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先日は、東京・新橋(汐留)にある日本テレビタワー地下1階にある、故・岡本太郎氏の大壁画「明日の神話」を見てきました。高さ5.5m×幅30mなので、1枚の写真には収まりません。。(^_^;)中央部はこんな感じです(上のほうが光っているのは、照明の照り返し・・)この壁画は、1969年に、メキシコのホテルのために制作されたものの、ホテルは新規開業を前に倒産。壁画もまた行方不明になっていました。2003年になって、メキシコシティの資材置き場に放置されていたのをようやく発見されたそうです。消耗・破損がひどかった「明日の神話」を、苦労してメキシコから日本に運び、1年以上かけて修復。実に37年ぶりの公開にこぎつけました。。。作者の岡本太郎氏が他界してから、すでに10年が過ぎています。それでも多くの人たちが熱い思いを燃やして、発見・修復・公開にこぎつけた。岡本太郎氏の生き様、そして作品にこめられた情熱が、死後10年を過ぎても人々を引きつけ、突き動かしているのでしょう。作品の素晴らしさと、その背後にある人々の情熱を感じながら、大壁画を後にしたのでした(*^^*)。※「明日の神話」は、8月31日まで、日本テレビタワー地下1階にて無料公開中です。
2006年08月29日
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先日、富山のおばあちゃんのところに行ってきました。母方の祖母はすでに90歳。特に病気はありませんが、腰が痛いらしく、歩くのが少しつらそうです。。富山に行くたびに登っている立山。昔は母や祖母とも一緒に行ったのですが、今回は一人で登ってきました。2年前に登ったときは、なんと雨が降りましたが(-_-;)、今回は晴天なり(^-^)v立山の山頂は標高3003m立山連峰の一帯は、かつて氷河だったそうな・・登る途中には、まだ雪がたくさん残っています(滑る人が続出!)名も無き石積み。遠くには黒部湖が見えます。。山頂の立山神社。建立した人の苦労がしのばれます・・登るだけでも案外大変ですから(^_^;)今年の8月15日は、61回目の敗戦記念日。おばあちゃんは、敗戦の年には29歳。戦争末期には富山にも空襲があり、幼い子供(僕にとっては伯母や母)を伴って疎開していたそうです。もしも祖母や母が空襲に巻き込まれて死んでいたら、僕は今、存在していないことになります・・・今の日本が完璧な国だとは思いません。他の国々と同じように、問題も多いのだと思います。焼け野原になった国土から再出発して、とても豊かになった一方で、社会のあちこちに歪み(ひずみ)が出ているのも事実でしょう。けれども、61年間、日本が戦争によって侵略することも攻められることもなく過ごしてこられたのは、とても価値のあることだと思うのです。人と人が争っているときも、豊かさを目指して走り続けているときも、立山は冬の雪に耐え、草木は短い夏に花を咲かせてきたのでしょう。富山からの帰りの飛行機では、雲海が夕日に輝いていました・・・
2006年08月15日
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