられる掛け合いも面白い。父は総長、母は華族(故人)。男子は女親に似る、というのはやっぱりあるんでしょうか。お父上と中身はあんまり似てる部分がないように見えました。目元はどことなく似てるけど。 軍邸に拠点を移した直後ロミオとジュリエットを再現して会いに来るし、早速今ルートの象徴的食べ物であるシベリアの差し入れ。人当たりの良さは有馬との対比で際立つ部分も大きいですが、親しくなっていくと一見陽だまりの中で人生を歩んでいるような彼の心に差す影に気付かされる事になりました。 三章、泥まみれになるイベントで千代に言われた通り、この時点での秋兵の優しさは梓にだけ向けられているものではないというか、特別なものではないんですよね。有馬より『わかりやすくモテている』で間違いないでしょうし。恋愛が進行してなくてもロミジュリある位だし、夜会のお迎えやエスコートも秋兵のお役目。 それが、そうだなぁ、愛宕山に登った辺りから?こんな恵まれている人にも、そういう人なりの苦労なり影(闇まではいかないな)なりがあって。1人で全て背負わないで欲しいと懸命に寄り添う梓。秋兵はそれを受けて自由恋愛の夢を見つつ、今まで避けて通って来た父と向き合う覚悟を決められた。だから梓は特別な女性、というのがミソかな?1周目ではないので、黒幕知ってるから終盤どうなっちゃうんだろうと思いながら。 しかし下宿の大家、声優さん使い回し過ぎてて笑っちゃう。てっきりヴァイオリンでも弾いてくれるのかと思ったら、真夏の真っ昼間にカーテン閉め切ってステンドグラス製のキャンドルホルダー点灯、鑑賞か。暑そう… 秋兵ルートの梓は、相手が相手だからか凄く乙女で健気に見えました。部屋に上がる時も、『はしたないと思われたかな…』って。ぬし、すっかり大正の淑女になっておるではないか。 横領の罪を被って総長息子としての権力を行使する件は歯痒いの一言に尽きます。亡き母を顧みなかった(ように見える)父に対して複雑な感情もあるけど、同僚を無罪放免にする為なら立場を利用するのも厭わない。 中盤、お父上についてはやっぱり戦争経験者だから国を強くしたいという思いが強過ぎて、ああいう結果になっちゃったんだろうなと想像してました。富国強兵は明治の政策ですが、後半ダリウスがそのまま言ってた気がする。 いや、今回の遙かほんと全体的に糖度高い…またエンディング前に告られた。返事を聞かせて欲しいと言われ、梓自室のベッドで添い寝(?!)しながら愛を語ってくれるという超甘々イベントなんですが。 はいきた、色ボケしてる場合じゃねぇ展開。他ルートと違い、帝国軍引いてはお父上への疑惑が膨れ上がれば膨れ上がる程、秋兵の立場にしてみればそりゃ病むわ。 夜会では詰め寄っても袖にされ、遂に朔日の凌雲閣。このルートでしか聞けないのは、お父上が心を蝕まれてしまった所以ですね。まさか、妻の死によって自責の念にかられ、自分なんかどうなっても誰も悲しまない的な胸中があったとは思わなかったよ。不器用過ぎたんだな総長… 次に攻略したのがコハクだったので、朱雀2人は続けて正解でした。彼は事実お父上のせいで半憑闇という体になってしまったわけだけど、コハクはそれを責めないし、恨みもしない。殺すよりも、生きて償ってもらいたいというのが17歳にして人間でき過ぎてる。それにしてもルード、『息子の方は意外とまともな人間ですね』って。この状況下、ましてや本人の目の前で言うか?普通。笑 お父上が喉元にいるという情報が鬼サイドからもたらされ、愛宕山に招霊→8人共闘は熱い展開で良きでした。蛇野郎を倒す=父親を殺す事になるというのを、犯した罪の大きさからしたら仕方がないと人前では気丈に振る舞う秋兵でしたが…見てられない梓と有馬がなー…もう。九段も追いかけてくるし。 今回も黒龍さん、早すぎ!倒した途端『はい、帰るよ〜』って出てこなくていいから!一瞬悲恋エンドかと思ったわ。虎の『とんぼ返りじゃねぇか』が効いてます。すみませんうちの黒龍がせっかち過ぎて。 選択肢はなく一本道だったけど、秋兵は本当に思い出だけで生きていけた?この時代だし、描写されてるだけでも有馬、秋兵、千代には縁談がきていて、秋兵は生い立ちから言っても自由恋愛で結婚までできるとは夢にも思っていなかったんでしょうね。そういうある種の諦めもあれば、梓を想うからこそ自分の側に縛り付けるのではなく、家族の元へちゃんと帰してあげたい。これが愛か…愛なんだなぁ。 エンディングは既に名字も変わった梓と秋兵の甘い新婚生活の一コマ。なんですが…ごめん。『マダム片霧』はさすがに吹いた。本当ごめん。これから迎える家族云々も語られるし、沢山お姫様扱いしてくれたし、甘くてドキドキするシーンも多かったのに、まっっったく卑猥じゃないのが流石ネオロマでした。件の泥まみれで倒錯的とか言ってたけど、真逆だったよ秋兵さん。 4周してみて、他ルートで輝くキャラって良いよなぁと思いました。虎ルートの村雨、有馬ルートの秋兵やダリウス、ルードも鬼サイドだと大体そうなるし、このルートなら有馬は勿論コハクもでしょうね。 残念ながらまだシベリアを食すに至っていないのですが、程よい田舎住みなのでそのうちお目に掛かれるはず…!ありがとうございました。
2022.09.30
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ネタバレありですのでご注意ください。コハク(CV:阿部敦)年齢:17歳身長:172cm誕生日:1/10血液型:B憑闇の青年 公式・記憶、生 3行で・デフォ惚れ?一目惚れ?・記憶・誰が為のこの命 【5周目】 折り返しに到達。この時点では軍サイドが比較的王道、鬼サイドはドラマティックという印象のシナリオでしたしコハクは設定からしてどんな真相があるんだろう?という楽しみがありました。 冷静になってみれば、ダリウスは胡散臭ry…怪しくて妖しい誘拐犯だし、ルードは神子を神格化→失望したからって辛辣だし、虎は虎だし()毎回はじめからの一途プレイだと顕著なんでね…そんな中で梓を救いの女神様扱いしてくれ、軟禁からも助けようとしてくれるコハクは二章までの清涼剤的な存在でした。 キャラデザも、アダバナ模様のアザが化粧彫りみたいで綺麗。不謹慎ですみません。鮮やかな着物を羽織った長髪はまさしく遙かっぽさがあって良い。全身絵見た時はオーバーオールの裾の捲り方が前衛的過ぎてビックリしたけど。 少し遅れて鬼サイドに加入するコハク。始めから梓には好意的だし、記憶喪失キャラにヒロインが名前を付けるって、プレイしてきた作品では初めてで新しいなと感じた。 ダリウス邸に身を寄せる条件が記憶を取り戻す事とはいえ、当人が辛そうなのに引っ張っていくのはちょっとだけ気が引けました。虎の言う事も一理あるなと。これまでの周回で洲崎がどんな場所かイマイチ理解してなかった(予備知識もなかった)ので、花街だと判明した時は色々と合点がいきましたね。 半憑闇になった経緯はまだ分からないけど、生い立ちが判明してから自分で身銭を稼ぐようになり、ダリウスとの契約が終わったら旅の一座に加わって旅に出るつもりだと。浮雲さんにお金を届けたり、自分の生き方をしっかり見据えて行動するようになったコハクは凄く眩しいのだけど、その時は既に軍サイドに身を置いてるので寂しかったな。コハクだけがどんどん先に行ってしまう感覚がありました。 このルートのダリウスはヒールを買って出てる感じでしたね。軍邸に身を寄せた梓の事を報告させたり、後々コハクを憑闇と対峙させたり。 お、おぉ…またエンディング前に告られた。んだけど、梓には帰る場所があるから、根無草の自分とは違う。そもそもが神子だし、自分とは釣り合わない的な。せめてもの思い出に写真を撮るのも、嬉しいし楽しいけれど、お別れを前提にしてるのが切ない。 思想的には中立でいつも明るく振る舞っていたコハクが、憑闇の真実を知ってメンブレ。夜会へ向かう梓に警告しようと秋兵から引き離そうとするシーンは、スチルコメントで『半分は嫉妬』って言ってて可愛いんだけどね。虎がちょいちょい良い兄貴分やってて、動物や女(梓)の温もりに縋りたくなる位弱ってんじゃねぇかって言うのがなんかもう虎最萌としてはたまらんかった。 終盤、蛇野郎の瘴気から梓を守って命を落とすコハク。ヒールっぽかったダリウスもさすがに声震えてるし… 鬼サイドのシナリオが劇的なのは分かってたけど、ここでまさか梓が代償を払ってコハクの命を救い、そのまま現代に戻ってしまうなんてな…しかも、やっと恋心を自覚した相手の記憶を失って… 結果的に、梓がコハクの記憶を無理矢理にでも(?)取り返そうとしたのは正しかったと思える。梓はコハクの記憶を失っても何ら問題なく現代で生きていたし、序盤のコハクもそうだった。だけど、コハクはやっぱりお母さんの事を思い出すべきだったし、梓も自分を命懸けで守ってくれた愛しい人の事を忘れたままでいいはずなんてないよね。 『ゴンドラの唄』を聴いてハッとする梓。でも名前以外は思い出せない。ただ、胸が痛くて、あなたを見ていると何故か涙が出るって。今度は、梓の記憶を探す旅に出る。自分が生まれてきたのは梓に出会う為だった、というのはスチルコメントだったかな。もうね…捉えようによっては悲恋エンドなんだけど、ちょっと余談を。 (ここから余談)あるバンドの螢という曲が、個人的にめっちゃコハク√概念ソングで…生かされた意味が誰かの生きる意味と成り行くのでしょう、っていう歌詞があって。黒い火ひとつ終える度に〜の辺りは黒神子っぽいし。兼業オタクさんで察しがついた方は、もし良ければ聴いてみてほしい…(余談終わり) 8人の中で最も異色エンディングだった印象ですし、余韻が強く残った。こういうキャラやシナリオがあるからのめり込めるんだよなって、改めて思わせてくれました。ありがとうございました。
2022.09.30
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ネタバレありですのでご注意ください。ダリウス(CV:鈴村健一)年齢:24歳身長:180cm誕生日:3/29血液型:AB鬼の一族の首領 公式・悲哀の恋、孤独 3行で・情緒不安定・運命・黒龍の神子的メインヒーロー 【9周目】 『永きをもって』の一言を聞いた瞬間、遙か6の世界に引きずり込まれたのは間違いない。だからこそ、このお方で終わりたくて最後になってしまいました。攻略後、ダリウスの抱える孤独と実はとんでもない淋しがり屋な性格を知って、最後まで待たせて本当にすまんかったと全力で謝りたくなった。とはいえ、個人的には綺麗に終われたと思っております。 なにぶん毎回一途プレイで恋愛進行してないので、軟禁→静かなガチギレ→通い路で強制お別れという流れを繰り返してきましたので良い意味でゾクゾクしながら突入したルートなわけですが…ルート入った方が更にヒェッってなるとはね。出会いは打算的な誘拐だったけど、ダリウス邸でおとなしくしてる分には大事にしてくれるもんな。 他ルートだと刷り込みそのもので、村雨にも要約するとそんな上手い話はないって言われちゃうんだけれど。恋愛が進行してると、黒麒麟を使役させる事に相当葛藤してる姿が見られる。そんな事はつゆ知らず愛宕山での一件に胸を痛め、ダリウスに怯え切ってしまい通い路での別れも含めて運命だった、と告げられ別れるのはちょっとだけプレイヤーと梓の気持ちが噛み合わない感じはありました。 この世界では身寄りがないので、ダリウス邸を出たら軍邸に衣食住頼るしかないのは致し方ない梓と。ルード、虎、コハクの時と違って三章以降、反対勢力に身を置いた以上もう用は無いっていうスタンスのダリウス。 複雑なところですよね…誘拐したとはいえ何不自由ないように取り計らったのに、力の片鱗を見せたら怯えられ、逃げられてしまったダリウス。気持ちは分からなくもないし、根底にあるのは理解されない孤独なんだけど。ルードの言う通り、梓も梓で聞く耳持たずなところはあり。ただ、齢16であんな目にあったらそうなるわな、というのも分かるから。どうやって丸く収めるんだろう。 いや、ルート確定した途端にさよならて。泣どうすんの?え? 勇気を出して森へ足を踏み入れてみれば、湖に沈められかけるし。一発アウトの選択肢がかなり多かった。一番多くないですか?心なしか九段も多かったけど。一貫してダリウスを信じて向き合う姿勢でいないと即フラグポッキリ。最後の最後までBAD行き選択肢が豊富過ぎました…分かりやすいのが救いでしたが。 中盤、軍に身を寄せながらもその腐敗の真相に近付いていくとダリウスの機嫌()も直り、そうまでして革命を起こさなければならない理由も判明。総長、鬼の手まで借りて計画遂行していたとはね…民衆には悪者だと思わせておいて。ダリウス賢そうだけどな。これに関してはルードが首領かせめて参謀だったら片棒担がされずに済んだかも?と少しだけ思った。 というか、ルード、コハク、九段の年少勢が安定し過ぎてる。大人の方が本気で向き合うと色々厄介。現実でもそんなもんか…笑 『あと5分』は引き延ばす時の常套句だ、っていう梓のモノローグは面白かった。ルートとしてはかなりシリアス色が強いので、ちょいちょい挟まるこういうのに救われてた感じもあります。エンディング前の告白は多々受けてきましたが、ダリウスはプロポーズか… 引き出しに仕舞い込んだはずの仮面が意志を持ったかのように現れたときは嫌な予感しかしなかった。有馬は霊力の強さ故で片付くかもしれませんが、蛇神は孤独を抱える人の心に取り入る傾向が強いのはこれまでの世界線で分かっていたし。有馬の一件も梓のホームシックがトリガーになった感あったし。個人の見解ですけど…今更か。 きた。メインヒーローラスボスパターン。森を焼き払おうとする民衆の前で、声を震わせるルードが痛ましかったです。どうやら目標未達成のゲームオーバーに蠱惑の森炎上EDがあるらしいんですが…今はちょっと見る勇気がない。 ここまできて選択肢ですよ。する事は同じなのに、あと一歩思いが届かなければ無慈悲なBAD行き。 黒龍への願いを使い果たして…というのは、どのルートにもなかったからね。そこまでしなきゃ鬼の花嫁にはさせねぇよという。 一年も眠っていたダリウスが目覚めた途端、即結婚式の準備に駆けずり回るルード。笑駆け寄って『ダリウス様〜』って泣き付いてもおかしくない年の頃なのに。決して短くない歳月の間、1日も休まずに側に寄り添う梓の姿を見てきたから一刻も早く最大限の祝福を贈る事が、ルードなりの親愛表現だったという事かな。 最後の攻略だったので強敵もサクサク倒し切って黒麒麟の札持ってたから、この辺りはダリウス前半攻略の方が黒麒麟の使役シーン盛り上がったかもしれない。玄武組は後半で後悔ないけどね。そこだけはほんの少し心残りになりました。 黒龍の神子が鬼の首領の花嫁になる。これまでの八葉の数だけプレイヤーそれぞれに推しと正史があるのだとは思いますが、これが遙か6の見せたかった結末だとすればやっぱり挑戦的だな〜!と思いました。黒龍への願いを使い果たしたから、否応なく現代へ帰れないというのも。 その分、物凄く楽しかった。序盤をダリウス邸で過ごすので、どうしても鬼側への思い入れが強くなる。ルードEDは離散だし、虎は何の未練もなくお持ち帰りだし、コハクも現代ED。このエンディングなら、またダリウス邸でわちゃわちゃ過ごせる感じがして。ずっとじゃないかもしれないけどさ。 それでは、満を辞して大団円へいきますか。ありがとうございました。
2022.09.28
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ネタバレありですのでご注意ください。有馬一(CV:寺島拓篤)年齢:23歳身長:175cm誕生日:8/2血液型:A帝国軍の精鋭分隊隊長 公式・すれ違うもどかしい恋、抑制 3行で・堅物・戦友、同志・王道的 【2周目】 シリーズとしては、メインヒーローである事が多い天青龍。今作は序章が地青龍ダリウスの語りから始まり、左(上?)から一番目キャラではあるものの三章までほとんど会えない上に、8人の中でも甘さは控えめ。梓との絆も恋愛感情<戦友的なものが最後の最後まで貫かれていて、そのブレなさこそが有馬の魅力と言えるかもしれません。 若くして精鋭分隊の隊長として街の人にも頼られ、常に軍人然とした立ち居振る舞いを崩さない有馬。屯所での稽古中、負傷した梓に手当てをしてくれても、その後にかけられた言葉は『戦友殿』。 そんな有馬と梓にほんのり変化が訪れるのは、今ルートの象徴である食べ物、コロッケの差し入れがきっかけ。屯所に寄ると、有馬隊長はああ見えて競争率が高いと教えてくれ、ささっと下宿の住所を書いてくれる友部がいい味出してます。彼は本当に愛すべきサブキャラですね。 向かった下宿の近くで有馬を見つめる女学生。その視線の意味に気付く訳もなく、梓に初めて柔らかい表情を見せた事で女学生は志半ばで失恋…任務中はまず見せない一面だったんでしょう。有馬は常に軍人として模範的過ぎる程模範的で、秋兵の言う文字通りの清廉潔白な男であるというのが描かれます。 その後、有馬を良く思わない軍人から出自を見下され立場を恨まれ、挙句の果てに梓まで中傷を受ける事案が発生。田舎の弟に買った土産を渡してくれますが、ここでも『妹のようなもの』というお言葉を賜ります…リアルならほぼ100%脈無し発言。泣梓のホームシックを見逃さず、早く役目を終えて元の世界に〜という言葉ももうね。 この焦ったさがミソなんだろうなぁ。お互い思い合う気持ちはあって、他の人とは違う特別なものになりつつあるのに!っていう。 花火を見に行きたいと言うと1人だけ絆が下がるのは解せぬ。その為に両国橋がノルマだったのに…笑ルート選択後は友部がうま〜くお膳立てしてくれますが、ちょっと良い雰囲気になったところでまさかのダリウス登場。最後に回すと決めていたので、妬いてる(?)姿にゾクゾクきました。 ここからは帝国軍の強兵計画が公にされた事をきっかけに有馬も軍に潜む闇に勘付き、単独で動こうとする。けれど、ある日凌雲閣を訪れたのを境に邪神に蝕まれてしまう。 精鋭分隊を任されたのも霊力の強さによるところがあり、幼い頃故郷(現在の富山県のようです)で蛇神と何の疑問も抱かず過ごしていた経験まである。まさかあの時の蛇神が…これ、他ルートじゃ知る事ないですもんね。数奇な運命が過ぎる。 50日間も1人で無限ループしてたって、鋼メンタルにも程がありますよ隊長。蛇神こそ使役し損ねたものの、ループを脱する2人。それから度々梓に胸の痛みが走るのは不穏そのもの。 淑女は大人しく守られていろとか、夜会では愛らしいとか小出しにしてはくれるんだけど、単純に奥手かな…? 終盤、やっと薬指に口付けて誓ってくれますが、またしてもその内容は『お前を必ず故郷に帰す』というもので。梓もその言葉に寂しさを感じている事に気付き、胸の痛みも別の意味が加わってより強くなっていったんじゃないかな?なんて勝手に想像してしまった。 凌雲閣から最終戦にかけては他ルートとかなり異なる展開で、やっぱり青龍はちょっと特別感ある。片霧父の目前で精鋭分隊を辞め、志のある者だけ俺に続け!というシーンは熱くて良きですね。 梓を拐って弥陀ヶ原へ向かった蛇野郎は、梓の心を蝕み有馬の甘い幻覚を見せて陰の気を解放させようとする。この甘々有馬を攻略したかったというご意見を見た事があります。笑 完全合理主義っぽい有馬が、ダリウスに手痛いツッコミを受けながらも空から梓を助けに来るのはなんだかんだでメインヒーロー感あり。招霊に成功し蛇野郎を倒した梓は、力尽きてひと月の眠りにつく。目覚めた時、友部が元気になってたのが嬉しかったなあ。本物の有馬に、果物の皮は剥けないと言われて安堵してる梓が面白かった。笑 眠っている間に帝都は変革の始まりを迎えていて、神子としての役目を終えた梓は夜会を最後に元の世界へ帰る事が決まるのですが… もー!ここまできて秋兵が焚き付けなかったらどうなってたことか!いや、それでも渡してくるのは勲章だし、別れの挨拶は握手だし。梓が半ギレで泣くのもわかるよ。半ばヤケで黒龍を呼んだところでやっと!やっと! バックハグがスチルでキスは影絵なのはネオロマらしくて大変ようございました。清く正しく美しく… プレイヤーも周りもヤキモキしますよこんなん。ギリギリ過ぎ、でも間に合って良かった。秋兵と九段が、弥陀ヶ原で有馬の語った言葉を回想するんだけど、『愛した者の務めだ』とかさ。あの、すみませんが本人に言ってもらってよろしいでしょうか? (後日、キャラソン聴いてコノヤロー!ってなりました) ちゃっかりダリウス達が見守って(?)たのはまたニクイ。ごめんよ、最後にちゃんと森へ帰るから待ってて… 秋兵共々、軍帽の立ち絵やスチルが少なくて残念という声には同意だけれど、初登場シーンやエンディングスチルで使われているのは特別感があったので、狙った演出だったようにも感じられました。 九段の言う通り間もなく婚約なさったのでしょうが、梓も梓で自衛団唯一の女性隊員。秋兵の戦闘勝利コメントがフラグだったか、しっかり回収しましたね〜。 前周が虎だったから糖度差こそ凄かったけど、これぞネオロマだよねっていう安心感があって、結ばれるまでの過程も丁寧過ぎるくらい丁寧で心がじんわり暖かくなりました。 共通イベントゆえに書くの最後になっちゃったけど、日比谷公園でバスドラ(かな?)叩かせるのはなんだかんだ有馬が一番適してるような気がする。シーンによって様々なトーンの高塚呼びも新たな扉を開いてくれた気がした。ありがとうございました。
2022.09.27
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