歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2007.02.13
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テーマ: 短歌(1718)
カテゴリ: 短歌







  日本人のこころにある、思い図る・想像する、余韻を楽しむという感性が、失われるのは
  哀しいこと。

  日本の美の極みは引き算の美。日本画や武満徹の音楽。侘び寂、お能や枯れ山水。
  余分な物を取り去って最小限必要なものだけで表現する。
  そこに創造の哲学があり、観るものも想像の中で空間を自由に広げていけるのだ。

  ちょっと前までは饒舌は苦手なはずだったが、最近ではそうでもないらしい。
  TVの秒単位の情報の送り方に毒されて、静かで濃密な時間・空間を楽しめなくなって
  いるように思う。








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最終更新日  2007.02.14 21:39:51
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Re:空白の余韻(02/13)  
マリルレロ  さん
最近のドラマを見ていると、うるさいナレーションが入って逐一心情を説明したりすることが多く閉口。思わずツッコミたくなるよ。

「お前に言われんでもわかるわっ。」

最近では想像することが許されないようだ。 (2007.02.13 20:22:18)

Re[1]:空白の余韻(02/13)  
sunkyu  さん
マリルレロさん


特に日本の映画やドラマの会話の陳腐なこと。
映像で表現すべきところを言葉で説明するシーンがやたら目に付きますね。

例えば電話のシーンでは必ず相手が言ったことをオウム返しでしゃべって、見る側に相手が何を言ったのかを説明してしまっている。
そんなセリフを言わなくても、次に出る言葉やシーンで見る側は想像できるし、だからこそそのシーンに奥行きが出るというものですよね。

テレビでは図に乗って字幕まで出して押し付けてくる。
全く視聴者を莫迦にしているとしか言いようがないね。

(2007.02.14 20:09:48)

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◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
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